2020年の挑戦
NOVA「明けましておめでとうございます。今年はケムール人イヤーですな」
晶華「ケムール人がめでたいかは分からないけど、令和が無事に2年目を迎えたのはめでたいわね。2020年の令和2年って2がいっぱいだし、花粉症ガール2号の私としてもいいことがいっぱいありそうに思えるわ。とにかく、ハッピーニューイヤーね」
ケイP『去年が平成31年の正月で、今年は令和2年の正月。令和1年は正月がなかったッピな』
NOVA「それを言うなら、平成元年だって昭和64年の正月休みが終わったと思ったら、いきなり変わったんだし(経験者談)、昭和元年の場合は1926年12月25日からスタートなんだから、始まったと思えば1週間も経たずに昭和2年だったそうだからなあ(伝聞)。それらに比べると、平成→令和の切り替わりは予定通りって感じで進んだわけだよ(今なお現在進行形な気分)」
晶華「一部で、平成をやり直そうという勢力が出たり、平成の高校生活をやり直している魔王がいたり、令和を珠保にしようという悪霊がいたり、元号改変ネタはもう少し続きそうだけどね」
NOVA「とにかく、この2020年のどこかに失踪中の翔花がいるんだよな」
晶華「確かキラメイジャーがTV放映している時期と言っていたわよね。いつから始まるの?」
NOVA「東映さんの公式サイトによれば、3月8日かららしい」
晶華「もう、公式サイトがあるんだ。宝石がテーマの戦隊? ジャッキーちゃんが喜びそうね」
NOVA「ああ、去年の正月はGTライフの主が、次元ドルイドのハイラスだったから、戦隊の敵がドルイドンになったことを考えると、もしかするとGTライフの主の性質が戦隊に影響するという可能性も出てきたな」
晶華「だったら、このままジャッキーちゃんが向こうの女王として続くと、次の戦隊は吸血戦隊になったりしない?」
NOVA「イヤな戦隊だな。まあ、快盗戦隊はもうやったので、他に考えられるのは未来から来た4人のサイボーグ戦隊とか、自由の女神戦隊とか、触手戦隊とか、そんな感じかな」
晶華「どんなタイトルなのよ!?」
NOVA「まあ、2021年のスーパー戦隊はさておき、今は2020年の話をしようぜ。2020年と言えば、やはりこれでしょう」
晶華「サイバーパンクって何?」
NOVA「1980年代に始まった近未来SFの一ジャンルだな。コンピューターの発展によって、電脳空間での活動が一般的になった世界で、機械化による人間性の喪失とか、大企業による情報戦とか、企業戦士による暗闘とか、退廃した過酷な社会を描いた物語が多い」
晶華「つまり、80年代から90年代の人にとっての2020年って、サイバーパンクなイメージがあったのね」
NOVA「日本だと、『攻殻機動隊』なんかがメジャーだな。その観点で、アニメのグリッドマンとか今のゼロワンなんかも、サイバーパンクの文脈に位置づけられるし、スパロボ関係だとゼーガペインなんかが挙げられる」
NOVA「それらはサイボーグが登場するけど、電脳空間で意識を飛ばすような要素がないからな。やはりネット上に構築されたバーチャル空間がないと、サイバーパンクとしては不十分と考えるんだが」
晶華「サイボーグが物理世界で戦うだけだと、サイバーパンクにはならないの?」
NOVA「そういう話は60年代から普通にあったからな。『エイトマン』や、サイボーグ少女がメカゴジラを操る『メカゴジラの逆襲』がサイバーパンクかと言われたら違うだろうし。『キカイダー』も『メタルダー』も『ジャンパーソン』も次第にサイバーパンクの影響を受けていく流れだが、それらの作品がサイバーパンクかと言われたら、まだ違うと思う」
晶華「だったら、東映特撮だと、どの辺からサイバーパンクだとNOVAちゃんは定義するの?」
NOVA「1997年の『電磁戦隊メガレンジャー』かな。日本の電脳空間だと、ゲームというジャンルがヴァーチャル世界を一般化したんじゃないかな、と思う。93年の特撮版『グリッドマン』を先駆者と考えることもできるが、当時のサイバースペース描写はリアリティに欠ける感じで、しかも主人公自身が直接、電脳空間に飛び込む感覚じゃないからな。あくまでハイパーエージェントという別の存在を通じて間接的にアクセスする形だから、意識を別世界に飛ばすような感覚は薄い。この辺の特撮ヒーロー世界における電脳空間の発展史は興味深いテーマだけど、正月に語るには深すぎる話だと思うので、ここまでで中断しておく」
晶華「とにかく、2020年はサイバーパンクに注目する年だと、NOVAちゃんは考えているわけね」
今年のスパクロおみくじ
NOVA「さて、今年も年始の運試しガチャに挑んでみるか」
晶華「そう言えば、去年の正月は私がスパクロ番を担当していたのよね。いつからKPちゃんがスパクロ番になったのかしら」
NOVA「過去記事を調べてみると、令和が始まる辺りまでは父娘でスパクロ話をしていたんだが、ゴブリンスレイヤー絡みで俺とお前がコンパーニュに行っていた6月辺りで、ここの留守番をケイPとリバTに任せていたろう? その辺で、スパクロ番もケイPに切り替わったようだ。具体的には、この記事から」
晶華「ああ、私とNOVAちゃんがTRPGのために、ここを留守にすることが増えたから、その間にKPちゃんが留守番およびスパクロ番になったわけね」
NOVA「役割分担は大切だからな。だけど、今回のガチャは俺が回す。俺が今年もラッキーな男ならば、スーパーふみなとハイパーギャン子が当たるはず!」
(結果)
NOVA「シクシク。今年の俺は苦労人らしい。当たったのは、ニルス・ニールセンの戦国アストレイだ」
晶華「外れなの?」
NOVA「いや、外れということはなくて、SSRの優秀な機体なんだが、既に持ってるんだよ。それに、今回のイベントでもSR機体で無償配布されているし、これで3機めだ。あまり嬉しいとは言えないなあ」
【MAD】ニルス・ニールセン Nils Nielsen【ガンダムBFシリーズ/AMV】
晶華「でも、時代劇好きにはツボな機体よね。NOVAちゃんには、萌えキャラよりも、こっちの方が似合うと思うけど」
NOVA「似合うかどうかじゃねえ。ネタとして面白いかどうかだよ。戦国アストレイって硬派な割に、マジメすぎてネタにしにくい。やっぱりネタにするなら、こっちでしょ」
「スーパーロボット大戦 X-Ω」戦闘演出集:すーぱーふみな[XΩ]
晶華「ああ、そっち系のネタね。だったら、プリキュア新作の話でもすれば?」
NOVA「こいつか?」
ヒーリングっど❤️
新番組『ヒーリングっど♥プリキュア』ABCテレビ・テレビ朝日系列にて2月2日 日曜あさ8時30分~放送スタート!
晶華「おお、今度の主役は花のプリキュアかあ。さては、モデルは花粉症ガール?」
NOVA「そんなわけがあるか! 花粉症ガールはむしろ、敵側のビョーゲンズになったりしないか? ライバルで花粉症モチーフの敵幹部が出たりすると笑えるんだが」
晶華「私は笑えないわよ」
NOVA「いやいや、最初は敵として登場して、後から追加メンバーになったりすると、俺は燃えるし萌えるぞ」
晶華「あ、それならいいかも。でも、敵キャラはまだ公開されていないのね」
NOVA「まずは、桃青黄の3人チームだな。主役のピンクはキュアグレース、モチーフは花で、ウサギがパートナー。悠木碧の声で『ふわ〜』と鳴く」
晶華「え? まだフワを続けるの?」
NOVA「うむ、今年も仮面ライダーバルカンとプリキュアのフワフワネタは続くらしい。しかし、キラヤバの次の主人公口癖がふわ〜とは、東映さんはどこまで不破さんをプッシュしたいのか」
晶華「とにかく、主役は花のプリキュアね」
NOVA「次に青は水のプリキュア、キュアフォンテーヌ。温泉宿の娘で、ペンギンがパートナー。温泉ってネタは、コンパーニュのヒノキ姐さんが対抗意識を燃やしそうだ」
晶華「色が赤じゃないから、キャラ被りはしそうにないけどね」
NOVA「3人めの黄色は光のプリキュア、キュアスパークル。『めっちゃ』が口癖で、ネコがパートナー。他には、紫カラーの犬王女の妖精がいて、いずれは彼女が4人めのプリキュアのパートナーになる可能性もあるな」
晶華「NOVAちゃんは誰が好みなの?」
NOVA「今のところ、これが好みってのはないなあ。強いて言えば、メインの脚本家が、ジュウオウジャーやルパパトなどで活躍した香村純子さんなところが期待できるかも。あと、花水光の3つのエレメントは、プリンセスプリキュアにも似ていて、そちらでも香村さんがサブライターで書いているから、何らかの関連性が見られるかもしれない。ともあれ、4人めが紫か赤かが気になると言えば気になる」
晶華「とにかく、2月スタートってことは、今のスタートゥインクルは1月いっぱいで終わるってことね」
NOVA「1月にプリキュアが終わって、2月に戦隊が終わって、その後はウルトラ映画を楽しみに待つ、と。なお、これから欲しい映像ソフトは以下の通りだ」
晶華「毎月一本ずつかあ。2020年も、特撮ファンの楽しみは尽きないってことね」
(当記事 完)