Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

ザンボットとゴーカイジャーとビスマルク(スパクロ話)

祝・1万カウント達成(長文前置き注意)

(シロ註付記:スパクロ記事を早く読みたい人は、無駄に長い前置きを読み飛ばすことを勧めるニャ)

 

晶華「コンパーニュに少し遅れたけど、ここも先ほど来訪者の累計1万を達成できました♪」

ハイラス「カウント開始が2018年の9月からだから、約20ヶ月。つまり一月平均で500人ほどの集客数でござるな」

晶華「1日平均15人ってところね。個人サイトとしては、どうなんだろう?」

ハイラス「少なくとも、アステロイド監視所ことGTライフよりは順調な伸び数でござるよ。あそこは、2007年から立ち上げて13年間続いているにも関わらず、12386カウント。つまり、1年で1000人ほど、1日で3人という計算になるわけで」

晶華「でも、今みたいに記事を書くようになったのは2018年3月からじゃない。それまでは長らく放置されていたわけで。近頃のカウント数を見る限りは毎日10人ぐらいはお客さんも見てくれているみたいだし、多分ここと同じくらいの集客はあるんじゃないかしら」

ハイラス「最近の集客数が記事の更新頻度に比例するのなら、コンパーニュ>ここ>GTライフという形なのも納得でござる」

晶華「こことしては、GTライフの累計を越えるぐらいの頑張りを見せたいところね。アクセス数が毎日同じだったら、追いつくのは不可能だけど」

ハイラス「私としては、GTライフが古巣であるゆえ、向こうも頑張ってもらいたいが、NOVAどのにとっては、ここがメインのブログという位置づけでござるな」

晶華「だからと言って、ここにいつもNOVAちゃんが常駐しているとは限らないんだし、NOVAちゃんはこだわりの強いロールプレイヤーだから、『本人が他のブログに行っている』という設定なのに、コメントを書かれても、どう対応していいか困惑するらしいからね。NOVAちゃんがいない間は、私が留守番役としてコメントレスをしないといけないんだから」

ハイラス「その辺は、変なこだわりでござるな。今、定期的に(?)コメント入れる客人は、ほぼ一人に限定されておるようだが」

晶華「まあ、歓迎されないコメントだけどね。いちいちツッコミ入れずにスルーして削除して、読まなかったことにするのがベストな対応だとはNOVAちゃんも思っているみたい。だって、絶縁されたメール代わりと勘違いしているらしくて、記事内容と関係ない独り善がりな内容で、場を弁えていないのが丸分かり。例えば、本人はよしりん小林よしのり)信者と名乗っているけど、NOVAちゃんはその人について記事書きしたことは一度もない。小林よしのりでブログ内検索しても、今のこの記事しか引っかからないわ。知ってはいるけど、ほとんど興味のない人物なのよ」

ハイラス「それなのに、どうして、コメントで『ブログ主の興味のない話題』を振るのでござろうか」

晶華「そんなの私が知るか。『興味ないから、反論も何もせずにスルーしていたら、受け入れられたと誤解した』んじゃないかしら。まあ、コメント主さんは90年代に小林よしのり氏の政治マンガにハマって、それ以来、時事問題の師匠みたいに仰いだまま、関連知識をあまりブラッシュアップしないまま今に至る化石みたいな人だから、他の人に対しても威光がある人物と思いこんでいるのかもしれないけど、その名を出されてもNOVAちゃんは全く共感せずに、むしろ苦笑を浮かべて困った奴だなあ、と思うぐらい。

「まあ、小林氏については敢えて目くじら立てて反論するほどの人とも思ってないので(そこまで興味もないので)、スルーしてたけど、やっぱり『このブログが小林よしのり氏を推奨してる、という全くの誤解』をコメント欄から読みとられても迷惑なので、『あまりに執拗な小林よしのりプッシュは目障りなので禁じます』ぐらい言っておきますね」

ハイラス「キン肉マン車田正美氏についてはどうでござろうか?」

晶華「それは、興味あるから応対できるけど、やはりコメント付ける記事には合わせて欲しいわね。キン肉マンについて記事を書いていたから、その記事に乗せるようにレス付ける』『車田さんの話題が出たから、それを受けてレス付ける』 ブログのレスの付け方ってそういうのが当然だと思うのよ。ブログ主のその記事での関心と、コメント主の関心がうまくフィットしたからレスを入れてコミュニケーションを図る、というのが普通よね。ただ、コメント主は、記事内容とは関係なく、話題違いのボールを放り込んで来る。そういうのじゃブログ主との会話のキャッチボールが普通は成立しないわけよ」

ハイラス「そういう人物とNOVAどのは、どうして長年付き合っていたのでござるか?」

晶華「共同創作企画の縁、ということだけど、要するに共同創作に必要だから、相手とのコミュニケーションギャップも乗り越えようと、極力、理解するように努めたわけね。だから、その人のコミュ障ぶりや考えのおかしさのパターンも含めてNOVAちゃんは理解した。

「理解した結果、これ以上、付き合う価値はあるのかな? という判断で、『特撮ヒーロー話を一緒に楽しめるなら付き合える』『TRPG話を一緒に楽しめるなら付き合える』『スパロボ話を一緒に楽しめるなら付き合える』『その他、見ているTV番組などの話題がかみ合うなら付き合える』『趣味が合わなくても、本人の振ってくる話題が面白く、ためになるようなら付き合って得だ』『たとえメリットがなくても、受け応えのレスポンスが良い相手なら、心地よく会話できる』『そうでなくとも、個人のプライバシーについて過干渉だったり、質問を連発してうんざりさせて来ない相手なら、最低限の会話相手として接することができる』などなど、種々の条件を考え合わせて、譲歩に譲歩を重ねて今に至っている感じね」

ハイラス「人付き合いの条件をいろいろ考えた上で、それでもままならない相手なのでござるな」

晶華「もちろん、人間だから長所や欠点はいろいろあるのは当たり前ね。そして『こういう欠点があるから付き合わない』と短絡的に決めつけるのは、不寛容の謗りを免れないと思うわ。だけど、『この人とは会話が噛み合わない。話していても面白くないので、会話の労力が勿体ない。だから、付き合うことに意義を見出せない』ということはあると思うの」

ハイラス「それでも、相手がこちらに付き合いを求めてきた場合は?」

晶華「NOVAちゃんは趣味人だし、文章書きとしての自己顕示欲はそれなりにあると思う。そういう人間にとって『あなたの文章を読んでます』ってリアクションは非常に効果的よね。そして、NOVAちゃんはTRPGマニアで、『今、一番、力を入れているのは、マッスル太郎などのリプレイ記事』だから、例えば、キン肉マン関連の話をしたいなら、マッスル太郎と絡めてみるのが非常に有効だし、逆に『記事内容と関係のないコメントを入れられる』=『こいつは俺のブログ記事をろくに読んでないな。それなのに、いつもいつも変な質問をして来やがって。最悪だ』って心象になってしまうわけ」

ハイラス「要するに、『おお、この人は自分の記事を楽しんで読んでくれて、しっかり感想を書いてくれる。いい客人だ(ニッコリ)。ありがとう。こういう良き読者さんだったら、喜んで対応したいなあ』と思わせると勝ちでござるわけだ」

晶華「まあ、今のコメント主さんは、そういうブログ上での基本的な人間関係構築や関係修復もろくにできていないのに、付き合いが長い仲(だから何を書いても大らかに許される)と一方的に思い込んで、余計なプライバシーまで踏み込んだり、どうでもいい個人のお悩み相談なんかを持ち出したり、ネット上での付き合い感覚を見失っている気がするのね。そういう気心の知れた仲じゃないし、政治の話や宗教話なんかでは明確に対立しちゃう思想信条だったりするから、変に触れないのが賢明ってことも分からないみたいだし……」

ハイラス「コロナ禍で政治のあれこれを語ると、かえって立場の違いが浮き彫りになって、ギクシャクするという話も聞くでござるな」

晶華「公務員とサラリーマンと自営業と無職(生活保護受給者)と学生で、それぞれ見えている景色も違うわけだし、『コロナで大変だ』ってことでは同意できても、そこから踏み込むといろいろ考え方の違いも出てくるみたいね。ライブやイベントによく行く人と、そういう文化に理解のない人、アウトドア派とインドア派と、情報をワイドショーで受け取るTV派の人とインターネット中心の人と、いろいろと立ち位置が変わると意見も当然、変わってくる。

「私は花粉症ガールで引きこもりだから、実害はあまり受けていないけど、プリキュアの続きが見られないという点で被害者だし、お姉ちゃんがコロナ退治に出かけて行方不明なんだから、コロナムカつくって物申す権利は立派にあると思うけど、コロナで仕事を失った人から見たら、『何をしょうもないことを言ってるんだ?』とツッコミ入れられても文句は言えないわ」

ハイラス「そりゃ、生活苦に喘ぐ者には、呑気な精霊少女の気持ちなど知ったことか、となるでござるな」

晶華「呑気で悪かったわね。だけど、これが同じTV番組を追っかけている人同士だと話が通じてしまうのよ。NOVAちゃんに共感できるのは、『タイガの映画が延びて残念だ』とか『戦隊やライダーのストックはあとどれくらいだろう?』とか『学校の休校がお仕事に影響して大変そう』とか、そんな感じかな?」

ハイラス「『大変そうですね。頑張って下さい』までなら普通の社交でござるが、『経済的に大丈夫ですか?』などとネット上で尋ねてくるのは、踏み込みすぎというか、それを質問してくるというのは『ネット上で、自分の経済的な状況を平気で公開できる』という前提あってこそ、だと考える。自分が答えにくい質問を、相手にうっかりしてしまうのは、想像力の欠如と言われても反論できまいでござる」

晶華「まあ、この人にだったら悩みや自分の生活状況を打ち明けられる、というのはある種の信頼の証だろうけど、ネット上の公開された場所でやらかすのは愚かだと思うわね。どうしようもない愚かな人間と付き合って、あれこれ打ち明けるのは、それだけでリスクが大きいということでもあるし」

 

シロ「なあ、晶華。少し前置きが長過ぎないか? 今回の記事のタイトルとは全然関係ない話をさっきから延々と続けているが」

晶華「ああ、そうね。コメント対応に関する愚痴が出てしまったわ。なお、今、コメント欄に書かれて一番嬉しいレスは、『来客数累計1万人おめでとう』だから、そういうコメントがあれば、NOVAちゃんも私も喜ぶと思う。今後とも、空気の読めるコメントをお願いしますね」

 

ここから本題

 

シロ「長い前置きだったが、スパクロファンの人は、ここまでを読み飛ばしても良かったぞ」

リトル「シロ姉さん、ここで今さら、そんなことを言っても遅いですぅ」

シロ「確かにそうだな。よし、今から前置き小見出しに少し細工してくる」

リトル「ええと、今から細工しても手遅れではぁ?」

シロ「大丈夫だ。ブログ文章の世界では、後から文章に追記することも簡単。つまり、推敲という形で時空を操作することもできる。これも一種の時空魔術ではないだろうか」

リトル「ああ、『文章の書き換え=時空魔術で過去を改変したり、追加したりすること』なんですねぇ」

シロ「そうだ。新星さまは、時空魔術師にして、言霊魔術師。すると、その時空魔術も記録や記憶を通じてのことになるんじゃないか、と推測する。だから、スパクロ番として記事書きをすることは、時空魔術の修行にもなるんじゃないか、と考えた」

リトル「シロ姉さん、頭がいいですぅ。では、この記事に後から触れる読者さんは、長い前置きを読み飛ばすことができて、ハッピーになれる寸法ですぅ」

シロ「うむ。読みたくもない文章を読まされることは、不愉快だからな。さて、本題のスパクロだ。何と、ザンボットも、ビスマルクも、カンゼンゴーカイオーも、ギャバンも、あしゅら男爵の地獄王ゴードンもゲットした」

リトル「シロ姉さん、凄いですぅ。これで時空魔術師さまが喜ばれること間違い無いですぅ」

シロ「厳密には、ザンボットだけは心残りなんだけどな。ガシャで当たるSSRではなく、イベントで無条件配布されるSR機体しか手に入れていない。あしゅらが3回も来たので、その1回でもザンボットが当たってくれたら大勝利だったんだけど」

リトル「ずいぶんといっぱいクリスタルを注ぎ込んだみたいですねぇ」

シロ「カンゼンゴーカイオーがどうしても欲しかったから、ステップガシャを2周した。さすがにクリスタルが枯渇したので、3周する余裕はないけど、成果としては悪くない……はずだ。完全勝利ではないけど、欲しいものが8割がた手に入ったんだから」

リトル「イベントストーリーはどんな内容ですぅ?」

 シロ「途中までだけど、以下の動画を参照」


【スパロボ】海賊コラボ!ザンボット×ゴーカイジャー「月と星が輝く夜」01


【スパロボ】海賊コラボ!ザンボット×ゴーカイジャー「月と星が輝く夜」02

 

シロ「簡単に言えば、ガイゾックとの戦いを終えて、傷心のために戦えなくなったザンボット3パイロット神勝平が、ビスマルク・チームに守られながら、ゴーカイジャーのキャプテン・マーベラスの激励なんかも受けて復帰する話だな」


| スーパーロボット大戦V | ザンボット3 | 全武装 |

 

シロ「ザンボットの最終決戦はなかなか悲惨で、勝平以外の戦闘要員は宇宙太や恵子も含めて戦死してしまうんだな。スパロボで、それを再現したシナリオはなくて、せいぜい歴史改変をテーマにしたRで、セリフのみで宇宙太と恵子が死んでいたことが語られるぐらい。基本的には、神ファミリーの悲劇は再現されないまま(悲劇は人間爆弾エピソードの方にスポットが当たりがち)、味方作品とのクロスオーバーで避けられるようになっている」

リトル「だけど、今回の話では、悲劇のその後が描かれているですぅ」

シロ「そうなんだ。物語の都合上、ザンボット3のサブパイロット宇宙太と恵子の死はグレートマジンガーのフォローで避けられた形だけど、それ以外の祖父母、父や兄が次々と討ち死にして、女子どもだけが脱出カプセルに乗せられた流れを踏襲している。結果として、宇宙太と恵子の家(神江家と神北家)は父親だけの死に留まったが、勝平だけが父と長男を失った形で、母一人子一人となった状況だ」

リトル「父親を失うだけでもショックですぅ」

シロ「そうだな。よって、スパロボで勝平のトラウマがシナリオで描かれたのは今回が初めて、ということになる。それでも宇宙太や恵子が生きている分、原作よりはマシなんだけど」

リトル「それを海賊戦隊ゴーカイジャーマーベラスさんが励ますんですねぇ」

シロ「ただ励ますんじゃなくて、付かず離れずの適切な立ち位置で、共感要素も交えながら、勝平が立ち直るきっかけを作るんだ。何よりも『汚名を着せられて、いろいろと責められ敵視されても、自分の大事な夢や守りたい何かのために誇りをもって戦う漢の生き様』が勝平の心を打つわけさ。まるでセイリュウ師匠みたいだと、ボクは思ったよ」

リトル「そうかぁ。勝平とマーベラスさんの関係が、シロ姉さんにとっての父さんの関係のように見えたんですねぇ」


SRW X-Ω - Kanzen GokaiOh (Kaizoku Sentai Gokaiger) l スパロボxω カンゼンゴーカイオー (海賊戦隊ゴーカイジャー)

 

シロ「ゴーカイジャーはこれまでメイン5人の操るゴーカイオー、シルバー用の豪獣神までが登場していて、今回のカンゼンゴーカイオーが最強合体ということになる。もちろん、ゴーカイオーはマジとかデカとか、スーパー戦隊の大いなる力で多彩な能力を持っているんだが、そこまでは再現されていないニャア。一応、ロボとしてはこれで打ち止めなのか、それとも今後マジゴーカイオーなどのヴァリエーションも出してくるのか。あるいは、別のスーパー戦隊作品に切り替わるのかは不明」

リトル「ギャバンさんはどうなっているんですかぁ?」

シロ「ガシャで当たる新ユニットとして登場したんだけど、イベントストーリーには関わらず。ゴーカイジャーギャバンの共演ストーリーは意外とスパクロではまだ実現していないと思う」

リトル「それと、今回のポイントはビスマルクですねぇ」


SRW X-Ω - Sei Jushi Bismark Debut l スパロボxω 星銃士ビスマルク新規参戦

 

シロ「一応、今回がスパロボ初参戦ということで期待されたんだけど、ザンボット3ゴーカイジャーの絡みが濃かったので、地味な裏方助っ人っていう立ち位置だな。原作本来の物語もこれから始まるって感じで、ただの顔見せ的な印象が大きい」

リトル「どういう作品ですぅ?」

シロ「特殊スーツをまとった地球防衛チームが、地球侵略に暗躍するデスキュラ星人の陰謀を調査して、等身大バトルや小型メカでドンパチした後、母艦の変形する巨大ロボットのビスマルクでクライマックス戦闘を行うという作劇パターン。ロボがメインではなく、等身大アクションがメインという意味で、戦隊や宇宙刑事などの特撮ヒーローに近い作風だ」

リトル「ロボ戦がメインじゃない、ということは、既存のスパロボ作品には登場させにくかったわけですねぇ」

シロ「ロボとしては、銃器と砲撃だけで戦う地味な機体という感じだなあ。むしろ、小型メカのロードレオン、アローストライカー、そしてロボット馬のドナテルロの方が印象的な作品だと思う」

リトル「シロ姉さんは作品そのものを見たことがあるのですかぁ?」

シロ「いや。ボクは見てないけど、新星さまは時たま見ていたらしい。ケイPの中に新星さまのビスマルクモリーが残されていた」

ケイPマーク2『けぴっ!』

リトル「どうして、そんなメモリーが残ってたりするんですかぁ? 時空魔術師さまがアステロイド監視所へ向かったのは4月14日で、スパクロにビスマルク参戦が分かったのは、その2週間後の28日で、次元ドルイド様とケイPジローさんがここに来たのも28日の話ですぅ。つまり、時空魔術師さまがケイPさんのビスマルクのメモリーを準備して、インプットしている時間はなかったはずぅ」

ケイPマーク2『マスターNOVAが、ビスマルクモリーをぼくの中にインプットしたのは2年前のことだッピ。いつか、このデータが必要になった時のため、と言って』

リトル「どれだけ用意周到なんですかぁ?」

シロ「いわゆる『こんなこともあろうかと』というやつだな」

リトル「で、どんな内容のデータが残っていたんですかぁ?」

ケイP『では、マスターの肉声を再生します』

 

NOVA『そう言えば、84年から85年にかけて、星銃士ビスマルクってやってたよなあ。当時の俺は中学生で、ビスマルクってのがドイツ・プロイセンの鉄血宰相の名前に由来するってのが分かってなかったんだ。あと、ドナテルロって馬がいてな。友人と笑い話のネタにしていた。

『だってよ、主人公の赤が車に乗って、2番めの青が戦闘機に乗るってのはSFマシンとして分かる。名前もロードレオンとか、アローストライカーって格好良かったし。だけど、3人めの黒のマシンが馬って何だよ。しかも名前がドナテルロって違うセンスだし。そのドナテルロって名前が中学生には妙に間抜けに聞こえたわけだ。無知だったからな。

『だけど、その後、高校に入って世界史を学習した際に、ドイツのビスマルクと、イタリアの彫刻家ドナテルロって出てきて、おおって感じた次第。アニメで知った名前が、歴史の教科書に出てくると妙に感情移入できるわけで。

『そして、ビスマルクって作品は、実に国際色豊かなんだな。赤は日本人レーサーで、青はアメリカ人のガンマンで、黒がイギリスの騎士で、ヒロインがフランス人科学者。まるでサイボーグ009だよな。中国人やロシア人やアフリカ人はいないけど。それと、母艦兼ロボがドイツで、馬がイタリア。改めて考えると、よく分からない世界観だ。

『これも高校に入ってTRPGをかじっていたら、中世騎士道ファンタジーの洗礼を受けていたから、馬に乗った騎士が宇宙を駆け回るってビジュアルイメージに、おおって感じ入ってたかもしれないが、中学生時代の俺だったら宇宙の騎士と言えばテッカマンのイメージがあったからなあ。馬型ロボットって、人型ロボットと合体するパーンサロイドとか大天馬ぐらいしかピンと来なかったんだよ。まあ、マスターアジアの風雲再起を知るようになったのは、もっと後の90年代だし。

『以上が、俺のビスマルクの思い出だ。しかし、スパロボには出ないだろうなあ。ドナテルロがスパロボに出てきたら、俺は爆笑する』

 

リトル「スパクロには出てませんよねぇ、ドナテルロ」

シロ「ああ、ビスマルクは出てもドナテルロは出ていない」

 

NOVA『ああ、ドナテルロについて、もう一つ補足。その後、亀の忍者になったんだよな。レオナルド、ラファエロミケランジェロ、ドナテルロって4人チームで。騎士の馬から忍者の亀って、変な転生だと思ったよ』

 

リトル「どこまでドナテルロにこだわるんですか、時空魔術師さまはぁ?」

シロ「そんなドナテルロが目立つビスマルクのOPと、それからEDを流して、この話を終わらせよう」

 


Sei Jushi Bismark Opening


星銃士ビスマルク ED

 

(当記事 完)