Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

ボウケンジャー23話

 クエスターが、自力作成のクエスターロボを建造。劇場版でも、すでに披露しているけど*1、ガジャ様が苦労して作ったロボ製造の技術をあっさり自分たちの物にするとは、元アシュの知能&技術レベルの高さがうかがえます。

 さて、クエスターと言えば、ボウケンシルバー高丘映士。
 過去の因縁にこだわる映士に比べ、ガイ&レイは過去にこだわらず、「プレシャス集め」という新しい楽しみに邁進中。この変わり身ぶりは、悪役とはいえ、清々しい。
 「アシュの仲間の復活」という当初の目的から、新たなクエスターの体を手に入れたことで、名称どおり、「プレシャスをクエストすること」に生き甲斐を見出したってことかな。

 一方、今回の主役ボウケンブルー蒼太は、非情なスパイ時代の先輩との再会で、過去に向きなおされることになります。が、そこで得た結論は、「過去を否定することや、贖罪意識を感じること」ではなく、「過去を過去と割り切りつつ、それを踏まえた上で、その延長にある今の自分を認め、一歩一歩先へ進んでいくこと」と解釈できます。
 その決意を知ったからこそ、鳥羽先輩は蒼太を認めるに至った、と。
 過去を切り捨てたり、逃げたりするのではなく、その経験を踏まえた上での一歩成長を通じ、さらなる高みを目指す。

 このブルーの考え方、そして、クエスターの過去の切り捨て方を目の当たりにした、シルバーが、「自分だけが過去に囚われ、停滞している」ことに気付くのは、なかなか面白いドラマ構成と思いました。

 NOVA自身は、割と「過去にこだわる歴史志向」。
 それは過去のシリーズ作品とか、経験・知識を考えることで、自分の成長に通じる、という信念があるから。
 でも、それにこだわりすぎて、先に進めなくなっている、と感じるときは、割り切ることも大切だと思うわけで。
 気持ちや行動の切り替えを行う機会、チャンスには敏感になりたいなあ、と。

30作記念ネタ

<スーパー戦隊シリーズ 30作記念 主題歌コレクション> 激走戦隊カーレンジャー 「激走戦隊カーレンジャー」ミュージックコレクション2 「激走戦隊カーレンジャー」ミュージックコレクション3

カーレンジャーターボレンジャーが「学生服コスプレ」だったので、今度こそ「車」。

 当たったのか、当たっていないのか、はっきりしません。
 「車」がたくさん走っている映像を見せて、「激走!」を連発した挙句、最後は「戦う交通安全」らしく、「青信号を守ろう」と交通標語を訴える。これは、オチと言えるのか? と疑問符。

 何だか「セイザーX」みたい、とか、
 今考えると、「みんなで芋ようかんを食べるオチ」とか、もいろいろ考えつつも、
 作品名紹介の時に、「カァァァアレンジャー」と、きちんと言ってくれるあたりは、やはり芸コマと思いました。

 この作品に限り、普通に「カーレンジャー」と紹介してしまえば、「分かってないなあ」と思われてしまいますからねえ(笑)。

*1:NOVAは公開初日に鑑賞済み。