新元号だよん
NOVA「フハハハハ、とうとう新時代が来たー。ここからは、俺のステージだぜ。そう、このオレ様、令和NOVAのな。この妄魔時王にして、全ての未来を予言するノヴァストラダマスにして、教祖NOVAグロワールの前にひれ伏すがいい。これぞ三位一体ノヴァ・トリニティの降臨である」
晶華「NOVAちゃん、あなた、何を言っているのよ」
NOVA「おお、我が娘よ。お前も本来の姿、バットクイーンとして覚醒するのだ。くらえ、外道昇進令和光線! ビーーーーームッ!」
晶華「キャーーーッ! (妖しい光に包まれる)フフフフフ、私はバットクイーン。タイムジャッカーにして、月の魔力を受け継ぎし者。世界の全ては、私とNOVAちゃんが支配する」
夢か現か幻か
NOVA「……というような夢を昨夜、見たんだ。正夢にならないことを願っているぜ」
晶華「ふうん、私はてっきり悪夢な未来が到来したのかと思ったよ」
NOVA「しかし、ツクヨミがタイムジャッカーの能力に覚醒したんだし、俺も知らない力に覚醒したりしないかな」
真・女神転生TRPG 魔都東京200X (ジャイブTRPGシリーズ)
- 作者: 朱鷺田祐介,アトラス
- 出版社/メーカー: ジャイブ
- 発売日: 2005/07
- メディア: 単行本
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NOVA「ああ、これも10年以上も前のゲームになるのか。基本ルールはどこに埋まっているかな。(ガサゴソ)あった」
真・女神転生TRPG 覚醒編 (ログインテーブルトークRPGシリーズ)
- 作者: 朱鷺田祐介,アトラス,鈴木一也
- 出版社/メーカー: アスキー
- 発売日: 1998/08
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NOVA「……って、見つかったのは前のバージョンかよ。前世紀の遺産で、プレステが現役で、最新作がソウルハッカーズだった時期の作品だ。まだ、ノストラダムスが死語じゃなかった時代の世紀末ゲームだな」
晶華「一応、聞くけど、どんなゲームなの?」
NOVA「世紀末から新世紀にかけて、悪魔(神話の神々や妖怪や精霊など含む)が復活して、プレイヤーキャラクターは悪魔狩りをしたり、悪魔を使役する召喚者になったり、自身が悪魔と合体した悪魔人になったりして、変貌する世界の秩序を守ったり、自ら新たな秩序を模索したり、サバイバルに励んだり、自陣営の神の代行者になったりするゲームだな」
晶華「だったら、花粉症ガールは登場する?」
NOVA「覚醒篇の基本ルールにはいないな。一応、妖樹とか神樹とか精霊といったカテゴリーはあるが、ドライアドはいないし」
晶華「何だ、つまんない」
NOVA「いや、ちょっと待て。こんなところにサプリメントが」
NOVA「これには、基本ルールの200体に加えて100体の悪魔が追加されている。ドライアドだって、この中に……ないやんけ」
晶華「シクシク(涙目)」
NOVA「ビャッコやシーサー、ネコマタはいるんだけどな。それぞれレベル40聖獣、レベル29聖獣、レベル20魔獣という扱いだ」
晶華「ネコマタなんて、どうでもいいのよ。ドライアドのいないゲームに用はない」
NOVA「いないはずはないんだけどな。コンシュマーゲーム版では普通に出て来るし。きっと、200X、通称メガテンXには出ているはず。そのうち発掘しておくから、その際に、もう一度、記事ネタにしよう。それより、今は無性にダイスが振りたくなってきた。令和初のダイスロールは、メガテンの覚醒表でも振ってみるか」
晶華「覚醒って何が起きるの?」
NOVA「メガテンTRPGでは、様々なきっかけで秘めたる能力に目覚めることがあるんだ。例を挙げると、悪魔に遭遇したり、取り憑かれたり、霊的アイテムに接触したり、生死に関わる事故にあったり、愛する者の死に見舞われたり、変な薬を飲んだり、修行したり、師匠に導かれたり、祖先の霊に促されたり、前世の夢を見たりなどだな」
晶華「夢で覚醒するなら、NOVAちゃんなんて、しょっちゅう覚醒しているんじゃない?」
NOVA「まあ、花粉症ガールに出会ったのも覚醒のきっかけになりそうだな。とにかく、どんな能力に目覚めるかは、旧ルールでは自由に選べない。ランダムに3つを決めて、その中から選択する形だ。試しにD100を振ってみよう。57、94、03。順に回復魔法、ESP、トリックか」
晶華「回復魔法は分かるけど、ESPとトリックって何?」
NOVA「ESPは超常感覚で、幻視とか未来予知なんかができる超能力者だな。レベルが上がると、精神攻撃なんかもできる。トリックは盗賊的な隠密行動や鍵開けなどがあって、怪しいものに気づく鋭い勘なども駆使して探索活動を得意としている」
晶華「NOVAちゃんだったら、ESPが向いているんじゃない?」
NOVA「だったら、お前も振れよ。それを見て、バランスを取るように選びたい」
晶華「分かった。(コロコロ×3)85、72、84」
NOVA「マントラ、召喚魔法、タオか。魔法系ばかりだな」
晶華「どちらかと言えば、私は召喚される側であって、召喚する方じゃないんだけどね」
NOVA「召喚魔法は、1レベルだとゴーストやゾンビを使役できて、他にはアンデッドを生み出したり、敵対悪魔を送還することができる。メガテンの召喚者って、コンピューター技能を駆使する方がメジャーなので、魔法での召喚は少し地味かもな。まあ、魔法使いは他の系統の術を後から習得できるから、召喚魔法から始めて、幅を広げる選択ができる」
晶華「タオとか、マントラってのは?」
NOVA「それらはカルトマジックに分類されて、宗教に関係している。タオは中国古来の道教に由来し、メガテンでは符術を使った攻撃やサポート、それに式神や動物を召喚したりできる。一方、マントラは真言密教系の仏教に由来し、破邪系の攻撃呪文が充実している」
晶華「攻撃一辺倒よりも、いろいろできるタオの方が面白そうね。そっちにするわ」
NOVA「じゃあ、俺は回復魔法な。一応、他の系統の魔法も習得して、攻撃力も向上できるし。しかし、二人だけだと見事に前衛キャラがいなくなったな」
晶華「だったら、KPちゃんとリバTちゃんも呼びましょう」
ケイP『呼ばれて、飛び出て、ケピピピン!』
リバT『リバっと参上。リバっと解決。さすらいの自由女神、リバTですわ!』
NOVA「何だよ、その名乗りは?」
晶華「……(目が点)」
ケイP『いや。令和の新時代になったから、新しい芸風を確立しねえと時代に取り残されるって思ったんだよ』
リバT『グランドマスターNOVAは、さすらいの私立探偵が好き、と聞いたもので」
NOVA「……ああ、俺、ちょっと用事を思い出したわ。後はよろしくな」
晶華「ちょ、ちょっと、NOVAちゃん、どこに?」
NOVA「実は、昨日のスパクロ記事を、まだ完成させていないことを思い出してな。ちょっぴり時空操作して、昨日の記事に戻って、完成させてくるわ」
晶華「あ、私も行く!」
(二人は、光の速さで昨日の記事へダッシュ!)
リバT『いなくなりました』
ケイP『いきなり呼び出されたら、放置されるなんて。令和早々、この扱いは酷すぎる』
リバT『こうなったら、モンスターの逆襲をテーマに記事書きするしかないですわね』
モンスター事典――奈落の底から―― (アドバンスト・ファイティング・ファンタジー第2版シリーズ)
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モンスター! モンスター! 〜T&T モンスター型シナリオ・追加ルール
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