Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

ゲキレンジャー(9話)ケナケナ感想

 今朝は、大当たりでした。「ケナケナの女*1」メレたまと理央さまに「モエモエ」*2しつつ。
獣拳戦隊ゲキレンジャー 戦隊ヒーローシリーズ EX 黒獅子リオ
 これで、NOVAがゲキレンジャーの何を見るべきかも判明したってことで。
 もう、この作品、「未熟な主人公の成長譚」を期待するのではなく、「愛と野望の渦巻く悪ドラマ」を楽しむべきものです。で、「悪の愛」というと歪んだものが多くなりがちですが、メレたまのそれは、「純粋一途なストレート愛」。まさに、ラブ・ウォリアーと名乗るだけのことはあります。
 メレの玩具はまだないので、役者の写真集でも貼り付けることにして。
REBIRTH―平田裕香写真集
 偶然だけど、「rebirth」というタイトルは、一度死んで、亡者(アンデッド)として復活したメレたまにはふさわしい、と思ったり*3
 ともかく、今回はNOVAが悪を追跡することに確定した、記念すべき回ってことで、感想試し書きです。

五毒拳の皆さま

 4話で初登場して、それぞれ名乗りもあって、「おお、悪の戦隊やんけ」と燃えさせてくれました。

  • 地獄の手数王、臨獣センチピード拳のカデム!
  • 対応不能の惑乱者、臨獣ゲッコー拳のモリヤ!
  • 戦慄の踊り子、臨獣スコーピオン拳のソリサ!
  • 鋼鉄鉄壁の守護者、臨獣トード拳のマガ!
  • 一撃必殺の狙撃手、臨獣スネーク拳のブラコ!

 改めて並べてみると、ゲキレンジャーの3人以上に、個性的な特技を持っていた5人。彼らの技をどのように攻略するかが、物語に縦糸を通してくれたなあ、と。
 最後にブラコが、よりによって、ゲキレンジャーではなく、メレたまに倒される、という予想外の展開も面白い。ゲキレンジャーの仕事は、復活したモリヤを(修行で速射できるようになった)ゲキバズーカで倒しただけ。今回は、主人公たちの立場はあまりなし、と。
 次の「三拳魔*4」登場編も楽しみにしつつ。

ゲキバズーカ

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 メレたまの修行のために利用された、ゲキレンジャーの新兵器。
 気力をためるのに2分もかかるので、本日は装填時間の短縮の訓練をしていました。
 前回の発射の決めゼリフ「豚の角煮!」を繰り返すジャンを、仲間が止めようとしますが、結局、再生モリヤを倒すときにも、しっかり「豚の角煮!」と叫んでいました。


 とりあえず、「発射に時間がかかる」という弱点はたったの一話で克服できたわけですが、メレたまに通用しなくなったので、たったの一話で破られた必殺武器、ということにもなるわけで……果たして、こんなんで玩具は売れるのか? 

格下の皆さん

 一応、主人公なので、各人のキャラ感想、書いておきますか。

アンブレイカブル・ボディ「ジャン」

 獣拳戦隊ゲキレンジャー 戦隊ヒーローシリーズ 01 ゲキレッド
 心技体の体の戦士……ってことで、野生で鍛えた「打たれ強いボディとパワー」が自慢。もっとも技は未熟で、精神的にも幼児なみなので、リーダー格とは程遠い。
 ……というか、ゲキレンジャーって、リーダーいないよね。ジャンが格下で、ランとレツが同格。いずれ、ジャンが成熟して、チームを率いるエピソードがあるのだろうか? 
 一応、「ゾワゾワを感じる」といって、野生の本能で臨獣殿の動きを感知する能力があるので、ジャンの言葉で、チームが動き出す展開が基本。そして、一度やられて、修行に移る、というのが基本的なストーリー展開。修行内容は、幼児並みのジャンにも分かりやすい「生活に密着したもの」で、「ウルトラマンレオの過激な特訓」を期待していたNOVAの琴線には触れず。
 アンブレイカブル・ボディだったら、ジープで追い回したくなる(爆)。

オネスト・ハート「ラン」

 獣拳戦隊ゲキレンジャー 戦隊ヒーローシリーズ 02 ゲキイエロー
 心技体の心の戦士……ってことで、「根性」と「修行に一途な純真な心」が長所。
 でも、これって描写が難しい。彼女の長所がこれってことは、他の仲間には、「根性」や「修行に一途な心」が備わっていないのか? って話になるし……*5
 そもそも、「心」は目に見えないので、映像で描くには、結局、それ以外の長所を設定しなければならず、「チーター」ってことで「スピードに長けた戦士」に落ち着いた……ようだ。カデムとの「拳のスピード対決」が現在の見せ場。
 ただ、「真面目で一途」というのは、ドラマでは退屈なキャラになりがちなので、そこがこれから、どう個性的に描かれていくか、がこのキャラを見るポイントかと。

ファンタスティック・テクニック「レツ」

 獣拳戦隊ゲキレンジャー 戦隊ヒーローシリーズ 03 ゲキブルー
 心技体の技の戦士……ってことで、トリッキーな動きを得意とするモリヤとの、アクロバティックな戦闘が見せ場でした。
 一応、「芸術家」ってことで、人を感動させる技を追求するとか、激獣拳使いだった兄がいたとか、今後の伏線仕込みはいろいろされましたが、普段は、「ジャンのおかしな言動へのツッコミ」役と、「敵や味方の技の解説」役として、キャラを確立していきそう。
 クールで知的なブルー、というステロタイプから、どこまで深化していくか……とりあえず、兄との因縁の描かれ方が気になる。敵の臨獣殿って「亡者」集団だから……。


 ともあれ、今は序盤だから「生活に密着した修行」もやむなし、だけど、今後、戦いが激化し、厳しい修行に展開していくにも期待します。

最後に

 メレたまの今後について。
 「死者を完全に甦らせる真毒」の存在で、メレたまにも、ただの亡者から解放される可能性が出てきました。そうなると、理央さまと一緒に戦隊戦士になる可能性も考えられるのですが、その場合、「戦隊初の女性グリーン」になるのかな? 
 理夫さまは、すでに「黒獅子リオ」という、それだけでも十分存在感のあるバトルスタイルを持っていますし*6、「ゲキブラック」でも問題なさそうですが、
 メレたまの場合は、「ゲキグリーン」というのは女性のイメージから外れるので、「エメラルド」ってところかなあ。でも、「ゲキエメラルド」はいやだなあ。
 むしろ、「ターボレンジャー」の「ヤミマル&キリカ」みたいなポジションが理想かも。さもなければ、「ハリケンジャー」の「ゴウライジャー」みたいに、別戦隊とか。


 ともあれ、メレたまには、理央さまと離れる展開にだけは、ならないで欲しいです。

*1:ジャン語だけど、これって「けなげ」って意味? 臨獣殿の一般拳士を指すゾワゾワとは違った雰囲気らしいけど。

*2:これは、ジャン語じゃありません。NOVA語では、漢字で「萌え燃え」と書いたりします。単に「かわいい」ではなく、「かわい格好いい」ってところか。

*3:いや、そういうタイトルは、「ライダー剣」の橘さんの歌った歌も思い出すんですが、それとアンデッドつながりで、いろいろ妄想すると、とりとめなくなりそう。

*4:空陸海の三拳士になりそう。

*5:一応、ジャンは飽きやすい、という欠点が描かれていますが。

*6:ネーミングも「黒騎士ヒュウガ」を思い出させる格好良さ