White NOVAのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガールというオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

今日はみどりの日

NOVA「みどりの日、おめでとう。翔花、ハッピー・グリーン・デー♪」

翔花「うん、ありがとう、NOVAちゃん。この間は、27日にも何だか祝ってもらえた感じだし、いっそのこと毎日がお祝いの日でもいい感じよね」

NOVA「いや、さすがに仕事もしないと、生活が成り立たないからなあ。働かざる者、食うべからずだし、仕事という日常の『褻(ケ)の日』があるからこそ、祭日という『晴れの日』が盛り上がるのだと思うぞ。毎日が休みだと、人間、自分で自分を律しない限り、堕落してしまう。しなければいけない仕事があるからこそ、頑張らないと、と思えるわけで」

翔花「私は毎日が休みみたいなものだけど、NOVAちゃんが仕事で忙しそうに出て行くのを見ると、私もアシスタントガールらしく勉強しないとって思えるもんね。私が頑張れるのは、NOVAちゃんが仕事で頑張ってくれる姿を見せているからだよ」

NOVA「ああ、これもいろいろな考え方があってな。ビジネスマンの中では、『忙しそうに動いている姿を見せるのが一流、しかし、超一流は忙しい中でも余裕を感じさせなければならない』という話を、昔、何かで読んだと記憶する」

翔花「つまり、どういうこと?」

NOVA「まず、暇そうな姿をさらけ出している人間は、その緊張感のなさのために、二流扱いだな。遊び仲間として声は掛けてもらいやすいのかも知れないが、仕事人としては無能だ。仕事をしていないということだからな。あるいは、自分で仕事を見つけたり、作ったりできない、と。そういう人間には仕事を与えてくれる上司が不可欠だ。もちろん『徹頭徹尾、手抜きで行きます』という人生訓を持っているなら別だが、あれは役所という公務員生活と、裏稼業という内職があってこその言い草だからな。それと、真面目に働こうと思っていたのに、表向きは自分に目を掛けてくれたと思っていた上司が悪人で自分を陥れたと知った時の皮肉な覚悟のセリフだからな。つまり、表稼業で真面目ぶるのはやめて、昔どおりの昼行灯を決め込みながら、裏稼業に徹する宣言ともなるわけで。詳しくは『新・必殺仕置人』の第1話参照だ」

翔花「で、NOVAちゃんはこの話を見て、どう感じたの? そういう話をしたくて、引用したんでしょ」

NOVA「ああ、主水に斬られる上司役の岸田森氏が最高だよな。この人は、無印仕事人の1話でも、やはり主水に斬られる役で、主水の裏稼業復帰の立役者という評価がある。しかし、必殺シリーズでこの人が演じた一番の大物キャラは、やはりからくり人崩壊の起因となった鳥居耀蔵だと思うぞ。甲斐の耀蔵をもじって『妖怪』と呼称されたり、北町奉行の遠山の金さんのライバルキャラとして南町奉行を務め、老中・水野忠邦の懐刀として天保の改革に協力したものの庶民からは嫌われまくって、時代劇の悪役キャラとしては定番だな」

翔花「うん、歴史マニアのNOVAちゃんだから、そういう話題に展開するのは納得するとして、どうして、わざわざ、みどりの日にこういう話を始めたわけ? いつもながら、NOVAちゃんの話題の展開は、理解に苦しむんだけど、ただの気まぐれってことはないわよね」

NOVA「ああ、みどりだからいくつかネタのストックは用意したんだが、その中の一つ、緑→森→岸田森という流れだな。ちょっと名前をもじれば、『森の騎士』とファンタジックに変えることも可能だし、それに、この人が4年ほど結婚していたのが女優の樹木希林というネタもあってな。俺も初めて知ったときは、どれだけ植物つながりなんだよ、って感じたものだ。さらに、この人の従姉に岸田今日子という人がいてな、ムーミンの声や、映画の必殺4で弁天の元締めをやったことで俺のアンテナに引っ掛かった。どちらかといえば舞台女優なので、俺の視野にはあまり入らない人だったのだが、まさか岸田森氏の身内だったとはな」

翔花「気になるので、私も精霊ネットで調べるね。岸田森、またの名を朱川審という」

NOVA「ああ、出演作にして、俺が初めてこの人を知った『帰ってきたウルトラマン』で脚本を書いたときのペンネームだな。プリズ魔の回だ」

翔花「ペンネームが朱川なら、これ、緑よりも赤いイメージよね」

NOVA「むっ。だったら、どうして赤の日がないんだ? せっかくだから、赤、青、黄、桃、緑を設定して、5日そろって5連休、ってやるべきだと思うんだが。それこそ、ゴールデンウィークにふさわしい快挙だとは思わないか。黄金週間だから、6人目の金もいるわけだし。求む、戦隊マニアな国会議員」

翔花「はいはい。政治話は昨日だけじゃなかったのかしら」

五色カラーのグリーン枠


NOVA「一応、みどりの日だから、それっぽいものを貼り付けておくぞ。形式は守らないと、ただのとりとめのない雑談になるからな」

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翔花「じゃあ、私も貼るね」
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翔花「意外といないのよね、緑のプリキュア

NOVA「ああ、プリキュアは基本がピンク、青、黄の3人体制が多く、そこに赤が加わるのが俺的定番だと思っている。もちろん、それは俺が最初に番組を見たのが、フレッシュプリキュアという影響も大きいが。最初から見ていると、黒と白の2人に黄色が加わるのがベーシックなんだろうが、黒にはピンクを混ぜて、白には青を混ぜていたから、結局は、ピンク、青、黄がプリキュア3原色と言えるな。そこに後から、赤、紫、緑の順でイレギュラー枠がポジション争いしている感じだが、赤と紫に比べて、緑が劣勢なのは否めない。最近は、緑だけだと女の子受けしないようなので、うまくピンクと混ぜ合わせたりしてフェミニンカラーを演出している感じだな。セーラージュピターみたいなパワフル系は年少の女の子受けはしない感じで、文学少女キュアミント、ジュピター後継者のキュアマーチがいるが、青とのコンビで存在感を得ているように見える。緑単独では、いまいち地味なのがプリキュアでのカラーリングかもな」

翔花「やっぱり、NOVAちゃん、プリキュアマニアだよ」

NOVA「いや、俺は認めん。ニチアサついでに、10年横目でチラチラ見ていただけに過ぎん。劇場映画も見ていないのに、プリキュアマニアを名乗る資格はない」

翔花「だけど、それなりにチェックはしていたのよね」

NOVA「ああ、ラーリオス企画に際して、ヒロインが描けないのは致命的だと考えたからな。一応は、自分の創作用に最低限の勉強はしてきたつもりだ。まあ、プリキュア見てれば、女性キャラの定番チーム構成の類型とかは分かるかなと考えたわけだが。基本的にNOVAのヒロインイメージって、戦隊に合わせた紅一点か、せいぜいWヒロインしかなくて、二人組の場合は大体、ボーイッシュな姉タイプと、フェミニンな妹タイプに分かれる感じだな。まあ、たまにフェミニンな姉と、ボーイッシュな妹にアレンジされたり(ジェットマンとか)、作品ごとのカラーがヒロインからも分かる程度には習得できたわけだが、さすがにそれだけだと引き出し不足を感じたりもしたわけだ」

翔花「で、10年の定点観測で得た結論は?」

NOVA「結論って何だよ?」

翔花「結局、どのプリキュアが一番好きなの? NOVAちゃんの好みってものを知りたいのよ」

NOVA「うーん、それだと敵から味方になった追加戦士枠がまずツボだな。イース改めキュアパッションとか、猫のセイレーン改めキュアビートとか。とりわけ、セイレーンはラーリオスの星輝士サマンサのモチーフに流用した。猫キャラだと、昨年のキュアマカロンもツボと言えるな。気まぐれな姉キャラだけど有能で一応の気遣いはできるが、何となく孤高を保つという複雑なキャラ性に惹かれてな。しかし、ベストという意味では、道にこだわるキュアビューティかな。青キャラだし、基本はしっかり者の姉キャラなのに天然ボケという点にシンパシーを感じる。まあ、知性キャラで青というのは定番だし、今はキュアアンジュ一押しだが、ルールーも捨てがたい。そんな感じでいいのか?」

翔花「やっぱり、NOVAちゃんは青が好き(メモメモ)。あ、緑とピンクのハイブリッドの、キュアフェリーチェやキュアパルフェは?」

NOVA「う〜ん、どっちも人外という意味ではツボかな、とも思ったんだが、前者は精神年齢が低すぎたのと、急成長枠なのはいいが主人公の2人を差し置いて、というのが見ていて厳しかった。というか、見るのをやめた。後者は、精神年齢そこそこで悪くはないのだが、妖精とプリキュアの二足のわらじでハマりきらなかったな。元猫妖精のキュアビートは、一度人間になった後は猫に戻れないという設定のため、昔の自分と、変わってしまった今の自分のギャップに、自身が戸惑っている描写もあってツボった。まあ、この辺は自分にとってのツボを確かめるとともに、自分のツボではないけど、描けるヴァリエーションを広げるための視野を広げる必要もあって、さっきからしきりにメモを取っている翔花なんかは、俺のツボを探ろうと一生懸命なのは分かるが、全てが俺の理想どおりに振る舞うようなら、それは一言やめとけ、と言う」

翔花「え、それはどういうこと?」

NOVA「全てが俺の理想どおりっていうキャラは、何だか作り物って感じがしてな、自分で書いていてもイヤになるんだわ。番組を見て予想をしてそれが的中すれば、当然嬉しくなるけど、全てが予想どおりでもつまらない。本当にハマる作品には、予想を越えてビックリする意外性も必要なんだな。もちろん、意外性だらけで予想の立てようもないのは考察の余地もないので、流し見視聴になりがちだが、ある程度は予想に応えつつ、おお、そう来たか、という作品こそ感じ入らせてくれる。翔花に対しても、そういう気持ちだな。頼むから、俺の操り人形だけにはならないで欲しいな。翔花自身のありのままで、俺のツボを刺激してくれることを心から期待する」

翔花「ちょっと、それって無茶苦茶ハードル高くない? いくら何でも、そこまでNOVAちゃんの期待には応えられないよ」

NOVA「そうそう。そういう反応でいいんだよ。俺が無茶を言ったら止めようとするとか、俺の話が長いときは眠ってしまうとか、そういうところが意外性。まあ、嫌いとか、さよならとか、完全に嫌われるのは勘弁だが、俺の至らない点には厳しくツッコミ入れてくれつつ、こんな取り止めない話の聞き役になってくれたら、十分な癒しキャラだと思うな」

翔花「フェリーチェは花だし、パルフェはペガサスの加護を受けているから、どちらも私のモデルだと思っていたんだけど、違うの?」

NOVA「それは俺にも説明しにくいな。偶然なのか、無意識なのか。ただ、翔花が生まれたときは、その2人を意識してはいない。翔は、花粉症の症の字を置き換えただけだし、その字を選んだのは俺じゃなく、お前だ。花粉が飛び散るのにペガサスは関係ないだろう? 花はもちろん、お前のオリジナルだ。少なくともキュアフェリーチェが原因で、俺はくしゃみと鼻水と涙目を発症したことはない。つまり、お前はプリキュアのその2人とはつながっていない。似ているところがあるとしたら、それは生物学における相似器官に過ぎん。俺がプリキュアモチーフで意図的にアシスタントガールを設定したなら、それはキュアビューティみたいなキャラになっていたろうが、それじゃ今みたいなおしゃべりはできないだろうな」

翔花「どうして?」

NOVA「彼女は厳格で古風な家庭に育てられたので、基本は真面目で良い子なんだよ。自分の教え子にもそういう娘は何人か心当たりはあるが、真面目で勉強は教えやすい反面、自己主張が弱くてな。受け身の勉強はできるんだが、そこから、どう自分の進路を見つけるか、そういう自分自身がやりたいことを見つけ出すサポートも必要になる。そういう娘が、俺の暴走にブレーキを掛けたり、俺の話のおかしな点に適切なツッコミを入れられると思うか?」

翔花「無理ね。もしも、冷ややかなツッコミを入れられたら、NOVAちゃんの心が氷のように固まって、パリーンと砕け散ってしまうわ。キュアビューティ、あなたじゃNOVAちゃんのアシスタントガールは務まらない。この勝負、私の勝ちね」

NOVA「いや、そういう風におかしな挑発をしていたら、キュアビューティが悪霊になって、襲いかかって来るかも知れないからやめとけ。ただでさえ、彼女にはバッドエンドビューティという冷酷な分身がいるんだからな。悪キャラをイメージするのは簡単すぎる。そんな不毛な戦いはしたくないから、護符としてビューティ人形を貼り付けておくぞ」
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翔花「確かに、悪堕ちしたプリキュアと戦うのは、荷が重すぎると思うわ。まず勝てないだろうし、仮にこの場で勝ったとしても、全国のプリキュアファンを敵に回すような危険は犯せないわね。キュアビューティは、日本国憲法と同じくらい神聖不可侵の存在として、記憶に留めておくわ」

NOVA「うむ、これが我らの生きる道としておくのがいいな。ダルニアよ」

翔花「え、ダルニアって?」

NOVA「緑、花、人外というキーワードでつなげるなら、アクマイザー3に登場した彼女を思い出さないわけには行くまい。翔花にモデルがあるとしたら、キュアフェリーチェなんかよりも、こっちの方がよほど俺の無意識に根付いているはずだ」
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NOVA「大体、アクマイザー3は三銃士モチーフだろう? だったら、三銃士の本来の主人公であるダルタニアンがモチーフのダルニアはもっと持ち上げられていいはずだ。しかも、グリーンヒロインの先駆者的な存在だぜ。それなのに、あまり恵まれた扱いとは言えんな。ライダー映画でも、アクマイザーは敵役とはいえ出て来たのに、ダルニアのことは誰も顧みない。このままだと、彼女が悪霊化しかねないので、俺だけでもこの日にダルニアを宣揚するぜ。そして、求む、ダルニアの系譜を受け継ぐキャラよ」

翔花「ええと、アクマイザーさんは、ザビタンさんが黒で、イビルさんが黄で、ガブラさんが赤と青のビルド風味。3枚目のコミカルキャラに赤と青という人気色を配するなんて、カラーリング的にも、デザイン的にも相当冒険しているわね」
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NOVA「そうなんだ。その後継者の三超神は割とオーソドックスなカラーリングなんだがな」
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翔花「空と炎の赤、水の青、大地の黄。確かにオーソドックスね。空が赤というところは気になるけど、太陽戦隊もそうだし、ゲッターロボも。割と普通に思えるわ」

NOVA「まあ、撮影技術が発達した今だと、空をバックに青いキャラでも見栄えよく映せるのかも知れないが、60年代から70年代では、青色じゃ空の色と区別がつかずに映えないから、空を背景に映す場合は赤かオレンジ系という映像界の常識みたいなものがあったと聞く。だから、科学特捜隊のコスチュームはオレンジ色で、それをダサいと見なしてブルーに変えたウルトラ警備隊の軍服調の制服なんかは、円谷英二監督のお怒りを相当買ったそうな。ただ、そのため、ウルトラ警備隊はナイトシーン映えするし、そもそもセブンが真っ赤で空映えするカラーリングだからな。クールな警備隊と、情熱的なパワーファイターのセブンというイメージも付けられたので悪くない。ともあれ、空担当が赤というのは割と当時は常識だったわけだ」

翔花「確かに、戦闘機のバリブルーンやバリドリーンも赤が目立つわね。操縦しているのはアオレンジャーさんなのに」
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NOVA「何で、赤と白なのに、ブルーンなのかは子供心に不思議だったがな。後でブルドッグモチーフと知って一応は納得したんだが、明確に鳥モチーフで、五色の可変翼が派手なバリドリーンの方が好きだったな」

翔花「空映えするのが赤系というのは分かったわ。それで話を戻すけど、ダルニアさんは最後どうなったの? アクマイザーさんが魂を超神さんに継承したのは知ってるけど」

NOVA「だから、ダルニアの後継者はいないんだって。消息不明。強いて言えば、彼女が後継者かな?」
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翔花「金髪ヒロインつながりね。だけど緑じゃない」

NOVA「戦隊でも緑ヒロインは近年までなかったからなあ。レギュラーでは彼女が初めてだ」
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翔花「カメレオングリーンね。その前にメレ様ってのがいて、NOVAちゃんがハマッていたのは知ってる」
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NOVA「ああ、ゲキレンは味方側に特に感情移入できるキャラがいなくてな。それでも掲示板で、番組の感想は書かないといけない。こういう時は視点を変えたりして、自分がハマれる理由を作るようにしている。大体、味方にハマれない時は、敵役がツボになっているわけで、それが黒獅子リオと、そのお付きのメレ様だ。リオは主人公のライバル格で格好いいのだが、それに仕えるメレが凄くいいキャラをしていてな。ゲキレンに対してはすごく高飛車で格下ーズ呼ばわりしてくるわけで、主人公チームに肩入れするなら非常にムカつく女なんだが、実際に格下の成長途上なんだから仕方ない。ただ、主人のリオに対してはとことん忠実で愛情たっぷりで、名乗り文句も『リオ様のため』を連発し、敵なのに『愛の戦士(ラブ・ウォリアー)』と来たもんだ。俺がリオなら鼻の下を伸ばすところだが、リオ様はストイックなのでクールにブレない。それでもリオ様に忠愛を捧げるメレ様を応援したくなって仕方ない。で、あまりにもこの敵キャラ構図が気に入ったから、『ラーリオスを省略してリオ様』と自分の小説にも取り込んだのはいいが、初期プロットとは関係なくそうしたものだから、迷走したりもして」

翔花「つまり、メレ様はNOVAちゃんの創作に影響を与えたから、特にお気に入り、ということ?」

NOVA「原因結果が逆だし、そもそも過去形というわけでもない。俺がメレ様のキャラクターを気に入ったからこそ、『ラーリオス』のヒロイン像に影響を与えたわけだし、今だって多かれ少なかれ影響を受けまくっている。この意味が、翔花、お前には分かるか?」

翔花「ええと、私がメレ様を見習えばいいということ?」

NOVA「まだ分かっていないようだな。見習うも何も、お前のキャラクターは比べてみると、メレ様をそのまま受け継いでいるようなんだ。だから戸惑っている。俺は黒獅子リオじゃないからな。むしろ、俺が自分を重ねていた戦隊ヒーローは真逆のこっちだ」
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翔花「ええと、ダイレンジャー6人目の戦士キバレンジャーさん?」

NOVA「そうだ。彼を導く星は、吼新星で白虎の戦士だ。白虎はもちろん黒獅子の逆だし、White NOVAとの関連は言うまでもないだろう。そして、このキバレンジャーは、パワーレンジャーにも登場する。元はグリーンレンジャーで、ジュウレンジャーの緑追加戦士ドラゴンレンジャーのパワレンバージョンだ。トミー・オリバーが変身するわけだが、このオリバーという姓が俺のラーリオスの主人公カート・オリバーの元ネタになっている」

翔花「一応、緑から白につながったわけね。今、オリバーというと、違う緑キャラを連想しそうだけど」

NOVA「ああ、グリーンアローオリバー・クイーンだな。マンガ原作的には1941年初出なので、こっちの方がパワーレンジャーよりも圧倒的に早いのだが、俺が彼の存在を知ったのは、TVでフラッシュの第1シーズンが放送された2016年で、つい最近の話になる。その前には、バットマンなどのDC系アニメや、ヤング・スーパーマンなどで日本でも紹介されていたらしいが、俺は認知していなかった」

翔花「NOVAちゃんが今みたいにアメコミヒーローにハマったのは、2012年の『アベンジャーズ』から、でいいのかな」

NOVA「ああ、それ以前はスーパーマンスパイダーマンバットマンなど、ちらちら見ることはあったんだが、90年代のXーMENにハマり損ねたものでな。どちらかと言うと、ラーリオスを書く都合からカートの好きなアメコミヒーローを研究する目的で、アベンジャーズを見たところ、アイアンマンってこんなに格好良かったのか、と本格的に転んだという経緯だ。そこで改めて、マーベルと東映の昔の提携を再確認したり、いろいろだ」

翔花「つまり、NOVAちゃんがラーリオスを書いていたから、それを機にアメコミ方面に趣味が広がったってこと?」

NOVA「そうなるな。だから、起因を作った人には、本当に感謝しているんだぜ。ただ、原案者その人は、この企画を通じて俺ほど多くは学べなかったようだが、そこが残念でならない。話を俺の創作に戻すと、小説本編でカート(1人称小説なので、ぼく表記)は自分の姓が好きなヒーローのトミーと同じであることを誇らしく感じているという述懐がある。カートは俺の分身だし(一人称小説なので、どうしてもそういう感情移入の仕方をする)、カートにとってのトミーは、俺にとってのトミーで憧れのヒーローの一人だった。何せ、トミーはグリーンレンジャーからホワイトレンジャーに転生してリーダーとなり、その後、4年めのZEO(オーレンジャー)でレッドレンジャーに昇格し、5年めのターボ(カーレンジャー)まで登場し続けた。その後、10年目の記念作品『フォーエヴァーレッド』でZEOレッドとして登場した後、12年目のダイノサンダー(アバレンジャー)で司令官を兼任するブラックレンジャーとしてセミレギュラー出演。これが2004年の話で、俺がラーリオスを書いていた際は、トミー(演じるはジェイソン・デビッド・フランク)はパワーレンジャー最多出演のMr.パワーレンジャーと言うべき男。ライダーで言うところの本郷猛(あるいは風見志郎)、戦隊で言うところのアカレンジャー(あるいはアオレンジャー)、ウルトラで言うところの黒部進(あるいは森次晃嗣)クラスの大御所になるわけだ」

翔花「そんな凄いキャラクターに、自分の分身を重ねちゃうなんて、NOVAちゃんもなかなか大胆なことをしたものね」

NOVA「まあ、自分ではお遊びのつもりだったんだがな。主人公が内心、パワーレンジャー最高の戦士トミーに憧れる高校生で、だけど素直にヒーロー好きを表明できない。そんなカートが、非現実の超能力戦士の理不尽な選抜に巻き込まれて、支配者候補として祭り上げられ、だんだん受け入れていく。それは洗脳とも言える過程だけど、本人はそこで自分の居場所を見出し、だんだん、その気になっていく。その結果として、暴走して味方殺しの悲劇を起こしてしまい、破壊の魔神として征伐されてしまうのだけど、その覚醒した魂は……というプロットはあるのだけど、暴走に至る儀式直前で中断したわけだ」

翔花「もしかして、その中断した小説から生まれた悪霊と、私を戦わせようとしていない?」

NOVA「さあな。ラーリオスがラスボスなら、その奥にいるのはその執筆時期の平成NOVAだろうから、戦うのは今の俺ではなく、将来の新元号NOVAと、その傍らにいる翔花、そして、もしかすると、お前の仲間たちの仕事になるかも知れない」

翔花「私の仲間たちって、KPちゃんとか、あと……」

NOVA「たささん辺りが紹介してくれるかも知れないな。この前、某所でヒノキちゃんとか、ネコ耳翔花のイラストを俺に見せてくれた。ラーリオス企画の時にお世話になった場所だ。まあ、のんびり創作遊びを楽しんでいきましょう、と伝えてきたが」

翔花「ちょっと、そんな素晴らしいイラストがあるなら、どうして早く私に見せてくれないのよ。精霊ネットには、そんなネタは引っ掛かって来ないわよ」

NOVA「人間社会で企画中のネタが、精霊ネットに引っ掛かるわけがないだろう? もしかすると、近々、お前の知り合いのヒノキちゃん辺りから仕事の依頼が来るかも知れないが」

翔花「え、ヒノキちゃんから仕事の依頼って何?」

NOVA「いや、そういうような話を、たささんからチラッと聞いただけだから。俺は、自分の問題である悪霊が発生しないよう、気を付けていくが、たささんが言うには、この世には俺の昔の創作には関係なく、邪悪な存在が潜んでいるかも知れないんだ。少なくとも、鬼太郎さんはすでに妖怪と戦っているそうだし、妖怪ガシャドクロが3人の魔法少女と戦っている事実も確認した。ニチアサ9時代の三局混迷状態も、より恐ろしい敵が出現する前触れかも知れないとのことだ。とりあえず、連休いっぱいは監視の目を強化していくから大した事件も起こらないだろうが、こちらの監視に隙ができたときに何かのトラブルが発生するかも知れないな。その時に備えて、翔花、お前も精進しておくことだ。俺も準備だけは怠りなくするつもりだ」

翔花「うう、不安だよう。KPちゃん、今日はNOVAちゃんと二人っきりで話したいから黙っていて、って言ったけど、やっぱり喋っていいよ。声を聞かせてママを安心させて」

ケイP『プハーーー。翔花ママ、大丈夫であります。どんな敵が現れても、このK・ピエール・プルナレフ、翔花ママの鎧ドゴランアーマーとなってあらゆる攻撃(ハチ毒以外)から御身を守り、翔花ママの剣ドゴランブレードとなってあらゆる敵を粉砕するであります』

NOVA「ドゴランブレードで、ドゴランアーマーを攻撃したらどうなるんだ?」

ケイP『えっ?』

NOVA「最強の武器と最強の防具を誇る者はそれぐらい想定しておけ。今どきフィクションの基本だぜ。間違えても、自滅だけはするなよ」

邪悪のターン


NOVA「話を戻そう。アベンジャーズがサノスに敗れて、半壊状態に陥った事実を、俺は先日、確認した。翔花、このダイスを振れ🎲」

翔花「え、(コロコロ)2が出たよ」

NOVA「偶数が出たな。セーフだ。お前はサノスの粛清を免れた。俺は先日振って、4を出したのでセーフだった。次はKP、お前だ🎲」

ケイP『(コロコロ)よっしゃ、ラッキー。6ですよ』

NOVA「幸いだったな。このブログでは、サノスの宇宙粛清の影響は受けなかったようだ。俺の観測した限り、サノスの猛威をまともに受けたあっちの世界では、スパイダーマンドクター・ストレンジブラックパンサー、ウィンターソルジャー、ニック・フューリー、スカーレット・ウィッチなどといったアベンジャーズの次代を担う者たちや、パトロンになり得る古強者たちが次々と粛清され消失したようだ。アイアンマンは宇宙の彼方で行方不明、地球にはキャプテン・アメリカを初め、ソーやハルク、ブラックウィドウといった古株は健在だが、サノスの脅威を止めることはできなかったらしい。その余波は、他のヒーロー世界に及び、少なくともこの一月ほどは邪悪優勢のターン、ヒーローたちが過酷な戦いを展開する未来予測が、俺の脳裏によぎっている。世界結界の壁に守られているにせよ、サノス効果で消失するヒーローが出るやも知れぬ。俺たちは冷静に事態を観測し、俺たちの戦いの準備を始めないといけないだろう。お前たちも覚悟しておけ」

翔花「準備や覚悟って一体、何をしろと言うのよ」

NOVA「絆だ」

ケイP『キ・ズ・ナ。糸が半分。聞き慣れない言葉であります。傷が無い、つまり、ノー・ダメージとおっしゃりたいのでありますか、マスター? それなら、このK・ピエー……』

NOVA「お前はややこしいから黙って、俺の話を聞け。海辺で倒れる前のげんとくんの鬼気迫った表情で言うぞ」

翔花「ちょっと、NOVAちゃん……」

NOVA「ゲキレンジャーの話の中で、黒獅子リオと愛の戦士メレは、邪悪な無間龍ロンを倒すため、仇敵ゲキレンジャーと共闘する道を選び、その命を散らした。しかし、その時、敵味方の間に確かな絆が結ばれ、正義の勝利の原動力となった。これは分かるな」

翔花「うん、NOVAちゃんも10年前に、その時の戦いの記録をブログに残しているもんね。ゆとり教育の激獣拳はダメだ。スパルタ教育の臨獣拳こそ最強って。だけど、激獣拳にもいいところがあって、『生徒の自主性を重んじる、待ちの修行スタイル』だって」

NOVA「え、そんなこと、俺、書いた? ちょっと待って。確か2008年2月16日だったよな。ほう、ふむふむ、なるほどな。凄え、10年前の俺、凄え。よく一日で、キバと、ハニーと、ネギまと、ゲキレンジャーの4作品の感想を書けてるな。しかも、真面目にいろいろ書き残しているので、今読むと資料的な価値も高いと来ている。キバの感想なんて、10年後に音也がカズミンとして出ている現状だから、タイムリーにもなってる。10年前の俺は、本当に偉い。10年後の俺が、今の文章を読んだら『何をバカなことを書いてるんだ、この男は。全くもって、恥ずかしいぜ。黒歴史にして、歴史から抹消してやるとするか』なんて言わないかなあ」

翔花「ちょ、ちょっと、NOVAちゃん。安心して。未来になってもNOVAちゃんはNOVAちゃんだから、自分と世界の歴史を大切にする私の好きなNOVAちゃんだから。安心して、正気に戻って」

NOVA「ハッ、今のはサノス効果による幻影か。未来への不安を掻き立てることで、絶望させようとする罠と見た。そう、今の翔花の声掛けが、まさに絆だ。激獣拳と臨獣拳は互いの確執を乗り越え、協力して巨悪を封印した。しかも、ロンの再復活の際は、メレ様とリオは死からも蘇り、ゲキレンジャーを救ったのだ。それなのに、今夏、メレ様は帰ってくる。再び悪の陣営として。後輩のカメレオングリーンまで巻き込んで。俺は悪に堕ちた彼女たちを……あ、これでいいじゃん、すげえじゃん、おまけにエスケイプまでいるじゃん、さすがは坂本監督。俺の見たいものをしっかり分かっている。さすがはパワーレンジャー時代にトミーを育てた男。楽しみだなあ、という目で見ているわけだ」

翔花「ちょ、ちょっと、NOVAちゃん、正気を取り戻したんじゃなかったの?」

NOVA「フフフ。正気も正気、大正気よ。俺はサノスの粛清を免れた。つまり、サノス宇宙で生きる権利を勝ち得たのだ。サノス万歳。しばらくはサノスの支配で、宇宙は満たされるのだ。お前たちも、サノスに忠誠を誓うがよい」

翔花「こんなの、NOVAちゃんらしく……はあるんだけど、私の好きなクールで賢いメガネクイッな知恵の回るNOVAちゃんじゃない。何とかサノスの呪縛から解放しないと」

ケイP『翔花ママ。おそらくマスターは、仕事が休みのため、ブルーアイズを装着しない時間が長くなり、精神浄化作用が減少し、そこをサノスの波動に飲み込まれたものだと考えられます。正気に戻すには、ブルーアイズの装着こそ、肝要ではないでしょうか』

翔花「ナイス、KPちゃん。メガネ、メガネ、メガネはどこ? あった、NOVAちゃん、ブルーアイズよ、これを受け取って正気に戻って。お願いだから、サノスの呪縛なんかには負けないで」


翔花の放ったブルーアイズが清浄な青い光を放ち、NOVAの顔に装着された。
ギュインギュインのズドドドド。
激しい振動と効果音とともに、NOVAの脳内にパルスが走り、サノス因子を瞬く間に浄化した。
そして……NOVAはしょうきにもどった(たぶん)
どこかの竜騎士みたいにはならないはず。


NOVA「やはり、絆だよな。そう、1人より2人がいいし、2人より3人がいい。空を翔ける翔花。海に浮かぶ(守れよ)クラゲ。大地を歩く(駆けろよ)この俺。燃えあがる、萌えガール、心はプリズ魔。どんな敵も、どんな敵も、倒せる仲間さ(たぶん、きっと)♪」

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NOVA「そう、そしてサンバルカンなんだ。俺が今日、最初に岸田森さんのことから書き始めた最大の理由。それは、太陽戦隊サンバルカンに話をつなげたかったんだ。ずいぶんと長い遠回りをしてしまったが、そう、サンバルカンだ。最初、3人戦隊と聞いて、ピンクとグリーンはどうするんだ、と思ったものさ。そして、いつしか、嵐山美佐がピンクの戦士バルローズに変身してくれることを期待したが、白バラ仮面がせいぜいだった。そして、岸田森演じる嵐山長官、彼こそがグリーンの戦士バルサファリぐらいに変身することも期待したんだが、長官は変身しなくても全能の神を倒すぐらい強かったよ。うん、つまり敵がもっと強ければ、嵐山長官の変身した姿が見られるかも知れなかったんだな。黒い太陽神なんて偉そうな名前を付けやがってよ。6年後のブラックサンに全然及ばないじゃないか。今は、ブラックマグマという敵組織を聞くと、万丈の運命が気にかかるが、それよりも悲しいことがある。このサンバルカンが放送終了したその年の末、岸田森氏が43歳で急逝されたことだ。いつの間にか、俺、嵐山長官よりも年上になってたよ。何てこった、こいつは伝説の……やめておこう。長官の伝説は俺たちが引き継ぎ、語り伝えていかないといけないんだよな。長官が散り、中村主水さえいなくなった、この21世紀において、俺たちが後事を託された、と俺は勝手に解釈するぜ。聞けば、長官は蝶の標本採集が趣味だったそうだな。そして、好きな怪獣はモスラだとも。その想い、うちの翔花に託す」

翔花「ええ、NOVAちゃん、突然、私に振らないでよ」

NOVA「いや、翔花の飛行スタイル案をどうしようかという件で、たささんとも話してみたんだが、その中で蝶か蜂かということを話題にして、この記事を書きながら、俺は確信した。翔花、お前の翼は蝶の羽で決定だ。緑のプリキュアの衣装にだって、蝶のデザインは結構取り入れられている。杉といえば、屋久島の縄文杉が有名だが、モスラはその力でグリーンモスラ、別名モスラ・レオに進化した。おまけに、モスラは1964年生まれで、ドゴラと同い年だ。翔花、お前はこれから屋久島に行って修行して来い。ドゴラちゃんも一緒だ。自分の羽で飛べるようになったら、俺がいなくてもDKフォームでも空中戦がこなせるようになる。最強の武器と最強の防具を使いこなし、空中での機動戦闘すらこなせるようになったとき、翔花、お前はさらに強くなる。さあ、行くんだ」


NOVAは何やら呪文を唱えた。
翔花はその場より消失した。
ケイPはもちろん、翔花の頭の上の猫耳になっている。

果たして、翔花とケイPの運命は?

(完。なお、NOVAは土日は友人と遊ぶ約束があるので、翔花の運命には関与しません。これぞ、臨獣拳流スパルタ教育。果たして、翔花の修行が無事に完了するのはいつの日か?)