Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

ガンダム00第2部と、ダンバインの決戦(DD第3章パート4)

アロウズ台頭

 

NOVA「まさか、このタイミングでDDの新ストーリーが配信されるとは思わなかったぜ」

晶華「おかげで屋久島行きが少し遅れる形に」

翔花「気がつけば、5月ももう半ばね」

NOVA「とにかく、今回の目玉はついに来た、こいつらだ」

NOVA「せっかくの新機体なんだが、武装がまだ十分に揃っていないので、旧機体の方が強いというのが現状だがな」

NOVA「ともあれ、ソレスタルビーイングは第1章の終盤の激戦で活動休止状態になっていて、ようやく話が再開されたんだな。ええと、世界としてはギアスと同じ第4世界(ワールド3)だが、第2章ではギアス外伝とギアスの2ndシーズンばかりやっていて、ダブルオーは放置されていたことになる」

晶華「その間に、刹那さんは子どもから成長していたわけね」

NOVA「劇中では5年が経過していて、16歳から21歳になっている。ともあれ、前の話(パート3)ではギアス第2部の第2次トーキョー決戦まで物語が進んだが、決戦兵器のフレイヤの発射でナナリーが行方不明になり、ゼロことルルーシュが精神的に動転し、これ以上の戦闘行動は被害を増やすばかりと判断したナデシコホシノ・ルリ艦長の采配で撤退することになった。その後、国際情勢は新たに大きく変わり、第4世界にも地球連邦が設立されて、治安維持部隊のアロウズが組織化される」

翔花「ええと、ギアスの世界がダブルオーの世界に変質したってこと?」

NOVA「一応、ブリタニアは地球連邦の中心勢力となり、アロウズとナイツofラウンズが協力して、敵対する黒の騎士団や中華連邦、そしてディバイン・ドゥアーズ、その他、反抗勢力を潰しにかかった。急に、カタロンと名乗るレジスタンス組織も出現して、うわあ、ここまで一気にダブルオー2ndシーズンの物語が立ち上がるのかあ、と驚きだ」

晶華「でも、ダブルオー第2部が来るのは予定どおりだから、それほど驚くことでもないのでは?」

NOVA「いや、今回のストーリーは全体的に情勢の変化が激しくて、サプライズだらけだったぜ。とにかく、あまりの事態の急変にルルーシュも対応しきれないほどだ。そこへソレスタル・ビーイングが活動再開することになり、黒の騎士団とディバイン・ドゥアーズとソレスタル・ビーイングが正式に共同戦線を張ることになる」

翔花「あれ? 今までも共同戦線を張ってなかった?」

NOVA「実は、黒の騎士団とソレスタル・ビーイングは距離を置いていたんだな。過去のスパロボ(2次Zやスパクロ)では、割とべったりつるんでいたんだが、DDではルルーシュの秘密主義が大きくて、結構距離をとっていたし(ギアス外伝との兼ね合いもあって)、ディバイン・ドゥアーズもこの世界ではあまり表舞台に立とうとせずに、裏から支援する程度の方針だった。今回で大きく方針転換したんだ」

晶華「どうして?」

NOVA「アロウズのやり方が、まるでティターンズそのままだ、とブライトさんが見るに見かねたからだな。これまでは、世界の紛争の原因、倒すべき悪が何なのかがはっきり見えなかったけど(見方によっては、黒の騎士団やソレスタル・ビーイングのテロ活動の方が悪に見える)、アロウズの出現ではっきり世界の歪みが判明した、と、ブライトさんが判断した」

晶華「黒の騎士団は、あくまでブリタニアと戦うだけの組織規模で、まさか世界の全てを敵に回すとはルルーシュさんも想定していなかったよね」

NOVA「態勢の立て直しが必要ってことで、とりあえず、ソレスタル・ビーイングもロックオンの後継役の弟や、敵に捕まっているアレルヤを迎えに行かないといけないし、今回は刹那のダブルオー起動と、スメラギさんの再加入でアロウズへの対抗態勢を整える段階だ」

翔花「次は、ケルディムさんとアリオスさんの登場ね」

NOVA「あとは、沙慈に参加してもらって、ダブルオーライザーへの強化待ちだな」

 

ダンバインのクライマックス

 

NOVA「で、第4世界が情勢の激変で大変な一方、第1世界では、いきなりダンバインの最終決戦が行われることになった」

晶華「え? もう終わっちゃうの?」

NOVA「前回、ハイパー・ジェリルの話をやったから、もう少しゆっくり展開するかと思いきや、あれやこれやという間に、ビショットのゲア・ガリングを落とし、その後、ドレイクとの最終決戦が行われたんだ。ドレイクはともかく、ビショットのゲア・ガリングって、あしゅら男爵やブロッケン伯爵のグール同様、スパロボでは何度も出てきて、何度も撃破されては撤退を繰り返し、金と経験値をくれる、しつこいけど美味しいカモって印象だったんだけどな」

晶華「それでもビショットさんは、あしゅら男爵みたいな人気キャラにはならなかったのね」

NOVA「俺があしゅらを好きなのは、彼が悪役とは言え、忠誠心に篤い男(女)だからだぜ。敵ながら天晴れって意味で、卑怯な作戦をとってもドクターヘルへの忠義は尽くす、一本筋の通った敵役だからだ。それに比べて、ビショットはドレイクに対して面従腹背だわ、主役のショウとは別にライバル関係でもないし、好きになる理由があまりない。まあ、それはともかく、スパロボダンバインの敵が出るのは、大体、オーラマシンがバイストンウェルから地上に放逐される『浮上』の回からだ。TVでは32話から、となる」

翔花「それって後半よね」

NOVA「稀に、前半のバイストンウェルの話を断片的にやることもあったな。主にCOMPACTシリーズがバイストンウェルの話をいろいろやって、無印αが少しやったりするが、基本的には16話の『東京上空』で地上に出て来たガラリア関係のエピソードをやり、それから32話『浮上』、37話『ハイパー・ジェリル』、45話『ビヨン・ザ・トッド』、そして最終決戦の48話『クロス・ファイト』に至る流れがスパロボでの定番だ」

晶華「前回がTVの37話をやって、今回が最終クールの内容を凝縮したってことになる、と」

NOVA「まあ、俺にとって、しつこく出てくるビショットの印象って、第4次スパロボやFの記憶なんだが、あの時はドレイク軍ってティターンズと手を組んでいたから、割と補給態勢が整っていたんだよな。だから、しつこく出て来れる。今回のDDでは、原作どおり世界の異物として孤立していて、オーラマシンという兵器こそ地上の軍隊よりも強力だけど、補給が整わないジリ貧状態で長期戦が望めない状況。あっさり退場したのも、そういう理由だったんだな」

翔花「やっぱり、地に足がつかない状態で、拠点も持たないままじゃ、長く戦うこともできないってことね」

NOVA「そんなわけで、後は原作の悲劇をどう救えるかって話だな。原作じゃ、敵も味方もほぼ全滅エンドだったし、そこをどう改変するかだが、まず母親に射殺される悲劇の王女リムルはラバーンのおかげで助けられる」

晶華「え? ラバーンさんって未来のバイストンウェルの敵役よね」

NOVA「リムルは、未来のバイストンウェルで王女レムルに転生して、ラバーンに狙われたりもする縁なんだが、本作でビショットの客将として迎えられたラバーンは、ビショットに先がないことを見取ると、リムルを拉致して、ドレイクのところへ向かう際の手土産にしようと考えるんだが、フルメタルパニックの部隊やデビルマンの前に人質救出されて撤退する流れだ。まあ、結果的には彼が母親を始末したおかげで、リムルは殺されずに済んだことになる。敵の野心が功を奏して、原作の悲劇が回避されたという面白い展開だ」

晶華「次の悲劇はトッドさん? 原作だとハイパー化して死んじゃうのよね」

NOVA「今度もハイパー化しそうになるんだが、UCガンダム勢のサイコフレームの力でハイパー化が封じられ、さらに乱入者のおかげで、ショウがトッドを救う形になり、トッドが戦列を離れることになった。トッドとガラリアはドレイク軍から離脱し、新たな生き方を探ることになった。言わば、この2人が駆け落ちしたことになるな」

翔花「あとで味方になってくれたらいいのにね」

NOVA「ああ。ユニット化はされなくてもいいけど、ストーリー上でショウたちと和解できたらいいな」

晶華「で、原作の最終決戦では、マーベルさんも戦死。ショウさんもバーンさんと相討ちに終わる、と」

NOVA「DDでは、ディバイン・ドゥアーズの支援もあるうえ、シオンの援護でマーベルも生存し、そしてバーンに対しては、ショウとマーベルの合体攻撃で勝利できた次第」

NOVA「バーンの最後の機体はガラバじゃなくて、ズワァースのままだし、そのハイパー化を防ぐためにエレ様が犠牲になったりはしないし、ショウの最期の名セリフ『俺は人を殺さない。その怨念を殺す』も『シーラ・ラパーナ、浄化を!』もないし、あとショット・ウェポンも逃げたので、いろいろと原作アニメが改編されているが、ダイジェスト的ながら、ほぼTV版ダンバインの物語は終了した。ドレイクも、ニーとリムルが追い詰めて討ち取った形になる」

晶華「未来から来たシオンさんとラバーンさんが歴史を変えたって解釈でいいのかしら」

NOVA「ディバイン・ドゥアーズの協力以外には、そういう解釈も成り立つな。ラバーンがリムルを救い、シオンがショウとマーベルを救う形になったのは間違いない。で、シーラ様とエレ様はバイストンウェルにまだ帰還できず、地上に残ってドレイク軍残党に対処するようだ。今後も第1世界の母艦として活躍してくれるだろう」

 

もう一つのDD

 

NOVA「さて、今回、いろいろと急展開した物語だが、最大のサプライズは、ディスコード・ディフューザーという新たな敵組織が出現したことだな」

翔花「何、そのディスコでフィーバーってのは?」

NOVA「お前、今頃の若者はディスコで踊る文化なんて持ってないだろう? 聞き間違えるにしても、言葉のセンスが古い。一体、何歳なんだ?」

翔花「この間、5歳になったばかりよ。そりゃあ、時を翔ける少女として過去や未来を行ったり来たりしていたことはあるけど。ディスコでフィーバーってのは昭和から平成初期の文化よね。今、昭和トピアの話をしていたんだから、ディスコにつながってもいいじゃない?」

NOVA「ああ、ダンバインの時代は普通にディスコがあったか。とにかく、ディスコード・ディフューザーは『不和を拡散する者』という意味で、本作3つめのDDだ。1つは作品タイトルのディメンジョン・ドライバーで『次元を駆ける者』の意味。2つめは自軍部隊のディバイン・ドゥアーズで『神聖なる執行者』の意味だな。そして、新たなDDは自軍同様、次元の枠を越えた悪役連合だ。ドレイク軍との決戦に際して、顔見せ乱入して来た」

晶華「どんな連中?」

NOVA「リーダーはSEED世界のムルタ・アズラエルだ。母艦ドミニオンに乗って出現した」

晶華「SEED世界は第3世界よね。確か倒したはず」

NOVA「そう。倒したはずの連中が何故か復活して、自軍の妨害をするために出現した。スパロボFの時のようなクローンなのか、過去の時間軸から召喚されたのか(アブソリューティアンがベリアルやトレギアを召喚したように)、とにかく仮面ライダーBLACKとRXみたいに『その時、不思議なことが起こった』感じだ」

翔花「他には誰が復活したの?」

NOVA「第1世界からは、コンVのガルーダだ」

晶華「ああ、そいつは元々、ロボットだから量産されていても不思議じゃないし」

NOVA「第2世界からは、ボルテスのド・ズールだな。アズラエルの参謀役を務めている」

翔花「ああ、ビグザムに乗ってた人ね」

NOVA「それはドズル・ザビだ。全然キャラが違うだろう? ドズルさんは武人だが、ド・ズールは策士の科学者タイプ。まあ、ハイネルを裏切って切り捨てられたんだけど。ともかく、第3世界からはアズラエルの他に、フルメタガウルンが参入。それと第9世界(ワールド6)からは、獣神ライガーのドル・アーミーさんが参加だ」

晶華「5人そろって、ディスコード・ディフューザーってところね」

翔花「戦隊に例えるなら、ヒロインキャラがいないわよね」

NOVA「敵のヒロインで、DDで散ったキャラかあ。だったら、ジェリルさんかな。他は、意外と生きてるからな。ええと、オルフェンズのカルタさんぐらいか。ともあれ、これまでは多元世界の枠を越えて活動した敵って、真ゲッターの早乙女博士ぐらいしかいなかったけど、これで敵側もオリジナル敵以外で、自軍と同じ多次元移動能力を備えた連中が現れたから、今後の展開が楽しみだ」

(当記事 完)