Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

妖精郷EXODUS2(SWフェアリーガーデンEX2)

今後の妄想リプレイ予定

 

NOVA「さて、昨日から始まったEXODUSだけど、大体、3話で終了する予定で、その後はコンパーニュの魔神ハンター3部に専念することになると思う」

晶華「フェアリーガーデンの方は?」

NOVA「妖精郷を脱出したら、一応、終了。あとは総括めいた記事として、妖精郷のマップの各エリアの観光ガイドみたいな記事を書いて、続編につなげる。続編は、カテゴリーを『続フェアリーガーデン』にして、記事タイトルを『妖精女王ズ』とする。この『ズ』というのは複数形の『たち』という意味で冒険者パーティーを指したり、アポストロフィSの『〜の』という所有格にも使える形」

翔花「タイトルを変えて新出発って感じなのね」

NOVA「妖精郷シリーズと、続編の妖精女王シリーズという分け方だな。英語にすればFGとFQという略し方とか、いろいろ考えているが、現段階ではイメージだけだな。最大の違いは、FGだと日数制限があったけど、FQだと妖精郷同化度をあまり気にしなくて良くなるから、寄り道がいっぱいできて、お金稼ぎのためにアイテム拾いをしたり、経験点稼ぎのために繰り返し用のお使いミッションをしたり、自由度が上がりそうだ」

009『ストーリーを進めることを優先するか、自由な探索を優先するか、プレイヤーの意思次第ってことだな』

NOVA「まあ、それでプレイがダレる可能性もあるけど、自由度を高める分、気が向けばオリジナルミッションを入れようかなって思ったりもしている。実は過去記事を読んでいて、キャプテンのキャラ設定に、ライバル船長のザイアス・N・ヴァイコスって名前のキャラがいることに気づいてね。こいつをどうしようかって考えている」 

ケイP『登場させるッピか?』

NOVA「オリジナルミッションを作って登場させるか、ランダムミッションにちょっと混ぜてみるか、どういう形がいいか検討中だ。アウトロー本を利用して、キャラ作りするという選択もあるし、単に適当なモンスターデータを流用するって手もあるし、アイデアがあれば今なら何でもOKだとしておこう。一番、楽しそうと思っているのは、魔神使い船長って設定にして、妖精郷を魔神郷に変えようとしている黒幕にしようかな、とか」

翔花「魔神と結託している悪の船長? それは許されざる敵ね」

NOVA「断片的なアイデアだけはあるんだけど、細かいデータやフェアリーガーデンのシナリオにどう組み込むかは一切考えていない。今、この場の思いつきに終わるかもしれないけど、記事に書いてしまえば、イメージが膨らんで形が見えてくることも多いからな」

晶華「じゃあ、そのザイアスというNPCをケイソンにプレイしてもらって、みんなで倒すってのは?」

NOVA「イジメかよ。大体、ケイソンにはTRPGは無理だ」

晶華「どうして?」

NOVA「日本語がうまく扱えん。黙々とダイスを振るだけならできるかもしれんが、スイカ割りができたからって、会話コミュニケーション主体のTRPGができるとは限らん。大体、元殺人鬼の悪霊と楽しく打ち解けてゲームまでするというイメージが俺には湧かん。まあ、もしかするとセイリュウゴジラ様辺りだったら、その辺は上手く扱えるのかもしれんが」

晶華「確かにそうか。TRPGって高度なコミュニケーション能力とか、物語のノリを共有するゲームだからね。殺人鬼の人とゲームをすると、登場するNPCをみんな斧で斬殺するプレイになるかもしれないわね」

NOVA「ハック&スラッシュとか、弱肉強食の蛮族領が舞台なら馴染むのかもしれないけど、フェアリーテイルな妖精郷のプレイに混ぜることは無理だ。おもてなし亭が虐殺の舞台になって、ケットシーたちが血塗れ死体になる物語を描きたいとは思わない。なお、昔、見つけたジェイソンとゴジラ様のD&Dデータはこれだ」

NOVA「あと、ネットで見つけた擬人化ゴジラ様のD&Dキャライラストがあって、サムライ風味が妙に格好いいと思う」

009『ゴジラは侍とモンクのマルチクラス、ラドンウォーロックソーサラーのマルチ、キングギドラパラディンソーサラーのマルチ、モスラクレリックドルイドのマルチか。なかなか面白いイラスト&データアイデアだな』

翔花「モスラはいかにも巫女王って感じね。ラドンはアステカ風のシャーマンってところかしら。ギドラが意外とイケメン騎士で、主人公のライバル風味だけど。もっと邪智暴虐の王じゃないかしら」

NOVA「一応、敵ではなくて、プレイヤーキャラをイメージしたんじゃないかなあ。とにかく、日本では、円谷の怪獣娘がメジャーだけど、東宝怪獣の擬人化はあまり見る機会がなかったからな。鎧にアレンジしたシンフォギアぐらいか。それでも、外国人がゴジラ関連で2次創作イラストを描いているのを見ると、しかもゴジラモスラを和のテイストのキャラとして解釈してくれていると、怪獣ファンとしては嬉しさもしきりだよ」

 

ダンジョン地下4階

 

GM(NOVA)「では、サクサク進めるか。地下4階のイベントダイスを振ってくれ。ただし4〜6は前回すでに出ているので、その目が出たら振り直しだから」

マークス(ケイP)「それでは、まだ振っていない私が挑戦しますよ。2が出ました」

GM「青い魔法陣の部屋だ。見識14で効果が分かる」

サイバ(009)「はい、18で成功だ」

GM「魔法生物の防護点を3点上昇させる。解除する判定は、セージ+器用で15だね」

サイバ「黒の魔法陣の時と同じだな。16で成功」

GM「では、魔法陣の効果は消えて、★2個進呈ね」

ミリィ(晶華)「魔法陣関連はリオン様に任せるしかないわね」

エマ(翔花)「バトルじゃないとつまらないから、さっさと次に行きましょ」

 

ダンジョン地下5階

 

ミリィ「最後は、もう一度、あたしが振ります。4」

エマ「振り直しね。じゃあ、わたしが。2」

サイバ「また、振り直しか。ぼくが振るよ。ほれ、3」

GM「緑の魔法陣だ。効果の識別と、解除を振りたまえ」

サイバ「識別は16。解除は19。どっちも問題なく成功だ」

エマ「つまらないわね。ここで失敗して、ネコの手を借りるリオンさんが見たかったのに」

GM「緑は回避+2の効果だけど、解除されたので、また★2個進呈だ」

マークス「念のため、1はどういう部屋ですか?」

GM「赤い魔法陣で、命中とダメージに+2される。これはラスボス戦で敵のボーナスとして与えられる」 

サイバ「魔法陣の解除に失敗すると、敵がそれだけ強くなっていくんだな」

エマ「防護点や回避のボーナスがなくなったのがラッキーね。敵の攻撃は全部マー君がガードしてくれるけど、こっちの攻撃が当たらなかったり、防がれたりしたら苛立つから。さあ、気合いを入れてラスボスに挑戦よ!」

ミリィ「好戦的な聖戦士さまなのね。いえ、お姉ちゃんが好戦的ってことかしら」

 

ダンジョン地下6階

 

GM「さあ、いよいよ最深部だ。部屋の中央には灰色の魔法陣があって、その前に3体のストーンサーバントがいる。1体はボスらしく、他よりもサイズが大きい」

エマ「また、ストーンサーバント? 自爆するタイプじゃないでしょうね」

サイバ「魔物知識を振ってみるぞ。16だ」

GM「弱点まで抜いた。そっちは命中+1していい。自爆はしなくて、HPは大きいのが剣のかけら入りで65点。他2体は40点だね」

ミリィ「先制判定は15で、こっちの先攻よ。じゃあ、リオン様、【ファイアボール】を撃ちなさい」

サイバ「様付けなのに、命令口調かよ。敬意を示してるのか、家臣扱いなのか分からんな」

ミリィ「両方よ」

サイバ「あっ、そう。とにかく、露払い行かせてもらいます。気合を込めてダイスを振って、結局7だ。低い目なら、運命変転で抵抗を抜けたのに。ダメージはボスに16、ザコに18と16で半減するんだな」

GM「残りHPは57点と、31点、32点」

ミリィ「続いて【ファイアブラスト】2連発行きます。1発め、達成値15じゃ抵抗は抜けず。ダメージは半減して、7点、8点、8点。続いて2発め、達成値17でも抵抗された。半減ダメージは8点、6点、6点。ふ〜、気合が抜けたわ」

GM「ええと、ボスHPが42点で、他が17点と18点だな」

エマ「では、ようやくわたしの派手な活躍の番ね。前衛に進み出て、ファルシオンでなぎ払うわ。命中は18で3体に攻撃。当たったので、ダメージは19点、ピンゾロ0点、最後はクリティカルして……」

GM「クリティカルはしない。ストーンサーバントは石の体なので、刃のつく武器ではクリティカルしない仕様だ」

エマ「だったら、3体目は21点よ」

GM「ダメージを3点減らしたか?」

エマ「何で?」

GM「薙ぎ払いは3体まで攻撃できるけど、ダメージが3点減る仕様だぞ」

エマ「そうだった。ボスに16点、ザコBに18点ってことで」

GM「防護点7を減らして、9点と11点だな。残りHP33点と、17点と、7点」

マークス「ザコBを落とせそうですね。では、前衛に踏み込んでエマお嬢さまを庇いながら魔力撃。さらに練技の【マッスルベアー】【ビートルスキン】でダメージと防護点を2点ずつアップ。さあ、斧の錆となりなさい。命中17で当てて、ダメージは28点」

GM「スイカのようにザックリかち割られた」

マークス「ザコAを狙っても良かったですね。久々のプレイなので、自分のダメージ感覚が分かってませんでした」

 

GM「では、石ゴーレムの反撃だ。まずはボス。頭が悪いので、ランダムに目的を決めよう。奇数でエマ、偶数でキャプテン。4が出たので、キャプテンを狙う。命中17だ」

マークス「自分への攻撃は回避できるんでしたね。でも、16で失敗。ダメージを下さい」

GM「18点」

マークス「防護点は13なので、5点だけ受けました。残りHPは55点。問題ありません」

サイバ「ぼくなら悲鳴を上げていたな」

GM「もう一体の攻撃。ゴーレムパンチがもう一度キャプテンに」

マークス「今度は19と言って避けました」

 

サイバ「さあ、次はまた【ファイアボール】を撃つぞ。魔法制御があるから、乱戦状態でも普通に味方を避けて撃ち込める。燃やし尽くすぜ、真っ赤な炎♪……って何の歌だったかな?」

GM「こいつだ」

サイバ「気力だーッ! と叫んでも出目8の達成値18じゃ、相手の抵抗は抜けないんだな。ダメージは半減して、9点が2回」

GM「それでもジワジワ削られて、残りHP24点と8点だな」

ミリィ「では、あたしが……」

エマ「先に、わたしに薙ぎ払わせて」

ミリィ「どうぞ」

エマ「命中15は当たったわね。では、17点と14点」

GM「惜しいな。残りHPは14点と1点だ」

エマ「くっ、わたしとしたことが。仕方ないわね。さあ、未来の女王さま、どうぞ、とどめの一撃を」

ミリィ「ありがとう。では、前衛に走り込んで、《魔力撃》込みのクォータースタッフでポカッ。命中して、ダメージは23点。ボスでも落とせたけれど、ザコAへのとどめってことで。最後の見せ場は、キャプテンさんに任せたわ」

マークス「では、お言葉に甘えて。魔力撃は当然、当てて、ダメージが25点」

GM「はい、問題なく落ちた」

エマ「HPが高いだけのただのザコだったわね。ただ、《魔力撃》の差は大きいわ。ダメージ量では勝てそうにない。わたしもダメージアップの方法を考える必要がありそうね」

GM「レベル9に上がれば《薙ぎ払いII》に自動的に進化して、5体まで同時に攻撃できて、ダメージ3点減少も起こらなくなるぞ」

ミリィ「ところで、リオン様はどうして鼓砲を使わなかったの? 前衛のダメージが加算されていたはずでしょ?」

サイバ「ああっ! 久々のプレイだから、きれいに忘れていたよ」

エマ「つまり、リオンさんが鼓砲さえ使っていれば、わたしの薙ぎ払いで1体落とせていたのに。黒いオーラを放ちます」

サイバ「聖戦士さま、闇堕ちしないで」

●クライマックス戦闘終了時のリソース消費と収入

 

・サイバ:HP1点ダメージ、残り34

     MP24点使用、残り37

・ミリィ:MP24点使用、残り21

・マークス:HP5点ダメージ、残り55

      MP12点使用、残り19

       マギスフィア小、剣の恩寵消費

・エマ:MP4点使用、残り38

 

経験点:モンスター退治分400点

    ★合計10個

戦利品:魔力を帯びた石7個(1750ガメル分)

    上質な魔材(500ガメル)

    剣のかけら5個(1000ガメル分)

 

転移の魔法陣

 

GM「ラスボス……にしては、あまり強くなかったけど、それは君たちが十分成長していたからだろう。とにかく、最後の障害を排除すると、フィットチーネは回復魔法で君たちを癒やしてくれて、それから転移の魔法陣の解除に取り掛かる。その結果、灰色だった魔法陣もピンクの輝きを放って、魔力のオーラが君たちを包み込む。疲れは瞬く間に癒されて、君たちのMPも全快した。何だか、懐かしいラクシアの風を感じたような気になる」

ミリィ「これで任務達成といったところかしら」

GM「ああ、ミッションクリアで★4個を進呈しよう。そして、君たちはこれでラクシアに帰ることができるようになった。まあ、一度戻って、グラタンたちに別れを告げることもできるし、このまま魔法陣を使って、すぐに帰還することもできる」

ミリィ「別れは告げないわ。フィットチーネさんに言付けだけは頼んでおく。ちょっと里帰りするけれど、あたしたちは必ず帰ってくる。We‘ll be back.って妖精語で」

GM「うん、じゃあ、最後の判定だ。妖精郷同化度を目標に、2Dを振って。サイバとキャプテンは3以上、ミリィと連動しているエマは4以上で問題なく帰還できる」

サイバ「では、まず、ぼくから振ろう。(コロコロ)って、いきなりピンゾロかよ?」

ミリィ「ああ、あれだけ故郷に帰りたかったリオン様が取り残されるなんて」

エマ「運命は残酷なものね」

サイバ「ぼくは……運命を変えて見せる。運命変転するのってあり?」

GM「ここで許さなければ、サイバ☆リオンの元プレイヤーとして涙目全開なので、認めてあげるよ」

サイバ「良かった。運命変転できる人間で良かった。戦闘で使わなくて良かった。うん、ピンゾロは未来を紡ぐ小説家のパワーで6ゾロに変わって、ぼくは無事にラクシアへの帰還を果たすのだった」

 

マークス「エマお嬢さま、お先にどうぞ。お嬢さまが失敗すれば、私もここに残りますので」

エマ「分かったわ。はい、9。普通に成功」

マークス「では、私もお嬢さまの後を追って。3? 危ない。もう少しで取り残されるところでした。妖精郷同化度がもう1点高ければ、またお嬢さまと離れ離れになるところでした。恐ろしや恐ろしや」

 

ミリィ「みんな、行ってしまったわね」

GM「あっ」

ミリィ「何?」

GM「いや、フィットチーネがうっかり君たちに渡し忘れていたんだ。再び妖精郷へ帰って来れるための〈妖精郷への鍵〉。これを持ってないと、妖精郷へ戻れない」

ミリィ「そんな大切なものをどうして渡し忘れるのよ」

GM「全くだ。まあ、ミリィが帰還する前に渡せて良かった。ええと、鍵に向かって『フィットチーネ、妖精郷への扉を開け』って妖精語で唱えると、鍵は起動するよ。さあ、君が妖精郷の未来の女王として、みなを連れて、またいつか妖精郷に帰って来るんだ」

ミリィ「でも、これで、あたしのダイス目が悪くて、帰還に失敗すれば、目も当てられないよね」

GM「お願い。必ず4以上を出して」

ミリィ「うん。この物語がハッピーエンドで終わるかどうかは、あたしの手に委ねられたってことね。では、ダイスを振ります。(コロコロ)……」

 

 そして、出た目は……

 

(当記事 完。次回、「妖精郷からの帰還者」へ続く)