ドレイク主役の１８話と、サソード登場の１９話。
これまでの伏線収束の感動編というべき前者と、意外な新展開の後者と理解。
１８話
ゴンちゃんの記憶に関する話。
失った記憶を取り戻すと、記憶喪失中の体験を忘れてしまうなんて話は、ＮＯＶＡは初めて知ったけれど、ドラマを盛り上げるために、架空の設定を作って提示することはよくあること。
伏線を提示せずに、結果だけ示すのは「ご都合主義」の謗りを免れないが、本話ではしっかり伏線を示しているので問題なし。
「ライダーシューティング＆ライダーキックの時間差コンボ」でザビーを撃退するのも、影山のダークぶりを見ていると、スカッとさせられました。アクション描写を堪能できるのは、こういう作品では大事なことかと思います。
ドラマ面での問題は、風間の性格その他に感情移入できるかどうかだが、ＮＯＶＡはできません。天道の言うとおり「頭が悪い」（笑）。今後、風間は「軽薄で頭の弱いキャラ」として確定。もう少し、クールな奴と思っていたんだけどなあ。
今回の話は「ドレイクというキャラ」の一時退場編として、淡々と見ていました。次に登場するときには、風間はどう扱われるかな？ 一応、マシンゼクトロンに乗っていたので、ゼクトと完全に縁が切れたわけでもなさそうだけど。
１９話
風間以上に、いかにも「井上敏樹」なキャラとして登場した新ライダー・サソードこと神代剣。やっていることは天道のコピーなんだけど、妹がいなくて、姉をワームに殺され、執事（じいや）がいることが違い。
次回予告を見ると、「お婆ちゃんが言っていた」に対抗して、「じいやが言っていた」というセリフが出るみたいだけど、天道家のお婆ちゃんに対抗させられる執事がお気の毒というか、何とも言えず。
ともあれ、対抗意識満々な「井上版天道」にも最近は慣れてきました。
サソード２フォームを並べてみたけれど、マスクトフォームの「黄色い動力パイプ」が個性的。ライダーフォームの方は、頭部の「サソリの尻尾」が可動すれば面白そうだけど。
ところで、
「変身者は元外科医？」なんて情報も飛び交っていて、
こいつはデマ情報でした。一応、自分でツッコンでおきます。
そしてサソード以上に意外で面白かったのは、田所組による「怪盗シャドウ作戦」。岬さん、何やっているんですか？ 思わず、「ロボタック」の怪盗チェリーを思い出してしまいました。
ワームに関するＺＥＣＴの作戦なのか、それとも田所さんの反ＺＥＣＴ作戦なのか、ＺＥＣＴの立場を利用した純粋な泥棒なのか？ 一番最後のが一番可能性少ないだろうけど、一番面白そう（笑）。
ガタックと劇場版ライダー
雑誌上でも、公表されました。
まさか、加賀美がガタックとはね。こうなると、加賀美ファンであるＮＯＶＡは必然的にガタックファンになる、ということで、もうサソードなんて、どうでもいいです（笑）。
ハサミみたいな「ガタックダブルカリバー」がいいですね。武器だけ見ると、いかにも「ハサミジャガー」な感じで、思わず「シザーッズ」って叫びたくなります。
いや、こいつじゃなくて。
それと、劇場版の新ライダーですが、金色が「コーカサス」、銀色が「ヘラクス」、銅色が「ケタロス」。ヘラクスの写真は以下に。
何か違うと思うんだけど、どこが違うか分からない（笑）。あ、ヘラクスは、カードを使わないし、ましてやオンドゥル語は使わないよね、たぶん……。
劇場版の話題も、いろいろ出てきているけど、一説によると「天道樹花がすでに故人である」といったショッキングな物も。
ネオゼクトの存在とか、「ザビーは矢車さん」とか、いろいろ確定情報もあるけど、ＴＶ版で樹花ちゃんがひどい目に合うことだけはないように願います。
