これは、2話完結なので、同時に書くのも問題ないか、と。
注目その1は、ゲストキャラ。「ゴーゴーファイブのモンド博士」および「ガオレンジャーのガオブルー」が、水の都の長老と、邪竜に身を売った若者を好演。
前者は「ベイエリア55」ということで水つながり。後者も「怒涛の鮫」ですから水つながり。非常に的確な人選と感じました。
注目その2は、ナンバー10ことゴーゴージェット。
五色に塗り分けられた翼が「ゴレンジャーのバリドリーン」を連想させてくれます。
ジェット単独での空中戦と、究極轟轟合体アルティメットダイボウケンの活躍と、いろいろメカアクションを堪能。
ドラマ面でも、「火山に隠された水のクリスタル」*1という仕掛けが、
「渇きに弱い水の民」がクリスタルをGETできなかった理由として実に納得できたり、
そのために「水の民」の体を捨てたラギの行動が必然的に肯定されたり*2、
いろいろと連鎖的に、設定がつながっていて心地よいです。
ラストで、目的を達成しても、自らは「水の民」であることを捨てたラギのために、「水の民の証」を修復した明石の好意がまさにグッジョブに思えましたし*3。
30作記念ネタ
動物ネタのぬいぐるみは当たりですが、さくら姉さんはヒロインらしく「イルカ」所持。
イエローのライオンは順当として、「牛とサイ」はブラック担当。
ブルーは何故か「犬」(それとも狼?)。何で、ライブマンに犬なのか、納得できないところ。
ターボレンジャーは、車か、妖精シーロン。
外した。まさか「高校生戦士」ということで、学生服のコスプレとは……。
納得できるけど、チーフの高校生姿にはツッコミ多数かと。
*1:「水のクリスタル」なんて聞くと、最近、「ファイナルファンタジー」シリーズをいろいろやっていたNOVAには、非常にタイムリーに感じたり。
*2:邪竜に体を売る、すなわち改造手術を受けてまで目的達成を考えることは、悲劇的にも見えるし、非難するような描き方もできる設定。しかし、本話では、「何かを捨てても、代わりに得られる物を追いかける」ことが冒険魂として肯定されている。
*3:本話の主役はラギと明石。で、明石が別行動中のために、代役としてブラックがアクセルテクター装着。これで全員が装着したわけですが……こういう形での装着は、ブラックには悲しい物があるのでは、と。