Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

妖精女王ズの、温泉ミッション、そして(SW続フェアリーガーデン2ー2)

ゴリラ三連星

 

GM(ジョエル)「おもてなし亭へ帰る途中のあなた達を突如、3体のゴリラが襲撃して来ます」

ミリィ(晶華)「ちょ、ちょっと、ジョエル君? 話がいきなり唐突なんですけど」

サイバ(009)「ああ、もう少し前振りってのがあった方がいいと思うぞ」

GM「しかし、マスターNOVAはいつも前置きが長すぎる、と不評のようですが?」

エマ(翔花)「長すぎるのはダメだし、その後で寄り道脱線して、どこかへ行ったきり帰って来れなくなるのも、NOVAちゃんにはたまによくあることだけど、せめて前回のあらすじぐらいは語ってくれないと、読者さんが混乱すると思うの」

GM「仕方ありませんね。前回のあらすじはケイPさんにお願いします」

マークス(ケイP)「私ですか? ええと、突然、妹が川上からどんぶらこ〜って流れて来ました」

GM「それはただのつまらない枝葉に過ぎませんね。大切なのは、温泉妖精のリビィさんを連れ帰ることです。その探索ミッションを果たして帰る途中で、立ち寄った【赤い河】でルーンフォークの娘を拾い上げて、その後、ミッション達成前のクライマックス・バトルで、3頭のゴリラが出現したわけです。だから今回は、いきなりバトルからスタートするのですね。では、サイバ☆リオンさん、3頭のゴリラA、B、Cに魔物知識判定をして下さい」

サイバ「全部、種類が違うのか? ええと、順に18、21、22だが」

GM「全員、弱点の『物理ダメージ+2』までバッチリ見抜かれましたね。ボスのAは剣のかけら入りのレベル4動物ゴルゴル、HPは58。仮にガイアと名付けましょう」

エマ「うちのヒヒヒお祖母ちゃんと同じだね」

GM「そ、それは大地母神に畏れ多いので、修正します。ゴルゴルAはガライアと呼称変更。次にゴルゴルBは通常ゴルゴルで、HP38の雑魚、名前はマッシュ。3体目は強化されたレベル6のゴルゴルゴールドで、HP52、名前はオルテガ

サイバ「それって要するにジェットストリームアタックを仕掛けて来るってことか?」

GM「よく分かりましたね。さすがはリオンさん、博識です」

サイバ「いや、今どき黒い三連星ネタって古過ぎないか?」

GM「80年代だと、3人組はトリプルドムかタイムボカンシリーズってのが定番ですよ」

ミリィ「でも、今の時代はジェットストリームアタックなんて、化石なんだから。トリプルゴリラのJSAなんて誰が喜ぶの?」

サイバ「少なくとも、ぼくは喜ぶがな。これもTV版だし、アムロはこの後、マ・クベの発射した核ミサイルの弾頭を斬るんだな。劇場版の哀戦士では割愛された部分だ」

エマ「でも、令和の時代に黒い三連星ってのは、やっぱりカビが生えているとしか言いようがないでしょう」

GM「昭和の1987年脳で済みません。では、令和の時代だと何が旬ですか?」

エマ「そりゃあ、ゴルゴルが出たんだから、これはゴルゴルの仕業だッ! が旬でしょう」

GM「それも87年のような……やっぱり古くはありませんか?」

エマ「いいえ、令和の今も旬真っ只中なのよ、これがね」

 

ミリィ「やれやれ。結局、前置きから寄り道脱線するのはいつものことね」

 

クライマックス・バトル?

 

ミリィ「ところで、クライマックスのバトルなのに、レベル4とか6って何なの? あたしたちはレベル8〜9なのよ。もう少し戦闘バランスを考えられないのかしら?」

GM「そうは言っても、ぼくはソード・ワールドGMなんだし、シナリオどおりにモンスターを登場させているだけですから。アドリブで敵のデータを調整するなんて、器用なことができるはずがありません」

サイバ「まあ、元々、レベル4用のミッションだからな。サクッと倒せるのは当たり前なんだろう。こちらのレベルに合わせて、強くなるボスではなかったらしい。とりあえず、先制判定を勝ち取って、攻撃魔法連発で終わらせるとしよう」

ミリィ「そうね。未来の女王の歩む道を、たかだかゴリラ風情が邪魔することがどれほど愚かなことか、思い知らせてくれるわ」

 

 驕り高ぶったカシュミーラは、出目12を出して、先制判定23で圧勝。

 続いて、【ファイアブラスト】2連発がどちらもゴルゴルの抵抗を抜いて、28点、42点、28点のダメージを与える(マッシュ死亡)。

 さらに、サイバ☆リオンの【ファイアボール】も《ダブルキャスト》で2連発。1発めは抵抗を抜いて、17点と19点。2発めは魔力がマイナス10されるので、さすがに抵抗は抜けずに、6点と5点に留まる。

 これで、ガライアの残りHPは7点、オルテガはピッタリ死亡。

 

サイバ「あと7点なら、バージルの雷撃でトドメが刺せるかもしれないな」

エマ「ええ? わたしだって攻撃したいのに〜」

サイバ「バージルで倒せなかった時はよろしくな。ええと、相手の抵抗は抜いて、8点ダメージだ」

GM「それで、ゴリラ三連星のリーダー格、ガライアは撃退されました。すまん、マッシュ、オルテガ、お前たちの仇も討てず。ドカーン」

エマ「ふえ〜ん、敵が弱すぎて、何もできなかったよ〜(涙目)」

マークス「まあまあ、お嬢さま。せめて戦利品でもいただいて、次の戦いに備えましょう」

 

 獲得戦利品は、剣のかけら4個(800G分)と、折れた角(30G)3個、つややかな毛皮(150G)2個、黄金の毛皮(800G)が1個。

 経験点は140点なり。

 

ミリィ「そこそこってところね。でも、剣のかけら入りのボス敵が一番強いゴルゴルゴールドだったら、エマちゃんの見せ場もあったんでしょうけど」

GM「ぼくはシナリオに忠実にマスタリングしたまでです」

サイバ「黒い三連星ネタは、シナリオに忠実じゃないだろう?」

GM「それぐらいは大目に見て下さいよ。プレイ環境に合わせてデータをイジることはできないけど、敵キャラ設定を自分の知ってるネタに合わせることは、GMだったら誰だってやるんじゃないでしょうか」

サイバ「商業作品では、露骨にやりにくいけどな。とにかく、我々はマチルダさん……いや、リビィやピーちゃんを犠牲にすることなく、無事に黒い三連星を撃退したってことだ。おもてなし亭へ帰って、ミッション終了……ってことでいいんだな」

GM「はい、★3つを進呈します。それから引き続き、もう一つのミッションを進めましょう」

ミリィ「え? キャラ成長はしないの?」

GM「あなた方のレベルで、経験点を1000点ぐらいもらったところで、今さら大して成長できないでしょう。成長タイムを先送りにして、今回はWミッション形式で進ませてもらいます。コンパーニュの魔神ハンターでも時々、そうしているみたいですからね」

エマ「それはいいけど、せっかくリビィちゃんを連れ帰ったんだから、温泉に入ってゆっくりしたいわよ。読者さんだって、妖精女王ズの湯煙サービスシーンを期待しているはず」

GM「想像するのはいいですけど、イラストにはできませんよ」

ミリィ「今、流行りのAI画像生成ソフトを使えば、何とかならないかしら? 『花粉症ガール、妖精女王、お風呂』で、どんな絵が出て来るか試してみたくない?」

GM「興味はありますが、マスターNOVAの許可なく、勝手にアプリをダウンロードして試すことはやめた方がいいですね。とにかく、これで温泉ミッションは終了し、いつでもリビィさんの温泉を利用することができるようになりました」

マークス「それはそうと、妹のピーちゃんはどんな感じですか?」

GM「どうも、記憶喪失というか機能がほぼ初期化されているようで、一から育成する仕様です。初期状態は2.0版の旧ルールブックIの『ルーンフォークの魔動機士』みたいですが、ここは2.5版の『ルーンフォークの射手』のデータに置き換えましょう。いずれにしても、冒険者レベルは2ですから、今さらあなた方の冒険に付いて行ける強さはありません。当面はグラタンに預けて、おもてなし亭の専属メイドとして育成することを勧めます」

ミリィ「いずれは、宮廷メイドとしての職を与えるわ。よろしくね、ピーちゃん」

 

シスター・ピーチ『はい、未来の女王さま。ふつつか者ですが、お世話になります』

 

続くミッションは騎獣探し

 

ミリィ「それじゃあ、未来の女王の次の公務は、騎獣スレイプニール探しにするわ」

サイバ「レベル4ミッションの次は、レベル5か。順当な選択だな」

GM「では、依頼主の騎獣管理役パスタさんがいつものおずおずとした口調で、ミッション内容を説明します。スレイプニールのスーちゃんがいれば、妖精郷の空を自由に旅できて、東西南北4つの鐘楼にも行けるそうですね。今は時々、北エリアの【雲海の岬】の辺りを空中散歩しているらしいって、風の大妖精ジンさんが話していたから、見つけて欲しいとのこと」

エマ「スレイプニールって、どういう生き物なの?」

GM「生き物ではなくて、風の妖精の一種ですね。8つの蹄を持った馬みたいな姿で、妖精の中でも最速を誇るらしい」

サイバ「元ネタは、北欧神話の主神オーディンが乗る馬で、由緒正しい伝説獣だな」

ミリィ「とにかく、【雲海の岬】へ行けばいいのね。朝風呂を浴びて、朝食を食べたら、早速、北エリアへ向かうわ。移動判定は、キャプテンさん、お願いね」

マークス「ピーちゃんのことを気にかけながら、『それじゃあ、兄ちゃんは仕事に行くからな。いい子でいるんだぞ』と声をかけます」

GM「『行ってらっしゃい。気をつけてね〜』と見送ってくれます」

マークス「よし、では気合いを込めて、移動判定。(コロコロ)6」

GM「成功ですね。迷うことなく、【雲海の岬】に到着しました。誰かイベントダイスを振って下さい」

サイバ「2」

GM「では、空腹の幻獣サンダーバードワイバーンが襲いかかって来ます」

サイバ「魔物知識は20と18だ」

GMサンダーバードはレベル5の3部位モンスター。HPは胴体37点、翼が2つで各28点。弱点は魔法ダメージ+2ですね。もう1体のワイバーンはレベル7の4部位モンスター。HPは胴体38点、2枚の翼が各29点、そして尻尾が33点。弱点は命中+1されます」

ミリィ「部位数が多いので、最大部位数5の【ファイアブラスト】じゃあ、全部は巻き込めないのよね。ここは新たに覚えた水・氷魔法【チルレイン】の出番。これなら最大部位数10なので、全部位を巻き込むことができる」

サイバ「ぼくには、そういう真似事は無理だな。【ファイアボール】の最大部位数は5で、それ以上の【ブリザード】はレベル10魔法だから、レベルが足りん。とりあえず、ミリィが撃った後の残りを選ぶとするか」

ミリィ「どっちにしても、先制判定をとらないと。(コロコロ)15でOK?」

GM「こっちは16です」

サイバ「範囲攻撃のある敵に先手は取らせたくない。剣の恩寵を使って、ミリィの先制を+2する」

GM「どんな演出にしますか?」

サイバ「う〜ん、単に応援の声をかけるだけだと芸がないので、取り出しましたるは、風の妖精パックの宝石だ。ミリィに加速の加護を与えてやってくれ、と、ちょっとしたお守り効果を頼む。妖精を召喚するわけじゃないから宝石は消費しないけど、剣の恩寵の演出として、パックがミリィに追い風を当てて、スピードを高めてくれるんだ」

ミリィ「ありがとう、パックさん。これで敵よりも先に攻撃できる」

GM「いいでしょう。では、先手を取られました」

ミリィ「はい、それじゃあ天に祈りを込めて風と雲を召喚して、局地的な氷雨を降らせます。魔法行使判定は16」

GMサンダーバードは抵抗しました。ワイバーンは抵抗失敗」

ミリィ「だったら、サンダーバードには弱点込みで9点、10点、9点で、ワイバーンの方は14点、クリティカルで20点、14点、クリティカルだけど、その後ピンゾロで18点ね」

GM「ええと、部位数が多いとGMの管理も大変ですね。サンダーバードの残りHPは28点、18点、19点で、ワイバーンの方は24点、9点、15点、15点です」

ミリィ「もう一発行くよ〜。雨ちゃんどうぞ〜、ハッピー♪  魔法行使17」

GM「ハッピーなのは、レインの雨じゃなくて、キャンディの飴ですよ。サンダーバードの精神抵抗は17なので、また耐えました」

ミリィ「う〜ん、残念。耐えた方は9点、9点、10点で、もう1体は13点、クリティカルで20点、ピンゾロ0点、13点。全部で経験点も100点稼ぎました♪」

GMサンダーバードは19点、9点、9点。ワイバーンは11点、翼1枚が破けて飛行不能、もう1枚が15点で、尻尾が残り2点です」

サイバ「だったら、ワイバーンの尻尾はバージルに任せよう。先に雷撃を撃って、抵抗はされたけど、ダメージ5点与えて、尻尾は吹っ飛んだ。後は5部位なので、全部まとめて【ファイアボール】の餌食にしてくれる。念のため《ダブルキャスト》も宣言しておいて、魔法行使判定は24」

GM「それは、さすがに抵抗できません」

サイバ「雨で濡れた体を温めてやろう。サンダーバードには《弱点看破》の2倍効果も乗るから+4して、胴体23点、翼Aにクリティカル+ピンゾロの25点、翼Bに22点で全部落としたな。後はワイバーンの胴体に、ぐっ、ここでピンゾロかよ。もう1枚の翼は19点で落とした。《ダブルキャスト》のもう1発はMP節約のためにキャンセルして、胴体の始末は前衛に任せるよ」

エマ「任された♪  ファルシオンで習得したばかりの《魔力撃》を仕掛けます。命中判定は22で当てて、ダメージは19点に《魔力撃》の10点を加えて、合計29点ね」

GM「防護点は7なので、22点受けて死にました。やはり、範囲攻撃魔法の連発は厄介ですね」

サイバ「こっちが先制をとっていなかったら、そちらが雷撃とか火炎で範囲攻撃を仕掛けてくるつもりだったんだろう?」

GM「ええ、敵もそういうデータでしたからね」

 

 獲得戦利品は、幻獣の嘴(350G)2つと、雷の結晶(1600G)、黒い飛竜の皮膜(1000G)4つ。

 経験点は430点(+ミリィとサイバのそれぞれピンゾロ2回分)なり。

 

スレイプニールを追って

 

ミリィ「MPは16点使ったので、残り33点ね。同じぐらいの相手なら、あと2回は戦える」

サイバ「こっちも8点使って、残り59点だから余裕だな。休む必要はまだない」

GM「では、あなたたちは上空を飛ぶスレイプニールの姿を発見します。ここからスレイプニールは北エリアの別の場所に移動しますので、あなた達はそれを追いかけることになります。まずは1Dを振って下さい」

ミリィ「4」

GM「では【停留所のある丘】に到着しました。さらに1Dを振って下さい」

ミリィ「今度はエマちゃんに任せた」

エマ「3」

GM「川にハマります」

エマ「キャー。そのまま、どんぶらこ〜と流されます」

GM「流される前に危険感知判定15をして下さい。誰か1人が成功すればいいですよ」

ミリィ「20で成功。川に落ちそうになってるエマちゃんを、キャプテンさんに助けるよう指示します」

マークス「私が、ですか?」

ミリィ「だって、あたしは筋力9しかないし、力仕事はキャプテンさんの領分でしょう?」

マークス「確かにそうですな。では、エマお嬢さまはこの私がしっかりお助けしましょう」

エマ「助かったわ」

GM「それでは、次の区画です。1Dを振って下さい」

マークス「では、私が。3」

GM「スレイプニールを追いかけているうちに迷い込んだのは、【ガラスの森】ですね」

サイバ「ゲッ、ここは確かうかつに入ると、ガラス化してしまう危険地帯だったはず」

GM「1Dを振って下さい」

サイバ「イヤだけど、5」

GM「危険感知判定15に失敗すれば、木にぶつかります」

サイバ「ピンゾロ出したので、木にぶつかったぞ。ガラスの木なのでパリーンと割れたのかな」

GM「いえ。悪臭を放つ木の実が降ってきて、匂いがこびり付きますね。以降、あなたはモンスターに狙われやすくなります」

ミリィ「臭いから近寄らないで」

サイバ「そういう嫌われ方をされると悲しいので、運命変転で無理やり成功させる。木にはぶつかったが、木の実が落下する前に、気を利かせてくれたシルフちゃんが風を吹かせてくれて、木の実は飛んで行ったことにする。ありがとう、シルフちゃん」

GM「妖精の宝石を勝手に便利に活用してますね」

ミリィ「妖精使いでもないのに」

サイバ「まあ、持っている物は有効に使いたいからな。あくまで演出だし」

GM「とにかく、次は【光の樹】に到着して、北エリアはこれで全部ですので、最後のイベントになります。1Dをお願いします」

サイバ「まだイベントダイスを振ってないのは、キャプテンとミリィだな」

ミリィ「危険感知はあたしが得意なので、あたしが振るわ。3。また川?」

GM「いえ、同じ出目はクライマックス・イベントに突入です。蛮族集団と鉢合わせになって、バトルが始まりますね。トロール2体とゴブリンシャーマンとの戦闘を開始しましょう」

 

蛮族との決戦の果てに

 

 魔物知識判定の結果、敵は剣のかけら入りトロール(レベル6、HP70、弱点は魔法ダメージ+2)、通常トロール(HP40)、ゴブリンシャーマン(レベル5、HP31、弱点は魔法ダメージ+2)と判明。

 そして、カシュミーラが無難に先制をとったことで、いつものように範囲魔法連発タイムが始まった。

 

ミリィ「では、お馴染みの【ファイアブラスト】行きま〜す。魔法行使は17で抵抗は抜けて、ダメージは14点、14点、13点。もう1発も抵抗は抜いた。クリティカルで21点、14点、12点。あ、弱点の2点を足し忘れていたから、2回魔法で4点ずつアップね」

GM「処理が手間ですね。ええと、ボスのトロールは39点くらって、残りHPは31点ですか。通常トロールは32点くらって、残り8点。ゴブリンシャーマンは29点食らって、残り2点ですね。もう、これ、魔法だけで片付くんじゃないですか?」

サイバ「ボス以外はな。続いて【ファイアボール】だ。魔法行使は19で抵抗は抜いた。ダメージは弱点込みで、22点、19点、21点で、ボスだけ残り9点だな。トドメは前衛に任せた。鼓咆を使う必要もないだろう」

エマ「は〜い。じゃあ、最後はファルシオンでずんばらりんね。《魔力撃》を宣言して、命中は20で当てて、ダメージは29点。はい、終わった〜」

マークス「私は何もしなかったですね」

サイバ「先制とれたら、範囲攻撃魔法連発だけで、ほぼ戦いの趨勢が決まる頃合いだな」

GM「そりゃあ、レベル5用のミッションに、レベル9キャラでプレイしているんだから、消化試合みたいなものですよ」

 

 獲得戦利品は、剣のかけら6個(1200G)、トロールの血(100G)2個、大きな武器(300G)、宝石(150G)6個。

 経験点は170点なり。

 

GM「戦闘終了後に、上空から戦いを見ていたスレイプニールが舞い降りて来ます。『大丈夫かい? ……とは聞くまでもなさそうだね。蛮族退治、ご苦労さん』と気さくに話しかけて来ます」

ミリィ「未来の妖精女王として、当然の仕事よ。妖精郷の平和はあたしたちが守るんだから」

スレイプニール『未来の妖精女王? それは大きく出たもんだね』

ミリィ「嘘だと疑うなら、タイタン様や、ジンさん、それにイフリートさんやミーミルさんたちが証言してくれるわ。今は、おもてなし亭のお世話になりながら、探索の旅とか試練を頑張っている最中。あなたもパスタさんの依頼で、迎えに来たの」

スレイプニール『分かった。じゃあ、早速、おもてなし亭に行くよ』

ミリィ「ちょっと待ちなさい。せっかくなので、あたしたちも一緒に連れて行って。噂に聞いたスレイプニールさんの超高速飛行を体験したいの」

GM「分かりました。あなた方はスレイプニールに運ばれて、あっという間におもてなし亭に帰って来ました。パスタさんが喜んで、騎獣のスーちゃんとあなた方を迎え入れてくれて、ミッション終了です。★3つと、〈乗り手の歌/スレイプニール〉をゲットしました。今後は、2万ガメルのレンタル料金でスレイプニールを借りて、妖精郷の好きなところへ自由に移動することができます」

ミリィ「2万ガメルのタクシーか。高すぎるから、普通には使えないわね」

GM「スレイプニールがいないと、攻略できないミッションやイベントもありますからね。では、今回のセッションはこれで終了となります。おつかれさまでした」

サイバ「初GM、ご苦労さん」

●続フェアリーガーデンここまでの状況

 

日数経過:3日め昼(スレイプニールと共に帰還)

 

経験点:【赤い河】でルーンフォークを拾う★2個

     温泉妖精のリビィを連れ帰る★3個

    【雲海の岬】で幻獣と戦う★2個

     スレイプニールを連れ帰る★3個

     (★合計10個)

    魔物撃退分740点

    ピンゾロ分(ミリィ2回、サイバ2回)

収支:戦利品21270G分

ブラウニー発見数:8体

スカディのお気に入りポイント:3点

試練経験値:6点

 

遂行中のミッション

・温泉妖精のリビィの探索→達成

・スレイプニールの探索→達成

 

受注したクエス

・光の樹のお宝を取り戻す(犯人は【虹の根元】の魔神)

 

その他の冒険目的&情報

「火柱の塔の魔力炉で〈妖精郷の鐘〉を鋳造できる」

「水晶塔の情報6ヶ所」(光、炎は封印解除済み)

「大神殿の信者を解放できるよう成長」

 (エマのプリースト10レベル以上でイベント発生)

「スレイプニールがいれば、妖精郷内を瞬間移動できる」

「ヒックリカエルはダジャレで世界をひっくり返し、闇に包む」

「鳥籠の木には偽女王が捕まっている」

 (レベル11以上でイベント発生)

「虹の根元には、魔神召喚の門が築かれている」

「妖精の鉱山にはレベル14アンデッドのミニングレスが封印されている」

 (レベル11以上でイベント発生)

「魔女の名前はネアン。邪妖の女神を目指している」

「崩壊しかけている妖精郷を救う」

 

冒険達成度:合計56%

(当記事 完)