Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

駆け出し小説家と未来の妖精女王(SW続フェアリーガーデン準備編3)

久々のプレイ

 

NOVA「さて、来週になるとスパロボ30の追加シナリオに夢中になってそうな俺がいるので、その前にフェアリーガーデンの続編も進めて行こうって記事だ」

晶華「2月に立ち上げるだけ立ち上げたけど、そのまま放置だもんね」

NOVA「3月はいろいろ忙しかったんだから仕方ないだろう。だが、新年度に入って、いろいろと新鮮な気分で頑張りたい俺がいる」

翔花「花粉症も旬真っ盛りだしね」

NOVA「俺にとっては、それが辛いんだが(涙目)、ダイ大やデリシャス・パーティーの物語再開を記念して、『妖精女王ズ』も頑張ろうって流れだ」

009『これでやっとサイバ☆リオンの物語の続きが語れる』

ケイP『キャプテン・マークスもだッピ』

NOVA「なお、今回はカシュミーラとサイバ☆リオンの話で、エマ・ショーカとキャプテンの話は、次回に回すので、翔花とケイPは退場していいぞ」

翔花「ええッ!? 別に退場しなくても、一緒にいて話を聞くだけでもいいでしょ?」

NOVA「まあ、いてもいいけど、会話にはあまり口出ししないってことで」

翔花「うん、黙って聞いてる。たまにツッコミや質問をするかもしれないけど」

NOVA「あくまでメインが、晶華と009のキャラだって弁えてくれればいいってことで」

 

小説家の名誉点使用

 

NOVA「さて、準備編の2では、パーティーネームが『妖精女王の宮廷団』に確定して、500点の中から35点を消費したんだったな」

晶華「他に名誉点を何に使うかを考えたんだけど、特にこれって思いつかないので、カシュミーラは保留しておきます。今、ここで使わなくても、後からの成長時に使ってもいいのでしょ?」

NOVA「まあな。妖精郷の中では名誉点を得ることはできなくても、消費することはできるものとする」

009『だったら、名誉点を使いたいのは、もっぱらぼくだな。何しろ、ご先祖さまの偉業を受け継ぐ小説家を目指しているんだから』

NOVA「2.0時代だと冒険者の偉業を称えるために、肖像画や彫像、小説や詩歌、音楽や演劇などを作らせることが可能だ。まあ、サイバ☆リオンは自分で自分たちの冒険譚を書くわけだが、同様に名誉点を消費すればOKとする」

009『ええと、ぼくたちの冒険譚は短編じゃなくて、長編扱いになるのか?』

NOVA「長編だと、ハードカバー単巻ほどの文量となるな。その上の連作長編ともなると、全10巻ほどの大作扱いになるので、そこまで長くはないだろう」

009『せいぜい30日ほどの冒険譚だからな。長編だと、名誉点100点を消費すればいいんだな』

NOVA「ああ。それで冒険作家サイバ☆リオンの妖精郷冒険記が出版され、君たちの物語が知られるようになる」

009『そこで出版社から続編の執筆を要望されて、取材のための冒険を始めないといけないわけだ』

晶華「ええと、架空のフィクションじゃなくて、事実を書いたドキュメンタリー作品ってこと?」

009『そうだな。タイトルは「妖精郷のマル秘冒険記」ってところか』

晶華「そんなのじゃ、今どき売れないわよ。『妖精郷に異世界転生したら、このあたしが女王になって、無敵のハッピーライフでみんなを幸せにします』って感じで一つ」

009『……と編集者に勝手にタイトルを変えられて、読者からは「妖精女王ハッピー」「妖ハピ」って省略されているんだな』

NOVA「そして、マニアな読者からは、『リオン戦記』は傑作だったけど、自称・子孫の新人作家の『妖ハピ』はクソだな……って酷評する者がいる一方で、それなりに擁護する新作ファンがいて、ラクシアのラノベ界隈を賑わせている、と」

翔花「ラクシアにラノベってあるの?」

NOVA「あるぞ。ライトノベルじゃなくて、ラクシア冒険ノベルという名が付けられている……という設定が今、決まった」

009『駆け出し小説家なんだが、ご先祖のネームバリューがあって、一気に中堅作家扱いされている』

NOVA「駆け出し作家なら、消費名誉点が半分で済むんだがな」

009『いや、名誉点50の小説と名誉点100の小説なら、自分の名誉のためにも、きちんと払うものは払っておかないとダメでしょう。良い小説を書くためには、それなりに資料も用意して投資しないといけないし』

NOVA「まあ、サイバ☆リオンはセージ技能7レベルだからな。小説という体裁をとりながら、実用的な研究資料としても読めるようになっている。妖精との交流や怪物との戦いに関しては、読者が簡単にツッコミを入れるような知識上の粗がないというか、それなりのリアリティーを持って書かれていると言えよう」

009『作者の知識があまりに足りないと、ジャンルに詳しい読者にとっては読むのも苦痛だからな』

晶華「少なくとも、リオン様の小説は、妖精知識に関する限り、専門の妖精使いのチェックが入るもんね。カシュミーラは最初の読者として、好き勝手に感想を言いながら、自分好みの物語になるよう推敲させています」

009『おかげで、カシュミーラのワガママ放題の要求に、お供の魔法小説家が振り回されるような話が事実以上に脚色されて、自分としてはこれでいいのか? と不安だったものの、売り出してみれば、「カシュミーラの暴れ女王ぶり」と「サイバの苦労人ぶり」がウケたというか、意外な反響を感じているわけだ』

晶華「あっ、ラノベだったらイラストが重要よね。それなら、カシュミーラの可愛い萌え絵を発注して、本の売り上げに貢献します。ええと、イラストはいくらで付けてもらえるのかしら?」

NOVA「肖像画なら、30cm×30cmの小さいもので、名誉点20、価格が500ガメルだ」

晶華「お金が掛かるのかあ。リオン様、半額払って」

009『何で、ぼくが?』

晶華「自分の本のためでしょ。それと、妖精使いの関連知識アドバイス代だと思えば安いもの。イラストに必要な名誉点は、カシュミーラが全部賄うって言ってるんだから、お金ぐらい出しなさい」

009『……という風に、苦労しているわけだな』

NOVA「作者サイバ☆リオン、イラスト発注カシュミーラって感じで、『妖ハピ』がそこそこ話題になった、と。現在名誉点は以下の通りだな」

 

・サイバ☆リオン:365点

・カシュミーラ:445点

・イラスト発注代:500ガメル消費

 

カシュミーラの体調不良

 

NOVA「そんなわけで、サイバ☆リオンの小説出版と、その売れ行きを見るまでに半年から9ヶ月ぐらいかかった後で、そろそろ君たちは妖精郷に戻ることになるわけだ」

晶華「カシュミーラは体調不良を起こして、寝込んでいます」

NOVA「どうしてだよ!?」

晶華「リオン様が毎日看病して、やがて原因が判明する」

009『えっ!? ぼくが看病しないといけないのか?』

晶華「当然よ。……それとも、イヤなの?」

009『……看病させてもらいます。はあ、次の作品は「妖精女王の闘病日記」にでもしようかな、と思いながら、カシュミーラを元気づけるために、温かいお粥でも作っていよう。ええと、エマ・ショーカさんのプリースト魔法で病気を癒してもらえるかなあ』

晶華「これはただの病気じゃないの。リオン様の調査の結果、反F現象ということが判明した」

NOVA「反F現象だと!?」

009『もしかして……』

翔花「知っているの、NOVAちゃんたち!?」

NOVA「そのFが、フラッシュを意味するなら、これだな」

009『反フラッシュ現象とは、「フラッシュ星の環境で育った人間が、地球で長期間過ごすと発生する拒否症状で、フラッシュマンが故郷の地球を去らないといけない過酷なエンドを迎えた設定」だな』

晶華「カシュミーラの場合は、反フェアリー現象ね。妖精郷の環境に魂も含めて順応した彼女は、ラクシアの地上では長く暮らせない体質になっていた。一種の妖精郷中毒ともいえる症状で、彼女を助けるためには一刻も早く妖精郷に帰してあげないといけないの」

NOVA「そんな設定は、シナリオには書いていないんだがな」

晶華「NOVAちゃんがなかなかフェアリーガーデンを再開しないから、イヤでも再開するように、巻きを入れてるの。早く再開しないと、反F現象が悪化してカシュミーラが命を落とすかもしれないわよ」

NOVA「ううっ、フラッシュマンの最後を悲しく思う俺としては、うちのキャラにそんな過酷な運命を味わわせたくはない。そもそも、俺はフェアリーガーデンを再開するのがイヤなのではなくて、仕事その他で忙しかったのと、フェアリーガーデンよりもスパロボ熱が高まっていたから、後回しになっていただけに過ぎないわけで……」

晶華「言い訳はいいから、反F現象に苦しむカシュミーラを救うための物語を、きちんとマスタリングしてよね、GM

009『……ということで、小説の続編の取材と、カシュミーラの反F現象を抑制するために、ぼくたちは再び妖精郷の冒険を再開するのであった』

(なぜか妖精郷とフラッシュマンを関連づけして、当記事 完)