White NOVAのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSF、TRPGの趣味と、「花粉症ガールというオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

アナザーショーカ転生・完結編(タイムジャッカー編4)

館の地下室

 

NOVA「さて、晶華の深層意識にダイブしてみたら、眠れる吸血娘のアナザーショーカは幽霊屋敷っぽい館をこしらえて隠れ潜んでいたので、俺は怖々、館を探索する羽目になったんだな。そして、とうとう地下室への侵入に成功したところまでが、前回の話だったわけだ。まったく、アナザーショーカ、いや、アンナ・BG・ブロシアの奴、手間を掛けさせやがって」


Watch The CW's Heroes And Villains Crossover Promo Teases Batwoman

 

NOVA「そもそも、俺はここ数年、DCヒーローのTVドラマ、アローバースにハマっていて、フラッシュやグリーンアロー、スーパーガール、レジェンドofトゥモローの追っかけをやっていて、今もフラッシュシーズン3をじっくり追跡中の身だが、年末になるとクロスオーバー祭りの話題が盛り上がる。一昨年は異星人ドミネーターと戦うためにヒーローが集結する『インベージョン』、昨年はナチスが支配する異世界アースXからやって来た偽物ヒーロー・ヒロインと戦う『クライシス・オン・アースX』が盛り上がったんだよな」

NOVA「そして、今年は12月9日放送(本国)で、タイトルは『エルスワールド』というらしい。エルスは、アナザーと同じような『他の』という意味の単語だけど、予告を見ると、グリーンアローことオリバーがフラッシュの奥さんのアイリスと夫婦になっていたり、何だかアローとフラッシュの役割が入れ替わったパラレルワールドっぽい話みたいだ。そこに、バットウーマンという新キャラが絡んできたりして、ついにバットマン時空であるドラマ『ゴッサム』とのクロスオーバーか?  とか、バットウーマンの単独ドラマ主演作への布石とか、いろいろ情報が入ってきて、ワクワクしている最中だったりする。当ブログ的には、DCヒーローにバットウーマンが出るなら、うちのバットガールことアンナにもスポットを当てたいと思っているんだが、果たしてどうなるかなあ」

 

   いろいろな想いを胸に、NOVAは瞑い地下室に侵入した。

 

NOVA「地下室は案の定、棺だらけだぜ。棺が一つ、棺が二つ、棺が三つって、数えていったら、睡魔に襲われそうだよなあ。って、羊じゃねえ。一人ボケ一人ツッコミ芸を炸裂させたところで、さあ、アンナの眠る棺はどれかなあ」

 

   NOVAは、棺の蓋に書かれた文字を読んだ。

 

NOVA「『予言者NOVAストラダマス』って書いてやがる。何じゃそりゃ。こっちは『教祖NOVAグロワール』だと?  さらに、もう一つは……『妄魔時王アナザーNOVA』って、何で俺の名前を冠する棺が3つもあるんだよ。どうなってやがるんだ、一体?」

女の声「フフフ、私の寝室にようこそ、ダディー。わざわざ会いに来てくれるなんて嬉しいわ」

NOVA「お、お前はアンナ。まさか、起きていたとはな」

アンナ「ダディーが館に入るまでは眠っていたわ。だけど、美味しい血と魂の匂いが、私の眠りを覚ませてくれたの。だけど、この地下室まであっさり入って来れるとは思わなかった。さすがは伝説の時空魔術師と言ったところね」

NOVA「伝説はともかく、どうして俺の棺が3つもあるんだよ」

アンナ「それは、あなたの未来の可能性。あなたに選ばせてあげる。予言者になるか、教祖になるか、妄魔時王になるか」

NOVA「俺は……」

 

★選択肢1:未来を知る全知の予言者ノヴァストラダマス

★選択肢2:全てを管理し導き支配する教祖グロワール

★選択肢3:全てを解放する最強最悪の混沌の主・妄魔時王

 

アンナ「さあ、あなたはどの運命を選ぶのかしら?」

 

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悲しみの海は愛でこげ

昨日の訃報

 

   昨日(日付的にはもう一昨日か)、仕事後の深夜にツイッターなどをいろいろチェックしていたら、趣味関係で二つも訃報があって、ガーンとなった次第。

   一人は歌手の成田賢さんで、もう一人はマーベルのコミック原作者のスタン・リーさん。

   そんなわけで、本日は妄想創作はなしにして、「悲しみの海をこぐ愛というか思い入れの記事」を書きたいな、と。

 

 

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アナザーショーカ転生・後編(タイムジャッカー編3)

眠れる吸血鬼の館

 

NOVA「さて、晶華の深層意識に単独ダイブして、アナザーショーカの魂を外に押し出す作戦を決行中なんだが、ええと、思いがけない事態に困惑している俺がいる」

ゴーストハンター13 タイルゲーム

ゴーストハンター13 タイルゲーム

 
地獄の館?ファイティング・ファンタジー (10)

地獄の館?ファイティング・ファンタジー (10)

 

 NOVA「何で、俺は幽霊屋敷っぽい館の前に立っているんだ?  もしかして、一人でこのホラーハウスを探索しろってか?  ええと、ホラーRPGっぽい何かか?  作者は俺に何をさせたいんだ?  と自分が作者であるという事実すら忘却するぐらい、正気度判定に失敗しているのが今の俺だ。とにかく、眠っている吸血鬼を起こして説得するだけの簡単な仕事だと思っていたら、ホラーハウスの探検までしないといけないことが分かって、動揺している次第。どうする、どうする、どうする、君ならどうする?」


【クトゥルフTRPG】僕らの悪霊の家

NOVA「とにかくホラー映画やホラーTRPGをネット動画であさると、いろいろとネタは出てくるんだが、ええと、俺はそういう探索者になりたいんじゃなくてな、あえてゲームにするなら、こっちなんだよ」

ナイトメアハンター=ディープ (ログインテーブルトークRPGシリーズ)

ナイトメアハンター=ディープ (ログインテーブルトークRPGシリーズ)

 

NOVA「つまり、些細な恐怖で正気度判定させられて、今にも狂いそうになる一般市民じゃなくて、悪夢狩人みたいな対ホラー的存在のプロな。ゴーストハンターで言うところの草壁健一郎みたいな役どころだったら一人で探索するのもいいが、今の俺はただのTRPG好きな塾講師。知識技能はともかく、前衛に立って戦うボディガードみたいな仲間が欲しいところだな。さて、どうしたものか」

 

★選択肢1:いや、俺は時空魔術師にして、言霊魔術師じゃねえか。だったら、これぐらいの幽霊屋敷に怖気付いてどうする。ちょっと覗いてみて、危険だと判断してから撤退するかどうかを考えても遅くはない。まずは情報収集あるのみだ。

 

★選択肢2:いやいや、魔術師だからこそ、この館の危険を察知したんじゃねえか。だったら、一人で探索するなど愚の骨頂。ここは助っ人を呼んできて、石橋を叩いて渡るように慎重に当たることこそ最適解だろうが。撤退だ撤退。君子、危うきに近寄らず。

 

★選択肢3:いやいやいや、俺は超絶無敵な時空魔術師さまだ。だったら、こんなチンケな館ごときにビビってるんじゃねえ。ファイヤーボールでも叩き込んで、粉砕すれば話は早い。燃やせ、燃やせ、真っ赤に燃やせ。異界の館に火を付けろ。

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アナザーショーカ転生・前編(タイムジャッカー編2)

今回はバトル話のようなもの

 

NOVA「ついに研究が完成したぞ!」

晶華「何よ突然。何の研究をしていたわけ?」

NOVA「もちろん、お前の中からアナザーショーカを切り離すための研究だよ。これで、お前を元の花粉症ガールに戻せる」

晶華「それって、吸血の必要がなくなるってこと?」

NOVA「ああ、何もかもお前が未来に飛ばされる以前の状態にできるはずだ」

晶華「これで血塗られたバトルとは無縁の、普通の女の子になれるのね」

NOVA「いや、花粉症ガールが普通の女の子かどうかは、議論の余地があると思うが。それでも、何しろバットクイーンは『タイムジャッカーの連中が返還を要求してきた』からな。お前をそのまま引き渡すわけにはいかないから、お前の中のバットクイーン成分だけ抽出して連中に引き渡せば、向こうも納得するんじゃないかと考える」

晶華「NOVAちゃんは、タイムジャッカーの要求に応じるわけ?  そんなの、『断固ことわる』と切り捨てて、力で粉砕すればいいのに」

NOVA「それはまあ、最終的な選択肢の一つなら考えなくもないが、まずは対話の道を模索するのが俺の流儀だ。少なくとも、連中の一人、重力使いのクラブキングは話のできそうな男だったぞ」

晶華「蟹キングね。キングって名乗っているけど、別にボスじゃないという」

NOVA「まあ、ショッカー怪人のシオマネキングやエイキングが別に幹部怪人じゃないのと同じことだな」

晶華「ザンジオーが、仮面ライダージオウとは何の関係もないようなものね」

NOVA「他に、タイムジャッカーはダイアナジャックと、もう一人、謎のエースがいるらしいが、覚えていないか?」

晶華「アナちゃんなら覚えているだろうけど、今は私の中で眠っているから。それにしても、キングに、ジャックときて、さらにエースって何だかウルトラ一族みたい」

NOVA「ウルトラクイーンはいないがな。一応、ユリアンがウルトラの国の王女設定なので、王制はとっているらしいんだが、ユリアンの母なんて登場していないし、キングがユリアンの父親なのか、それとも祖父なのか、それとも赤の他人なのかも不明だ。この辺、ウルトラ族の政治制度がどういう形態なのかも謎だよな。ウルトラの父を始めとする宇宙警備隊は、軍事組織だと考えられるし、もしかすると外交も担当しているのかもしれないが、内政の姿がいまいち見えない。キングは奇跡を呼ぶ神官、教皇みたいなものと考えて、父が軍事の最高司令官を兼任した大統領みたいなものと考えるのが妥当か。まあ、政治制度的には、原始的な部族制度か共和制か、いろいろ考察の余地はあるけどな」

晶華「ウルトラ族はある意味、神さまみたいなものだから、ギリシャ神話みたいな多神教を参考にする方がいいのかもね。別に、神さまが政治をしているわけじゃないでしょ?   大体は、血縁関係とかで緩やかに結びついている感じだし」

NOVA「神話だったら、個々の神の権能とか定義されているものだけどな。ウルトラ族の場合は、それがよく分からなくて、母が癒し担当で、ヒカリが科学担当というぐらいかな。初代マンは犯罪怪獣護送の任に当たっていたから警察官みたいなものだろうし、セブンは恒点観測員という役職だったから、未開惑星の調査に当たる斥候・探検のプロなんだろうな。今は、その役割はゼロに受け継がれた感じだけど」

晶華「他の人のお仕事は?」

NOVA「タロウは公的な教官役で、レオは個人的に道場主をやっているが、弟子の強さを考えると、メビウスよりもゼロの方が強いので、現在はレオ派閥が優勢みたいだな。タロウはどちらかと言うと外交もできる公務員育成機関で、レオは実戦派・武闘派の戦士育成機関になるのかな。ファンタジー的には、作法に則った騎士道がタロウで、より過酷な修練を積む修道武闘家風なのがレオ。ナイトとグラップラーの違いになるかな。後々には、内政担当がタロウ派閥で、軍事・外交担当がレオ派閥になっていくのかもしれん。この辺、タロウとレオの人間関係がよく分からないので、2人の会話シーンなんかも将来見たいんだけどな」

晶華「そうなると、ジャックさんとエースさんの立ち位置が不明よね。エイティさんは教師役っぽいけど」

NOVA「地球での職業を考えると、ジャックこと新マンは元々オートレーサーだったから、案外メカに強いのかもな。一応、ウルトラランスの達人らしいんで、武器を使った戦闘のエキスパートでもあるから、ヒカリの科学部門が開発する装備品の試用係を任されているのかもしれない。エースは元々パン屋だったから、案外フードマイスターみたいに料理人をやっているのかもな。どんな食材だろうと、切断技でスパスパと斬って、怪獣料理の専門家としてエース食堂を経営しているとか」

晶華「それって妄想よね」

NOVA「もちろん妄想だ。でも、戦士としての顔以外で、副業を営んでいるウルトラ兄弟ってのも乙なものだと思うんだ。さて、随分と脱線したオープニングだけど、いよいよ本編に行くぞ。ケイPの協力も必要だ。アナザーショーカをお前の中から追い出すには、新フォームのマジカルドゴランを活用する」

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ショーカ・マジカルドゴラン・フォーム
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11月の現状と今後の方針

定例総括記事だ

 

   9月、10月と2ヶ月を経て、ここの記事書きも随分と慣れてきましたな。

   2ヶ月前は、まだまだ暑い時期に台風21号の影響で過酷な目にあって、随分と難儀させられました。

   1ヶ月前は、台風25号が接近して、どうなるかとドキドキイライラしながら悪態を吐いていたり。

   そして今、台風26号がのろのろと台湾の南を北上中。さすがに日本までは来ないと思うけれど、沖縄辺りは襲来されるかもしれません。

 

  一方、日本本土は早くも冬型の気圧配置とかで、冷やっとするのが現状。最低気温が10度前後で、最高気温が20度前後という状況ですが、ええと25度超えが当たり前のようになっていた身には寒く感じるわけで、体が付いて来なかった。

   おかげさまで風邪気味になっちゃいました。鼻水ズルズルで、春先の花粉症と似たような症状。ただし、涙目はなしで、若干喉がいがらっぽい。まさか、こんなにあっさり風邪を引いてしまうとは、この俺としたことが何たる不覚、と考えています。

   若干、体調不良なので、記事書きも若干ペースダウンした方がいいだろうな、と判断しつつ、まあ、今は夜更かしを遠慮している朝型生活なので、さほど無理はしていないぞ、と明言。

 

   創作的には、この体調不良の原因は「ポーション作りのために、献血したので体力が落ちてる」とか、「アーティファクト杖の膨大な力を使用してる副作用で、体力面に想定以上の負荷が掛かっている」とか、「タイムジャッカーの度重なる襲撃で疲労が蓄積してきた」とか、いろいろと設定を考えたりもしましたが、そういう話を書いちゃうと、読者の方に「だったら記事書き休んで、体をいとえよ」と心配させることになり兼ねないので、この辺の裏事情はここだけの話にしておくのが吉。

   要は季節の変わり目で、ちょっと油断したという程度のことだし、今年は天災のせいで1ヶ月ほど秋が短くなった(損した)という感覚なので、気持ちと実際の暦感覚、そして体感温度のギャップがそこそこある感じ。「こんなに冷えるとは、まさかな」なんて感じで薄着のままだと、そりゃ体調も崩すわな、と反省して、一気にセーターを用意したり、布団も押入れから出したり、対防寒仕様に切り替えたわけで。

   暑さ対策をあれこれ考えていたのが一月半前で、わずか50日後には寒さ対策を真剣に考えないといけなくなったのが現状。本当に短い秋だったな、という実感です。

 

   まあ、11月は霜月で、来月には慌ただしい師走に入ってしまうので、これから冬の備えをしっかりすることで、いろいろ乗り越えて行こうと決意する所存。

 

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ハッピー・ハロウィン&10月バースデイ

今回は日常話

 

NOVA「やはり、バトル編と日常編が混ざると、訳が分からなくなるな」

晶華「何を今さらなことを言っているのよ」

NOVA「大体、日常話ってのは、いかにタイムリーかが大切だろう?  ハロウィンネタはハロウィンを終わると今さら感が強いし、誕生日ネタもその日を外すと、何だかなあ、って気にもなる。毎週の番組感想も、その週のうちに処理してしまわないと気が済まないし、そのタイミングごとにテンポよく記事書きしたいわけだよ」

晶華「まあ、日常会話では、そのタイミングのノリが大切だし、空気感をつかむことと、あまり深刻になり過ぎないことが大切よね。日常シーンなのに、『私が突然、キシャーッて叫んで、血をよこせなんてNOVAちゃんに襲いかかったりした』ら、日常が崩壊してしまうし」

NOVA「娘が、そういうホラー映画の登場人物と化したら、こっちもハッピー♪  なんてノリでは振る舞いにくくなるしな」

晶華「いっそのこと、NOVAちゃんも吸血鬼化して、父娘で仲良くハッピーなヴァンパイアライフを楽しめばいいのに」

NOVA「そうなると、俺はWhite NOVAでいられなくなるからな。『Vampire NOVAのスーパー妄想吸血タイム』なんてタイトルのブログで、どういう記事を書いたらいいんだよ」

晶華「ええと、エロティックな官能妄想小説とかそんな感じ?」

NOVA「あのな。俺はそういうのを書きたいわけじゃないんだよ。いや、書きたくなるときもたまにないわけじゃないけど、それよりも陽性の特撮ヒーローとかスーパーロボットとか、冒険ファンタジーとか、そっちを主に書きたいんだ。吸血鬼になってしまうと、どうしても視点がダークな方面に偏りそうで、ロールプレイするにしても、ずっと続けるとキツい。自分に一番合ったロールプレイって『説教マニアで教育熱心な、昭和の熱さと平成のクールさを備えた気まぐれ時空魔術師』であって、『血に飢えた獣の内面と、貴族風味の気取った立ち振る舞いを備えた吸血紳士』みたいなキャラじゃない。俺が吸血鬼化したら『君、ワインでも飲まないかね。恐れることはない。これを飲むことで、君は新しい世界の門を潜ることになる。暗い闇と甘い薔薇の香りに祝福された世界のね』と日常的に語る、イヤミたらしいキャラになってしまうこと受け合いだ」

晶華「……NOVAちゃんの吸血鬼像って、そういうイメージなのね」

NOVA「ああ、耽美とか、そっち系のイメージだけど、たぶん吸血鬼化したら『うおー、パトレン1号、格好いい。やっぱ快盗よりも警察だよな』とか、『日常大事。俺の日常を壊すような奴は許せない!』とか、そういうストレートな気持ちが書けなくなるだろう。どうしても、思考がマントを翻す快盗寄りになったり、非日常の幻想ワールドに現を抜かして帰って来れない奴になってしまう。警察好きの吸血鬼とか、日常でのんびりムードな吸血鬼ってどう思う?」

晶華「吸血刑事とか、縁側で日向ぼっこをしてる吸血鬼とかは確かにイメージしにくいわね」

NOVA「別に、俺自身の日常も、縁側で日向ぼっこをしているわけじゃないんだけどな。とにかく、俺が吸血鬼化したら、『俺、吸血鬼なのにヒーローを応援していていいんだろうか』とか、『吸血鬼なのに、スーパー系のロボットが好きで、熱く叫ぶようなノリでいいんだろうか』とか、『吸血鬼なのに、Whiteを名乗っていいんだろうか』とか、いろいろとアイデンティティーが崩壊すると思うんだよ」

晶華「娘が吸血鬼なのはどう思っているのよ」

NOVA「ああ、それは別にいいんじゃね。娘は娘、俺は俺。俺に害を与えず、人様に迷惑を掛けさえしなければ、娘の趣味嗜好には口を挟まない。娘が血を吸おうが、コウモリの羽を生やそうが、俺的には問題なし。ただし、人様に迷惑を掛けるのはダメで、血を吸うにしても互いに合意の上ならOKかもって倫理観。むしろ、自分が体験したいとは思わない吸血鬼の物語を、他のキャラが代わりに経験して萌えさせてくれるなら歓迎。あくまで吸血鬼は萌えてゾクゾクするには絶好の素材だとは思っているけど、自分がそうなりたいとは思わない。空想の産物だからこそ、安心してのめり込めるというのはあるかもしれないな」

晶華「じゃあ、NOVAちゃんは吸血鬼の私に萌えを感じたりもするわけ?」

NOVA「『私、吸血鬼になっちゃったよ。どうしよう(涙目)』には萌えを感じるけど、『せっかく吸血鬼になったんだし、ハッピーバンパイアtoユー♪』には萌えを感じない。やっぱ、その辺の一線を越えると、萌えから恐怖の対象に変わってしまうな。まあ、ホラー映画の怪物を見てゾクゾクするような刺激を、萌え要素と混同するケースも世の中にはあるみたいだが。ちなみに、俺もゾクゾクするようなダークサイドなノリは嫌いじゃないし、ホラーを否定するわけじゃないけど、日常が全てそれだとうんざりだ。娘が吸血鬼で俺の血を飲みたがるのはまだ許容範囲だけど、俺が吸血鬼で娘の血を飲みたがるまで堕ちちゃうのは許容できない。そうなると絶望して、自分の頭を撃ち抜いて自害してしまいそうだな、ホラー映画的には」

 

ケイP『ええと、この記事の見出しは「日常話」だよな。おらには、これが普通の父娘の日常会話とはどうしても思えねえんだが、マスターNOVAだったら、まあ、これが日常なのかもしれねえな』

 

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アナザーショーカ転生・序章(タイムジャッカー編1.5)

10月27日深夜

 

晶華「ところで、NOVAちゃん、何があったの?」

NOVA「ああ、お前がアナザーショーカに乗っ取られていて、俺に襲い掛かろうとしたんだけど、〈白き栄光の杖〉を見せたら、それが教祖の杖と似ているからって、俺に従うようになったんだな。それから、とりあえず、用意したブラッドポーションの一つを飲んだら、気に入ったらしい。その後、一緒にグリッドマンを見たりしながら、俺の好きなヒロインのことを勝手に勘違いした考察を並べたりしたから、いい加減ツッコミ入れるのも疲れてきたんで、強引に眠らせた。そうしたら、お前が目覚めたわけだ」

晶華「う〜ん、何だか分かったような、分からないような。とにかく、アナちゃんが私の誕生日プレゼントに用意されたポーションを一つ飲んじゃったってことね。許せない」

NOVA「まだ、3本あるぞ。Bはなくなったけど、あとAとCとDがある」

晶華「また、美味しくない人工血液が混ざっているんじゃないでしょうね」

NOVA「ああ、混ざってあるよ。ブラッドオレンジと混ぜて、前回よりは美味しくしたつもりだけどな。人工血液が2本と、俺の血液が1本。さあ、どれを選ぶ?」

晶華「今は別にいい。それより、KPちゃんはどこ?  何だかイヤな予感がするのよ」

NOVA「そう言えば、ケイPの奴が出て来ないな。どうしたんだ?」

晶華「あ、NOVAちゃん。あれ見て」

NOVA「おや、見事なドゴランアーマーの石像だ。誰が作ったんだろうなあ……って、こいつはもしかして、もしかすると……」

晶華「もしかするわ。この石像こそがKPちゃんなのよ。アナちゃん、いいえ、邪悪なバットクイーンに逆らって、弱点のハチ毒を受けて、石にされちゃった(涙目)。あの女、絶対に許せない。私のKPちゃんをよくもよくも。NOVAちゃん、お願いだから、あの女を徹底的に痛めつけてやって」

NOVA「痛めつけるって、お前の中にいるんだぞ」

晶華「だったら、すぐに私の中から追い出して。KPちゃんの仇が、自分の中にいるなんて、私、耐えられない。私のことはどうなってもいいから、私の中の悪魔を追い出して。NOVAちゃんはエクソシストの技も使えるんでしょう?」

NOVA「使えねえよ。俺を買いかぶるな」

晶華「だったら、私ごと邪悪を消し去って。私のことはどうなってもいいから」

NOVA「バカなことを言うな。憎しみで自分を滅ぼして、どうするんだよ」

晶華「だって、私がKPちゃんをこんな目に合わせたんだよ。アナザーショーカの仕出かしたことは、私の罪になる。何となく覚えているの。KPちゃんにハチ毒バスターを打ち込んだ記憶が(涙目)」

NOVA「だったら、石化を解除すればいい。それぐらいなら簡単だ。MADI*1

ケイP『プルプルプハー。あの邪悪な吸血蝙蝠女め、よくも……ってマスターNOVAか?  石になったおらを元に戻してくれたのは?』

NOVA「ああ、石像をバラバラに粉砕されなかったことが不幸中の幸いだったな。原型を留めていなければ、治癒呪文も効かなかった」

晶華「え?  NOVAちゃんって治癒呪文が使えたの?」

NOVA「ああ、一応、低レベルだけどブッディズム・プリーストの端くれだからな。一応の素養と知識はあるが、高位の呪文は素では使えない。だけど、〈光の杖〉がその辺の能力をブーストしてくれたからな。今だと、僧侶呪文も両方使えるビショップみたいなものと考えてくれていい」

晶華「つまり、ドラクエ流に言うなら賢者?」

NOVA「よしてくれ。賢者なんて俺の柄じゃねえ。俺を呼ぶなら、大魔道士とでも呼んでくれ……じゃあ、ただの真似事だな。時空魔術師、改め時空導師とでも名乗っておくか。導師は元々、白魔道士の上位ジョブで、ネコ耳が可愛いキャラだし」

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NOVA「さて、今夜はもう遅いし、明日に備えて寝るとするか。誕生日パーティーは明日にするぞ」

晶華「ちょっと待って。まだ、イヤな予感がするの。ええと、アナザーがまだ何か仕出かしたんじゃないかなって。KPちゃんを石に変えるだけじゃなくて」

NOVA「いや、俺は無事だし、ケイPも元に戻った。他に何か問題でもあるのか?」

晶華「思い出して。あの女が言ったことを」

NOVA「そんなことを言ってもな。お前が思い出したりはできないのか?  一応、お前の裏人格みたいなものだろう、アナザー、いや、アンナ・BG・ブロシアは」

晶華「その名前にこだわるのね」

NOVA「ああ、言霊魔術的に、いつまでもアナザーショーカなんて言っていたら、お前と一体化したまま、魂を切り離すことができん。俺は以降、彼女のことを赤毛のアンナと呼ぶことにする」

晶華「だったら、私はBG、ブタクサガールって呼ぶわ。とにかく、ブタクサ女の言ったことを私は思い出せない。いや、思い出したくもないから、NOVAちゃんだけが頼りなの。これは大切なことなのよ」

NOVA「そうは言ってもな。女王がどうこうとか、未来の俺が教祖になるか、妄魔時王になるか、預言者になるか、よく分からんことを言っていたし、他には快盗団マーキュリー・バットがどうこう言って、俺の宝をいただくみたいなことを言っていた気もするなあ」

晶華「NOVAちゃんの宝って?」

NOVA「そりゃ、いっぱいあるが、まずは〈白き栄光の杖〉だろ?  それにTRPGのルールブックなどの書籍に、特撮ヒーローなんかのDVDとか、スパロボなんかのゲーム類、他にも奪われたら悲しくなるものはいっぱいあるけど」

晶華「私やKPちゃんは大切な宝じゃないの?」

NOVA「おお、そう言われてみれば、確かにお前たちも宝だよ。ただ、物とは言えないだろうからな。そんなことを言い出したら、自分の周りの人間関係とか、自分の得てきた知識とか、いっぱい考えないといけない。アイテムとコネ、スキルはそれぞれ大切なものだけど、そこまで考えるとキリがない」

晶華「だけど、あのブタクサ女は、NOVAちゃんから私とKPちゃんを奪おうとした。そう考えると、他にもまだ誰か奪われようとしているんじゃないかしら」

NOVA「他にもって、もしかして、もしかすると……」

晶華「もしかするわ」

ケイP『翔花1号ママのことだな』

NOVA「まさか、コンパーニュの面々がタイムジャッカーの襲撃にあっているとでも?   何てこった、こいつは伝説のクロスオーバーイベントになるぜ。作者としては忙しいこと、この上ないが、そっちに出張しないといけないような気がする。畜生、タイムジャッカーの連中め。俺の日常タイムを奪うなよな」

 

   そちらの展開は、別ブログの記事(翔花伝・屋久島編)にて。

(短いけれど、今回はとりあえず完)

*1:ウィザードリィ出典の僧侶系6レベル呪文。死と灰以外の全ての状態異常を回復し、HPを全快する大変便利な治癒魔法。