3人の雑談
NOVA「今回は短い雑談回だ」
晶華「20周年イベントが終わって、みんなそれぞれの居場所に帰ったので、ここにいるのは私とNOVAちゃん、それにKPマーク3ちゃんの中の平成NOVA2009ちゃんだけになったのね」
009『何だか、ずっと覚めない夢に囚われている気がする』
NOVA「あとは、杖の精霊ジョエルがこの塔ではいつでもいるんだが、今は魔力充填のために寝てるってことで。009もウザければ、平成NOVAメモリを外してもいいんだが、そうなるとマーク3ボディが空っぽになって、変な悪霊がまた取り憑いたりすると困るから、とりあえず俺のコピーが中にいれば安心だろうって思う次第だ」
晶華「KPちゃんのボディだったら、イチローちゃんも魂の抜けた状態で、置き物状態なのよね」
NOVA「ネコ耳ハロ状態にして、その辺に転がせているから害はないだろう」
009『で、ぼくはいつまでここにいなければいけないんだ? 早く起きて、「プレ・ラーリオス」を書きたいんだが?』
NOVA「俺にとっては、もう過去の話なんだがな。一応、ホビー館のサブサイトとも言うべき『SFメカ別館』はこちらなんだが、2007年に立ち上げて、2014年まで更新して放置したまんまの状態。2009だと『夜明けのレクイエム』の第一部が終わった頃合いか」
009『そうだ。ぼくのカートは暴走して怪物化してしまい、悲劇の最期を迎えるけど、その想いが本編主人公の上座雄輝に受け継がれ、未来への希望をつなぐ大河ストーリーを意図している。原案者がこちらの想いをしっかり継承してくれるなら、彼の創作能力も格段に高まるだろうし、ぼくも満足できる。ラーリオスを応援してくれる人もそれなりにいて、いい作品になるはずなんだ』
NOVA「だったら、いいのにな。少なくとも、この時間軸だと、そういう未来にはならずに、作品エッセンスだけが形を変えて、花粉症ガールに受け継がれている。まあ、継承者にバトンタッチできなかったプレ・ラーリオスの悲劇は、花粉症ガールが物語に干渉してリセットを押すことで、カートにも平凡で幸せな未来を示して、俺の中では完結した次第だ。やっぱ、書くなら悲劇でジワリと来る物語よりも、ハッピーな方がいい、と俺の中でいろいろ切り替わったんだな」
009『するとカートの物語は、精霊の娘に継承されるんだな。ぼくのやっていることは無駄じゃない、と?』
NOVA「無駄かどうかは自分次第だろう? 他人がどうこう言うことじゃない。一見、無駄な経験のように思えても、自分の中に蓄積した想いがある限り、また、それに接した他者に何らかの想いを残す限り、それは歴史の1ページとして確かに刻まれる。俺はそう信じてるぜ」
009『カートの想いは、たとえ上座雄輝に伝わらなかったとしても、代わりに粉杉翔花や晶華という少女たちに受け継がれるってことか?』
晶華「ええ? それはないと思うなあ」
009『どうして?』
晶華「だって、私はカート君じゃなくて、トロイメライさんやスーザンさんの方向性だもん」
009『だけど、太陽サンサンなんだろう?』
晶華「ああ、部分的にはつながっている部分もあるかもね。だけど、今の花粉症ガールの物語に、こいつは明確にカートの後継者だってキャラはいる?」
NOVA「意外と、アスト辺りがそうかもしれん。まあ、結果論に過ぎんが、光と闇の間で揺れ動きながら、月の女と結ばれたって意味ではな」
009『なるほど。ぼくの書きたかった物語のエッセンスは10年後もしっかり継承されているってことでいいんだな』
NOVA「まあ、お前が根気強く夢を見続ける限りはな。それがお前の、いや俺たちのファンタジーなんだし、何だかんだで生きることが好きなんだしさ」
晶華「うん、BLACKさんの歌詞は今、 聞くと花粉症ガールの物語にそのまま受け継がれている気がするわね。時を越えるし、空を翔けるし、この星(NOVAちゃん)のためだし」
NOVA「いやいや、俺じゃなくて、この星は地球の意味だろう?」
晶華「まあ、ダブルミーニングってことで」
NOVA「別にBLACKの歌詞を意識しながら、花粉症ガールの話を書いているわけではないんだが、割とこういうヒーローソングの歌詞って、俺の魂に刻み込まれているものがあると思うんだな。だから、書いているものに自然とエッセンスが滲み出るのかもしれん。歌詞にしても、セリフにしても、感じ入る言葉ってのはそういうものだと思う」
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スパクロ26章は新展開
NOVA「さて、前置きは終わって、スパクロ話行ってみよう!」
009『スパクロ?』
NOVA「スーパーロボット大戦XΩ(クロスオメガ)の略だよ」
009『おお、まだスパロボは続いているのか。こっちは、スパロボZとスパロボKの時代だが、今度DSで出るスパロボ学園を買うかどうかで悩んでる』
NOVA「そう言えば、そういうものもあったなあ。2020年はウルトラマンがZだったり、ゼロさんが学園やってる時代なんだが、来年1月からは『ウルトラマンクロニクルZ ヒーローズオデッセイ』という番組が始まって、ゼロ師匠のナビで、Zとティガのことを振り返るらしいことが、いま先程分かった」
晶華「ゼロさん、相変わらず忙しいみたいね。ギャラクシーファイトとTV放送の掛け持ちなんて」
NOVA「ああ、時間があれば、触手キング改めカニコングが抜けた後のパグマイアにプレイヤー参加してもらおうと思っていたんだが、そんな暇はなさそうだ。他の手を考えないといけないようだな。何にせよ、年内はアステロイド宮殿で羽伸ばししてくれて構わないんだが」
009『ウルトラマンゼロって、そんなに活躍するのか?』
NOVA「ああ、ウルトラ界隈では、セブンーレオーゼロからつながる系譜というのが一大派閥を為している。まあ、父ータロウータイガ派閥がそれに追いついて来るかどうかが見ものだが、もうゼロさんの世話焼きっぷりは、昭和ライダーにおけるV3並みと言っても過言ではない。中の人も、宮内さんと宮野さんで宮つながりだしな」
009『そうか。メビウスはどうなった?』
NOVA「役者が引退して、スポットが当たることが少なくなっているなあ。一時期は、昭和ウルトラ復活の立役者で持ち上げられていて、俺も結構好きな作品だったんだがなあ」
行け!ウルトラマンゼロ!~Go!Ultramanzero!~
ウルトラマンゼロ&レオvsニセウルトラマン&ニセウルトラセブン
NOVA「メビウスが昭和ウルトラ復活の立役者で、そのバトンをゼロが受け継いで、ニュージェネレーションにつなげているのが、この15年ほどのウルトラ史ということになる」
009『なるほどな。10年後も円谷は健在で、新作ウルトラを作り続けていることが分かっただけでも、凄いことだ』
NOVA「まあな。そして、それを追っかけ続けている俺も凄いということさ」
009『そういうことを口に出して言うなんて、恥ずかしい奴だなあ』
NOVA「10年前は、今よりも自分に自信を持ってなかったんだもんなあ、お前は」
009『謙虚という言葉が、あんたの辞書にはないのか?』
NOVA「もちろんあるが、謙虚ぶって言うべき言葉も口にできないのが、お前の限界ってことなんだ。誇るべきことは誇りながら、足りないところはしっかり認める。その上で、好きなものは好きだと誇らしく語っていいのが、不惑を過ぎた男の生き様だろう。ついでに、俺の来年は知命だがな」
晶華「NOVAちゃん、昔の自分相手に調子に乗って偉ぶるのは大人気ないし〜、それに今の話題を完全に見失ってるし〜、脱線寄り道回路がフル稼働しているわよ」
NOVA「脱線寄り道だと? いや、ウルトラについて熱く語るのは俺の王道……」
晶華「今の文章の小見出しを見て」
NOVA「ん? 小見出し? スパクロ26章だと? うわー、そうだ。これはスパクロの話なんだよ。何で俺はウルトラ話を熱く語っているんだよ〜?」
009『フッ、もうすぐ知命という男が聞いて呆れる。自分の為すべき使命も忘れるとは、致命的なミスをしたものよ。笑止』
NOVA「やかましい。これからクロスオメガの話にアクロバティックに突入するんだよ」
晶華「どうやって?」
NOVA「それには、ウルトラマンXさんとウルトラマンオーブさんの力をお借りしなければならない。そう、Xとオーブの力でクロスオメガだ」
[MAD]TWO AS ONE ウルトラマンオーブ ウルトラマンX 大地&X ガイ&ジャグラー ultraman orb ultraman x
晶華「で、クロスオメガの新ネタは何?」
NOVA「ええと、26章に入ると、また違う世界に行くことになりました。そこではターンAガンダムとダンバインが共闘していました。アサヒと甲児、スタドラのタクトたちは元の世界に戻る手掛かりを得るため、彼らの戦いに力を貸すことになりました。以上ってところだな」
晶華「少なッ!」
NOVA「あと、月末恒例イベントのソリス編では、シャッテクローンのフェンディに、人間社会の常識を教えるために苦労するオリーヴたちの物語という感じで、日常編が展開されている。まあ、世界の命運をかけた大決戦の後で、別の世界の戦いが始まったり、日常ドタバタコメディに流れるのは、よくある続編エピソードだな」
晶華「じゃあ、次、プリキュア新作の話題にいきましょう」
プリキュア新作
NOVA「タイトルは『トロピカル〜ジュ!プリキュア』と発表されて、来年春からスタートらしい」
009『10年後も続いているのか、プリキュアは』
NOVA「お前は、まだフレッシュプリキュアしか知らないだろう。この初心者め」
009『ぼくとしては、10年後もまだプリキュアを見続けていることがビックリだよ。単に創作でヒロインを描く際の参考にならないか、と見始めただけなのに』
NOVA「フッ、その結果生まれた娘が、花粉症ガールだ」
晶華「えっへん!」
009『自分は硬派な親父キャラになるつもりだったのに。ヒロインなんて、ちょっとしたハードなドラマの清涼剤になればいいぐらいにしか思っていなかったのに』
NOVA「そう思って書いたら、大人ヒロインに誘惑されて闇堕ちしてしまう方向に流れちまってよ。女に免疫のない奴はこれだから困る」
009『ぼくの理想のヒロインは、999のメーテルか、009のフランソワーズなんだよ』
癒しボイス!?【 フランソワーズ 】歴代声優比較 サイボーグ003 ボイス有
NOVA「というか、2009年時点で、ネタが古いだろう? まあ、フランソワーズも、メーテルも21世紀に時々リメイクされているんだが」
晶華「で、プリキュアの話をするはずなのに、何でサイボーグとか銀河鉄道の話になってしまうわけ?」
NOVA「仕方ないだろう。まだ、タイトルが分かっただけで、語るほどのネタがないんだから」
晶華「いや、タイトルからいろいろ分析するとか、予想してみるとかそんなことをしないわけ?」
NOVA「考える材料が足りてない段階で、あれこれ言うのは時期尚早じゃないのか?」
晶華「だったら、私が考える。そうね、タイトルのカラーリングが青と緑と赤とピンクと黄色だから、5人そろって5プリキュアだと見たわ」
NOVA「そこは否定する理由がないが、赤はルージュで全員共通のポイントカラーで、4人チームという可能性も想定してみよう。そして、追加メンバーが紫だったりすると、プリキュアの基本カラーは大体、網羅しているんじゃないかなあ」
009『緑のプリキュアなんているのか? 白と黒は元祖らしいが』
NOVA「チッ、素人はこれだから困る。2009年時点でも、緑プリキュアはYES5のキュアミントがいるじゃないか。存在を認知していないなら、こまちさんに謝れ。小説家を目指していて、『海賊ハリケーン』などの作者なんだぞ」
キュアミント - Cure Mint (Transformations Comparison)
009『知らねえよ、そんなの』
NOVA「知らないなら、恥をかかないように黙って聞いていろよ。緑プリキュアは、キュアミント以降、キュアマーチ、キュアフェリーチェ、キュアパルフェと伝統を紡いでいき、うちのブログでもみどりの日にちなんで特集したことがあるんだよ」
晶華「その後、宇宙人のキュアミルキーが加わったルン」
【スター☆トゥインクルプリキュア】キュアミルキー へんしんシーン
009『なるほど、今のプリキュアは歌いながら変身するのか?』
NOVA「今じゃねえ。1年前のプリキュア限定だ。とにかく、緑キュアは数こそ少ないが、だんだん存在感を高めている。戦隊でも緑ヒロインがレアとは言え、登場すると一躍人気キャラになることが多い。まあ、そもそも、うちは植物系の花粉症ガールがヒロインなんだから、緑に注目するのは必然なんだがな」
009『なるほど。緑は植物とか自然の力って感じだな』
NOVA「しかし、許せんのはキュアアースだな。どうして、地球の大地の精霊が出自なのに、カラーリングが紫で、風属性なんだ? 地球要素はどこにあるって言うんだ?」
晶華「いや、声優さんが三森すずこさんだから、森属性じゃない?」
NOVA「それを言ったら、主役のキュアグレースの声優は悠木碧さんなのに、青でも緑でもなくてピンクだぞ。声優さんの名前は関係ないだろう?」
009『つかぬことを聞くが、三森すずこさんって誰なんだ?』
NOVA「貴様、それでも特撮マニアを自認するWhite NOVAか? ファイヤーレオンのヒロインの姉にして、ウルトラマンジードでレムの声を演じ、今度、ギャラクシーファイトでウルトラの母の若い時代のウルトラウーマンマリーの声に抜擢され、ゆくゆくは池田昌子さんの後を継いでメーテルの声をやるかもしれない三森すずこさんの名を知らないとは、NOVAの風上にもおけねえ。ウルトラマンルーブのエンディングでも聞いて、反省しやがれ」
009『そうは言っても、ぼくの特撮アンテナに引っ掛かっていないから仕方ないだろう? 小説書きに夢中になっていて、感度が鈍っているのかもしれないけど』
晶華「ねえねえ、NOVAちゃん、令和のNOVAちゃんの方だけど。三森さんって2010年声優デビューだそうだから、2009年の人が知らなくても仕方ないと思うよ」
NOVA「何? そうか、それなら知らなくても仕方ない。さすがの俺も未来予知はできんし、どちらかと言えば、懐古派だからな。で、2009年の俺が知っている女性声優って誰がいるか、5人挙げてみろよ」
009『女性か。だったら、榊原良子さんに、吉田理保子さんに、野沢雅子さんに、上田みゆきさんに、あとは林原めぐみさんか、宮村優子さんと言ったところか。他には、小山茉美さん、三石琴乃さん、川村万梨阿さんもよく聞くな』
NOVA「何で聞くかは言わなくてもいいぞ。そのジャンルだと、どうしても古くなるな。もっと、こう新しい人っていないのかよ」
009『ああ、水谷優子さんに、冬馬由美さんと答えたらいいのか?』
NOVA「水谷さんは残念ながら2016年に亡くなったぞ」
009『何だと! 本官の許可なく、勝手に亡くなるなど許さん!(涙目) スパロボのエクセレンの声はどうするんだ? マシンロボのレイナ・ストールは?』
NOVA「他には、本多知恵子さんなんかも2013年に亡くなったな」
009『何てこった。未来には夢も希望もないのか。鬱だ、死のう』
NOVA「バカ野郎。お前が死んでも、亡くなった人が喜ぶと思うか? お前には、彼女たちが生きた証を語り継ぐ使命があるんだよ。思い出話を風化させないようにな。それを果たすまで、勝手に鬱で死ぬことは本官が許さん!」
009『そうか、ぼくには好きな声優さんの業績を語る使命があるんだな。危うく大切なことを忘れるところだったぜ。未来の自分に感謝しながら、今日をしっかり生き抜く、それがWhite NOVAってもんだ』
NOVA「うむ、分かってくれたようだな。それでこそ平成を生き抜いたWhite NOVAだ。今日の俺が生きていられるのも、お前のその熱意があればこそだ。今後も負けるんじゃないぞ」
晶華「何? この茶番は? ここまで一人芝居をできるのも、ある意味すごい才能よね。私には、とても付いて行けるレベルじゃないので、プリキュアに話を戻すわ。ええと、NOVAちゃん、トロピカルって何だと思う?」
NOVA「熱帯地方、南国と言ったところか」
009『確か、トロピカルドムというのがいて、砂漠用の茶色いドムなんだ。それにルージュ=赤が混じると言うことは、別名「レッドブラウン!プリキュア」ってことで、赤茶色か何かのカラーリングじゃないのか?』
晶華「はい、プリキュアのことはあまり知らない素人さんは黙っていようね。無知な人が適当なことを喋っても、的を射ることは少ないから。何かを語りたければ、せめてプリキュアを1作分、完走してから言うように」
009『シクシク。ぼくのガンダム知識じゃ、プリキュアの解析には役に立たないと言うのか』
NOVA「まあ、お前のメモリは『テム・レイの回路』みたいなものだな。自爆しても修理費が安くて済むのが恩恵だ。それより、マジレスすると、トロピカルという要素にフルーツを付けると、いいかもしれない。パインとパッションフルーツは、フレッシュプリキュアで使用済みだから、それ以外だと、バナナ、パパイヤ、ドリアン、マンゴー、キウイ、ココナッツ、アセロラ、マンゴスチンなどなど」
晶華「キュアバナナ? 何だか仮面ライダー鎧武さんみたいね」
NOVA「トロピカルフィッシュ、つまり熱帯魚という可能性も考えられるぞ。グッピー、エンゼルフィッシュ、ネオンテトラなど、探せば使えそうな名前も多いな。もう少し範囲を広げて、魚介類まで持ってくると、真珠のパールも行けそうだな。キュアパールとか。サンゴを英語にしたキュアコーラルとか、とにかく南国の海や自然にありそうな物をあれこれ集めると当たるかもしれん」
晶華「熱帯の花なら、キュアハイビスカスってのもありそうね🌺」
009『熱帯雨だったら、キュアスコールというのはどうだろう?』
NOVA「雨はややネガティブだから、使いにくいかもしれん。まあ、それでプリキュアが南国だと、敵キャラは北国の氷系かな。全ての人の心を凍らせる敵で、怪物の名前がカチンコチンとかで、固め系の属性持ち。心も時間も凍らせる敵となると、手強そうだ」
009『だったら、プリキュアは南国らしく、ストレートに太陽でいいんじゃないか?』
NOVA「太陽名のプリキュアは結構いるんだよ。お前は知らないだろうけど、2010年のキュアサンシャインを皮切りに、キュアサニー、キュアソレイユが直接的に太陽だな。他に、ゲストプリキュアで『アロ〜ハ プリキュア』というハワイ出身のプリキュアの片割れがキュアサンセットで、それからタンポポモチーフのキュアロゼッタも陽だまりポカポカとか言ってたな。意外と、ヒマワリモチーフのキュアサンフラワーはいないが、ひまりちゃんが変身するキュアカスタードってのもいた。まあ、もっと広く月や星も含めた光属性のプリキュアは無茶苦茶いっぱいいるけどな」
009『……何で、そんなにマニアなんだよ、あんたは?』
NOVA「いや、マニアじゃないよ。ただの年季の入ったファンだよ。マニアだったら映画館に行って、ミラクルライトを振ってるはず」
晶華「それは……無理だと思う」
NOVA「何でだよ? 俺だって、ちょっと恥ずかしさに耐えさえすれば、プリキュア映画を見に劇場へ行くぐらい……」
晶華「劇場でミラクルライトを配布されるのは、中学生までなのよ。私ならともかく、NOVAちゃんが劇場に行っても、たぶんミラクルライトはもらえないんじゃないかな?」
NOVA「むっ、確かに今の俺が『中学生です』と言い張るのは、相当に無理があるな」
009『どこから見ても、「メガネをかけたおじさん」だもんな🥸』
NOVA「お前だって、10年若いだけで、メガネおじさんキャラなのは同じだろうが」
009『フッ、しかし、このサイボーグボディには、007のグレート・ブリテンのように姿形を変える変身能力があるようだな。これを使えば、中学生の姿に戻ることなど容易いこと』
NOVA「俺だってな、このブログ時空だと『リトルNOVA』という子どもモードがあるんだよ」
009『で、プリキュアを上映してミラクルライトをくれる劇場は、このブログ時空にはあるのか?』
NOVA「……ないorz」
晶華「つまり、ミラクルライトをもらえないNOVAちゃんは、どうあがいてもプリキュアマニアへの道を昇りつめることはできない、と。方法があるとするなら、私が実体化するか、それとも誰か中学生以下の子を同伴してプリキュア映画を見に行くか、ネットオークションかメルカリでミラクルライトを買うか、あるいは映画を見ている子供たちからミラクルライトを奪いとるか、さあ、どれを選ぶ?」
NOVA「どれも選ばねえよ。そもそも、俺の夢はプリキュアマニアになることじゃないからな。ミラクルライトなんて必要ない。俺は俺自身の心の光で輝いてみせる。それこそが令和の光、Shiny NOVAってもんだ」
晶華「……とまあ、今回はこんなところで話を締めくくるけど、プリキュアも次が18作めで、これからも20周年に向けて頑張るってことで、私は応援を続けたいと思います。別にマニアじゃなくても、応援し続けるファンでいたいって気持ちなので」
(当記事 完)