カーレに入る前の番外編記事
009「今回はNOVAの代役として、登場だ」
ケイPマーク2「オラも久々に登場だッピ」
翔花「あれ? わたしのアシモンのKP1号ちゃんがいないけど?」
009「令和NOVAがお供として連れて行った。理由は、ケイP兄さんがマーク1とマーク2の2体も同じ場所にいると、記事書きしていて紛らわしいから、とのこと」
晶華「確かに。ナイン君は平成NOVAちゃんの代役ンというキャラが板に付いているけど、KPちゃんは2体いても、大きく違わないもんね」
ジュニア「リウには、どっちがどっちか区別がつかないですぅ。声も、野沢雅子さんっぽくて、どっちも似てますしぃ」
ケイPマーク2「イチロー兄さんは、戦闘回路31859搭載で豪快なパワー型。一方、オイラは戦闘回路31858搭載で、冷静かつ理論重視だッピ」
翔花「つまり、1号ちゃんの方がおバカさんってこと?」
009「感情的であることと、頭が良いことは両立するけどな。逆に、クールだから賢いとは限らない。すぐにキレる衝動的な天才もいるし、クールぶってるけど常識知らずのバカ、だけど本人は自分が賢いと思い込んでいる残念クールもいる」
晶華「クールだけど知識欲がなくて、マジメに勉強することをバカバカしいと思って、いかにズルして他人を利用するかしか考えてない陰キャラ策士もいる、と」
009「勉強する頭の良さと、ルールの隙をついてチート行為に長けた頭の良さは、また別物だけど、さておき。今回はカーレを探索するに当たって、面白いものを発掘した。いや、この本に挟まっていたんだけどね」

晶華「それは平成ソーサリーの2巻ね」
009「そう。残念ながら、NOVAは2巻までしか買ってないんだ。理由は、カーレがカレーと訳されていて、何だか感覚が合わなかったから、ということらしい。女神リーブラもリブラだし、固有名詞の訳語が変わると違和感を覚えたわけだ」
翔花「ふうん。昭和ソーサリーでは『城砦都市カーレ』ね。たまに城塞って書いてるミスもあるみたいだけど」
009「うちのブログも、結構ミス表記があったので、この機にチェックして直しておこう。(しばしの修正タイム)よし、これでうちの関連ブログは全て『城砦都市カーレ』に訂正できた。言葉の意味としては、城砦でも城塞でも大差ないんだが、厳密には『戦争で使われる堅固な要塞と化したのが城塞』で、『単に外敵を防ぐために外壁を築いたのが城砦』らしい。カーレの場合は、戦争のために構築された街ではないから、城砦が正解。城塞だと、戦争の大舞台がイメージされるみたいだな」
晶華「おつかれさま。城砦都市が小規模な防壁都市で、城塞になると大規模な軍事拠点を意味するわけか。旧訳は『城砦都市カーレ』。平成では『魔の罠の都』で、カーレがカレーと訳された。令和のコレクション版は『罠の都カーレ』ね」
ケイP「原題が『Kharé-Cityport of Traps』だッピ」
009「Cityportは港街の意味だから、厳密には『罠の港街カーレ』と訳すべきだが、昔からカーレが港街だということはスルーされているよな」
晶華「ポート・ブラックサンドと違って、海に面しているんじゃなくて、川沿いにある湖畔の街だからでしょうね。新訳は、最初の創元版に合わせた訳だけど、実は決定的な違いがあるの」
翔花「何?」
晶華「新訳は能力値が、技術点、体力点、運点って、元々、社会思想社版で使われている用語になっているけど、創元版だと技量ポイント、体力ポイント、運勢ポイントなのね。昔の創元版を解説している動画だと、そっちの用語を使っています」
009「創土社版は、火吹山の浅羽さんの訳だから、社会思想社の用語に準じているけど、運点だけが字数を他にそろえるためか、強運点となっているな。まあ、うちの攻略記事はコレクション版に基づくから、技術点、体力点、運点で続ける。他のFFシリーズ、およびTRPG版のAFFもそうなってるから、それが一番、多数派だろう。というか、創元版のソーサリーの能力値が違う表現だったとは、最近まで意識していなかったや」
ジュニア「同じ作品でも、訳語が異なると、細かい感覚のズレが生じるものなんですねぇ」
昔の本に挟まっていたもの
晶華「それで、前置きが長くなったけど、何を発掘したって?」
009「創土社版のゲームブックには、おまけとして『剣社通信』という小冊子が挟まっていたんだが、カーレこと『魔の罠の都』は5集めになっていて、こんなものが付いている」

翔花「これって、シャムタンティ丘陵の地図!」
ジュニア「AFFシナリオとは別に、こういうものがあったんですねぇ」
009「さらに、カーレの地図もあるんだが、先に公開しようか?」
晶華「それは……私たちの攻略ネタバレになるから迷うところだけど、別にいいわ。記事をスムーズに進める上でも、手掛かりはあったほうがいい。特に、お姉ちゃんのプレイだと、下手にプレイすると死んじゃいそうだし」
翔花「地図があった方が嬉しいのは事実。別にノーヒントで、何度も死んで覚えるマゾプレイヤーじゃないし、使える手掛かりは使わせてもらうわ」
009「ならば、これがカーレの地図だ」

翔花「何? 背景に違う地図もあるみたいだけど?」
009「そっちは、AFFシナリオに付いている大きなカラーマップだな。右上の小さいのが、創土社版の小冊子に付いてる地図」
翔花「この地図さえあれば、カーレで道に迷うこともない」
009「この地図は、ジュニア君に預けておこう。EJやカレードウルフとして、主人公を導くのに役立てて欲しい」
ジュニア「分かりましたぁ。クローディアさんが死なないように、カーレ探索を助けていきますぅ」
翔花「これだけフォローしてもらえると、イージーモードって奴ね。昭和みたいに死んで覚えろってハードなことを言われないのは幸いよ」
009「それでも突然のバッドエンドがあり得るのが、ソーサリーの戦士編だ。何しろ、カーレは罠だらけだし、戦士は魔法で危険を回避することができないからな。選択肢を間違えると、絶体絶命の危機に陥って脱出不能の事態になりかねん」
晶華「ロザリンは後攻だから、お姉ちゃんの苦労を見ながら、学ばせてもらうわ」
翔花「何だかズルい気がする。2周めだし、わたしよりも簡単にピンチを乗り越えられそうで」
晶華「そんなお姉ちゃんを助けるために、地図が与えられたんでしょ? きっと、これもリーブラ様の天啓なのよ」
翔花「そうね。わたしにはリーブラ様が付いている」
009(地図があると助かるのは、たぶん読者の方も、だと思うがな)
スティーブ・ジャクソンの昔のインタビュー
009「さて、地図は攻略のうえで役に立つとして、もっと貴重なお宝は2003年当時のスティーブ・ジャクソンとの対談記事。たぶん、こういう小冊子に版権はないと思うので、この機にアップしてみよう」


009「このうちの情報の多くは、FFコレクション4集の安田解説などにも書いてあるけど、『主人公はキミだ!』の予習ネタとしても興味深い話なので、20年前のマル秘話として紹介しておきます。岡和田さんの貴重なゲームブック史の記事に刺激されたってことで」
(当記事 完)

