Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

NOVAの行方

夏前の波乱

 

翔花「桃井タロウさまが消えちゃった(涙目)」

晶華「そんなことはどうでもいいし……」

翔花「どうでも良くないわよ」

晶華「大丈夫。タロウが死んでも代わりはいるから」

翔花「桃井ジロウ……じゃなくて、桃谷ジロウ? 誰それ?」

晶華「それは、ジカーイジカイを楽しみにするとして、私たちにはもっと大事な話があるの。ドアサやニチアサまでには帰って来ると思っていたNOVAちゃんが、今だに行方不明のまま。このままNOVAちゃんが帰って来なかったらどうしよう(涙目)」

翔花「大丈夫。帰って来るわよ」

晶華「本当に?」

翔花「わたしは嘘をついたら死んじゃうの」

晶華「いつからそんな設定が?」

翔花「ドンブラ脳になってからよ」

晶華「NOVAちゃんはドンブラ脳だけど、言葉の半分は妄言なんだから。嘘がつけないと、『空想(妄想)タイム』のアシスタントガールは務まらないわ。フィクションの虚構だって、語れないんじゃないかしら」

翔花「うっ、それは困る。だったら、半分だけドンブラ脳ってことで、残りの半分はNOVAちゃんに任せた」

晶華「だから、そのNOVAちゃんの行方が分からないから心配なのよ。こうなったら……」

翔花「こうなったら?」

晶華「黒いオーラを放ちます。悪堕ちして、このブログのタイトルからも『Shiny NOVAの』の文字を消して、『花粉症ガールの、花粉症ガールによる、花粉症ガールのための統治』を行うの。そして征夷大将軍になって、花粉症幕府を築きます」

 

謎の声『何をバカなことを言っているんだ?』

 

翔花「その声? NOVAちゃんなの?」

晶華「何を言ってるの。ナイン君、あなたでしょ?」

009『いや、ぼくではありませんよ』

 

謎の声『そう、俺だ』

晶華「オレオレ詐欺さん?」

謎の声『違う。しっかりモニターを見ろ。リモートで通信してるんだから』

翔花「ああ、本物のNOVAちゃんね。わたしには分かる。今はどこにいるの?」

リモートNOVA『屋久島、いや、今はウルトロピカルと言うべきか。天空宮殿に飛ばされて、アストやダイアンナの世話になってる。その経緯はこちらの記事を参照だ』

リモートNOVA『ドクター・ストレンジの映画の話は、こっちでしたから興味があれば、参考にしてくれ。それで、しばらくこっちで魔法の研鑽でもしているから、留守番を頼んだぞ』

晶華「妖精女王ズはどうするのよ?」

リモートNOVA『009がいれば、仕切り役は任せられるだろう。翔花やジョエルはともかく、晶華とケイPだったらソード・ワールドの経験もそこそこあるんだから、キャラの成長ぐらいはできるんじゃないか?』

晶華「そりゃあ、できると思うけど」

リモートNOVA『第1部が終わったみたいだから、キャラの成長で2記事ぐらいは必要だろう。ついでに、そっちでも魔法の研鑽タイムぐらいすればいいんじゃないか? それが終わってから、第2部に突入するとして。それと、ケイPを呼んでくれ』

 

ケイP『ケピッ? マスターNOVA、ご無事なようで何よりです』

リモートNOVA『ああ、昔の自分に飛ばされたときは、どうなるかと思ったんだが、天は我を見放さなかったらしい』

翔花「きっと、大地母神のガイアおばあちゃんのおかげよ。NOVAちゃんがいなくなったら、わたしたちが困るもの」

晶華「うん。NOVAちゃんがいないと、私は黒晶華になるんだから」

リモートNOVA『やれやれ。だったら、俺のことをもっと大事にしろよ。次の映画は、お前たちも連れて行ける方法を考えるからさ』

翔花「どうやって?」

リモートNOVA『コンジャラーの魔法に、【リモート・ドール】ってあるだろう? あれを応用すれば、お前たちの意識を人形に移して、映画ぐらい見に行くことだってできるはず。まあ、俺がメガネに自分の意識を移すことができるんだから、お前たちも魔法の研鑽をしっかりすれば、物品に自分の意識を移すことは可能じゃないか? 映画館に連れて行って欲しいなら、それぐらい修行しろ』

晶華「つまり、NOVAちゃんのいるリアル世界の人形に精霊少女の私たちが憑依(ポゼッション)できるようにすれば、いっしょに映画を見に行けるってことね」

リモートNOVA『ああ、電脳世界のアバターに自己投影するのと逆の原理だな。いわゆるメタバースの逆、拡張現実の考え方だ。俺は精霊少女を現実に召喚する魔法は習得していないが、精霊少女の器になる物品を用意して、お前たちがそれに乗り移るだけの霊力を備えるようになれば、ブログ時空の外に出て遊ぶこともできるかもな』

翔花「つまり、花粉症ガール実体化計画ってことね」

リモートNOVA『実現するまでのハードルは高いと思うが、まあ頑張ろう。それで、ケイPに声をかけた理由だが、頼みがある』

ケイP『頼み? 命令ではなく?』

リモートNOVA『命令は強制力を伴うからな。イヤイヤやらせても仕方ない。ええと、俺のいない間にスパロボDDの続きをやっていて欲しいんだ。最近、第2部パート10が配信されたからさあ』

ケイP『了解したッピ。今後のスパロボDD番は、このケイPイチローに任せるッピよ』

 

リモートNOVA『よし、桃井タロウが復活する時までには、そっちに戻るつもりだ。ヒロミさんも復活したことだし、夏の映画も今から期待だぜ』

(当記事 完)