トロピカル続報
NOVA「新作プリキュアの追加情報が出たぞ」
晶華「ええと、来年春スタートと言いつつ、厳密には2月28日スタートってことね。これって、冬じゃない?」
NOVA「俺の誕生日が2月26日なので、俺の誕生日記念で始まるようなものだな」
晶華「何で、そういう考えになるのか不思議なんだけど、NOVAちゃんがそれでハッピーな気分になれるなら、私も異論はないわ。その代わり、3月27日は私の誕生日なので、その時はまた盛大に祝ってね」
NOVA「その時には、姉の翔花も救出して、一緒に祝えるといいなあ」
009『ところで、一つ質問なんだが、君たちは来週になると2021年バージョンに進化する。だけど、ぼくはどうなるんだ? 年が明けるとNOVA2010になったりするのか?』
NOVA「いいや。お前は来年になってもNOVA2009のままだぞ。ウルトラマン80先生が、翌年になっても81先生にならなかったように、お前も永遠の009だ」
009『それって、何だか不公平じゃないか? 君たちは年を重ねているのに、ぼくだけが2009年バージョンのままなんて』
NOVA「つまり、お前だけサザエさん時空か、ドラえもん時空のキャラみたいなものだな」
晶華「あるいは、プリキュア時空かもしれないわね。本編だと、最終回で大人になったプリキュアの未来が描かれたりするけれど、共演劇で登場する際は、いつまでも14歳前後の現役プリキュアの姿ってことで」
NOVA「順調に年を重ねると、初代様はそろそろ30歳だからな。あと、10年ぐらいすれば、初代プリキュアの娘世代の2世プリキュアが登場するんじゃないか?」
晶華「キュアブラックさんと、キュアホワイトさんの娘ってこと?」
NOVA「そう。ふたりでキュアノワールとキュアブランシュって名乗ったりしてな」
晶華「妄想話はこれぐらいにして、現実に目を向けましょうよ」
NOVA「では、これが現実の公開情報だ」
妄想予想の答え合わせ
晶華「トロピカルのタイトルが出たのは一月前ね。その時のブログ記事はこちら」
NOVA「とりあえず、主役のカラーリングが予想外だな。いつものピンクは『人魚のローラ』が担当して、彼女が後にプリキュアになるかは現在不明。そして、主役は『白中心の虹色』でゼンカイザーみたいなキュアサマーと」
009『Whiteな時代キターって感じだな』
NOVA「まあ、去年までの俺だったら、それで喜んでいたんだろうなあ。だが、今の俺はShinyなので、単純にWhiteでは喜ばない」
晶華「じゃあ、何の色で喜ぶの?」
NOVA「フッ、光の三原色、赤青緑で喜ぶのだ」
晶華「黄色は?」
NOVA「光の三原色だと、赤と緑を混ぜると黄色になるんだ。それに赤と青を混ぜると桃色っぽくなる」
晶華「緑と青だと?」
NOVA「水色だな。とにかく、白いカラーリングでキュアサマーということは、今後、キュアスプリング、キュアオータム、キュアウィンターという季節名プリキュアが登場する可能性も出てきたわけだ」
晶華「島育ちの元気な田舎者っぽいワイルド娘が、人魚と出会ってプリキュアに……ってことね」
NOVA「敵は、暗い海の底に住む『あとまわしの魔女』ってことで、味方は今すぐヤル気で戦い、敵はヤル気を失わせて時間と活力を奪う系だな。コロナ禍でいろいろ先送りになりがちな世相に対して、今を元気にって願いを込めた作品って感じらしい」
009『仲間の色は、紫のコーラル、黄色のパパイヤ、赤のフラミンゴってところか』
晶華「緑と青がいないわね」
NOVA「青は、人魚のローラが担当しているのかもな。青とピンクが彼女の属性カラーで、そもそも背景が海だったら、青とか緑は映えない色なので、変えてきた可能性がある。つまり、作品カラーそのものが海の青なので、キャラクターのカラーは背景と溶け込まない色を狙ってきたなら納得」
晶華「前の記事の予想では、果物からキュアパパイヤが当たり。それとキュアコーラルも予想の中にあったわね」
NOVA「いろいろ言ったから、下手な鉄砲も数撃ちゃ……ってところだな」
009『関係する要素を数撃てるところが発想力なんだけどな。アイデアというものは、一発必中ではなくて、いっぱいネタ出しできること自体が勝負だったりする。他にないベストなアイデア一発を狙うんじゃなくて、数を出す中で一番良さそうなものを選択するヴァリエーションこそが知識であり、才覚であり、弾は多ければいいって考えだ』
NOVA「ボツになったアイデアも、その企画には合わないだけで、他の企画だと使えるものになったりもするからな。そのジャンルで長く続けるなら、アイデアはどんどん出して、膨らませたり、つなげたりすることのできる能力が問われてくるわけだな」
晶華「その中で、キュアフラミンゴ🦩だけが出て来なかった、と」
NOVA「鳥の名前は盲点だったな。過去のプリキュアだと、花鳥風月をネタにしたスプラッシュ・スターのキュアイーグレット以外にいなかったわけで、これからは改めて鳥属性のプリキュアも増えるかもな」
009『キュアスワローとか、キュアスワンとかは、そのまま使えそうだな。キュアホーク、キュアコンドル、キュアオウル、キュアファルコンは難しいとしても』
NOVA「戦隊では使える名前が、プリキュアのイメージには合わないと思われたり、逆もまたしかり。戦隊では、フラミンゴはいなかった。フラミンゴの語源は、フレイム(炎)に通じるので、鳥であり、しかも炎属性でもあるというフェニックスみたいなイメージだ」
晶華「マスコットキャラでは、ペンギンがいるけど、相方のキュアフォンテーヌさんはペンギン属性じゃないものね」
NOVA「一応、水属性から温泉。ハイジャンの選手なのは、鳥に関係するのかもしれないが、結局、青キャラにして知性とスポーツ担当の文武両道キャラという万能ぶりだな」
晶華「新作のキャラを整理するわね。コーラルはおしゃれ系で、元気少女のサマーに対してフェミニンな属性の人間相方、同学年。パパイヤは読書好きの知性派で、1年上。フラミンゴは熱血スポーツ少女の最年長お姉さんキャラ。ところで、サマーとコーラルが中1ってのは、番組開始時期なのか、それとも4月からなのか、どっちなのかな?」
NOVA「今度のプリキュアは中1から中3まで揃っているんだな。例年だと、中2主人公が定番で、例外は中1主人公のプリンセスプリキュアだけだった。とりあえず、中1スタート、春から中2だとキュアフラミンゴ先輩が高校生になってしまうので、おそらくは番組開始時に小学生で、春に入学と考えるんだが果たして、その辺はどう描写されるかな」
009『中1生のプリンセスプリキュアはどうだったんだ?』
NOVA「確か、ノーブル学園に入学するところから始まっていたと思う。番組開始は2月頭だったけど、今、考えると時間の流れが2ヶ月早かった気もするな。とにかく、次の中1プリキュアは第1話で入学になるんじゃないかなあ。キュアサマーは田舎の島出身の娘が都会の学校に行く流れになりそうだから、そこで新しい人間関係の構築からスタートするんだろうな。近年のプリキュアの多くは、主人公が転校してきて新生活を始めるところからスタートすることが多いが、違うパターンも結構あるなあ。
「とにかく、序盤は主人公1人が変身して仲間集めになるか、最初から2人のペアから始まるかの2パターン。多くの戦隊みたいに、いきなり5人が集結してってことにはならない。基本メンバーが3人以上の場合は、第1話で主人公が変身して、その後、1話で1人ずつ加わり、3〜5話でチーム結成と流れるのが定番で、今度もそうなるだろうと思われる」
晶華「最初から2人の場合は、話が進んでから新メンバーが参入する形ね」
NOVA「その辺は、戦隊と同じだな。ただ、違うのは新メンバーがロボットを持って来ないこと」
晶華「その代わり、基本メンバーと違う変身アイテムや、武器となる楽器とかを持って来るもん」
NOVA「さて、新作の各メンバーの名乗りが、また戦隊していて楽しいとも思う」
009『ええと、キュアサマーは「ときめく常夏(とこなつ)」だと? アバレキラーか?』
NOVA「仲代先生と相性が良さそうだな。どっちも白キャラだし」
晶華「コーラルが『きらめく宝石』で、 パパイヤが『ひらめく果実(フルーツ)』。まるでキラメイジャーのノリね」
NOVA「パパイヤは鎧武の方向性も加わっているな。その中でフラミンゴ先輩が『はためく翼』で独自性を誇っている」
009『フラミンゴ先輩って、番組開始2ヶ月前から、いきなり先輩呼ばわりかよ』
晶華「50歳になるおじさんに先輩呼ばわりされてしまう滝沢あすかさんって」
NOVA「まあ、あすかさんかあすか先輩になるかは知らんが、名前的にはミドレンジャーかアバレブラックってところかな。漢字で書くなら飛鳥なんだろうけど」
009『復讐の風〜♪って歌った後、叫びたくなる名前だな』
NOVA「滝沢って名前がどこから来たのかは知らんが、メンバーの苗字は全部さんずいが入っている水つながりだな」
晶華「夏海まなつ、涼村さんご、一之瀬みのり、沢泉ちゆ、本当だ」
NOVA「こらこら。一人だけ違うチームのキャラが混ざっているぞ」
晶華「このまま続投して、登場させない?」
NOVA「ペンギンはトロピカってないからダメ」
晶華「じゃあ、キュアマーメイドの海藤みなみさんを司令役に招くとか?」
NOVA「無理やり、旧作とつなげなくてもいいから、とにかく今回のプリキュア話はこれで終わり」
【特報】『映画ヒーリングっど❤︎プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!』
(当記事 完)