Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

秋の新作TRPGへの期待

D&Dの話

 

NOVA「さて、この秋に欲しいものもいろいろあるわけだが、まず一つはこれだな」

ダンジョンズ&ドラゴンズ エベロン冒険者ガイド 最終戦争を越えて 第5版
 

晶華「ええと、D&D5版の新作サプリメントね」

NOVA「ああ。5版のメインワールドはフォーゴトンレルムなんだが、 ついに新世界のエベロン来たーと思っている。エベロンは3.5版から始まり、4版に受け継がれた比較的新しいD&D世界なんだが、俺はそちらのワールドガイドは持っていない。というか、4版はほとんど追っかけてなかったからなあ」

晶華「どんな世界?」

NOVA「4版での公式サイトはこちらだが」

hobbyjapan.co.jp

NOVA「分かりやすくキーワードを羅列するなら、『飛空船』『魔動列車』『人造人間』『魔動技師』の存在するファンタジー世界だな」

晶華「それって、今のソード・ワールドじゃない?」

NOVA「そうだな。フォーセリアの元ネタの一つがAD&Dのフォーゴトン・レルムにあるとするなら、ラクシアの元ネタの一つがD&D3.5版のエベロンにあると言ってもいい。まあ、エベロンの元ネタが、ファイナルファンタジーとかの『魔法と科学技術がハイブリッドした、90年代以降のファンタジー』にあって、それまでの西洋中世風の古き80年代以前ファンタジー(いわゆる剣と魔法の世界観)から時代を経て発展した延長線上にあって、さすがにインターネットで流行を相互反映し合うのが当たり前の現状で、どちらがどちらを元ネタにしたとは必ずしも言いきれないわけで」

晶華「確かに飛空船を駆る空賊ってネタなら、ゲームのファイナルファンタジーよりもアニメの『天空の城ラピュタ』の方が早いだろうし、空飛ぶ海賊船ってネタなら、それこそ60年代から70年代にだってあるわね」


Rei Arthur / King Arthur Anime Opening 2

NOVA「俺の剣と魔法ファンタジー原典は、アニメの『燃えろアーサー』なんだが、その第2部『白馬の王子』でも、空飛ぶ海賊船が敵勢力で出ているぐらいだしな。剣と魔法の王道騎士道ファンタジーっぽい第1部に対して、第2部はエベロン的というかラクシア的というか、奇怪なテクノロジーが登場しているわけで、しかもストーリーベースが『水戸黄門』的な身分を隠した王子が旅をしながら、辺境を脅かす悪党を正体隠したヒーローとして打ち倒す話。

「まあ、俺は第一部が好きで、第二部のいかにも年少向きにしましたって改変は好きじゃなかったんだけど、ロボット物やSFから脱却して新路線を開拓しようとしていた冒険精神は評価するものだ。それなのに、どうして次番組が『おじゃまんが山田くん』なんだ? と」


おじゃまんが山田くんOP

 

晶華「つまり、NOVAちゃんは『燃えろアーサー』のファンだったのに、視聴率が振るわなかったので路線変更の挙句、全然違う山田くんに転んだのが当時、気に入らなかったのね」

NOVA「で、山田くんの次は『さすがの猿飛』なんだけどな」


さすがの猿飛のOPED

晶華「気に入らないと言いつつ、後番組を追っかけていたわけだ」

NOVA「さすがにTV番組の視聴習慣はなかなか変えられないからな。同じ曜日、同じ時間のチャンネルは継続視聴してしまうわけだよ。大体、子供のときは自分の好みがあっても固まっていないし、情報を熱心に追っかけるわけでもないから、来る者は拒まずの視聴習慣になりがちだな。まあ、アーサーに端を発するファンタジー好みな気質は、次にこちらに流れ込むわけだが」


山川啓介の世界 「ムーの白鯨」より

NOVA「一時は、スパロボで『ゴッドマーズ』『太陽の使者 鉄人28号』という流れがあったので、だったら、その流れに乗って『ムーの白鯨』もスパロボに参戦しないかなあ、と夢想したわけだが」

晶華「その作品には、ロボットが登場するの?」

NOVA「白鯨は、母艦相当のメカなんだよ。バリアだって張れるし、ビームだって撃てる。まあ、登場するなら同じムーつながりで、ライディーンと一緒がいいなあ。とにかく、今年はムーの白鯨40周年記念でもあるので、今さらながら祝いたいところだ」

晶華「って、全然TRPGやD&Dの話じゃないし」

 

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妖精郷、第1部のミニ総括

ブログタイトルの変更と、未来の可能性

 

晶華「フェアリーガーデン第1部終了で、しっかり楽しんだので、ブログタイトルをNOVAちゃんに返しました」

NOVA「ちゃっかり、自分の名前も残しやがって」

晶華「だって、ここはNOVAちゃんだけの場所じゃないもん。今やアシスタントガールの私がいないと、成り立たないでしょ?」

NOVA「まあ、フェアリーガーデンのプレイは、お前が主役みたいなものだからな。最初は『エマ=翔花を助けること』がプレイ目的だし、それで終わらせようかという考えもあったが、何だか、お前が『妖精郷の女王になる』とか言い出して、話が大きくなったような気がする」

晶華「だけど、女王になんて本当になれるのかな?」

NOVA「レベルを上げ続けて、レベル20のラスボスに勝てるまでキャラを育成すれば、不可能ではないな」

晶華「でも、ソード・ワールドのプレイヤーキャラ最大レベルって、15なんでしょ?」

NOVA「一応、サプリメント『フォルトナコード』の導入で、レベル17までは上げられたと思うけどな。まあ、そのレベルまでキャラを育てたことはないんだが」

晶華「NOVAちゃんが育てたキャラって、最大何レベル?」

NOVA「ミストキャッスルも、フェアリーガーデンも7レベルでクリアした。ミストキャッスルは、マッスル太郎同様に霧の街を脱出して終了。フェアリーガーデンも、エマ救出任務でスタートして、無事に救出して妖精郷を脱出して終了だ。その後の話は、未知の領域って奴だな」

晶華「つまり、妖精郷の謎を解いたり、冠を手に入れたりするところまではプレイしていないのね」

NOVA「ミストキャッスルに比べて、フェアリーガーデンはレベルがサクサクと上がるから、クリアは簡単だったと記憶する。もちろん、妖精王を復活させるとか、妖精郷の崩壊を救うとか、そこまではプレイしておらず、不完全エンディングだったんだけどな。何せラスボスのレベルが20と知ると、当時はそこまでプレイしてはいられないって気になったわけだし」

晶華「霧の街のラスボスが、レベル15だものね」

NOVA「マッスル太郎はソロプレイだったから、そもそも最初からヤーハッカゼッシュにタイマンで勝てるとは思っていない。というか、ソロで一回も死なずにクリアできるとさえ思っていなかった。だけど、フェアリーガーデンは前のプレイ時は2人パーティーで始めて、攻略中にメンバーが1人増えて、結果的に3人パーティーになった。今回は最初から3人だから、戦闘的には最初から楽かなあ、と思っている」

晶華「え? だけど、メンバーが途中で増えたりもするの?」

NOVA「冒険中にルーンフォークの女の子を拾うイベントがあるんだよ。まあ、パーティーメンバーが少なければ加入させてもいいし、必要がなければ、おもてなし亭で手伝いに従事させてもいい、という扱い。前のプレイ時は、せっかくなので追加メンバーにしたわけだ」

晶華「すると、私たちも4人パーティーになる可能性も?」

NOVA「いや、今の2.5環境だと、フェローとして扱うのが無難だろうな。それより、もう一つの可能性を想定している」

晶華「何?」

NOVA「一応、我々は『エマ・ショーカ』の救出=粉杉翔花の帰還という見立てでプレイを始めたわけだが、その先には何が待っていると思う?」

晶華「お姉ちゃんが帰って来たら、自分もTRPGをプレイしたがるかもね」

NOVA「つまり、『エマ・ショーカ』のプレイヤーキャラ化という可能性だ」

晶華「ああ、それが実現したら面白いかも」

NOVA「とりあえず、『翔花の救出』まではプレイを続けるつもりだし、その後はモチベーション次第だな。フェアリーガーデンに飽きるかも知れないし、ミストグレイヴやパグマイアなどの兼ね合いもあるし、どこまでリプレイ記事を書き続けるかは、その時の気分次第ということにはなるだろう」

晶華「だったら、NOVAちゃんのプレイ意欲を高めるように、私は応援するわね」

 

NOVA「未来がどうなるかは、あくまで可能性の問題だが、『翔花の帰還』は第2部から第3部ぐらいで達成できそうだ、と思う。その前にミストグレイヴを立ち上げて、夏が終われば、いろいろ記事書きローテーションのリズムなんかも作っていくつもりだ。秋に入ってから見えてくる、いろいろなスケジュールもあるだろうし」

晶華「うん。秋になっての新番組で刺激をもらったりしながら、記事書きにいろいろ影響を受けたりするもんね」

 

(当記事 完。第2部開始はこちら。その前の番外編はこちら

妖精郷の、武具工房(SWフェアリーガーデン1ー7.5)

闇堕ちの危機

 

GM(セイリュウ)「4つのミッションを経て、5人のケットシーを揃える初期ミッションも一通り終わったので、これにてフェアリーガーデン・リプレイも第1部完結となるわけだが」

ミリィ(晶華)「今回は特に波乱万丈だったわよね。あたしが男になったり……」

マークス(ケイPマーク2)「私が吸血鬼の誘惑の口づけを受けたり……」

サイバ(NOVA)「ぼくが吸血鬼に土下座したり……」

ミリィ「リオン様がドゲザえもんになるのは、自分から進んでやってることでしょう? あたしたちみたいに望まぬアクシデントじゃないわ」

サイバ「それにしては、ずいぶんノリノリな感じで、オレ口調にハマっていたじゃないか」

ミリィ「天才ロールプレイヤーなら当然よ。それにしても、フェアリーガーデンって『妖精のいたずら表』が5種類も用意されているのね」

サイバ「いろいろなネタがあるよな。性転換の他に、語尾がピヨになったり、子どもになったり、妖精になったり、鎧がキャストオフされて下着姿になったり、シリアスとは縁遠いネタがいっぱいだ」

マークス「だけど、世界崩壊の危機が待ち構えていたり、妖精郷に同化し過ぎたら帰れなくなったり、吸血鬼に闇への誘いを受けたり、シリアスな状況もあるわけですね」

ミリィ「エマお嬢さん(=翔花お姉ちゃん)を助けるには、吸血鬼の依頼を果たすか、何か別の方法を考えるか悩みどころよ」

サイバ「一応、邪神に帰依して人の道を捨てる闇堕ちルートもあるんだけどな」

ミリィ「闇堕ちなんて嫌よ。あたしはシャイニーに生きるんだから」

GM「うむ、その覚悟や良し。仮にフェアリーガーデンに闇堕ちルートが用意されているにせよ、当リプレイでお前たちが嬉々として闇プレイをしたとなったら、このわしがガイア様に申し訳が立たんからな」

サイバ「そう言うゴジラ様だって、人類の味方をしてくれることもあれば、破壊神だとかで闇ルートまっしぐらなこともしょっちゅうじゃないですか」

GM「わしは怪獣だからな。しかし、お主はそうではあるまい。人間であるお主が嬉々として悪キャラを演じてしまっては、人の中の悪意をヒューマギアがラーニングしてしまっても文句は言えまい」

サイバ「いや、確かに人の心には闇堕ちしたい悪意もありますがね。だけど、善意だってあるんです」

GM「それをお前が、このリプレイで証明してみせよ」

サイバ「つまり、吸血鬼の誘惑に乗るな、と言うことですね」

GM「うむ。わしとしては吸血鬼に噛まれるのは、無条件にサイバ☆リオンにしようかと考えたが、そう決めつけるのもフェアではない、と思い直し、シナリオにあるようにランダムに決めたら、キャプテン・マークスになった次第」

マークス「私は人間ではない怪獣の眷属なので、闇堕ちしても問題ありませんね」

サイバ「キャプテン、もしかして敵に回るつもりか?」

マークス「私は最初からお嬢さま一筋です。お嬢さまが闇堕ちすれば闇に従い、闇にまだ抵抗しているなら私も抵抗します。良いも悪いも、エマお嬢さま次第」

GM「エマ・ショーカは白百合の魔力で陶酔昏睡状態だが、まだ吸血鬼に噛まれているわけではない。お前たちのように交渉に応じず、最後まで抵抗を諦めなかったので、眠らされたままというオリジナル裏設定だからな」

ミリィ「闇に抗い続けるなんて、さすがはお姉ちゃん。だったら、あたしたちも闇の誘惑に乗るわけにはいかないわね」

GM「うむ、当リプレイでは、闇堕ちルートは基本的に非推奨という姿勢が望ましい。闇堕ちした方が楽だとか面白いとかいう理由で、安易に闇堕ち街道まっしぐらなんてことはするなよ、時空魔術師」

サイバ「イヤだなあ。ぼくが面白いと思うのは、光と闇の葛藤であって、闇堕ち万歳という展開は、自分がそれでいいとは考えていませんて。主人公の闇堕ちなんて、ヒーロー物としては見ていてキツいし」

 

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妖精郷、5人めのケットシー(SWフェアリーガーデン1ー7)

第1部終了に向けて

 

GM(セイリュウ)「いよいよ、第1部も大詰めだ。お前たちの妖精郷での冒険も10日を越え、妖精郷同化度が上昇した結果、このままだと帰還できない可能性が出てきたわけだが」

サイバ(NOVA)「まだまだ1点だからな。3点までは問題ない」

ミリィ(晶華)「あたしは2点よ。日数を経過しなくても、妖精郷同化度が増えるイベント罠が仕掛けられているので油断できないわ」

サイバ「おや、もう、女の子に戻ったのかい?」

ミリィ→ミーレス「おっと、いけねえ。前回の話で、オレは男になったんだった。まあ、1日経ったら元に戻るんだが、それまでは男キャラのミーレスで行くぜ」

サイバ「確か、先月、カシュミーラと一緒に作ったシロ君のキャラ、ホリー&ガルドが男女の二重人格キャラだったよな。設定かぶってしまったじゃないか」

ミーレス「こっちは一時的なものだけどな。向こうは慢性的に二重人格だから、ロールプレイも大変そうだ」

サイバ「とりあえず、こちらの第1部が終わったら、次はコンパーニュで、マッスル太郎の続編が動き始める予定だと、作者モードで言っておく」

マークス(ケイPマーク2)「その前に、こちらはエマお嬢さま(=翔花ママ)を見つけたいところです」

サイバ「白百合の谷にいるという手掛かりが入ったな。だけど、そこには強大な力を持つヴァンパイアリリィがいて、一筋縄ではいかないと思われ」

ミーレス「ヴァンパイアリリィを倒すには、オレが妖精王の力に覚醒しないといけないんだな」

サイバ「いや、そういう話じゃないはずだけど」

GM「だが、お前たちの冒険次第では、そういう話にシナリオをアレンジしてもいい」

サイバ「マジですか?」

GM「こういうのは、プレイヤーとGMのノリと勢いで物語が生み出されるのがTRPGの醍醐味だからな。シナリオはあくまで物語の素材に過ぎず、ダイス目とプレイヤーの想像力、創造力で思いがけない展開になる可能性も少なからずあるわけだ」

サイバ「それには同意しますが……GMとして上手く裁定できますかね?」

GM「わしが困ったときは、お前が辻褄合わせをすればいい。良きに計らえ」

 

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妖精郷、4回めのネコ探し(SWフェアリーガーデン1ー6)

第1部の最終ミッション

 

GM(セイリュウ)「おもてなし亭の各施設を再起動させるための管理ネコ集めミッションも、ついにラストワンとなった」

サイバ(NOVA)「七色猫のうち、最初からいるグラタンを含めて、5人そろえるところまでで一区切りというところだ」

マークス(ケイPマーク2)「猫なのに、5人と表記するのも違和感ですが」

サイバ「でも、二足歩行するネコ妖精を5匹というのも、人格を軽視しているみたいでな。フェアリーガーデンでは、妖精も総じて、○人表記にしておこう。ドラえもんみたいなネコ型ロボットも、1人というか1体というか1台というか1機というか結構悩みどころだし、突き詰めるとヒューマギアの数え方とか人格とか、ややこしい話になる」

ミリィ(晶華)「確かに、花粉症ガールやKPちゃんは人間じゃないけど、1人2人って数えるものね」

サイバ「プレイヤー3人というか、プレイヤー2人と1匹というかで、ケイPの立ち位置が変わってくるなあ」

ミリィ「数え方問題はさておき、ケットシーが5人そろえば、『おもてなし戦隊ネコネコファイブ』が結成できるわね』

サイバ「リーダー赤がグラタンなのは確定として、他はどういう構成なんだ?」

ミリィ「クールな高飛車タイプのドリアさんがサブリーダー青で、関西弁のペンネさんがムードメーカー黄で、内気な動物好きパスタさんがピンクヒロインってところかしら」

サイバ「関西弁はグリーンレーサーのイメージがあるし、薬草園担当だから、ペンネは緑だと思うけどな」

マークス「では、最後の武具工房を管理するニョッキさんが、怪力イエローっぽいですね」

サイバ「よし。それでは5人のネコ戦隊を集結させるための序盤最終ミッションを頑張ろう」

 

GM「グラタン曰く『ニョッキは栗色の毛並みのケットシーで、赤い帽子をかぶっているよ。鍛治職人だから、鉱石が採れる場所、妖精の鉱山にいると思う』そうだ」

ミリィ「妖精の鉱山の場所は、(コロコロ)11だから北西エリアね」

サイバ「北の停留所から大神殿を経由して、鉱山に行くのが確実だな」

ミリィ「停留所から直接、鉱山というコースもあるけど」

サイバ「前回、おもてなし亭に着いたのが10日めの昼だからな。そこから停留所が夕方で、大神殿が夜で、翌朝、鉱山探索を始める形だ。直接、鉱山へ向かうと、夜に鉱山探索という形になる」

ミリィ「夜や深夜はゆっくり休みたいわけね」

サイバ「徹夜と1日食事抜きは、ペナルティーを受けるからな。あ、それと10日めの食事は昼におもてなし亭で食べたという形で済ませるから」

ミリィ「あたしたちは1日1食で頑張っているのね」

サイバ「その辺は、ゲーム的な処理という奴だな。リアルに考えるなら、昼におもてなし亭で食べて、夜の分は残り物をお弁当にして持っていき、その日のうちに食べてしまっているんだろう。お弁当だから、その日のうちに食べてしまわないといけない。だけど、保存食とは別枠なので、そちらを減らす必要はない。とにかく、1日2食か3食は食べているんだろうけど、ゲーム内だと1日の間のどこかに宿か村に寄っていれば、そこで食事できるから保存食を減らす必要はないという形で処理しよう」

ミリィ「朝に拠点を出発して、夜までに帰って来れなかった場合は、どうなるの?」

サイバ「朝食を食べて、お弁当ももらっていたということで、保存食を減らす必要はないだろうな。今までは、何となく夜にタダ飯の頂ける拠点にいるかいないかで食事管理をしていたけど、これからは1日のどこかで拠点に寄っていれば、保存食を減らす必要はない、という裁定をしようか」

GM「うむ、よきにはからえ」

 

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妖精魔法ランク3と、深智魔法などの研鑽

さらなる研鑽タイム

 

晶華「前回のキャラ成長で、私のカシュミーラがフェアリーテイマー3レベルになったので、また7種類の魔法が使えるようになりました」

NOVA「俺もソーサラー2レベルになったので、真語魔法と、それから深智魔法の2レベルが使えるようになったな」

晶華「深智魔法は2.0のサプリメント『ウィザーズトゥーム』に収録された魔法で、2.5版にはまだ登場していないのよね」

NOVA「ああ。おそらくは来年の秋に出る魔法サプリで、正式に2.5でも実装されると思う」

晶華「来年の秋って根拠は?」

NOVA「2.0時代のサプリメント発売順を踏襲すると考えたから。2.0ではアイテム本の『アルケミスト・ワークス』、モンスター本の『バルバロステイルズ』、魔法本の『ウィザーズトゥーム』の順で、年に一度のペースで追加ルール本が出たという経緯がある」

晶華「なるほどね。そして2.5では去年の秋にアイテム本の『エピックトレジャリー』が出て、今年の秋はモンスター本の『モンストラスロアー』が出る予定だから、来年の秋にはアップグレードした魔法本が出るだろうと推測したわけだ。NOVAちゃんにしては、なかなか理にかなった推理ね」

NOVA「お前、俺を理不尽な男だと思ってないか?」

晶華「割と、理屈よりも情動に流されがちみたいだけど。思いついたら、後先考えずに飛び込むところとか」

NOVA「そんなことはない。後先考えて、リスクは少ない、十分達成可能なタスクだと判断してから行動するようにはしている。まあ、想定外の事態で予測が狂ったり、事実よりも願望に基づく推測で判断が狂ったり、事前にしっかり考えたスケジュールが実際に作業に移ると計算が狂ったりして、修正を余儀なくされるのもしょっちゅうだけどな」

晶華「つまり、NOVAちゃんはしょっちゅう狂っているわけね」

NOVA「クールに狂う、クルクルクルマジックパワーを使う。それが俺だ」

晶華「今のは、冷静なクールと、冷静じゃない狂うをかけたホットなギャグです」

NOVA「うん。ギャグを解説してくれる相方がいると、ホッとするな。この一年で、そういう環境に慣れたから、いざ相方を失うストーリーに接すると、非常に寂しいものを覚えるわけだ」

晶華「NOVAちゃんは、私がいなくなったら、アークワンに暴走したりする?」

NOVA「しねえよ」

晶華「そうか。NOVAちゃんの私への愛はその程度なのね」

NOVA「そういう時は、暴走せずに冷静になって、そして、どうすればお前を取り戻すことができるか、復活させることができるか、建設的に考えるようにする。さすがに、この年になって破壊の衝動で暴走するほど未熟じゃないつもりだ。

「結局、或人は最後までイズ依存症が治らないまま、イズに導かれるだけで夢を語っていただけの子供だったんだな、と考えるに至っている。まあ、だからこそ、ドラマとして最終試練に直面しているわけだがな。ラストで一人の男として内面の成長を果たすか、それとも結局はイズへの依存で話を締めくくるかは知らんが、人とヒューマギアの共存というテーマだと後者がハッピーエンドになるんだろうな」

晶華「ああ、そうか。或人さんはイズさんを自分で作ったわけじゃないけど、NOVAちゃんは私を自分の想いから生み出してくれたんだもんね。或人さんは創造者ではなくて、お祖父さんの造ったヒューマギアを受け継いで、その延長で育てただけ。創造者なら、壊れたものを創り直すこともできるから、また違った関係性になるのか」

NOVA「とは言え、或人はイズを育てることはして来たからな。創り直すのと、育て直すのとはまた違うと思うんだ。この辺の話は、ゼロワンの放送が終わったり、劇場版を見たりした後で、改めて考察してみたいが、何にせよゼロワンという番組は、マッスル太郎のきっかけになったり、お笑いとは何か、相方とは何かを改めて考えるきっかけになった大事な作品だよな、とは思っている」

晶華「とにかく、NOVAちゃんは私を創った人だから、私がいなくなっても創り直すことはできる、と考えるのね」

NOVA「あ、ただし、ゲームで育てたキャラのセーブデータが全部消えたら、もう一度、そのゲームを初めからプレイしたいか、それとも虚しくなってゲームそのものを終わりにしたいか、という選択なら或人の気持ちも分かるような気がする。それとアズの場合は、『もう、このゲームはクソゲーだから、悪評をばら撒いて、散々罵ってスカッとしましょ♪』と囁く悪意の象徴かもしれん。

「それこそ『大事に育てた秘書のデータが消えた。ヒューマギアのセカイシネ』の状態だからなあ。衝動が振り切れて、全部なかったことにしたいとか、不破さんの『ヒューマギアはぶっ潰す』って想いが或人に移って、それを止めるために不破さんがかつての或人の言葉を口にして、立場逆転、主人公の完全交代っていうドラマは見たい気がする」

 

ケイPマーク2『って、ソード・ワールドの魔法の話のはずなのに、情動的にゼロワンの話をしているのは、どこが理性的だッピか』

 

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妖精郷の、騎獣厩舎(SWフェアリーガーデン1ー5.5)

騎獣厩舎、復活

 

GM(セイリュウ)「今回は、第3ミッションの後始末回だ」

サイバ(NOVA)「とうとう、10日めになりましたな」

GM「うむ。この日が過ぎると、妖精郷同化度が1点加算される」

ミリィ(晶華)「加算されると、どうなるの?」

サイバ「GM様、説明しても構わないですか?」

GM「よきにはからえ」

サイバ「以下は、プレイヤー知識だと前置きした上で。ぼくたちがラクシアに帰還するには、フィットチーネの管理する転移の魔法陣を使わないといけないんだけど、その際、2Dを振って、妖精郷同化度以上の数字を出さないといけない。もしも、それ未満の数字を出すと、ラクシアには戻れないんだ」

ミリィ「つまり、2点までは問題ないけど、妖精郷同化度が3点になると、ピンゾロで戻れなくなる。4点になると出目3までがアウト。120日間滞在して妖精郷同化度が12になってしまうと、一生帰れなくなるってことね」

サイバ「とりあえずは、30日以内に転移の魔法陣を使えるようにするのが、大きな目標となるかな」

マークス(ケイPマーク2)「溜まった妖精郷同化度を減らす手段はないのですか?」

GM「あるにはあるが、今はそれを明かす段階ではない」

マークス「あるならいいです。その手段を見つけるのも冒険の目的になるでしょうから」

 

ミリィ「では、10日めの早朝未明に羊ヶ原を出発しましょう」

マークス「停留所に行くまでにはランダムイベントは起こりませんでした。続いて、おもてなし亭に帰り着くまでも平穏無事。これで昼には到着です」

GM「すると、おもてなし亭には、先に帰ったパスタが既に騎獣厩舎を湖から浮上させている」

ミリィ「わ〜い、すぐに厩舎に行くわ。あたしもペガサスに乗せて〜」

GM「すると、厩舎にいたパスタ曰く、『すみません。ペガサスに乗るには、ライダー技能が5レベル以上、必要になるのですよ』」

ミリィ「そこを何とか」

パスタ『何ともなりません。それに今はペガサスを呼び出せないんです』

ミリィ「どうして?」

パスタ『そのための〈風の呼び子〉を飛行中にどこかへ落としてしまったんです。私を乗せたペガサスも、一度解放してあげたら、そのまま呼び戻せなくなってしまいました。ですから、ペガサスを呼ぶには、〈風の呼び子〉を見つけるところから始めなくてはいけません』

ミリィ「それでペガサスに乗れるの?」

パスタ『先ほども言ったように、ペガサスを乗りこなすにはライダー技能を成長させないといけません。さらに〈呼び子〉の魔力を充填するのに2000MMが必要』

ミリィ「2000MM! 今のあたしには持ち合わせがないわ」

パスタ『とりあえず、すぐにご用意できるのは普通の馬、いわゆるホースですね。これなら250MMで貸し出すことができますが』

ミリィ「借りるだけ? 購入はできないの?」

GM「妖精郷では騎獣の購入はできないようになっている。それに買うにしても、ホースの金額は5000ガメル。つまり、レンタルを20回できる計算になる」

ミリィ「ペガサスは?」

GM「2万ガメルだ」

ミリィ「遠い夢ってことね。いいわ。コツコツとホースから始めることにする。それでレンタルできるのはどれくらいの期間なの?」

GM「フェアリーガーデンでは、1ミッションを終えるまでの間だ」

ミリィ「つまり、1ミッションで250Gを稼がないと、赤字になるということね」

サイバ「ちなみに、第1ミッションでは3人で520ガメル、第2ミッションでは500ガメル、第3ミッションでは2155ガメルを稼いだ計算だ」

ミリィ「前回は、骨の丘で大当たりを引いたもんね。それでも、ライダーってずいぶんお金が掛かる職業だから、赤字にならないか心配なんだけど」

サイバ「まずは、1レベルだけ試しにとってみて、ホースで使い勝手と金銭との折り合いのつけ方を学んでみる。割に合わないと思ったら1レベルだけで止めておくって感じかな。まあ、250Gだったらボス敵のレベルが4以上だと確実に稼げるんだけどね。剣のかけら4つ分で800Gになるから、1人当たり260〜270Gということで」

ミリィ「う〜ん、どうするか少し考えてみるわ」

 

GM「では、パスタに続いて、ドリアの方だが、ブラウニーが3体になったので、2万ガメルまでのマジックアイテムが作れるようになった。この次に魔法工房が発展するのは、ブラウニーが5体集まったときだ」

サイバ「とは言え、今の我々は2万ガメルのマジックアイテムを気軽に作れるほど、お金を持っていないわけで。施設だけが成長しても、運用資金が追いついて来ないのが現状ということになる」

GM「レベルが上がれば倒せる敵も強くなって、獲得戦利品も高額になるので、お金も自然に貯まるだろう。だから頑張れ、と言い残しておいて、わしは寝る。例によって、成長の儀を済ませておくといい。ZZZ」

 

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