Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

妖精郷の、風の妖精(SWフェアリーガーデン3ー3)

タイタンのさらなる助力

 

GM(NOVA)「今回は前置きなく、最初からプレイを始めるぞ」

ミリィ(晶華)「NOVAちゃんにしては珍しい。雪が降るかしら」

GM「地域によっては、豪雪で大変みたいだな。俺の住む阪神間は基本、降水量の少ない地域になるので、夏の大雨、冬の大雪にはあまり見舞われない地方だが、各地の雪の情報をニュースや個人のツイッターなどで見るたびに、大変な中、頑張って下さいと頭が下がる思いだ」

サイバ(009)「とは言え、ぼくたちも前回、雪山に強力なドラゴンゾンビが出現するって情報を聞いたからな。そんな危険な雪山登山に出向くには、よほどの準備をせねばなるまい」

GM「危険と知らずにいきなり乗り込むよりも、危険だと知って対策を練る方が賢いからな。もちろん、君子は危うきに近寄らずだが、冒険者は君子ぶっていても仕方ないし、大きなことを成し遂げようと思えば、君子豹変するぐらいでなければな」

マークス(ケイP)「つまり、ワイルドに行け、と言うことですね」

GM「本来の意味は、『君子というのは過ちに際して、直ちに言行を改めて自分を急成長させるように努める』ということで、良い意味での切り替えの速さ、巧さを表す言葉だったんだ。まあ、今は悪い意味で誤解されて使われがちで、『すぐにキレる怒りっぽい上司や、態度をコロコロ変える信用できないトップを揶揄する』意味合いを帯びている。そもそも、君子を素晴らしい人格者の意味で使わずに、世間知らずのお坊ちゃんみたいに考えがちだからな」

ミリィ「NOVAちゃんは君子?」

GM「どっちの意味で言っているのかは知らんが、ゲームマスターや教師など他人を教導管理する役割である以上は、自他共の過ちには敏感でありたいと思う。と言うか、どうも例年、この冬場の時期は頭が普段よりも研ぎ澄まされているというか活性化しているので、細かいことが気になったり、勢いが暴走しがちになったりして、コントロールが大変なんだな。ゆったりのんびり落ち着けって自分に言い聞かせないと、暴走妄想回路が全開になりかねない」

サイバ「君子の反対は、小人だな。漢語では対になって論じられることが多い」

GM「小人と書いても、『こびと』じゃなくて『しょうじん』だからな。ダメな小人もしっかり精進すれば成長も期待できるんだが、君子の豹変に対して、小人は革面で、外面だけ取り繕うけど、中身は変わらないから成長できないらしい」

ミリィ「革面?」

GM「誰かに注意されるだろう? 成長する人間は、注意されたことを内面まで取り入れて、二度と過ちを犯さないように己を改めるんだよ。成長しない人間は、表面だけ分かったふりをして、その場を巧くやり過ごしたり言い逃れたりするばかりで、面しか革(かわ)らないから同じ失敗を繰り返す、言葉だけの反省って奴だな」

サイバ「もちろん、真の意味で豹変できる人間なんて、少数派だろうけどな。ちょっとした修行で急成長できたら、正に少年マンガの主人公だ」

GM「まあ、ネット上の付き合いでは、別に豹変なんてしなくても、言葉の上で反省の意を示して、迷惑をかけるような行動をきれいに改めれば十分なんだけどな。それすらできないのがいるから、説教ネタがいろいろ尽きないわけで」

サイバ「説教ネタは、長い前置きになりそうだから、この辺でブレーキをかけた方がいいと思うな。今は、ぼくたちが主人公なんだし」

GM「ああ。では、脳裏に浮かんだ(実際に書いて収拾つかなくなった)説教駄文は惜しげなく切り捨てて、タイタン様の話の続きだ。前回、君たちはグラスランナーのポピンをタイタンのところに連れて行ったことで、結構な量の★(経験点の元)を手に入れた。そして、情報語りをしているうちに、いろいろフラグが立って、冒険達成度20%になって、さらなる追加情報が語られることになったんだ」

ミリィ「どんな話?」

GM「黒髪の魔女の話だけど、君たちはとっくに知っているよね」

ミリィ「アラマユさんの親友で、自分の野望のために妖精郷を創造したけど、それは妖精を愛しているからではなくて、妖精の力を集めて不老不死の神になろうとした自己中な人ってことね」

サイバ「で、本当に妖精愛を持っていたアラマユさんが『妖精たちを犠牲にするなんて許せない。私があなたを止めてみせる!』と叫んで、涙ながらに闇堕ちした親友を封印したって話だよな」

GM「まあ、それで合ってるよ。叫んだり、涙を流したりは小説家の脚色だろうけど、タイタンは君たちに魔女の話を初めてしたんだが、君たちはすでに知っていた。それでも情報ソースを複数チェックできて、この話の信憑性が高まったことで、★1つ進呈しよう」

マークス「タイタンさんと話をするだけで、どんどん経験点が増えて行くんですね。さすがは大妖精。そのオーラに触れているだけで、私たちの秘めたる潜在能力が解放されていくと言ったところでしょうか」

ミリィ「もう、★が18個も貯まっちゃった。1つで200点なので、これだけで3600点ね」

サイバ「今すぐ成長したいところだけど、成長はミッション終了後だもんな。何にせよ、次の成長で6レベルぐらいには到達できそうだ」

GM「俺が前にクリアしたのは7レベルだから、上手く行けば、この第3部で一度終わらせることも可能かも。もっとも、第4部まで掛かる可能性もあるがな。エマ救出後は新たなステージの物語に突入するかもしれないし、予定は未定だけど、8レベル以降のキャラ成長は、俺にとっても未知のプレイ領域だから、この機に頑張って体験したいし、一応は楽しみにしていると言っておく」

ミリィ「で、情報はそれで終わり?」

GM「最後にタイタンは、『ヒックリカエルの歌』を歌ってくれる」

サイバ「これか?」


La Rana Valiente - Shin Dokonjo Gaeru Opening

NOVA「ふつう、『ど根性ガエル』で多くの人が連想するメジャーな歌は、こっちだと思うけどなあ」


ど根性ガエル OP full

サイバ「旧バージョンは、夏休みにしょっちゅう再放送でやっていたからなあ。だけど、リアルタイムで見たのは新・ど根性ガエルの方だが、主題歌が横浜銀蝿と、とんねるずのコラボだとは思わなかった。エンディングの方も、とんねるずのバラード曲が妙に記憶に残っていて、好きだった」


夢行きチケット/とんねるず

ミリィ「そんな昭和世代の古いアニメの話はいらないから、妖精郷に戻って来てよ。で、タイタン様。その変なカエルって一体、何なのですか?」

タイタン『妖精王のお気に入りの歌の一つらしい』

ミリィ「妖精王って、変なセンスの人物みたいね」

GM「歌詞によれば、『王様はダジャレが好きで、ダジャレを言えば、沼地のカエルがひっくり返って、それと共に世界がひっくり返って、光が闇に包まれる』らしい」

ミリィ「何で、ダジャレで世界が闇に包まれるのよ? 布団が吹っ飛んだって言えば、世界が崩壊するって言うの?」

サイバ「ダジャレで世界をひっくり返すほどの力を持つ謎のカエルか。それって、元は人間の魔法使いとかで、呪いでカエルに変えられたとか、そういうことじゃないのか?」

マークス「魔女が人間をカエルに変えるという昔話はありますが、その類でしょうか」

ミリィ「それは『カエル』と『変える』を掛けたプリミティブなギャグね。とにかく、世界がひっくり返って、闇に包まれるのだったら、うかつにダジャレも言えないわ」

サイバ「闇の手の者に、そのカエルを奪われるのも危険だな。いずれ確保して、厳重に管理しないと。場合によっては、封印しないといけないのかもしれないし」

ミリィ「アラマユ様も、そうやって危険なものは何でもかんでも封印していたとしたら、まるで、この物語を連想するわね」

サイバ「ドラゴンゾンビと、ヒックリカエルかあ。方向性は違うけど、どちらも脅威的な能力を秘めていて、いずれ我々の前に立ちはだかるかもしれない恐るべき敵だ、と自分の取材ノートにしっかりメモしておこう」

GM「そして、全ての情報と★を与えた後、タイタン様は最後にカシュミーラに問いかける」

タイタン『妖精郷を滅ぼそうとしている魔女がもしも復活したとしたら、そなたは妖精たちの友として戦う覚悟はあるか?』

ミリィ「友? 女王は友と言えるのかしら? 妖精たちは民で庇護すべき存在。あ、でもタイタン様のような大妖精は民の代表という立場だから、領主さま? 諸侯と言ってもいい方よね。女王は円卓会議をまとめる者として、諸侯たちと同朋とか盟友といった関係を結ぼうと思います。今はまだ力及ばぬ身ですが、女王は民を守る者であり、大妖精と盟友関係を構築する者と考えれば、タイタン様ともお友達として信頼を培いたいと考えます。友の敵はあたしの敵なので、魔女が妖精たちに害なす存在ならば、あたしは友の苦境を見捨てたくありません。誓いの言葉はこれでよろしいのでしょうか?」

タイタン『うむ、カシュミーラ・ミルモワールよ。わしから見れば、そなたはまだまだひよっ子の娘に等しい存在であり、その言葉には不遜な響きも感じる……が、時経ても成長しない我ら妖精と違い、人族の長所は、経験を糧に成長して英雄と呼べるほどに飛躍する可能性であると聞く。わしは、そなたの持つ真っ直ぐで純粋な夢見る心、成長する未来への希望に賭けてみたいと考えている。大地の娘よ、そなたに我が力の一片を授けるとしよう』

GM「そう言って、タイタンはミリィに〈妖精の宝石(タイタン)〉を託した。使い捨てアイテムだけど、これを使うと6ラウンド間、17レベル妖精タイタンを召喚して戦わせることができる」

ミリィ「それって、かなりのチートアイテムじゃない?」

GM「タイタンが普通に殴るだけで2D+19点の2回攻撃だし、しかも《土の魔力撃》を発動すれば、さらに23点の追加ダメージが加算される。防護点も21点で、並の攻撃は通らないし、レベル1桁の敵だったら、『タイタンを召喚します』と言うだけで、戦闘終了と言ってもいいだろう。この妖精郷でタイタンに勝てる者がいるとしたら、同じ上位妖精とか、どこかの吸血鬼とか、ラスボスの魔女。あるいは妖精を支配下における冠を持つ者ぐらいだろうね」

ミリィ「とにかく、自分の手に余る強大な力を与えられたわけね。本当に女王になった気分よ」

サイバ「まあ、一度しか使えないアイテムだし、ギリギリまで頑張っても勝てない相手に挑む際に召喚できる大地の力ってことは、例のウルトラマンみたいなものだな」


ガイア~大地の力~


フォトンストリーム

 

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妖精郷の、タイタンふたたび(SWフェアリーガーデン3ー2)

帰ってきたZ

 

NOVA「妖精郷プレイの前に前置き雑談だ。この春に、とあるロボットが帰って来るそうだ」

晶華「Zでロボットってことは、セブンガーさん?」

NOVA「違います。もしかすると、映画でウルトラマンZが帰って来るかもしれないけど、今のところは春映画か、それとも今年も夏映画にズレるのかは分かっていません」

009『Zでロボットということは、マジンガーだな』

NOVA「それも外れ」

ケイPマーク1『だったら、Zガンダムだッピね』

NOVA「不正解。実はこれだ」


【新幹線変形ロボ シンカリオンZ】ティザーPV

www.shinkalion.com

晶華「へえ、シンカリオンさんが帰って来るんだ〜♪」

009『何それ?』

NOVA「貴様! あのエヴァゴジラ様とも共演した超スペクタクル・ロボットアニメで、当ブログやコンパーニュ記にもいろいろ影響を与えた新幹線変形ロボを知らないとは、それでも俺か!?」

009『確かに、ぼくは過去のあんたかも知れないが、あんたが未来のぼくとは限らない。ぼくの未来はぼくが作る。NO FATEって奴だ』

NOVA「なるほど。今ここに12年先の未来の俺、NOVA2033が現れても、多分、俺自身、同じことを言うだろうなあ。未来の自分に束縛されたくはない。今の俺の決断は大事にしたいわけだが、それはともかく、シンカリオンは俺にとって大事な作品である事実には変わりない。その証拠に、これを見ろ」

http://www3.rocketbbs.com/731/sironova.html

NOVA「もう一年近く、書き込みしていない掲示板だが、俺のシンカリオン愛の半分はここに詰まっていると言っても過言ではない」

009『何で1年近く、掲示板に書き込みがないんだ?』

NOVA「仕方ないじゃないか。2020年はスパロボの新作も出なかったし(スパクロとか一部リメイク作品は除く)、トミカヒーローのアースグランナーだって見たり見なかったりで継続視聴してないし、ロボット熱がいろいろ充填中だったんだよ。しかし、シンカリオンZによって、この掲示板の活気が2018年並みに戻る未来が見えた。少なくとも、俺は毎週きちんと書いてみせる。シンカリオンは良いものだからな。エスケイプ様だって、『こっちはゴクで、こっちはマゴク。そして、これはシンカリオン、良い物よ❤️』と言っておられる」

晶華「……たぶん、言ってないと思う。NOVAちゃん、それは幻聴よ」

NOVA「俺の中のエスケイプさんは言ってるんだよ。いや、もしかするとSゲンブさんの勘違いかもしれないけど。あ、ゲンブさんと言っても、コンパーニュのゲンさんじゃなくて、こっちだからね。シンカリオンのゲンブさんだからSゲンブさんで、コンパーニュのゲンブさんは今後、区別が必要な場合にCゲンブさんと呼称するようにする」


【シンカリオン】ゲンブさん シンカリオンE5を操る

009『何だかよく分からないが、シンカリオンとはそんなに良い物なのか?』

NOVA「ああ、勇者特急マイトガインとスパクロで共演したときは涙が出るくらい良かったぞ」

009『そうか。マイトガインに匹敵するぐらい良い物だったら、ぼくも見てみたいな』

NOVA「是非見るべきだ。何しろ、2018年でNOVAに影響を与えたフィクションベスト3に入るからな。3位がシンカリオンで、2位は仮面ライダージオウ。どちらもメインライターは下山健人さんだ。もう、俺にとってこの年は下山イヤーだね」

009『2018年か。ぼくにとっては9年後だが、確か、平成30年ということだな。すると、前のが平成シンカリオンで、今度のが令和シンカリオンになるのか?』

NOVA「そういう呼称が定着するかどうか分からんが、とにかくご唱和ください、我の名を。シンカリオンZ♪と歌いたくなるぞ。新たなZはシンカリオンが継承したってことだな」

晶華「ところで、2018年にNOVAちゃんに影響を与えたフィクションベスト1位は何?」

NOVA「そりゃあ、『花粉症ガール翔花伝』だろう。自分で書いていて、自分で盛り上がる自家発電フィクションだからな。たぶん、一番時間を費やした作品だと思うぞ。他はせいぜい一週間に30分ぐらいしか見ていないだろうけど、花粉症ガールの物語に書き手としてどれだけ時間を費やしたか。そこに費やした時間が愛のバロメーターなら、俺の花粉症ガール愛は相当なものだと言えよう。主観的にも、客観的にもな」

晶華「そっか。NOVAちゃんはそんなに私のことを想っていたんだ(感涙)」

NOVA「……別にお前一人のためじゃないんだからな。この会話劇には、当然、俺が出ているわけで、自作自演の作品だから愛が充満していてもおかしくあるまい。それはそうと、シンカリオンがいい物だという気持ちに偽りはないんだが、一つだけ懸念材料がある」

晶華「何かしら?」

NOVA「今、放送してるアースグランナーの後番組だったら、思いきりゼンカイジャーとぶつかっちゃうんだよ。俺はどっちも見たいんだが、まあ、配信などを利用して両方見ればいいんだが、俺の好きな作品同士が視聴率で食い合って、共倒れする可能性だけは勘弁して欲しい。特撮マニアとしてはゼンカイジャー優先だが、ツイッターシンカリオンZをリアルタイムで呟けないのが残念だなあ、と思わなくもない」

009『まだ同じ時間だと確定したわけじゃないだろう?』

NOVA「確定じゃないが、番組スポンサー枠的にトミカのロボットアニメということで、ほぼ確定みたいなものじゃないか。いや、30分ぐらいシンカリオンZが後の時間にズレてくれることを、俺は強い祈りで願ってみるけどな」

009『そこまで祈るほどのことかよ?』

NOVA「平成NOVAよ。お前も祈ってくれ。少なくとも、サイバ☆リオンのプレイヤーを任されたお前には、そうする義務があるはずだぞ」

009『何でだよ?』

NOVA「それは、サイバ☆リオンのデータの原型は、俺と晶華が2018年に作った『新華リオン』であって、それはこの記事からも明らかだ。つまり、元ネタがシンカリオンから来たキャラネームで、半年前なら『賞味期限が切れた名前だ』と言っていたけど、半年経ったら旬になったというわけで。この喜びをどう言葉で表現したらいいか分からず、浮かれているのが現状だ」

009『それだけ表現していたら、十分だと思うけどな。まあ、あんたの願いは、シンカリオンZとゼンカイジャーが互いに食い合うことなく両方とも栄えて、WinWinになることだな。2009年人の祈りも込めておくぜ。未来の自分が幸せになって欲しいからな』

 

ケイPマーク1『……ということで、いささか暴走気味なマスターの言動はともかく、当ブログはシンカリオンZを絶賛応援するつもりだッピ。もちろん、ゼンカイジャーの次くらいってことで』


「新幹線変形ロボ シンカリオン」テーマソング「チェンジ!シンカリオン」

 

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妖精郷の、魔法陣ネコ探し初め(SWフェアリーガーデン3ー1)

まだ寄り道は続く

 

NOVA→GM「では、ようやく第3部の冒険初めということになる。いやあ、D&Dの世界とか、T&Tの世界とか、ログホライズンの世界とか、頭の中がいろいろ異世界転移していて大変だけど」

009『ログホライズンの世界? 何だそりゃ?』

ケイPマーク1『2010年代に「なろう小説」での連載から始まった小説、アニメ、TRPG作品だッピ。先日、アニメの第3期がスタートしたとのこと』


ログ・ホライズンPV


Log Horizon Season 3 Official Trailer [ログ・ホライズン 3期 PV1]


8分でわかるログ・ホライズン~前編~


8分でわかるログ・ホライズン~後編~


7分でわかるログ・ホライズン2期~前編~


6分でわかるログ・ホライズン2期~後編~

 

009『なるほど。2009年人のぼくには知り得ない物語だったが、今のダイジェストで大体分かったような気がする』

晶華「異世界転移して帰れなくなった、ゲーム世界を舞台にした冒険物語かあ。細かいことは違うけど、フェアリーガーデンと似ているような気もするわね」

009『つまり、GMはぼくにシロエみたいな腹黒メガネ参謀をプレイしろと言うんだな?』

GM「いや。別に腹黒メガネをプレイする必要はないんだが」

009→サイバ☆リオン「では改めて、キャラ紹介をするぞ。魔法小説家のサイバ☆リオンだ。何やら、剣の恩寵という選択ルールのために冒険前の宣誓をしないといけないらしいが、結局、第2部ではラストミッションでのバトルがなかったせいで、恩寵を使わなかったんだな。その分の補填はしてくれないのか?」

GM「ケチくさいことを言うな。1ミッション1回というルールは崩さない」

サイバ「仕方ないな。では、前のキーワードは『小説』『物語』『試練を果たす』だったが、同じだと面白くないので、今回は『知識』『謀略』『策略』といった感じで、腹黒参謀を目指す」

GM「こいつ。人のキャラクターに何て特徴を吹き込むんだよ」

サイバ「フッ。今のサイバ☆リオンは、令和のShinyではない。平成のWhiteなんだよ」

GM「Whiteだったら、余計に腹黒なのはおかしいじゃないか」

サイバ「甘いな。白は容易く黒に塗りつぶされるものなんだよ。とにかく、目的のためには手段を選ばない男になってみせる。それこそ参謀キャラの生きる道」

GM「……2009年の俺って、こんな奴だっけ?」

晶華→ミリィ「そんなの、あたしが知るか。それより、主役のあたしを差し置いて、先にキャラ紹介するなんて許さない。あたしはカシュミーラ・ミルモワール。妖精郷の女王になる女よ。前のキーワードは『ラッキー』と『空』だったけど、今回はドルイド技能を会得したから『大地』と『自然』を重視するわ。生きとし生けるものと、妖精や精霊はあたしのために存在するの」

GM「そんなわけがあるか。せめて、生きとし生けるものと、妖精や精霊のために頑張るって言えよ」

ミリィ「持ちつ持たれつってことね。あたしのために役立ってくれるなら、可愛い民のために未来の女王の加護を約束するわ」

GM「先に役立つことが前提かよ」

ミリィ「当然よ。他人に恩恵を与えてもらおうと思えば、自らも役に立つことを示さないといけない。世の中は厳しいのよ」

GM「何というか、キャラの方向性が変わって来ていないか?」

ケイP→キャプテン・マークス「まだまだ甘いですね、マスター。この私、キャプテン・マークスも、前回は『お嬢さまのため』と『鍛えてます』をキーワードにしていましたが、今回はキャプテンらしく『派手に行く』『ワイルドにやる』にします」

GM「お嬢さまはどうなったんだ?」

マークス「それは私にとって、わざわざ口に出さずとも当然の理念なので、それよりも荒ぶるダイノガッツでときめくことを目指します。あと、次に筋力を上げたら、武器のヘビーメイスをヘビーアックスに持ち替えることを宣言しておきますよ。必要筋力が1点足らないですが、斧の方がメイスよりも威力が5点大きくて、クリティカルしやすいのです。メイスの長所である命中率+1なんてなくても、今の私の戦士の技量だったら十分攻撃は当てられる」

GM「斧かあ。確かにワイルドだが、能力値の成長時にうまく3を出してからだな。では、これより2021年の妖精郷、初冒険を開始する」

 

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T&Tとゼンカイジャーの話(おまけにスパクロ26章追記)

妖精郷に行く前に

 

NOVA「最近はGTライフで、T&Tの話を始めて、思いがけず夢中になったんだが」

晶華「T&Tってこれ?」

009『T&Tといえば、まずは「傭兵剣士」と「カザンの闘技場」だな。懐かしい』

傭兵剣士 (T&Tアドベンチャー・シリーズ7)

傭兵剣士 (T&Tアドベンチャー・シリーズ7)

 
トンネルズ & トロールズ 完全版 カザンの闘技場

トンネルズ & トロールズ 完全版 カザンの闘技場

 

NOVA「『傭兵剣士』は国内T&T初のソロアドベンチャーで、3バージョンあるからな」

009『2006年に出たバージョンは、リプレイ付きだな。ソロアドベンチャーを元に、複数パーティーでプレイできるシナリオに改変した内容』

NOVA「最新版は未購入だが、そろそろ持ってないソロアドベンチャーが出てきたので、改めて買う時期かな、と考えている俺がいる」

晶華「ええと、NOVAちゃんの本棚に入っている文庫版ソロアドベンチャーは、先の2つの他に、『恐怖の街』『デストラップ』『鏡の国のダンジョン』『オーバーキル城』『ゲームマンの挑戦』『嘆きの壁を越えて』『ベア・ダンジョン』『魔術師の島』よね」

NOVA「いや、あとの2つはソロアドベンチャーじゃなく、複数プレイ用のシナリオなんだが。文庫版時代のT&T製品はみんな買った」

ケイP『みんな買ったのはいいけど、みんな残しているのが凄いッピ』

NOVA「まあ、しっかり残しているために、完全版対応の復刻バージョンが出た際に、買うことを躊躇してしまったんだが、新作が出続けているなら、ただの懐古ネタだけじゃなく、改めて追っかけるのも悪くないと思ってる俺がいる」

www.groupsne.co.jp

晶華「追っかけてる余裕があるの? 主に、時間と金銭的理由なんだけど」

NOVA「さあな。真のマニアというものは、本当に見たい物、したいことがあれば、時間と金のことは二の次で、没頭耽溺するものなんだぜ。もちろん、現実にはあれこれ帳尻を合わせたりもするのが大人ってものだが、時間がない金がないなんてことをいちいち言い訳にしてたんじゃ、趣味話を楽しむことはできない。時間がない金がないという制約はあるかもしれないが、そういう愚痴ばかり口にしてたんじゃ、心まで貧しくなってしまう。ないならないで仕方ないにせよ、そんな中でしたいことやりたいことを夢見て語ることで、前向きに明るく努めようという気持ちまで失ってちゃ、話にならないな」

009『まあ、好きなものにお金や時間をどれだけ費やせるかは個々人の生活環境に関わってくる話だから、どうすべきかなんてのは他人がどうこう言うものでもないが、「趣味の話で人と付き合いたいと望む人間が、いちいちつまらない自分の楽しめない状況を訴えても、それは白けるだけで何の益にもならない」とは思うな。「金も時間もないけど、好きな気持ちは変わりないし、皆さんの話を聞くだけでも勉強になりますから、自分にできる範囲でリアクションに努めたいと思います。楽しい話を期待しています」ぐらいの聞き上手、反応上手になれれば上手く世渡りできるんだろうな』

NOVA「趣味話って、要は自分がその趣味にどれだけ入れ込んでいるのかをアピールするのが盛り上がるコツだからな。掛けたお金と時間と情熱を披露し合って、お互いに『バカなことにハマり込んでますなあ。だけど、その気持ちはよく分かりますよ』と共感し、健闘を讃え合うことに意味があるし、その意味ではスポーツだって、アウトドアだって、諸々のサブカルチャーだって、そこにお金と時間と情熱を注ぎ込んで頑張ってるからこそ、その頑張りアピールをしたくなるし、共感してくれる人間といい関係を作れるわけだ」

晶華「だったら、その頑張りアピールができない人間はどうしたらいいの?」

NOVA「そのための精神が、侘び寂び文化のいいところなんだよ。侘び寂びってのは、金持ちの文化じゃない。貧しいもの、華美でないもの、目立たず静かなものに深い情趣を感じ、そこに光を当てることで精神性を高めようとする文化なんだ。安らぎや幻想に慰めを見出し、もののあわれやをかしを汲み取ろうとか、あるいは諸行無常の世の中で人生の光を切りとって後世に伝えようとか、これが風流だという自分の心のあり方を示した文化なんだ」

晶華「物質文化じゃなくて、精神文化ってこと?」

NOVA「そういうことになる。もちろん、心なんてものは人それぞれだし、若者特有の向上心、チャレンジ精神、真剣かつアクティブに振る舞うアピールが世間にはウケる。ゲーム文化も、生き生きと見るからに楽しそうってことを示すのが商売の一環だから、そこに訴えかけることは悪くない。金を持っていて、それをいかに使ってもらうかは、侘び寂びとは違う商売人の元禄文化だし、滑稽本なんかが流行るのは化政文化だな。当然、乱世の時代の文化と、平和に商業活動を営む時代の文化は違ってくるわけで、文化は世相を反映したりもする。だったら、自分はどういう文化を目指しているのか、何が理想かを語るのが、真の文化人であり、言論人であり、批評家の道だ、と訴えたりする」

晶華「うわあ、小難しいことを語ってるよね」

NOVA「要は、自分が入れ込んでいるものに重要な精神性を見出して、その凄さをいろいろな形でアピールするのが趣味人ってことだよ。趣味の話をするというのは、自分がその趣味に夢中になっていて、人生の一部を捧げていて、楽しんでいる精進しているってアピールだから、そこに何らかの意義づけをしておきたい年頃でもある」

009『我が事ながら、面倒くさいおっさんになっちまったなあ(涙目)』

 

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妖精郷、第3部開始(SWフェアリーガーデン3ー0)

ウォーミングアップな話

 

NOVA「前回は、妖精郷に行こうとしたら、道に迷ってD&Dの世界に流れ着いた話だったな。まあ、目的地に向かおうとしたら、移動判定に失敗して、違う場所に着いてしまうのは、妖精郷ではよくある話ってことで」

晶華「その意味では、NOVAちゃんのブログ記事そのものが妖精郷なのかもしれないわね」

NOVA「それは褒め言葉として受け止めておくぞ。夢のファンタジー世界ってことだからな」

晶華「だけど、闇を内包していることも否めないし、崩壊の危機に瀕していたりもする」

NOVA「いやいや、勝手に俺のブログを崩壊させるなよ」

晶華「だから、崩壊させないように私たちが頑張って冒険するんでしょ。さっさと続きをプレイしましょうよ」

NOVA「まあ、今回はミッションやクエストの紹介編だけどな。第3部序章といったところだ」

 

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妖精郷、第3部開始前……にD&Dなんかの話

今回は準備編……のはずが

 

NOVA「魔神ハンター第2部が1ミッションを終わらせたので、こちらも予定どおり第3部を開始しようと思う」

晶華「やっと、お姉ちゃんクエストの続きができるのね」

009『できれば、新呪文とかゴーレムの研鑽を先にしたかったんだけどな』

NOVA「まあ、すぐに研鑽もするけど、一応、第3部を始めますって宣言ぐらいはしておこうと思ってな」

ケイPマーク1『準備編ってことは、何をするつもりだッピか?』

NOVA「とりあえず、新たに受注できるミッションやクエストの紹介と、第3部の行動方針の確認とか、そんなところだな。それとついでに、今後のTRPG関連商品の話なんかもしておきたい」

 

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スパクロ26章完結と、ゲーム的人生の話

グレートエクスカイザーをゲットしたぞ

 

NOVA「今回は良い話と悪い話の二つがあるけど、どちらから聞きたい?」

晶華「もちろん良い話だけど、悪い話の概要は?」

NOVA「ゲーマーとして、俺の尊敬する御仁が亡くなったという訃報だ。去年、上原正三さんが亡くなったのと同レベルで哀しいので、思い出話を語りたい」

009『上原正三さんレベルで哀しいということは、大層な御仁だな。誰なんだ?』

NOVA「その話は後だ。まずは、めでたい話の方から行くぞ」


勇者(5) グレートエクスカイザー & ED

NOVA「と言うことで、スパクロのガシャでグレートエクスカイザーを当てることができたわけだ。前に当てたグレートマイトガインのパーフェクトモードと合わせて、ついに自分のスパクロでは初の合体攻撃機体も揃えたことになる」


SRW X-Ω Great Exkaiser & Might Gaine Kaiser Express Combination l スパロボxω グレートエクスカイザー グレートマイトガイン 合体攻撃

NOVA「スパクロのエクスカイザーは、これまでキングエクスカイザー、ドラゴンカイザーがユニット登場していて、今回が最強合体のグレートエクスカイザーになったわけだ。それと期間限定参戦のマイトガインとのコラボで、新年初イベントは盛り上がったんだな。そして、ついにエクスカイザー最終回まで漕ぎつけて、ダイノガイストとの決戦までストーリーが語られた。これでエクスカイザーの展開は終わりかなあ、と思うと、ちょっと寂しくなる」

009『仲間のウルトラレイカーとゴッドマックスは登場しないのか?』

NOVA「ストーリーでは登場するけど、ユニットとしては出ていない」

009『だったら、「ブレイブサーガ」をするしかないようだな』


同時グレート合体 バーンガーン&エクスカイザー~ダグオン

NOVA「ブレイブサーガかあ。何年前のゲームだよ。懐かしすぎるだろう?」

ケイPマーク1『1998年ですね。実は旧世紀のゲームだったという』


勇者聖戦バーンガーンOP(FULL)

晶華「バーンガーンって、これも勇者ロボなの?」

NOVA「ああ、アニメじゃなくて、ゲームオリジナルだけどな。アニメだと、勇者ロボの歴史は90年のエクスカイザーに始まり、その後、ファイバード、ダ・ガーン、マイトガイン、ジェイデッカーゴルドラン、ダグオン、そして最後の勇者王ガオガイガーの計8作。その中で、スパロボ本編に参戦したのは、ガオガイガーマイトガインの2作のみ。エクスカイザーが2018年にスパクロ参戦した時は、俺が大喜びしたものだ」

晶華「この辺の記事ね。確かに、NOVAちゃんのエクスカイザーへの期待っぷりが濃厚に書かれているわ。で、そんなエクスカイザーさんがついにクライマックスを迎えたわけかあ」

NOVA「次はファイバードが来て欲しいなあ、とワクワクしている俺がいる」


太陽の勇者(1) アバン & OP & ファイバード & リスター

009『って、来るのか、ファイバード?』

NOVA「いや、あくまで願望だけどな。だけど、ファイバードは1991年の作品。すなわち、今年でスパロボ同様に30周年記念なんだ。だったら共に30周年記念ということで、ファイバード参戦というのも期待したいじゃないか。そのために、今回、エクスカイザーが完結したんだと思えば、次への布石だとも思えるし」

晶華「太陽の勇者さんかあ。だったら、太陽サンサンの私も応援したいわね」

NOVA「と言うことで、スパロボの勇者ロボ史に、ガオガイガーマイトガイン、エクスカイザーに次いで、ファイバードが来ることを予想してみる次第」

009『……ところで、バーンガーンを出したんだから、ヴァリオンを出さないと片手落ちじゃないのか?』

NOVA「……マニアかよ」


Brave Saga 2 Full Opening: CROSSOVER ~Because You're Not Alone~ English Subbed

 

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