WショーカとShiny NOVAのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

グレンダイザーUの世界へ(DD第3章パート16)

久々の本編だけど

 

NOVA「何だか違う世界に寄り道して、妙なことになっている話だ」

晶華「寄り道脱線に関して、NOVAちゃんが他の作品にダメ出しする権利はないと思うけど?」

NOVA「別にダメ出しなんてしてないだろう? 単に『妙なこと』と言っただけだ。『予想困難で不思議な展開になった』と言い換えてもいい」

翔花「NOVAちゃんの嫌いなグレンダイザーUさんの参戦ね」

NOVA「嫌いなんて言ってない。期待外れなのは事実だし、令和大介が主人公失格で、昭和の大介さんの後継者としてはあまりに軟弱すぎて、ダメだこりゃ、と考えてるぐらいだ。何だかいろいろ残念ってところだが、スパロボに来た以上は、エヴァのシンジ君みたいに男らしく鍛えられて欲しいものである」

晶華「男らしくって、昭和の価値観丸出しなんだから」

NOVA「それにしても、来年がエヴァンゲリオン30周年なんだな。95年登場の作品で、ガンダムSEED勇者シリーズと同じく平成を代表するロボット作品とも思うが、昭和脳のスパロボファンにとっては、今だに軟弱新世代って印象が根付いている。しかし、碇シンジも、キラ・ヤマトも、もうスパロボ界の中堅を担うキャラで、いつまでも新人気分ではなく、後輩をしっかり指導する先輩上司の立ち位置でなければならないんだ」

翔花「つまり、碇シンジさんやキラ・ヤマトさんに、鍛えられる令和の大介さんって構図になるの?」

NOVA「アスカ辺りに、『あんたバカ? それでもグレンダイザーのパイロット? スーパーロボット乗りだったら、もっとしっかりしなさいよ』と言われたり、シン・アスカ辺りに、『あんたって人は! 戦争犯罪人のあんたのせいで罪のない多くの人たちが傷ついたんだ。俺はあんたを絶対に許さない』としばかれたりしても、俺が許す」

晶華「うわ、令和の大介さんのメンタルがそれじゃあ保たないんじゃないの? 『大介さんは悪くない』と庇ってくれるU世界の甲児くんが必要よ」

NOVA「ああ。令和大介がこっち(スパロボ世界)に来たら、新人いびりがありそうだなと思ったら、逆だった。グレンダイザーUの世界に、グレートマジンガー改めマジンエンペラーGの剣鉄也さんと、ZZのジュドー異世界転移する話になったわけだ」

翔花「向こうから来るのではなく、こちらの一部メンバーが行く話か。だったら、イジメは発生しないわね」

NOVA「Uの世界は、甲児くんのマジンガーZと大介のグレンダイザーが登場するけど、鉄也さんのグレートマジンガーがハブられていたからな。Uの世界に鉄也さんが来たら? というIFが面白い。何でジュドーが一緒なのかは分からないけど、妹持ちのお兄ちゃんということで後々つながる要素もあるのかもな」

晶華「すると、U世界の物語を1から始めるわけね」

NOVA「ああ。サウジアラビアのリヤドで、HELLの部隊と戦う甲児のZとパートナーのさやかが記憶喪失の大介さんを拾うところからスタートだ。大介さんの保護者になった富豪の甲児とか、紫髪のさやかさんが出てきて、そこにベガ星の侵略軍が現れて、ピンチのZを救いにグレンダイザー……ではなく、マジンエンペラーGとおまけのZZが先に登場するのが笑った」

翔花「え? 甲児くんを鉄也さんが助ける? それってマジンガーZの最終回?」

NOVA「『こっちの世界の甲児は、カイザーではなく、まだZに乗ってるのか』と言ってる鉄也さんとか、『ベガ星の円盤獣がいるってことは、もしかするとグレンダイザーも?』と予測したら、遅ればせながらU版のグレンダイザーが出てきて、イベントで円盤獣を撃退して、すぐに逃げてった。パイルダーだけの甲児がスペイザーに強引につかまって後を追う。『こっちの世界の兜も、変わらず無鉄砲なようだな。まあ、あいつは放っておいてもどうにかするだろう。それよりも、光子力研究所があるはずだ。さやか、案内を頼む』と初対面のU版さやかに声をかけて、いろいろ仕切る鉄也さん。まあ、異世界転移に慣れているDD世界のプロだからな。実に頼り甲斐のあること」

 

話を戻して

 

晶華「ところで、突然U世界につながっちゃったけど、どういう展開でそうなったわけ? 前までの話からの流れを教えて?」

翔花「ええと、前の話はこれね」

晶華「ああ。期間限定のグリッドマンさんが、正式に本編の話に絡んで来たってことね」

NOVA「何だか期間限定エピソードと、本編の境界線が曖昧になってるよな。グリッドマンの話の続きは、その後、ブリキ大王の話につながったし」

翔花「これまでは、期間限定のエピソードは本編の物語には影響しなかったの?」

NOVA「あくまで外伝というか、裏話というか、例えばゲッターノワールの話や、ゲッターアークの話は本編とは全く関係ないエピソードだったし、期間限定でゼンカイジャーやグラディオンなどが登場しても、その物語が本編で語られることはなかった。こいつが春に来るまでは」

晶華「確か、期間限定の話のはずなのに、本編にしっかり爪跡を残して、自分の世界に帰って行ったのね」

NOVA「GGGの勇者ロボや、フルメタのアルなどAIロボにしっかり影響を与えまくりだな、ブレイバーン。そんなブレイバーンがこの秋、期間限定が解禁されて、いつでもショートシナリオがプレイできて、普通に入手できるようになった。そのうちグリッドマンみたいに本編に参戦して来ても不思議じゃない流れだな」

翔花「期間限定で先行お披露目して、評判が良ければ本編にも出て来るのか。だったら、ドンブラも期間限定で出してもらって……」

NOVA「次の戦隊がリングカイザーとかゴジュウジャーとか不確定の噂だけが飛んでいる現状だが、12月には確定するだろうと言われている状況でドンブラのスパロボ参戦はもう諦めた方がいいんじゃないか?」

翔花「いいえ、諦めない。諦めなければ夢は叶うってのは、ウイングマンさんが40年めで実写特撮になった今、はっきり言えるわ」

NOVA「まあ、ウイングマンがウイナルドに乗って、スパロボ参戦したら、ドンブラもスパロボ参戦ありかもしれんな。ギャバンだって、スパロボ参戦したんだから」

晶華「特撮話は置いておいて、DDの期間限定から本編への出世コースを辿ったのがグリッドマンさんで、特撮→アニメのコースを辿ればワンチャンあるってことね」

NOVA「ロボが出ること前提だと思うが、その点で『風都探偵』はやや厳しいか。乗用メカは出るが、ロボは出ないし、仮面ライダースパロボ参戦はなかったはず。ウルトラと戦隊とゴジラはあったけど」

翔花「ジオウの時がチャンスだったんだけどね」

NOVA「スパロボ風ゲームの特撮大戦とかでは出ていたんだけどな。これとか」

晶華「で、グリッドマン以外にフルメタとか種Dがそろそろクライマックスって感じだけど、第3章っていつまで続くの?」

NOVA「さあ。とりあえず、第1章はパート13、第2章はパート14で終わったから、第3章もそろそろと思っていたんだが、どうも長引きそうだ」

翔花「まあ、突然、グレダイUの世界に行っちゃったもんね」

NOVA「グレダイって略し方は初めてだな」

翔花「マジンガーZはマジZ、グレートマジンガーはグレマジ、グレンダイザーはグレダイでいいんじゃない?」

NOVA「う〜ん、Z、グレート、ダイザーって略して来たけどな。グレダイねえ」

翔花「それがイヤなら、グレンダとか?」

NOVA「それだと、ロボットガールズになってしまう。まあ、とにかく、ダイザーUの世界が始まってしまったし、1パートがこれまでの7話から4話になってしまったから、物語の進行ペースが半分ほどになってしまったんだな。とにかく、第3章は長引くだろう。年内に終わるとも思えないし、来年3月に終わればいい方じゃないかな。パート20ぐらいまで掛かることを想定」

晶華「グレダイUは原作の話数が少ないから、次のパート17から18には終わりそうね」

NOVA「その間に、U甲児のマジンガーXが実装されるかどうかだな。さすがに、さやかさんのダブルスペイザーまで実装されるとは思わないけど」

晶華「本編では、結局、ダイザーとさやかスペイザーの合体戦闘はなかったもんね」

NOVA「マジンガーXの追加武装とかになりそうだな。まあ、DDオリジナルで、Uダイザーの武装パーツになるかもしれないけど」

晶華「で、結局、マリアちゃんはゲットできたわけ?」

NOVA「おお、俺はUダイザーを愛していないけど、何だかUダイザーの方は俺を愛していたらしく、たった1周のガシャで、SSR必殺技の反重力ストームも、マリアちゃんも両方当たる快挙を成し遂げたぞ。その前に挑戦したブレイバーンガシャでは2周したのに、どちらもサンドロックの必殺技で、ブレイバーンは俺を愛してくれなかったが」

翔花「だって、ブレイバーンさんが愛しているのはイサミさんでしょう? NOVAちゃんに対しては、生理的に受け付けないんじゃないの?」

NOVA「そんなことを言われると、ルイス・スミスになった気分だぜ」

翔花「だったら、NOVAちゃん自身がブレイバーンさんになっちゃう!」

NOVA「いや、別にロボになりたいわけじゃないし。とにかく、Uの武装パーツとサポートパーツは全部ゲットしたので、その点は満足してるんだよ。マリアちゃんがゲットできたわけだしな」

晶華「ガシャで運よく欲しいものを当てたから嬉しいって気持ちは分かるけど、それよりもストーリーよ」

NOVA「ああ、今回はガオガイガーの話の続きなんだな」

 

勇者王から偉大な勇者へ

 

NOVA「前のガオガイガーメインの話はこれで……」

晶華「風龍さんと雷龍さんの話ね。そろそろ、木星のザ・パワーとかZマスターの話になって来ない?」

NOVA「原種のトップみたいな腕原種が登場して、ゾンダークリスタルの回収作業に当たっているな。DDでのガオガイガー話も、原種編に入ってから複雑な話がいろいろ改変再構成されている感だが、超竜神が行方不明になったり、オービットベースが原種に一時的に占拠される話がなくなって、キングジェイダーとの絡みや、木星絡みでZガンダムシロッコやZZとリンクしたりして、独自の物語を展開しているのが現状。その中で、護少年の宇宙人の正体が判明するなど、ドラマ面で劇的な展開を示す。部分的には44話の『護くんと華ちゃんの話』なんかも再現していて、エピソード順番が前後しているから、今が原作の何話なのか断定できない感じか」

晶華「36話から44話の間ってことね。とにかく、木星決戦に近づいているって感じ」

NOVA「で、どうも超竜神が行方不明になる代わりに、鉄也さんとジュドー異世界送りになった感じだな。突然、ゲートが開いた理由はザ・パワーに関係するジュピターXという超エネルギーの影響みたいなんだが、ジュピターXの設定はガオガイガーTV版の後から加えられたもので、外伝とか、ガオガイガーFINALのバイオネットとか、覇界王につながりそうな伏線だけを散りばめられている」

翔花「よく分からないけど、木星絡みの凄いエネルギーの影響で、別世界へのゲートが開いて、鉄也さんとジュドー君がグレンダイザーUの世界に飛ばされたってことね」

NOVA「理屈はどうでもよくて、とにかく新たな世界につながった。その結果、どんな物語が生まれるかだな。まあ、鉄也さんが鬼のような特訓で、令和の大介をビシバシ鍛える展開が見えた気がする」

晶華「鬼コーチのキャラが定着しているもんね、スパロボの鉄也さんって」

NOVA「オルフェンズの鉄華団だって、DDでは鉄也さんに鍛えられたもんな。とにかく、昭和脳の鉄也コーチが令和の箱入り王子を鍛えて、メンタルをもう少し昭和の大介さんに近づけてくれるならいいな、と。暴走ダイザーを制御できる程度には鍛えないと、味方として安心して使えん」

翔花「U世界に昭和のエッセンスを持ち込む鉄也さんか」

NOVA「元々、ガオガイガーとキングジェイダーの関係も、マジンガーZグレートマジンガーの関係に通じる面があって、大空の勇者グレートマジンガー(第1話サブタイトル)のエッセンスをキングジェイダーが引き継いだ一面もあるわけだ」

晶華「昭和脳の鉄也さん視点なら、NOVAちゃんも安心してグレダイU世界に感情移入できるってことね」

NOVA「とりあえず、『大介さんは悪くない』と言ってるU甲児に、『そんな甘やかし方をしても、デュークのためにはならん』と言ってくれる鉄也さんであってもらいたいものだ。『俺の知ってるデューク・フリードという男は、地球を第2の故郷と定め、緑の若葉のために、そして、ただ一輪の花のために命をかけて戦う男だった。だから、気高き王子として尊敬できたのだ』ぐらい言ってくれると、スカッとする。碇シンジに説教したブライトさんみたいにな」

翔花「今回は、やけにグレートマジンガー推しなのね。グレンダイザー話なのに」

NOVA「何だかんだ言って、偉大な勇者だからな。偉大な勇者にして魔神皇帝2号が宇宙の王者とは何かを、令和の箱入り王子に説教する話だったら、俺は大歓迎だな。頑張れ、鉄也さんってモードで応援したくなる」

 

晶華「でも、やっぱりNOVAちゃんは、グレンダイザーさんも好きなんでしょ」

NOVA「昭和のはな。令和のUも、きちんとスーパーロボットとして燃えるダイザーの物語に昇華してもらえるなら大歓迎だ。テロンナとルビーナが絡んで来るまでは、まだ見ていられたんだが、その辺をどうするのかにもよるってことで」

(当記事 完)