NOVA不在なので
009『ぼくが仕切ることにする』
晶華「何でよ? NOVAちゃんがウルトロピカルに行ったまま帰って来ないので、仕切り役は私の仕事なんだから」
009『スパロボ話の仕切りを任せてもいいのか?』
晶華「うっ、スパロボ系は得意じゃないのよね。話の聞き役にはなれるけど、NOVAちゃんみたいに熱を込めて語れないし」
009『だろうな。スパロボ番は、ぼくとジロー兄さんがメインで担当するといいだろう』
ケイPジロー『ケピッ。このたび、スパロボDDはパート14で、第2章が完結になったッピ』
009『最終決戦は、ガオガイガーのTV版前半のクライマックス、パスダーとの東京決戦と、ユニコーンガンダムのクライマックスということだ。昨日配信されたので、現在、半分まで攻略中という報告だ』
翔花「へえ。夏頃から、そろそろ第2章完結って言っていたけど、結局、年末になっちゃったのね」
009『ストーリーの配信ペースが夏までの月1から、隔月にペースダウンしたからなあ。6月にパート10、7月にパート11、8月にパート12で、9月には終わるかなあと思っていたら、10月にパート13で、12月にパート14で完結に至った次第』
晶華「まあ、年末に完結して、年明けから新展開って流れは悪くないわね」
009『そう思って、当ブログも年末でいろいろ完結したいと考えていたんだが、現状は無理っぽいな。令和NOVAが仕事でバタバタしていて、やりたいことが追いついて来ない形だ』
翔花「仕事でバタバタが原因? 水木一郎アニキロスがたたって鬱モードとか、そういう状態じゃないの?」
009『それは……あるが、世の中から水木一郎さんの功績が消えたわけではない。月並みなセリフだが、アニキの歌声は心の中に生き続けるさ』
晶華「水木一郎さんの歌声がパワーとなって、多くの歌手や声優さんなどの道を切り開き、特撮ソング、アニメソングの叫びの文化が継承されているのが、心の中に生き続けているってことね」
009『ヒーローソングは叫ぶものって流れが、影山ヒロノブさんや遠藤正明さんなどのJAM PROJECTに受け継がれていると考えることもできるな』
ファンとしての服喪モードを終えて
翔花「で、NOVAちゃんが水木さんの逝去の報を聞いて、テンションだだ下がりなのは分かった。でも、いつまでも落ち込んでもいられないってことで、仕切り直しの記事なのね、今回は」
009『というか、仕切り直しなのに、令和NOVAは仕事で忙しい時期なので、いろいろと世の中の動きに付いていけないモードなんだよな。だから、鎌倉殿の最終回とか、年末D&D再スタートとか、書きたいネタはいっぱいあるのに、頭の中が整理できないまま、ゲームブックも上手く攻略できないでいるわけだ』
晶華「『サイボーグを倒せ』を攻略したら帰って来る予定なのに、何だか攻略できない負けモードみたいね」
翔花「NOVAちゃんに負けを認めさせたい悪縁鬱男の呪いがこんなところにまで影響しているなんて」
009『いや、それは関係ないと思うが、人間、負けが続くと、他人に逆恨みをして破滅に陥りやすいというのは現在放送中のデッカーでも見せられているからなあ』
晶華「デッカーさんは、来年2月に映画が予定されているけど、いつ終わるの?」
009『さあ。2月に後日譚的な映画をやるってことは1月に終わるんじゃないかな。少なくとも、年内に終わるという情報は入っていない。それより、本日の最新情報はこれだ』
翔花「そ、それはドンブラを終わらせようとする敵!」
009『敵じゃねえ。後継者だ。立ち位置としては、水木さんにとっての影山さんとか遠藤さんみたいなもの。ドンブラ魂はスーパー戦隊スピリッツとして、レジェンドとして、後継戦隊の道を切り開いているんだよ。歴史はそうやって紡がれる』
晶華「断絶されたり、永久欠番にならなければね。とにかく、ドンブラの後もスーパー戦隊は無事に継続ってことで良かったじゃない」
翔花「とにかく、3月から新番組ってことは、ドンブラの時代は2月まで続くってことね」
キングオージャーの話
009『で、キングオージャーなんだが、昆虫戦隊でもあるんだなあ』
晶華「これね」
009『虫ヒーローだと、仮面ライダーとかビーファイターとかのイメージがあって、戦隊ではメインに来ることはなく、ハリケンのゴウライジャーと、ゴーバスターズのビート&スタッグバスターといった追加戦士のみだったんだが、今回は「王様+虫」、だけど王道のカブトムシがいないという王道に見せた変化球を披露してくれた』
・赤:クワガタオージャー(男)、最強戦士
・黄:カマキリオージャー(女)、医療と芸術戦士
・紫:パピヨンオージャー(男)、氷雪戦士
・黒:ハチオージャー(男)、農耕戦士
晶華「これは……紫の戦士が初期にいるなんて初よね」
翔花「緑がいないなんて……」
009『ゼンカイにも、ドンブラにも緑がいないので、これで3年連続だ』
晶華「緑はタヌキだけってことかあ」
009『ギーツのモチーフが獣だけで、虫はいないのか? と言われていたが、戦隊で虫モチーフにする前振りだったのかもしれないなあ』
翔花「カブトは追加戦士っぽいわね」
009『クワガタ主役はクウガが前例にあるが、1号カブト、2号クワガタという定番を変えたことになる。あと、蝶の戦士が定番の女性ではなくて男というのも、キジブラザー並みの変化球モチーフだし、黒いハチというモチーフも新鮮だ。女性戦士の黄色は定番だがカマキリとのミスマッチも変化球っぽい。女性、カマキリだと緑のイメージもあるんだが、その辺は王道と変化球のバランスをどう魅せるかだな』
翔花「ドンブラ以上の王道と変化球はなかなか見られないわよ」
009『いや、ドンブラが類稀な変化球なのは認めるが、王道じゃないだろう』
翔花「わたしにとっては、ドン王家の桃井タロウ様こそが王道なのよ」
晶華「ハチオージャーが殿様設定で、和風っぽいのよね。あと、主役レッドの『自称・王様』って何? 実は一人だけ庶民とかそういうオチ?」
009『他のメンバーは身分が王様だけど、主役だけは身分とは関係なく、心の底から王様なのかもしれないな。最初は王様と認められていないのが、名実ともに王様の地位と尊敬を勝ち取っていく成長路線が考えられる』
晶華「王様(笑)だったのが、本物の王様として認められるわけか。それは面白そうね。私の『未来の妖精女王』みたいな感じで」
009『しかし、一つばかり気になるのは巨大ロボの名前がキングオージャーってことだな。すると、戦隊のチーム名はどうなるんだ?』
翔花「キングオージャーじゃないの?」
009『チーム名も、ロボ名も同じなのか?』
翔花「だったら、ロボ名がキングオージャーで、チーム名がドンオージャーズかも」
009『それはない』
翔花「いや、もしかすると、桃井タロウ様が続投して、クワガタオージャーになるのかも。『オレは桃井タロウ。ドン王家の者だ。カブト虫のギィちゃんを探して、この異世界のチキューまでやって来た。新たな世界のお供たちよ。よろしく頼む』とか言ってそう」
009『言ってそうじゃねえよ。どこまでドンブラ脳なんだ!?』
翔花「あっ、ドンオージャーズだったら、ドンブラ脳からドンオー脳に進化しないと」
009『ドンオー脳なんて言葉はない』
晶華「でも、パワーレンジャーがダイノフューリーからコズミックフューリーにバージョンアップしたり、BLACKさんがRXさんに進化したり、マジンガーZさんにゲッター線を浴びせるとマジンカイザーさんに進化するように、ドンモモタロウさんが異世界転生してクワガタオージャーになる可能性もゼロじゃないかも。ファンタジーなんだし」
009『メインライターが井上敏樹続投だったら、そういう無茶も通る可能性もあるが、プロデューサーも脚本もドンブラを受け継がないんだから、ドンブラ成分を引き継がないだろう』
翔花「ところで、来年の初めはドンブラにキングオージャーが顔見せ出演しないかなあ」
009『それはあるかもしれないなあ。それより、気になることはもう一つある』
晶華「何?」
009『次のドンブラ放送で、イヌブラザーの正体が犬塚翼だと判明しなければ、とうとう年内で正体不明を貫くことになるんだが、大丈夫なんだろうか? ブラックペッパーやデッカーの方が先に正体バレしたのに、犬塚翼はいつまで正体不明なんだろうか?』
晶華「そんなの私が知るか」
ケイPジロー『久々の決めゼリフだッピね』
リモートNOVAからの連絡
リモートNOVA『もしもし、俺だ』
晶華「オレオレ詐欺さん?」
リモートNOVA『誰が詐欺だよ。とりあえず、仕事の方は神経を使う保護者懇談が終わったので、少し息継ぎができるという連絡だ』
晶華「そんなことはどうでもいいし、それより、こっちにはいつ帰って来るの?」
リモートNOVA『ゲームブックの「サイボーグを倒せ」の超思念ヒーロー編は何とかクリアしたので、そのプレイ記録を元に記事書きして、それからだな。あと、コンパーニュの魔神ハンターも「魔神ハンターと、バルカンの女王」の記事を書きたいんだが、気分がノラなくて、いろいろ先送りにしたまま年を越してしまいそうだな』
晶華「つまり、今年はきれいにまとまらず、いろいろと積み残したまま、来年に続くってことね」
リモートNOVA『ああ、ガイアグランプリも負けが確定したしな』
翔花「そうなんだ。だったら、『NOVAちゃんの周りの世界が平和になって、NOVAちゃんがラッキーでハッピーな生活を一生送れる』って願いは実現しないってこと?」
リモートNOVA『ああ、そうなるな』
晶華「すると、『NOVAちゃんの周りの世界が争いだらけになって、NOVAちゃんが不運で不幸な生活に見舞われる』ってこと?」
リモートNOVA『いやいや、単に願いが叶わないだけで、願いの逆になったりはしないだろう? まあ、楽して得られる福徳はないので、地道に善業と良縁をこれからも紡いでいく一年を目指そうってことで、ハッピーエンドを夢見るわけだな、これが』
(当記事 完)