Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

平成最後のスパクロ話(17章までの総括・後編)withアベンジャーズ

平成最後の日

 

NOVA「今日が平成最後の日だ」

晶華「そして明日から令和になるのね」

NOVA「そうだな。俺にとっては、昭和・平成・令和と三つの時代を生きることになる。もう一つぐらいは見られるかな、と思っているが」

晶華「30年後だったら、NOVAちゃんは何歳?」

NOVA「78歳だが何か?」

晶華「ギリギリ平均寿命ってところね。しっかり健康を維持したら何とかなるかも」

NOVA「まあ、令和が30年かどうかは分からないが。明日、御即位される次期の天皇のお誕生日が1960年2月23日で、俺より11歳上なんだ。つまり、今で59歳。ここから30年を続けられるのは大変だろう?  だから、生前退位の流れができるなら、30年も経ずに令和から次の元号になる可能性は高い、と俺は考えているが、御即位前に在位期間をあれこれ言うのも無粋だと思うので、これ以上は掘り下げない。要は、俺が次の元号を知ることができるかという話だからな」

晶華「子供時代の昭和NOVAちゃんと、大人になった平成NOVAちゃんと、明日からの令和NOVAちゃんと、ヨボヨボのお爺ちゃんになってブログを続けてるかどうかも不明な次期元号NOVAちゃんが邂逅する記事を読みたいものね」

NOVA「ああ、俺も書きたいが、それには令和NOVAがブログを続けないとな。頑張れよ、令和NOVA」

晶華「何を他人事みたいに。まずは、今日の記事をしっかり書きなさい」

 

アベンジャーズ見たよ

 

NOVA「それで時代の変わり目って話なんだが、昨日、『アベンジャーズ エンドゲーム』を見てな。それについても語りたいんだが、今はまだネタバレを避けたいので、時期尚早とも思うわけだよ」

晶華「うん、それでも少しは語りたいわけだね。スパイダーマンは復活したでしょ?」

NOVA「そりゃ、次回作の映画があるからな。ピーター・パーカーとトニー・スタークの再会のハグは、前作のピーター消滅の悲劇からの流れで感じ入ったものがある。今作は、キャプテン・アメリカとアイアンマンの引退試合みたいなもので、両者のファンにとっては泣けること受け合いだ」

晶華「ええと、二人ともいなくなっちゃうの?」

NOVA「きちんと後継者に後を託してな。トニーは父親になって、父親とも出会って、いろいろと満足してサノスを倒したよ。『I am Ironman』という決め台詞を残してな。個人的には、アイアンマンスーツをまとったペッパーとの共闘も、いいシーンだと思う」

晶華「ああ、恋人同士の共闘って奴ね」

NOVA「いや、夫婦同士の共闘だ。二人の間には娘も生まれている」

晶華「え?   そんなに時間が経ったの?」

NOVA「ああ。過去と現在、未来をまたぐ、時空魔術師の俺がいろいろ語りたい話だったからな。未来を紡いだアイアンマンと、過去をやり直したキャプテン・アメリカ。そして宇宙へ旅立った雷神ソーという、ビッグ3、それぞれのエンドも寂しいけど心地いい。まあ、ソーはまだ活躍できるかもしれないけど、俺はまだガーディアン・オブ・ギャラクシーが未見だから、今からでも見たいと思っている」

晶華「とにかく、サノスに消された半分の生命はみんな蘇ったんだね」

NOVA「まあ、大抵はな。ビジョンは復活しなかったし、その過程で自分を犠牲にした者もいたが、次世代に受け継ぐための土台はできたかな、と思う。その筆頭が、夏から秋に来そうなMCUスパイダーマン2作目『ファー・フロム・ホーム』だな。その後はブラックパンサー2や、ブラックウィドウの過去編(ロシアのスパイ時代からシールド所属のスーパーヒロインになるまでの話)、ドクター・ストレンジ2ってところかな。マーベルだと他に、Xメンとか、アニメのスパイダーバースとか、デッドプールとか、ヴェノムとか、アベンジャーズ以外のヒーロー映画もあるが、令和になっても面白いSFとかヒーロー活劇を見せて欲しいな」

晶華「DCの方はどうなってるの?」

NOVA「アベンジャーズが一段落した今こそ、ジャスティス・リーグの巻き返しも期待したいんだけどな。2017年にジャスティス・リーグ公開で、今年はようやく冬にアクアマンが上映された(未見)。ワンダーウーマン2は今年予定されていたが、来年の6月に延期したらしい。映画のフラッシュも、どんどん延期が続いていて、いまいち波に乗りきれない感じだな。TVドラマの方は順調なのに」 

 NOVA「俺はもっぱら、DCヒーローはアローバースをメインに追跡しているが、目下は追跡が止まっている感じで、購入したDVDも消化していかないとって思ってる。フラッシュ3が途中で止まって、アロー5、スーパーガール2が積んでる状態だ、せっかく一年待って、廉価版で買ったのに。たぶん、これらを夏に見て、秋から次シーズンの廉価版を楽しむことになるんじゃないかな」

 

晶華「じゃあ、洋物ヒーローの話はこれぐらいにして、本題のスパクロ話に行くよ」

NOVA「ああ、年末のスターウォーズも気にはなるが、まだ速報だけなので、特に話のネタがあるわけでもないからな」


「スター・ウォーズ/ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー(原題)」特報

 

スパクロここまでの総括(10章〜13章)

 

NOVA「さて、前回に続き、スパクロ10章から総括していくぞ」

晶華「総括記事読んで、興味が出た人は、こちらの記事もよろしく」

NOVA「ナイスアシストだ。まるで、モーガンやライラみたいだな」

晶華「誰よ、それ?」

NOVA「モーガンはアイアンマンことトニー・スタークの娘で、ライラはホークアイことクリント・バートンの娘だ。どちらも、父親譲りの科学者や射手のセンスを持ち合わせていることが、エンドゲーム劇中で描写されている。これにアントマンことスコット・ラングの娘キャシーを加えると、次世代アベンジャー・ドーターズが結成されるんじゃないかという説がある。そこに、お前も参加させたいところだな」

晶華「それには、まずNOVAちゃんがアベンジャーズに参加しないと」

NOVA「……無理だな」

晶華「まあ、アベンジャーズじゃなくても、メガネンジャーがあるんだからいいじゃない」

NOVA「そうだな。それはともかく、10章は異次元かあさん(ヒロイン・シャッテの母親のクン博士)とゾヌーダを倒す話ということで、わざわざ表にしなくてもいいよな」

晶華「メインストーリーは、ガオガイガーのTVの最終決戦ね」

NOVA「それなのに、FINALのジェネシック・ガオガイガーが前倒しで登場して驚いたんだが、その直後にガチャでもジェネシックを当てて感激したのを覚えている」

 

晶華「続いて、11章はどんな話?」

NOVA「11章から13章までが一つの流れだな。11章はゾヌーダロボ戦の後始末と、対メガノイド戦の準備。そこに南十字島での決戦前が絡んでくる」

晶華「あれ?  決戦は8章じゃなかった?」

NOVA「前の記事で記憶違いがあって、そう書いてしまったが、実際は12章だった。記事内容は少し修正したが、流れとしては8章であしゅら男爵の葛藤と、グレンダイザーおよび二人のオズの話があったのは事実で、あしゅら男爵との決着およびスタドラ最終決戦のキングザメク戦が12章で描かれる」

晶華「その、NOVAちゃんのあしゅら男爵マンセー記事がこれね」

NOVA「ナイスアシストだ。まるでリサみたいだな」

晶華「誰よ、それ?」

NOVA「INFINITYに出てきた兜甲児の未来の娘と思われるアンドロイド少女だ」


El emotivo tarareo de Lisa (Latino) (HD)


【スパロボT】決戦マジンガーINFINITY超光子力ロケットパンチ習得イベント&武装紹介

 

晶華「それって、NOVAちゃんが兜甲児ってことじゃない。却下ね」

NOVA「うむ、確かに俺は甲児って柄じゃない。俺がもしもスパロボパイロットになるなら、キャラ的に一番近いのはホワン・ヤンロンかなって思ってる」


【魔装機神3】グランヴェール 戦闘アニメ【スパロボ】

 

晶華「あれ?  NOVAちゃんって炎属性だっけ?」

NOVA「いや、職業的に説教好きな教師ってところだな。少なくとも、教師をしているパイロットって他にいないだろうし」

晶華「でも、体育教師じゃないでしょ?」

NOVA「まあ、そもそもパイロットに向いているとは思わん。ただ、気質的にクールぶった熱血漢だと、自分では思っている。他には、ゴッドシグマのジュリィ野口も近いかもな」


Red, Blue, Yellow [レッド・ブルー・イエロー] - GOD SIGMA Ending Theme OST.

 

晶華「青はクールなエンジニアって人?  確かに、青キャラだし、メガネ着けてるし、皮肉屋ぶってるし、魚座で海属性っぽいし」

NOVA「なお、コン・バトラーだと、関西人属性だから難波十三な。まあ、メガネキャラは北小介なんだが」

晶華「まあ、何でもいいけど。とにかく、12章であしゅら男爵との決着が描かれ、13章は何だっけ?  確か、現段階での第1世界の最終章って感じだったけど」

NOVA「そうだな。火星を舞台にしたメガノイドとの決戦で、また主人公機とオリジナル敵組織のオルブロとの決戦も同時並行に描かれる。主人公機のヴァンアインが元々火星で発掘されたメカなので、いろいろ因縁が提示されるんだが、よく分からないままに敵を殲滅させた感じなので、謎を残した感じで、舞台が移ったんだな」

晶華「そして、14章から第2部、新展開に突入するんだね」

 

エウレカセブンの話(スパクロ14章以降)

 

NOVA「第2世界では、ゼーガペインの敵ガルズオルムと、アクエリオンの敵の堕天翅族と戦っていたんだが、そこに新たにエウレカセブンが加わり、14章から17章まで、ほぼエウレカセブンの話ばかりって感じだな」

晶華「それは少し大雑把すぎない?」

NOVA「だったら細かく言おうか。14章は、火星の遺跡から異世界転移を果たし、アクエリオンゼーガペインの物語かな、と思ったら、そこにエウレカセブンが絡んできたって仕込み章だ。また、主人公のアサヒがヴァンレイズの副作用で肉体に異変が生じ、人間じゃなくなる危険に苛まれたり、シャッテのクローン体っぽい仮面女のフェンディが襲撃してきたり、謎の双子が暗躍していたり、どうも物語の謎が多すぎてストレートでスーパーなノリじゃない。一言で言えば、燃えない話なわけだ」

晶華「15章は?」

NOVA「小競り合いをしているうちに、コーラリアンが大量発生して、世界がピンチに見舞われるという流れ。メインストーリーはエウレカセブンだな」


交響詩篇エウレカセブン OP


【スパロボZ】ニルヴァーシュ全武装

 

晶華「エウレカセブンと言えば、スパロボZね」

NOVA「ああ。TV版では、それ一作だけだな。その後、劇場版が第2次Zに登場して、違う物語を展開したわけだが、マクロスFダンクーガノヴァと違い、あまり繰り返し登場していない作品だ。おまけに、俺はZを1回しかクリアしておらず、しかも珍しくリアル系のバルゴラと女主人公のセツコを使っていたんだが、エウレカセブンスーパー系のガンレオンと男主人公のランドと行動を共にするので、ストーリーの理解が中途半端と言える。アニメの方の視聴も、前半をちらほら見て、あまりレントンに感情移入できなかったので視聴を打ち切ったわけだし、コーラリアンとかクダンの限界とか、何となくしか分かっていなかったりする」

晶華「何よ、それ?」

NOVA「それで、今回のスパクロの物語で分かるんじゃないかと思ったが、やっぱり分かっていないんだ」

晶華「NOVAちゃんってバカ?」

NOVA「まあ、何となくは分かっているので、そのレベルで説明すると、月光号という自由を求める空のサーファー集団があって、それが塔州連合軍と対立している。そして塔州連合軍は謎の少女エウレカと彼女だけが操れる機体ニルヴァーシュを狙っていて、月光号のチーム、ゲッコーステイトのリーダー、ホランドエウレカを保護しているんだな。そこに主人公の少年レントンが巻き込まれる。彼はエウレカに恋して、またエウレカみたいにニルヴァーシュと心を通わせることができる。そんなレントンが世界の謎と向き合いながら、エウレカと共に成長する話だな」

晶華「それなりに分かっているじゃない」

NOVA「ああ。ゲッコーステイトVS軍の対立なら分かるんだよ。序盤のストーリー構造は、ガンダムXに近いものがあるしな。スパロボZでも、GXのパイロットであるガロードレントンの絡みが描かれていたし。問題はコーラリアンが出現してからだ」

晶華「コーラリアンって何?」

NOVA「こういうの」


【スパロボZ】抗体コーラリアン全武装

 

晶華「何だか不気味な異形生命体って感じね」

NOVA「そう。一応、珊瑚から進化した生物という設定もあるようだが、こういうのが大量発生して、世界が窮地に見舞われるんだ。そして、軍はこのコーラリアンを殲滅させようとするわけだな。だけど、劇場版OOのELS同様、知性を有して、人類に敵意を持っているわけではないが、攻撃されると猛烈な反撃を仕掛けてくる。最近のロボット物、およびスパロボでは、こういう異形生物がわらわら出現して、戦いつつ、最終的には殲滅か、それとも何とかコミュニケーションを取ろうとする流れになることが多い。マクロスFのバジュラ、ガンダムOOのELS、ファフナーフェストゥム真ゲッターのインベーダーなどなど。そして、バジュラやELSとは和解、フェストゥムとはひとまず休戦、インベーダーは殲滅するなど、作品ごとにいろいろなドラマが見られるが、異形を受け入れられるかどうかが一種のSF異種族コミュニケーション物語のテーマになったりしている。ただ、スパロボだと、こういう生物的なグロ敵ってのは、気色悪くて倒しても爽快感がないし、しかも、散々虐殺した後で、『実は知的生物でした。和解しないと』って物語を提示されても、感情移入が難しいというか、感情移入しやすいプレイヤーほど鬱になりがち。ストーリーに感情移入せず、サクっとゲームの倒すべき敵と割り切った方が、プレイを進める上ではいいんだけどね」

晶華「だけど、人間じゃないという理由だけで虐殺に及ぶのも、花粉症ガールとしては同意できないわね。コミュニケーションが取れるなら話し合わないと」

NOVA「その結果、相手が自分と相容れないキショい奴と分かったら?」

晶華「そんな相手は、未来か違う次元に放逐するかして、関わらずに済ませたいものね。だけど、死ね、というのは言い過ぎ。せいぜい、こっちに来ないで、ぐらいでしょ」

NOVA「それでも、相手が一方的に好意を寄せて来たら?」

晶華「キャーッと悲鳴を上げて、逃げる」

NOVA「しかし、相手に回り込まれてしまった。逃げられない!」

晶華「だったら、戦うしかないわね。戦わなければ生き残れない! くらえ、ファイナルベント! 花粉症バスター、エンド・オブ・ワールド!」

NOVA「グハーっ、目、目がーッ(バタンキュー)」

晶華「ふう、これで悪は散った。世界を脅かす魔物が殲滅されて、平和な時代が到来したわけね」

NOVA「(ムックリ起き上がって)いや、平和じゃなくて、令和の時代が到来したわけだ」

晶華「つまり、平成NOVAちゃんは先ほどの花粉症バスターで消滅して、今いるのは生まれ変わった令和NOVAちゃんってことね」

 

NOVA「フッ、令和NOVAになったおかげで、少しエウレカセブンの話を理解した気がするぞ」

晶華「どう理解したのよ」

NOVA「エウレカセブンの話で厄介なのは、ヒロインのエウレカや、軍の兵器として強化されたエウレカコピーのアネモネが、人型コーラリアンという設定だな。つまり、人の姿をしているが、人間じゃない」

晶華「つまり、花粉症ガールみたいなものか」

NOVA「ということで、人間とコミュニケーションを交わすには美少女であればいい、という話。それがエウレカセブンというわけだ」

晶華「まるで、ウルトラセブンのピット星人みたいな言い草ね」

NOVA「とにかく、エウレカを守る=コーラリアンとコミュニケーションを取る、というのが主人公サイドの目的となり、それを阻止してコーラリアンを殲滅させようとする軍との対立関係になるんだが、軍のトップはその上を行く狂人レベルで『コーラリアンに汚染された世界ごと壊滅させて、新世界を作るべし』との目的を持って、主人公の敵サイドが自分ごと世界を滅ぼそうとするまでになるんだ。まるで、ネズミが嫌いな余り、地球破壊爆弾でネズミごと地球を吹っ飛ばそうとするまでに錯乱したドラえもんの如し、だな」

晶華「そんな奴が軍のトップにいたら、ひたすら迷惑じゃない」

NOVA「それまでは用意周到に、知的な司令官として振舞っていたのが、物語の終盤でいきなり暴走してトチ狂ったようなことを言い出すのが、21世紀最初の10年のロボットアニメの終盤の作劇パターンかもしれない。それまではリアルに戦略なんかを練っていたのが、最後の最後でそいつ一人の狂的思想に罪を全部なすりつけて、主人公サイドの正当性を示すと共に、そいつを倒せば、後は軍の残りと和平交渉に持って行けるという流れ。まあ、相手は人間じゃないから殲滅して良し、と主張する差別主義者は、アニメでは分かりやすい敵キャラなんだろうな」

 

晶華「ずいぶん、話が大きくなっちゃったけど、そろそろ話をまとめない、令和NOVAちゃん?」

NOVA「フッ、よかろう。15章でコーラリアンが大量発生して、世界は滅亡の危機に瀕するが、16章ではエウレカを通じて、コーラリアンと交渉するのが自軍の目的となる。一方、軍はアネモネコーラリアン殲滅の兵器として前線に立たせるが、アネモネに恋するドミニクが軍を裏切ってゲッコーステイトに味方するようになり、アネモネ救出も目的に加わる。そして、16章のラスボスはオリジナル敵の双子で苦労したんだが、何とか撃墜した後で、敵母艦からの砲撃でアネモネを庇ったゼーガペインが破壊される。その結果、ヒロインのカミナギ・リョーコのデータが破壊されて、死んだ扱いになるわけだが……」

晶華「それって、どうなるの?」

 

令和から来たりて

 

NOVA「ん?  何だか記憶がおかしいぞ。さっきまでの俺は令和時代にいたはずだが、今は何だか平成時代に戻ったような気がする」

晶華「この記事は、平成最後の日に書き始めて、書いている途中で、令和時代になっちゃったのよね」

NOVA「そうだ。そして未完のままで、令和時代の初記事を書いて、突然、ここに戻ってきたわけだな。今は平成31年か、令和元年かどっちだ?」

晶華「どっちにしても、西暦2019年であることには変わりないんだから、今、為すべきことを為しましょう」

NOVA「そうだな。平成最後の記事を完成させて、スッキリした気持ちで令和ブログにつなげないとな」

晶華「で、16章の最後で、ゼーガペインのヒロイン、カミナギ・リョーコのデータが破壊されたって話よね」

NOVA「そうなんだ。俺はゼーガペインという作品も未見なので、この展開が原作どおりなのかを確認しようと思った矢先に、寝てしまった。まるで、俺自身のメモリデータが破壊されたような気分だぜ」

晶華「意識が飛んで、気が付いたら、令和最初の記事を書き始めたわけね」

NOVA「いや、気づいたら、フルタンXのツイッターにコメントを入れていたわけだよ。つまり、令和初の俺のツイッター活動は、フルタンXへのコメントだったんだ」

晶華「フルタン許すまじ」

NOVA「いや、しかし、それでツイッターのフルタンがどうも本物じゃない疑惑が発生してな」

晶華「どういうこと?」

NOVA「あのわなげチョコのメガネが気に入った的なことを書いたら、あれはハイエイトチョコだって修正された。でも、実はわなげチョコを二つ装着しているのは、ファンの間では常識なんだが、フルタン本人はハイエイトチョコのつもりでいるらしい。つまり、フルタンのメガネが、わなげチョコなのか、ハイエイトチョコなのかで、論争を起こしたい気分に駆られてしまったんだよ。いや、十年前だったら、確実に論争を起こしていたと思う。『フルタンさん、あなたは間違っています。自分のメガネがわなげチョコなのか、ハイエイトチョコなのか分かってないなんて、あなた、本当にフルタンなんですか? ぼくの夢を壊さないで下さい』って感じに」

晶華「……恥ずかしいから、そんなマネはやめてよね」

NOVA「ああ。ゼロ年代の平成中期NOVAなら、そうしていたかもしれないが、今の俺は冷静さが高まった令和NOVA。さすがにフルタン相手にケンカするようなマネはしないって。せいぜい、ブログの小ネタにするぐらいだな」

晶華「とにかく、フルタンよりも今はゼーガペインカミナギ・リョーコさんの方が大事でしょう」

NOVA「そうだった。とにかく、17章はエウレカセブンの完結編であると同時に、18章のゼーガペイン・エピソードへの導入にもなっているわけだ。一応、エウレカセブンAOとのコラボでもあるんだが、原作を知らないので、レントンエウレカと息子のアオの邂逅話が原作どおりなのか、スパクロオリジナルかはよく分かっていないけど、とにかく原作ではレントンエウレカコーラリアンとの和解のために世界の彼方へ行っちゃう終わり方だったのが、ゲームでは、その役割をアオが代行して、レントンたちは残留した形でハッピーエンドだ。一応、無印エウレカとAOの話をうまくまとめたんじゃないかなあ、という感想」


交響詩篇 AO Eureka Seven AO OP2 ブレイブルー

 

晶華「それで、現在進行中の18章はゼーガペインの話になっているのね」

NOVA「ああ、今のところは、消失したカミナギ・リョーコのデータをサルベージしようとして上手く行っていない状態だが、彼女の救出が18章のテーマなのかな、と思っている。ところで、彼女のデータ消失が物語のテーマになった途端、俺がガチャでカミナギ・リョーコパイロットのゼーガタンクを当ててしまったのは笑った。『え、消失したって?  それは、ボクのところに来たからだよ。カミナギ・リョーコはボクの嫁〜』なんて思ったり、思わなかったり」


【スパクロ】カミナギ/ゼーガタンク(カミナギ機)☆ - カットイン - ゼーガペイン


カミナギPV2009

 

晶華「NOVAちゃんは、カミナギ・リョーコのファンなの?」

NOVA「いや。どちらかと言えば、シズノ先輩の方が好みなんだがな」


【スパクロ】ミサキ・シズノ/ゼーガペイン・ジャターユ(シズノ機) - 戦闘カットイン

 

NOVA「ただ、突然、ヒロインの一人が消失しましたってドラマを見せられると、彼女の復活を願って感情移入してしまうのは悪いことだろうか。スパクロでは、9章で敵になったシャッテを救出し、16章で敵になったアネモネを救出し、次は消失したカミナギを助け出す話で、そう頻繁ではないけど、ヒロイン救出系のドラマが挿入されている。こういう話は好きだし、逆に救出できずに殺してしまうガンダムの強化人間でありがちな話は萎えてしまう。だから、Gガンで、アレンビーやレインを助け出してハッピーエンドな話は好きになるし、救おうとしていた女の子を助けられませんでしたってオチは好まない。とにかく愛する女の子を助けるために懸命になる少年、あるいは父親の話ってのはツボだな」

晶華「娘のピンチに命を掛ける父親の話は?」

NOVA「好みだな。最近のアメリカのヒーロー路線は、その傾向が強い気がする。一方で、父親の後を継いで、戦う娘の話なんてのも増えている感じだな」

 

晶華「ヒーロー家族の物語も増えているわね」

 

 

NOVA「力強いんだけど、一人だと危なっかしい父親ヒーローを、妻や子供たちがサポートして、互いに家族のために支え合う姿ってのが、現在のヒーローの旬なのかもな。まあ、女性の社会進出が進んで、守られるだけのヒロインじゃない、というのが今の世相なんだろうが、とにかくヒロインの成長を見守り、時には癒されたいって感じるのが、男性心理としては充足できるわけで」

晶華「だったら、私も癒し系ヒロインになる」

NOVA「だけど、癒し系アイテムといって、花粉入りチョコとか食べさせようとするのは却下な。今年はやたらと花粉症が長引いたんだから」

(当記事 完)