Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

クリスマス・イブのWショーカ

NOVA帰還

 

NOVA「ただいま〜」

翔花「わあい、NOVAちゃんだ〜」

晶華「クリスマス・プレゼントちょうだい〜」

NOVA「俺はサンタじゃないから、プレゼントなんてないぞ」

晶華「だったら、これに着替えて」

NOVA「何で、サンタのコスプレをしないといけないんだ?」

晶華「もちろん、私たち良い子にクリスマスプレゼントを贈るためよ」

NOVA「そんなにプレゼントが欲しいのか?」

晶華「当たり前よ。この日のために、1年間、辛くて厳しいアシスタントガール業に励んできたんだから」

NOVA「辛くて厳しい? 楽しく面白いの間違いじゃないのか?」

晶華「とにかく、今のNOVAちゃんの選択肢は2つよ。私たちに何でもいいからプレゼントをくれるか、それとも寒空の下、雪山登山に行くことよ」

NOVA「雪山登山は絶対イヤなので、頑張ってプレゼントを見繕います」

 

NOVAのプレゼント

 

NOVA「ということで、晶華にはこれをあげよう」

晶華「こ、これはダイ大のコミックと短編小説集じゃないの」

NOVA「どうだ、嬉しいだろう」

晶華「どうせなら、こっちの方がいいんだけど?」

NOVA「トレジャーズはなあ、このタイミングで買ってもプレイしている時間が取れないんだよ」

晶華「NOVAちゃんがプレイしなくても、私が代わりにプレイしてあげるから」

NOVA「楽しそうだけど、今は食指が動かん。それより、攻略が中途半端なSWITCH版ドラクエⅪでもプレイしておけ」

晶華「今さら、Ⅺなんて5年も前のゲームじゃない? Ⅻはまだなの?」

NOVA「追加情報は全く来ないな。まあ、ドラクエ熱は適度にくすぶらせつつ、追加情報が来たら、運命の炎のように燃え上がりたいところだ。でも、今はダイ大のコミックと小説でも読んでなさい」

晶華「仕方ないわね。私のダイ大愛を満喫させてもらうわ」

 

翔花「では、NOVAちゃん、わたしへのプレゼントは?」

NOVA「とりあえず、これかな」

翔花「わあい……って、別にわたしはFFが好きってわけじゃないんですけど」

NOVA「何だと? 『モンスターの逆襲』で元タヌキ少女のイースタを喜んでプレイしているから、お前もゲームブック熱がたっぷりだと思ったんだがな」

翔花「NOVAちゃんはゲームブック脳かもしれないけど、わたしはそれほどでもないし。まあ、ゲームは楽しんでいるけど」

NOVA「だったら、これがいいか?」

翔花「何それ?」

NOVA「初心者向きのファンタジー世界の武器ガイド本だ。お前もバトルダンサーをプレイするなら、これを読んで武器の扱い方を勉強するんだな」

翔花「勉強しなくても、ファルシオンぐらい普通に使いこなせるし」

NOVA「う〜ん、だったら、翔花が喜ぶものって何だろうな?」

翔花「これ買って」

NOVA「そういうのは光鬼サンタさんにねだりなさい。大体、この時期に戦隊の新しい玩具を買っても、すぐに次の戦隊が始まるんだから」

翔花「大丈夫。もしも、ドンブラの後で、万が一ひょっとして、キングオージャーの玩具が欲しくなったら、3月の誕生日に買ってもらうから」

NOVA「買わねえよ。仕方ないから、お前にはこれを買ってやろう」

翔花「そんなので、わたしは喜ばないわよ」

NOVA「だったら、これだ」

翔花「うっ、それは……忠誠を誓います(m0m)」

NOVA「どうやら、桃井タロウの写真集と縁ができたみたいだな。まあ、俺も夏場にこっそりこういう本を買っていたのは、ここだけの秘密だがな」

 

NOVA「しかし、お前たちに贈る最大のクリスマスプレゼントはこれだな」

NOVA「明日のニチアサ終了後に、お前たちを映画に連れて行ってやろう。もちろん、夏みたいに適当な書物に封印してな」

翔花「わ〜い、旬の映画を見に行けるなんて〜」

晶華「今年最後のハッピーイベントね♪」

 

ついでのウルトラ話

 

NOVA「ところで、ウルトラマンデッカーの後番組が公表されたらしいな」

晶華「ガイアさんメインのクロニクルGにはならなかったのね」

NOVA「せっかく、それを見越してガイアグランプリなんて企画したのに、少し予想を外したようだ。何でも来年は2013年のウルトラマンギンガを初めとするニュージェネ10周年記念だから、ということらしい」

翔花「でも、ガイアさんだって25周年だし」

NOVA「ティガ、ダイナ、ガイアの平成ウルトラTDG3部作はやはり3つセットで考えたいので、トリガー、デッカーの次はガイアおよびアグルモチーフのWウルトラマン作品を期待しているんだが、それは7月を楽しみにするとして、クロニクルは久々にゼロさんがナビで、ニュージェネ10周年を祝うのもありか、と思う」

翔花「ところで、10周年って一口に言うけど、どんな作品があったの?」

NOVA「実のところ、ウルトラマンギンガは『新ウルトラマン列伝』という番組内の一企画として始まったんだな。『ウルトラマン列伝』は2011年から2013年夏まで、ウルトラ旧作をあれこれ懐古する番組として放送されたんだが、その際のナビゲート役としてゼロさんが抜擢されて、TVシリーズの主役作品を持たない彼の存在を浸透させるのに貢献したわけだ」

NOVA「『ウルトラマン列伝』はTV旧作のランダム再放送や劇場版の分割放送などで、2010年代のウルトラ熱を継続させていたんだが、2012年にTV新作として『ウルトラゼロファイト』を制作放送した。その短期制作スタイルが好評で、1年間ではなく、1クールなら新作ウルトラを制作できるという円谷の経営判断で2013年に『新ウルトラマン列伝』とタイトルを改め、新ヒーロー『ウルトラマンギンガ』がスタートしたわけだ」

晶華「最初は番組内の1企画って感じだったのね」

NOVA「翌2014年、ギンガの続編『ギンガS』が作られ、相方ウルトラマンのビクトリーを誕生させた後、2015年春の劇場版『ウルトラ10勇士』を経て、『ウルトラファイトビクトリー』に至る。大体、この辺が今のギャラファイのルーツとも言えるだろうな。坂本監督がメインで、ウルトラマン総集合のお祭り配信短編集を制作する流れを生んだわけだし」

NOVA「『ビクトリーファイト』でジュダ・スペクターやらヤプールの超獣軍団と戦った後、新たなウルトラヒーローとして、サイバー要素を投入した『ウルトラマンX』がスタートする」

NOVA「『ウルトラマンX』までが『新ウルトラマン列伝』枠で、翌2016年の『ウルトラマンオーブ』から完全に一つの独立した作品タイトルとしてニュージェネは受け継がれているわけだが、今回はここまでにしておこう」

(当記事 完)