Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

電王12話までの感想

 番組は、一月一イマジン(一フォーム)というペースなので、二ヶ月休むと、イマジンが二人増えている計算になります。
 「詐欺師、釣り師」のウラタロス(ロッドフォーム)も、
 「気は優しくて力持ち、でも、そそっかしい」キンタロス(アックスフォーム)も、いいキャラじゃないですか。
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 これは、次のガンフォームおよび、イマジン・リュウタロスにも期待したい、と思います。どれだけ変な、でも独特の戦闘スタイルが格好いいキャラになることか。
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 そして、彼らに出番を奪われて凹みがちな、「モモちゃん」にも、ついにフィギュアが。
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 これで、「響鬼・紅」を代理に立てる必要がなくなりました。

ウラタロス編(5話〜8話)

 サブタイトルは以下のとおり。

 アギト以降の平成ライダーシリーズって、「サブタイトル」なしってのが続いていたけど*1
 やっぱり、サブタイトルはある方がいいです。いいサブタイトルは、題名見るだけで、ストーリーが甦ってくるし。5話の「イマジン名セリフ」もいいですが、8話の「韻を踏んだ語呂の良さ」も印象的。


 で、ウラタロス編のストーリーは、
 「嘘をつくことで現実逃避していた少年の成長譚」と
 「不器用なために破局した恋愛関係のやり直し」。
 どちらも、ウラタロスの個性を描写するにふさわしい話だったなあ、と。


 登場怪人は、「『サルカニ合戦』のカニ」と「『烏の王様選び』のカラス」。
 それぞれ、水中戦と空中戦に長けており、「泳げない地上接近戦型のモモタロス(ソードフォーム)」では太刀打ちできないために、ロッドフォームの出番になった、と。
 もっとも、カラス退治では、ウラちゃん、とどめはしっかりモモちゃんに譲ってあげるといった、さりげない優しさを示しています。
 モモとウラ、性格の合わない同士だけど、キンちゃんが出てからは、少しは気が合うところも見せたり……っていうか、モモが誰彼構わず、ケンカ売り過ぎなんだけどねえ。ウラとキンちゃんは、今のところ絡みが少なく、キンタロス編ではウラの出番が薄かったので、今後、出番を取り戻すことを期待しています。

キンタロス編(9話〜12話)

 サブタイトルは以下のとおり。

 当たりは、9話の「キンタロス名セリフ」と、韻を踏んだ11話。


 ストーリーは、
 「病気療養中の青年の願いをかなえようとする純情クマの登場編」と、
 「不器用な父親の想いを、娘に伝えようと奔走するクマの暴走編」になるのかな。


 前者の「ケガや病気で入院して、挫折したスポーツマンの願いにイマジンが……」というストーリーネタは、ウラタロスの時と同じですが、そこはそれ、ウラとキンのキャラの違いによって、別の見せ方をしているし、
 入院患者ほど「鬱な気分と、願い事」を強く感じる状況がないことは、NOVAも最近実感したことだし、
 何よりも、メビウスのテッペイが演じるキンタロス像が、おもろ格好良すぎて、この前後編を傑作回にしています。そして、「ハナが元々特異点であり、自分の世界(未来)をイマジンによって奪われた」という大きな設定も描かれて……今後のストーリーの基軸になっていきそう。


 後者は、キンタロスの人情暴走っぷりがこれでもか、と描かれ、モモの出番さえ奪うほどの大活躍。ただの力技だけか、と思わせて、実は「わざと見切らせて、油断させたところに大打撃」というバトルセンスも披露。何だか、行き当たりばったりのモモよりも格上だなあ、と感じさせる描写も。
 ラストは、イマジン退治よりも、人情の方を優先する、ある意味、良太郎以上のお節介トラブルメーカーぶりを発揮し、危うく電ライナーから追放される*2ところまでキャラを描いた上で、きちんとハッピーエンドを見せる。電王って実に「癒し系ドラマ」してます。


 登場怪人は、「元ネタ不明のサイ」と「『ジャックと豆の木』の豆、改めツタ植物」。
 前者は、モモタロスのパワーでは装甲を貫けないため、必然的にキンタロスの出番が生まれ、後者は……別に誰でも倒せたんだろうけど、「暴走の後始末」と「最後の戦い」ってんで、キンタロスが仕留めた形に。

武装列車・電ライナー

 新フォームが登場すると、その個性や戦闘スタイルもさることながら、
 巨大化ギガンデスに対抗する電ライナーの新車両にも大いに期待してしまいます。

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 ロッドフォームの乗機はイスルギ。
 亀型ユニットが飛行し、それに乗って釣竿担いだ姿は、まさに浦島太郎。
 空中戦と水中戦に対応できるので、結構、汎用性が高いですが、攻撃力はなさそう。その辺は、ゴウカ他3両の支援を受けながら戦うわけですね。

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 そして、アックスフォームの乗機レッコウ。
 両サイドの「百足の足」状の斧で相手をガッシャガッシャと抱え込み、
 先端の「角」型のまさかりで突進し、相手を貫く。
 もう、格闘戦に特化した突撃列車のバトルスタイルは、感涙して泣けました。

踊るリュウタロス

 いや、14話のサブタイトルが、そうなりそうなんで。
 最後に、新キャラ・ガンフォームの憑依イマジン、リュウタロスですが、昔、NOVAはこんなことを書いています。

 これのモチーフが不明。太郎にこだわるなら、「三年寝太郎」とか「龍の子太郎」とか「忍たま乱太郎」とか「とっとこハム太郎」とか「八幡太郎義家」とか「キン肉万太郎」とか「東光太郎」とか「南光太郎」とか……

 他にも、「ものぐさ太郎」とか「力太郎」とか「ケンタウロス」とか「ミノタウロス」とか「岡本太郎」とか、いろいろなネタを書いたり、見たりしたのですが、
 結局、「龍の子太郎」に決定……なのか? 
[rakuten:gold-cat:1380045:image]龍の子太郎(新装版) (児童文学創作シリーズ)
 いや、「龍の子太郎」って、お母さんが龍なのであって、本人は龍ではないんですけどね。一応、怪力は秘めているんですが。幼少期に、東映のアニメでも上映されて、感動したわけですが、
 ネットでの書き込みを読んでいると、「龍の子太郎」を知らない世代が、[rakuten:book:11097161:image]
 これが「龍の子太郎」だって、のたまったりするわけですよ。「ぼうや〜、良い子だねんねしな♪」って川内康範*3作詞の歌も聞こえてくるんですが、この子は違うでしょう(たぶん)*4
 そもそも、「龍の子太郎」が元ネタってのも、合っているのかどうか。彼がモチーフだと、キンタロスみたいな怪力キャラになりそうで、とてもとても銃を使いそうにはない。リュウタロスの元ネタが、「龍の子太郎」ってのは、あくまでネットで出回っているデマだと思います(公式設定ではまだ見ないので)。じゃあ、何が元ネタか、は言えないのですが……。


 ともあれ、NOVAが期待しているのは、リュウタロスよりも、彼の乗機の電ライナー・イカズチ。龍型のマシンになるそうなので、「電子星獣ドル」の後継者らしいバトルスタイルを見たい、と思っています。
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 光の速さで明日へ〜ダーッシュさ♪

*1:マニア的には、「新聞表記」と、「シナリオタイトル」をチェックするのも楽しかったけど。

*2:それでも本人は納得して行動する辺り、大人だなあ、と。

*3:特撮ファンには「月光仮面」や「レインボーマン」「コンドールマン」の原作で有名な人。世間一般では、森進一の「おふくろさん」騒動で近年、話題になっている。

*4:なお、「まんが日本昔ばなし」と仮面ライダーはつながらないわけでもない。「仮面ライダーストロンガー」の後番組が「昔ばなし」なので、同じカブト虫モチーフの「カブト」の後番組が「昔ばなし」モチーフの「電王」ってのも、納得できそうな気が。