こちらは、もう2話まとめて簡単に書いてしまいます。
メタフィールドに閉じ込められたネギクラス。
通常次元から助けに来た幽霊少女・相坂さよのおかげで、かろうじて封印された魔法の力を取り戻したネギ先生ですが、魔法で次元障壁に干渉している姿をクラスの生徒たちに目撃され、「悪の魔法使い?」の疑惑を招いてしまいます。
その中で、ネギ先生を信じる一部の生徒は、口づけを伴う「仮契約」(パクティオー)を行なうことで、秘めたる魔力を発揮。ネギ先生の手助けをするのですが、そのために最初に仮契約したメインヒロイン・明日菜は、複雑な心境になり……。
一方、災いの元凶が「世界樹」にあることを知ったネギ先生は、生徒たちを守るため、単身、危険に挑んだ……ところで、22話終了。
もはや、1話完結ではない連続ストーリーですので、分けるのもちょっと難しいですね。
ネギに疑惑をもたらすために、他の生徒の不安を煽っている超鈴音が黒幕っぽい動きを見せており、それを感じつつ、エヴァがネギの対応を(表向き)冷ややかな視線で見守っている雰囲気も、なかなか緊迫感あります。
このままクライマックスへの流れを楽しみつつ。
ここからは、仮契約で力を得た少女の能力などを、確認したいと思います。
神楽坂明日菜
ブログ上で脚フェチを公言しているNOVA*1にとって、蹴り技を主体とする、このヒロインの魅力は筆舌に尽くしがたいものがあります(笑)。
12話で、エヴァとの戦いに臨むネギ先生と仮契約を果たします。
武器はハリセン(笑)。でも、真の力を発揮すると、大剣になるらしい。剣技と、足技主体の格闘術で戦う戦士系キャラですな。
魔法能力は「魔法無効化能力(マジックキャンセル)」。
だったら、世界樹の魔力を消去できるのでは? と思ってしまいましたが、「空間系魔法」は無効化できないそうです。まあ、その辺は、TRPGを嗜む人間としては、納得できるところです。
「これはシーン全体にかかっている魔法だから、通常の魔法消去は効果を持ちません」とゲームマスターに宣言されたら、納得するしかありません。
ともあれ、彼女の秘めたる恋心が、実写版ネギで、どういう結末を迎えるか、楽しみにしたいです。
宮崎のどか
ネギへの恋心を公言している、「本屋さん」こと文学少女。
活発な体育会系の明日菜と比べると、いろいろな意味で対をなしているキャラですね。自分の恋心には鈍感な明日菜に対しても、その方面では積極的に、ネギ先生にアタックを仕掛けていますし。
普段はおとなしいキャラが、一途に思い込むと暴走する典型でしょうか。
21話で、情報面からネギ先生を支援するため、仮契約を果たします。
手に入れたアーティファクト(魔法道具)は得意分野の書物で、情報収集能力を持ちます。
いわゆる「賢者」「学者」系のキャラと言えますな。でも、さすがに本でドツいたりはしない(と思う)。
近衛木乃香
学園長の孫娘で、明日菜(とネギ)のルームメイト。
22話で、鳴滝風香が夢遊状態のまま、干渉障壁に触れて重傷を負った際、自分に治癒の魔力が備わっていることを感じて、それを引き出すために、ネギとの仮契約を果たします。
アーティファクトは和の要素を感じさせる扇子。
以上、どんどん魔法能力が増えてくると、ドラマとしても、その先の展開が面白くなってきそうなのですが、とりあえず「世界樹編」で終了するのは確定ですね。
時を置いて、第2部がスタートするかどうかは不明ですが、まあ、それも期待はしてみるってことで。
*1:ヒロインに限らず、「仮面ライダー」や「帰ってきたウルトラマン」もキック技が得意だよなあ。自分の脚を負傷してから、ますます脚への関心が高まったかもしれない。