Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

ゴーオンジャー(GP02、03、04)感想

 何だか、もたもたしているうちに、
 「サイサリス」「ステイメン&オーキス」「ガーベラ」まで、一気に書く羽目になっちゃいました。
 頭の中で、アナベル・ガトーと、コウ・ウラキと、シーマ・ガラハウが叫び合っています。
 ちょっと、うるさい(苦笑)。
GUNDAM FIX FIGURATION # 0008 RX-78 GP02A サイサリスHGUC 1/144 RX-78GP03 ガンダムGP03 デンドロビウム (機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY)1/144 AGX-04 ガーベラテトラ (機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY)

 ……と、これはガンダム記事じゃなかったですね。
 最近は、長文すぎる記事を短くまとめようと意図しているのですが、そうすると、この2〜4話なんて、一言でまとまっちゃうわけです。

 軍ちゃん、おもろいって。

 でも、それだけだと、わざわざ記事化する必要もないので、「もう少し」だけ書いてみたい、と思います。

GP02(ボンパー強奪)

 カクシターズ後継者に「正義の味方」が務まるなら、自分だって、と考えた軍ちゃんは、元警察官なのに、強奪行為を働きます。うむ、彼の思考回路では、「正義のためなら、何だって許される」らしい。もしかすると、そういう危険思想のために、警官をやめさせられたのかもしれない。
 範人を巻き込んで、マスコットロボのボンパー(と炎神キャスト)を盗んだ軍ちゃん。ボンパーから、ゴーオンジャーの秘密を聞き出します。
 軍ちゃんと、視聴者のために、炎神の秘密と、ゴーオンジャー結成秘話を語ってくれるボンパー。大事な情報がきちんと整理されて、分かりやすい。これは非常に優秀な解説役と言えますな。すごいぞ、ボンパー*1


 強奪犯を追撃しに来た、新米パイロットのコウ・ウラキ……あれ? 
 もとい、カクシターズ後継者の3人。意外なことに、軍ちゃんに詰め寄ったのは、レッドではなく、知性派のブルーでした。刑法の知識に基づき、軍ちゃんを非難するブルー。これに、軍ちゃんがどんな法的反論をするか期待したのですが、軍ちゃんにとって大事なのは、法よりも正義だったようです。「お前たちに、正義は任せられん」の一点張り。
 そこに攻めてくるバンキ獣。法と正義の対決はいったん、先送りです。


 等身大戦はあっさり片付き、敵は「産業革命」を起こします。う、表現がいまいち分かりづらい。ええと、ゴーオンジャー用語で、「産業革命」=「敵の巨大化」を差します。番組見てない人への豆知識。
 とにかく、「18世紀後半、イギリスでワットが蒸気機関を発明し……」云々のキバット風薀蓄も語りたくなりましたが、さておき。


 巨大バンキ獣に対し、炎神キャストを持たないカクシターズ後継者3人は、等身大のまま挑みます。
 その姿に、勇気と正義を見取った軍ちゃんは、炎神キャストを返すため、戦場に飛び込みます。その前に、ボンパーから変身アイテムをGETしましたが。
 飛び込んできた軍ちゃんと、範人は、範人のバイク(非常備品扱い*2)というという尊い犠牲の末に、変身を果たします。ここに5人の戦士が集結したのです。


 炎神キャストを返してもらったカクシターズ3人は、巨大ロボ・エンジンオーで戦闘に臨みます。
 しかし、新米の彼らは周囲の被害を省みず、橋崩落の危機を招きます。


 「お前ら、何も守れていないじゃないか!」

 ええと、軍ちゃんは、そんなことを言わなかったので、NOVAが代わりに言っておきます。軍ちゃんは、口に出さずに、すでに行動に移っています。ピンチの車から、家族を救出。うむ、人の命は地球の未来ですからね。正に、燃えるレスキュー魂、ゴー、ゴー、ゴーオンジャーってところですな。


 そんなわけで、軍ちゃんのサポートのおかげで、未熟なカクシターズも巨大バンキ獣を撃退に成功するのでした。
 2話感想、終わり。

GP03(終わりある追撃)

 うむ、勢いで、2話のストーリーを追ってみましたが、長すぎましたな。
 3話は控えめに、と思っているのですが*3


 晴れてゴーオンジャーのメンバーになった軍ちゃんは、未熟なカクシターズ3人衆との模擬戦で、彼らの未熟さをいっそう実感します。やはり、ここは臨獣殿式スパルタ指導で、ですな。
 あ、バンキ獣、現われた。


 ガイアーク3幹部の発言によれば、まだ「ヒューマンワールドに宣戦布告していなかった」そうな。
 半年も何をやってたんだ? とツッコミを入れたくなりますが、きっと彼らも勝手の分からないヒューマンワールドの調査やら、兵器研究に専念していたのでしょう。むしろ、そうした下積みを経ずに、いきなり宣戦布告する方が愚かです。
 これまでは、様子見程度の小競り合いで、これから本格的な侵攻、という段階なんでしょうな。
 何せ、大臣ですから。有事に即対応なんて姿勢は期待できません。何事も後手後手に回ることも当然。そのうち、何かの釈明会見を行なうこともありでしょう(笑)。


 一方のゴーオンジャー。戦闘員と戦うカクシターズを尻目に、本命のバンキ獣を狙う軍ちゃん。いきなりボスを狙うとは、さすがは戦いの鉄則というものをよく知っています。ザコを倒してからだと、気力が上昇してしまって、なかなか厄介ですからね。
 でも、カクシターズが乱入してしまい、撤退HPまで減少させてしまいます。おいおい、ギリギリまで削って、逃げられないように大技でとどめ、というのが戦いの鉄則だろうがよ。何も考えずに、攻撃するんじゃない! 


 まあ、逃がしてしまったものは仕方がないので、それ以上、カクシターズを責めるのはやめにして、軍ちゃん、追撃に専念します。さすがは大人、何を優先すべきか、よく心得てらっしゃる。地道な調査活動こそ、捜査の基本ですな。
 一方のカクシターズ、何だかヤッターマン並みの運の良さで、バンキ獣の作戦を探り当てます。なるほど、「運の良さ」もヒーローには大切な資質ですな。


 結局、バンキ獣に追いついた軍ちゃんですが、そこには既にカクシターズの姿が。
 きっと真面目な軍ちゃんだから、「この3人も、自分と同じように別角度から、地道な調査をしたに違いない」と思い込んだことでしょう。正義とは、時として、強すぎる思い込みを誘発します。
 あとは、お定まりの戦闘シーン。そして「産業革命」後の巨大戦。敵の攻撃を避けるため、「ジャンプするんだ」との軍ちゃんアドバイスの甲斐もあって、カクシターズ大勝利。


 どうでもいいが、いつまで「カクシターズ」呼ばわりを続けたらいいのでしょうか?

GP04(出撃ガンパード)

炎神戦隊ゴーオンジャー 炎神合体シリーズ05 エンジンガンパード炎神戦隊ゴーオンジャー 炎神合体シリーズ04 エンジンバルカ
 我らが軍ちゃんにも、ついに頼れる相棒が現われました。
 その名も、ガンパード。
 「ロックオン」「ガンガン」が口癖のクールな一匹狼スナイパーです。いや、イメージ動物は狼じゃなくて、ヒョウですが。


 ついでに現われた範人の相棒は、ラテン調の喋りが特徴の炎神バルカ。かつての爆竜パラサロッキルを連想させます。
爆竜アクションシリーズ4 パラサロッキル
 パラサロッキル同様、バルカも尻尾が切断武器になるようですね。色もグリーンだし、共通点多し。


 そんな2体の炎神の炎神キャストを手に入れるために、軍ちゃんと範人が苦労する話です。カクシターズの3人? そんなの知らん。
 ちなみに、現在のNOVAの脳内ヒエラルキーは以下の通り。

黒>(越えられない壁)>緑と赤(ほぼ同格)>黄>青

 ええと、大丈夫ですか? 連くん*4
 なお、軍ちゃんと連くんが組み合わされば、ヒーローに必要な「運」となりますので、コンビ話を期待です。来週は、連くんと範人の組み合わせみたいですが。


 さておき、軍ちゃん話ばかり3つも書いては、読む方も、書いている方も飽きてくるので、少々視点を変えて。
 この第4話、「子供たちへの教育番組」としても「玩具の販促話」としても、非常に完成度が高い一本となっております。


 まず、前者は「落し物は警察に届けよう」「怪しい人から、お菓子を見せられても、あっさり話に乗らず、お巡りさんに助けを求めよう」「拾った物を勝手に自分の物にしたら、罰が当たって悪の戦闘機に襲撃される」などといった教訓が散りばめられています(笑)。
 もちろん、大人向きにも「ギブ&テイクの大切さ」や、「子供の信頼を得るのは大変」とか、それでも「子供を危険から守るのが大人の正義」とか、いろいろ教訓はありますね。
 あと、「謝ったフリして攻撃……なんてだまし討ちは、アミーゴ、熱くない」ってのもありました。
 おお、こんなに羅列できるとは思わなかった。やるな、武上さん。


 次に、販促話としては、当然、新メカの活躍もあるわけですが、そこに至るまでのドラマが実に魅力的。炎神の信頼を得るまでの苦労、というのは、逆に言えば、そこまでして手に入れたい「大切な玩具」に映るわけです。
 しかも、炎神キャストを拾った子供が、「ぼくの宝物にしようと思っていた」とまで言っています。すなわち、炎神キャストは「宝物となるぐらいの価値あるアイテム」なわけですね。この回を見た素直な子どもたちは、きっと炎神キャストを手に入れたくなることでしょう。
 しかし、そこで、あっさり買ってはいけませんよ、全国のお父さん&お母さん。
 軍平や範人も、あれだけ苦労しているんです。子供たちにも、欲しい物を手に入れるためには、多少の苦労をしてもらわないと。勉強にせよ、お手伝いにせよ、苦労の末に手に入れたアイテムこそ、かけがえのない相棒になってくれることでしょう。
 いやあ、そこまで考えての話だったとしたら、すごいな、武上さん。


 子供たちへの教育には無頓着な井上敏樹先生とは大違いだ(爆)。

メカ人間・おじゃる姫

 いや、正式名称は「害水大臣ケガレシア」なんですが、NOVA的には「おじゃる姫」と呼びたいです。
 さて、画像を挿入しようと思って、検索してみたところ、「表示されないアダルト商品」がいっぱいで、困ってしまう女優さんなんですが、現在は『ネギま』の源しずな先生の役もやってますので、そっちつながりの画像をば。
TVドラマ魔法先生ネギま!DVD-BOX 2学期
 うん、戦隊の記事に載せても、あまり違和感ないですね(笑)。


 とりあえず、今回、前線に出てきて、華麗なムチ攻撃を披露して、若い子を苛めてくれたおじゃる姫ですが、今後は「おばさん」呼ばわりしたゴーオンイエローを苛めてくれることを期待します。
 やはり、悪の女幹部がヒロインを苛めてくれないと、ヒロインの魅力も引き立たない、と思いつつ*5

*1:これはもちろん、脚本の人へのヨイショにもなっています。

*2:仮面ライダーのバイクは「常備品扱い」のため、壊れてもシナリオが変われば、たいてい修復できる。でも、非常備品扱いだと、壊れたらそれで終わり。某TRPGルールより。

*3:まあ、無理か。

*4:まあ、それでもキャラ同士、積極的に絡みを見せてはいるので、昨年に比べれば大分マシなんですがね。

*5:昨年は、悪の女幹部がヒロインを格下呼ばわりし、まともに相手にした回数が2、3話ぐらいだったのが、ヒロイン低迷の理由の一つと思えます。まあ、どんな役者だろうと、絡む相手を用意してもらえなければ、なかなか魅力を発揮できないでしょうし。個性は一人で作られるものではないからね。