Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

妖精郷の観光ガイドその5(東と北エリア編)

観光ガイドも残り3回

 

晶華「必殺仕事人の話に邪魔されたけど、観光ガイドの再開です」

翔花「NOVAちゃんは、今、時代劇脳で新しく始まった大河ドラマのことで頭がいっぱいなので、妖精郷のガイドはNOVAちゃん抜きで行きます」

009『やはり時代は「天地人」。新年から始まる「龍馬伝」も楽しみだなあ』

晶華「はい? 2009年脳な人も大河脳なの?」

009『そりゃそうだろう。今年はトラ年。トラといえばタイガー。すなわち、大河ドラマを見るのが時流に乗るってことだよ』

晶華「じゃあ、1998年のトラ年も大河ドラマを見ていたの?」

009『その年は、「徳川慶喜」か。見てなかったな』

翔花「12を引いて、86年は?」

009『「いのち」か。時代劇じゃないから興味なかった。翌年の「独眼竜政宗」は見たんだが、まあいい。それよりも、この時代に来て驚いたのは、龍馬の子役をやっていた子が後に海賊戦隊のレッド(の少年時代)をやったり、ウルトラマンになったりしたことだな。大河の主演俳優が仮面ライダーだったケースはあるが、ウルトラマンになったことはない。しかも仮面ライダー電王が人斬り以蔵をやるそうじゃないか。こいつは見ないとな』

晶華「はい、今は2010年じゃないし。そんな古い話をしても、ちっともトリビアじゃないんだから」

ケイP『ナイン君。タイガの話はネタが多すぎて寄り道に通ずだから、妖精郷に頭を戻すッピ。オラたちはそのために、ここにいるッピよ』

009『そうだね、兄さん。では、大河好きパワーの009だ』

晶華「ああ、先に名乗られた! 仕方ないわね、デリシャスパーティーが楽しみな、粉杉晶華よ、いただきます」

翔花「だったら、わたしはいち早くドンブラ脳な、粉杉翔花だから」

ケイP『番組改編期の混迷状態ッピか? だったら、オラはオラオラオラな徐倫を応援してる、ケイPイチローだッピ』

 

晶華「以上の4名で妖精郷ガイドをお届けします」

翔花「ところで、アキちゃん。最初は中央で、次に西、その次が南西というのは攻略順みたいだけど、どうして前回は南に向かったの?」

晶華「反時計回りに進んでいるの」

翔花「だったら、どうして今回は東と北なの?」

晶華「だって、南東エリアはプレイ中に開示されなかったし、東エリアはキラ迷宮しかなかったもん。キラ迷宮一つのために記事書きするのも何だかなあって気分だから、別のエリアと組み合わせた方がいい。北西は5ヶ所、北東は6ヶ所もあるから、4ヶ所しかない北エリアと組み合わせると、バランスが取れていいって合理的な判断なの」

翔花「何だ。てっきり道に迷って、方向感覚を見失って、行き当たりばったりに進めているんだと思ったわ」

晶華「私はお姉ちゃんと違って、ドンブラ脳じゃないから。ボケ役じゃなくて、ツッコミ担当だし」

翔花「アキちゃんがツッコミ入れてくれるなら、わたしは安心してボケられるわね」

晶華「お姉ちゃんは天然なんだから、まるで狙ってボケてるみたいに言わないで」

翔花「アキちゃんだって、時々ツッコミ入れながら、まちがった解説入れてボケてるじゃない?」

晶華「へ? まちがった解説? 何のこと?」

翔花「前回の妖精郷ガイドで、デリシャスパーティーが敵を食材に変えて、美味しく召し上がるプリキュアって言ったでしょ? シロちゃんに話したら、『それはない』ってあっさり否定されたの。よくも、わたしに恥をかかせたわね」

晶華「へえ、お姉ちゃん。シーさんと連絡とっているんだ。知らなかった」

翔花「そりゃあ、大事なパートナーだから、連絡ぐらいとるわよ。わたしは妖精郷を頑張るから、シロちゃんも魔神ハンター頑張ってってエールを交換し合ったり」

晶華「ほう。私の知らないところで、お姉ちゃんはシーさんと仲良くしてたんだ〜。(小声で)あの泥棒ネコ、私のお姉ちゃんにこっそり粉をかけているなんて、油断も隙もないわね」

翔花「3月の誕生日には、美味しいケーキを作って遊びに来るから、アキちゃんにもよろしくって」

晶華「美味しいケーキ! ……そ、そうね。ケーキがあるなら、デリシャスパーティーも悪くない。うん、3月には、みんな集まれ、いただきます♪ をしましょう。去年のクリスマスはパーティーできなかったんだから」

 

太陽と月と星の迷宮

 

009『では、前置きを終えて、ガイド本編だ。まずは東エリアの通称・キラ迷宮。正式名称【太陽と月と星の迷宮】からだな』

ケイP『プレイ記事はこちらだッピ』

晶華「思いきり番組改編期のタイミングね」

翔花「だったら、今年はゼンリョクゼンカイ迷宮ってやるかなあ」

晶華「ゼンリョクゼンカイで迷ってどうするのよ?」

翔花「だったら、ドンブラ迷宮とか?」

晶華「何でも迷宮にすればいいってものじゃない。大体、キラメイジャーはメイジャーだから、迷宮と語呂が合うの。迷宮にしたいなら、他にもメイジャー名義の戦隊にしなさい」

翔花「(少し調べて)そんな戦隊、他になかったわよ。レンジャー以外には、ケンジャーとカイジャーは2つずつあるけど、他は被りがない」

晶華「だったら、ゼンカイジャーの名前をダンジョンにアレンジするのは難しいわね。将来、迷宮戦隊とか出て来ることを期待しましょう」

翔花「そんな名前の戦隊が出るとは思えないけど」

晶華「だったら……ええと、全ての謎を解明する探偵戦隊カイメイジャーで、敵が迷宮入りの事件を作る犯罪者集団ダークライムとか」

翔花「それは……絶対ないとは言いきれないぐらいの妥当な感じね」

 

ケイP『何だか寄り道話ばっかりで、ちっともガイドになってないッピね』

009『そんな時のためにボクたちがいるんだ。ええと、キラ迷宮はフィットチーネ救出ミッションの際に訪れたんだったな。迷宮の仕掛けは解明したから、もう一度入ってもいいんだが、奥にはレベル13のオーガウォーロードがいるから、非常に危険な場所でもある。わざわざ危険を冒して、再突入する必要はないと見た』

ケイP『レベルが上がって、全ての敵を倒したいバトルマニアなら推奨の場所だッピ』

 

停留所のある丘

 

晶華「はい、北エリアです。ここはのどかな散歩のできる丘で、北エリアの入り口みたいになってるわね。〈闇精鉱〉や〈光精鉱〉をゲットするイベントがあったんだけど、それをクリアしたら、特に何も起こらない感じ」

009『一応、レベル11以上になると、強力な魔物が出現して、バトルで経験点を稼げるようになっている』

翔花「レベル11以上ね。覚えておくわ」

晶華「お姉ちゃん、妖精郷ではバトルマニアの道を辿ってない?」

翔花「そういうロールプレイよ。現実では力を封印して物足りないから、ゲームの世界で憂さを晴らさないとね(ニヤリ)」

晶華(修行のし過ぎで、修羅の道を辿りつつあるのかしら。気のせいだといいんだけど……)

 

雲海の岬

 

翔花「ここは確か、風の大妖精ジンさんと出会える場所ね」

009『実のところ、ジンと遭遇するにはレベル11以上が必要なのが公式シナリオなんだな。だけど、それではあまりに遅すぎると判断したGMがオリジナル展開で、第4部の終盤にジンを登場させたんだ』

晶華「シナリオを勝手にねじ曲げて大丈夫なの?」

009『さあ。ジンは気まぐれだから、力を貸してくれるかどうかは面白いかどうかで決まるんじゃないかな。そして物語が面白くなるなら、GMにはシナリオをねじ曲げる権利もあるわけだし。ねじ曲げた結果、つまらなくなったと判断したら……GMも気まぐれパワーを発揮して、テキトーな理屈をこじつけて状況修復するんじゃないかなあ。いかにも、前からそう考えて、予定通りだったというフリをして』

晶華「つまり、NOVAちゃんが、問題ない、計算どおりだって発言をしたら?」

009『本当に計算どおりのこともあるだろうけど、半分ぐらいは妄言だろうね』

ケイP『マスターNOVAの言葉は、半分が妄言ってことだッピ』

 

光の樹

 

翔花「ここは光の妖精スプライトさんがいて、『光の魔剣マクリール・ルー』の手掛かりが聞けるはずなのよね」

009『そのためには、魔神に盗まれた〈光の樹の実〉を回収するクエストを達成しなければならないんだ』

晶華「その魔神はどこにいるの?」

009『北西エリアの【虹の根元】から来たらしい』

翔花「わたしたちは魔神ハンターじゃないけど、妖精郷の平和を守るには、悪い魔神とも戦わないといけないのね」

 

ガラスの森

 

晶華「ここも妖精郷危険地帯の一つね。うかつに踏み込むと、ガラス化の危険があるし」

翔花「事故でどこかから飛ばされでもしない限り、好んで入ろうとは思わないわ」

009『今回のガイドは、ジンさんの【雲海の岬】と、スプライトの【光の樹】を除けば、今後の冒険で立ち入る意味があまりないかもな』

晶華「じゃあ、次はタイタン様の【大樹の森】がある北東エリアで、最後に魔神の巣と思しき【虹の根元】のある北西エリアってことで、妖精郷ガイドもあと2回。ゴールが見えたわ」

翔花「ガイドの後は、ようやく妖精郷の新たな物語がスタートするのね。ワクワク」

(当記事 完)