瀬戸山くんと、「あけぼの町警察」にスポットが当たった回。
メビウス12話に続く「はじめてのおつかい」ネタ。
そして、「はじめてのおつかい」は、もうそれだけでドラマのネタになる、というもの。
普段は何だか頼りない、と思われているキャラが、奮闘する姿はそれだけで絵になるものだし、奮闘できずに醜態をさらす姿もコミカルな芸になる。
瀬戸山くんの場合は、トリヤマ補佐官と違い、「自分の失態は自分で解決する!」というまっとうな責任感を見せてくれ、「自爆も辞さない」という決意を表明。ただ、「魔法爆発はあけぼの町を吹っ飛ばす!」という設定が語られていることから、何だか破れかぶれな発言のようにも聞こえました。
「おおい、自分の失態を取り繕うとするのに夢中になって、周りのことが見えていないんじゃないか! もっと、考えてくれよ!!」とツッコミを入れたくなったものの、冷静に考えてみれば、NOVA自身、「過剰な責任感のあまり、周囲の迷惑を考えず、自爆も辞さないような状況を演出してしまった過去」があるので(苦笑)、
瀬戸山くんにツッコめるわけじゃないことを実感。
そんなわけで、瀬戸山くんには共感しつつ、「魔法使いはパーティーの中で一番クールでなければならない」というマトリフ師匠の御金言を送りたい、と思うのでした。