Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

キバ3話感想

 最初に書いておく。
 「女弁護士や、その証人の語る紅音也はまやかしだ」(たぶん)


 今回は、キザなファンガイア・ハンター、名護啓介の登場編であり、
 父親を尊敬していた主人公・紅渡が、父親の本当の姿(?)を聞かされて、幻滅するエピソードと絡み合った話になっていました。
 ただし、キバが、この回の怪人モスファンガイアを逃がして、つづく、という前編ですな。

 今はまだ設定紹介編の、単純な1話完結の物語が続きそう。
 まあ、二つの時代を別々に描いているわけだから、これでいきなり複雑な話を展開されちゃうと、視聴者の追跡は困難でしょうな。

 って、いきなり前回書いた予想を外しているし……(苦笑)。
 しかも、これって結構、複雑な話ですよ。
 過去編で父親のシーンを描くとともに、「回想シーン(?)」でも父親のシーンを描き、視聴者を見事にだましている。
 紅音也は確かに「軽薄なプレイボーイ」で変な奴ですが、詐欺行為を働いたり、カジノで金を踏み倒すようなDQNキャラというのは、過去編とのイメージが大きく異なっています。
 たぶん、視聴者は紅渡と、いっしょに女弁護士(モスファンガイア)にだまされているのです。井上脚本なら十分あり得る事だ……と、偉そうに書いておく。


 ま、この予想が外れだったら、ぼくはまだまだ井上脚本について語る資格はないってことで、1から勉強し直します。
 明日の視聴を楽しみにしてましょう。

1986年

 掲示板で日高さんに教えてもらったとおり、この回のBGMは小林明子の「恋に落ちて」。1985年に発表されたデビュー曲で、テレビドラマ『金曜日の妻たちへ』の主題歌だったんですね。
 タイトルどおり、恋に関係する歌で、まるで、うちの特撮掲示板のテーマに合わせたような……って、その手の自意識過剰はやめましょう。バレンタインも終わったんだし。そもそも、日本の歌謡曲の半数以上は、「恋愛関係」じゃないですか(笑)。


 ともあれ、紅音也が音楽家という設定もあってか、音楽に注目できるネタが多い、この番組。
 自分としては、ドラマ『ヤヌスの鏡』の主題歌「今夜はAngel」(椎名恵)をリクエストしてみたいぞ。何となく、二重人格ってテーマが、キバの変身にも通じるじゃないですか。
 後は、年末頃に、堀内孝雄の『愛しき日々』。う〜ん、特撮やアニメソング以外の歌の趣味をバラしてしまったような。


 って、全然、ドラマの内容に触れていませんね(笑)。
 ええと、紅音也とヒロイン麻生ゆりが、モスファンガイアに遭遇して逃がす、と。
 ファンガイアハンター(以降FHと略)のボスの嶋さんは、ゆりから音也の話を聞いて、スカウトする気になる。
 これぐらいですか。
 この回は、「回想シーン」が多く、実質、過去編は少なかったですね。むしろ、明日の放送で、「モスファンガイアが、どのようにして音也に根深い恨みを持つようになったか」が気になるところです……って、もう、女弁護士がファンガイアだって完全に決め付けちゃってるなあ(苦笑)。
 違ってたら、恥かくぞ。まあ、それもネタにするつもりだけど。

2008年

 ということで、「回想シーン」のおかげで、主人公の渡よりも、音也の方がよほど目立っていました(笑)。
 しかし、まだ音也のキャラ像が確立されていない段階で、あんなDQN像を見せてくれるなんて……番組が始まったばかりの、この時期だから使える手法だなあ。
 「音也の店」とか、「カジノの支払い金の代わりに、音楽演奏して、『オレの音楽は高額だから、これで済ませろ』と主張する」とか、まあ笑えるシーンを提示。


 さらに、この回。
 名護啓介もインパクトある登場を演出してくれます。
 このキャラと音也がぶつかれば、個性がぶつかりすぎると思うのですが、名護さんは現代編の登場なので、音也と食い合うことはなさそうです。その辺は、うまくキャラのバランスを考えた配置ですな。
 しかし、名護さんのおかげで、渡の「この世アレルギー」設定なんか、どうでも良くなった気がします。このままだと、ただの「ちょっと気弱な若者」になってしまいそうなんですが、果たして、渡を主人公として立てていくことはできるんでしょうかね? 


 キバに変身すると、人格が変わってしまうことは、今回で確定した、と思います。
 それでも「音也」の名前を聞いて、動揺して素に戻ったりもするんですね。


 次回、狼男のガルル(斬鬼さん)がどのような演技を見せてくれるか、にも期待しつつ、つづく。