Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

東日本の震災の今頃余震とは

ハッピーじゃないニュースに接して

 

NOVA「6時ぐらいに目を覚まして、ちらっとツイッターを眺めていたら、昨夜11時過ぎに福島と宮城を中心に最大震度6強地震があったそうで驚いている」

晶華「福島と宮城と言えば……」

NOVA「ああ、あの大震災の今頃な余震ということらしい」

009『何の話だ?』

NOVA「お前はそんなことも……って、2009年人だから当然か。ええと、いろいろ説明している気分にもなれないので、当ブログなら、この記事以降を読めばいい。当時のリアルタイムな受け止め方や心境がマジマジと記されてある。今年は、あれから10年って感じで、もう過去の話と思い込みかけていたのに、こういう形の10イヤーズアフターは勘弁願いたいぜ。とりあえず、そこに住んでいる方の安否を気にかけている」

009『昨夜は、リプレイ記事の中で「地震で崩れた本棚」云々発言をしてしまったからな。知らなかったとは言え、タイミング的に不謹慎な発言だと思うので、謝罪する』

NOVA「文責としても、このセリフを削除すべきかな、とも思ったけど、阪神淡路の体験者として、崩れてきた本棚であわや死にかけたことは実話だからな。あそこでちょっとアンラッキーだったら、死んでいたかもしれないと思うとゾッとしたし、同時に生死について真剣に考えるようにもなった。人生観が刹那的に、あるいは、やるべきこと、やりたいこと、できることを今この時にしないと絶対に後悔するとか、仕事も趣味も全力投球とか本気爆発とか、生きてる価値やら生き甲斐やら、それまで以上に考えるきっかけにはなったな」

009『パラレルワールドなんてものを考えるなら、自分が1995年1月17日の朝に死んでる世界というものを想像したりもしたもんなあ』

NOVA「そりゃ、あの時期にもしも死んでいたとしたら、やりたいことをやり残した想い、妄執まみれで成仏はできそうになかったろうな。もしも、幽霊が現実にあるとしたら(俺は心霊現象を科学的ではなく、文化史的に信じている人間だが)、俺、確実に幽霊になっていたと思うし」

晶華「今のNOVAちゃんは?」

NOVA「あの時ほどの情念はないと思うぜ。日頃から、いろいろ思いの丈を分散して吐き出しているし、霊的エネルギーというものがあるとしたら、そのうちの多くは花粉症ガールみたいな精霊少女を生み出すのに消費したからな」

009『まあ、ホビー館のサイトが、溜め込んだ自分の想いを建設的な形で吐き出して、きちんと昇華する目的で創ったからなあ。想いだけあって、それを形にする術がなく、満たされない鬱屈した気分だったのを、自分懐古から始めて、自分の居場所とか、旧世紀に果たせなかった夢とか、自分を元気づける何かを求めてとか、それを通じて共感できる他者との交流とか、希望や願望、欲望を満たす中で、自分自身の発信プラットホームとして走り続けている現状だな』

晶華「でも、そういう想いも地震や台風などの天災であっさり崩壊することだってあるのよね(涙目)」

NOVA「決して他人事とは思えないな。トラウマと言ってしまうと、ありきたりだけど、感受性とか想像力過多だと、今回の報を聞いてあれこれ込み上げてくるものがあるわけだよ。今月はいろいろハッピーと言いたい気分だったんだが、ちょっと台無しにされたというか、まあ、ネットの知人の安否とか気がかりで、そこは達観できないし、したくもない」

009『自分も、自分に縁ある人間も幸せにあって欲しいもんな。自分は不幸だ、といちいち呪いを巻き散らすような人間にはなりたくないが、逆境の中でも前向きに生きていきたいし、そうできる人間を応援していきたいし、ヒーロー魂が人を勇気づけられるなら、そういう作品をプッシュしたいし、自分も書きつづったり、生き方として体現したいって気持ちに偽りはないな』

NOVA「フィクションの絵空事が現実世界をどれだけ助けられるか懐疑的な人間もいるだろうけど、想いの力を形に変える、自分を形作る土台にする、世の中を良くする原動力ととらえることができなければ、創作活動そのものが無意味になるし、文化を否定することでもあるから、東日本の呪いを断ち切るべく、祈り、書き、応援していければ、と思うわけだよ」

 

晶華「でも、現実では、コロナ禍も解決していないのに、東日本の災厄ふたたびなんて気分なのは、勘弁して欲しいんだけどね。これで、オリンピック云々って話じゃなくなった気がするし、一体どうなるんだろうね」

NOVA「こういう時ほど、下手な風評に流されるんじゃなくて、クールに現実を見据えながら、ホットに建設的な発信をしていきたいものだぜ。災害に接して、もうダメだと絶望的なことばかり言ってるのは、ザコのモブキャラだからな。俺は俺の人生の主役でありたいし、ヘコタレない自分でいたいから、そうできる人間に共感し、激励し、応援したい気持ちで文章をつづるだけだ」

(当記事 完)