久しぶりの日にちネタ
晶華「本日は昭和の日ってことで、昭和特集です」
シロ「昭和特集って、一体何をやるんだ?」
晶華「さあ。昭和をテーマにいろいろ語るんじゃない? 私はまだ2歳だから、昭和のことをよく知らないし。平成生まれの花粉症ガールなんだから、そういう昔のことはシーちゃんに任せた」
シロ「ボクだって平成生まれだよ。父さんのキングシーサーは昭和に出現したけど」
リトル「リウも平成生まれですぅ。ゴジラの息子1号のミニラ兄さんは、昭和生まれですけどぅ」
晶華「つまり、この中に昭和について懐かしく語れる子って一人も、一匹もいないわけ? だったら、この企画は初めから失敗じゃない。はい、当記事 完」
シロ「こらこら、勝手に終わらせるな。知らないなら調べればいいんだ。歴史好きの時空魔術師の娘だったら、資料を使って調べるくらいしろよ」
晶華「資料ね。あ、そうだ。最近はご無沙汰だけど、恒例だった有名人の誕生日ネタってのはどう? 昭和というか、4月29日が誕生日の人を話題にするの」
シロ「だったら、最初は昭和天皇のお誕生日で決まりだな。そもそも、この日が祝日なのも、天皇誕生日からの流れだったわけで」
晶華「ええと、天皇誕生日だったのが1949年から88年の40年間だったのね。それまでは天長節と呼ばれていて、祝日法の施行が1948年の夏からだから、いわゆる国民の祝日という定義が為されていなかったということで」
シロ「つまり、昭和に育った人間にとっては、今日は天皇誕生日という感覚が根強いわけか」
晶華「平成生まれの政治家が主流になれば、現上皇誕生日の12月23日も平成の日として改めて規定されるかもしれないわね」
シロ「ああ。平成生まれの若者にとっては、昭和の日があるのに平成の日がないのは納得できないからな。あと10年から20年経てば、平成生まれの政治家が主流になっていき、平成の日が制定されるのを希望するぞ」
晶華「現環境大臣の進次郎さんは、平成生まれじゃないの?」
シロ「1981年生まれだから、まだ昭和生まれだぞ。やはり、平成生まれの31歳以下の人間が大臣クラスになるには、あと10年から20年くらいは必要だと思う」
晶華「すると、花粉症ガールは12歳から22歳ってことね。そうなる頃が、平成生まれが世の中の主流になるわけか」
シロ「そして、やがては20世紀生まれが老害化石と呼ばれる時代が来るわけだな」
晶華「って、昭和の日で昭和を祝うはずなのに、昔の人を老害化石なんて言ったらダメじゃない」
シロ「ああ、そうだな。先達には敬意を示さないと。向こうが若者に一定の愛情を注いで守ってくれる間はな」
晶華「うん。若者を見下し、搾取して、自分たちの安泰しか考えない年寄りだったら、老害呼ばわりされても仕方ないけどね。未来を作るのは若者なんだから、若者に希望を与えない古臭い考えの人間は淘汰されて然るべきだと思うの」
リトル「だけど、若者を応援する立派な年配の方も多くいるのですぅ。たまたま、老害発言ばかりがニュースになりやすいだけですぅ」
晶華「IT担当とか、クールジャパン戦略担当が79歳の老人というのは、さすがに『分かっていない人間がトップ』に立って、そのジャンルを潰そうとしているようにしか見えないの」
シロ「まあ、若い官僚に実務を任せて、抑え役、経験からフォローする御意見番として振る舞うなら分かるけどな。未来を築くことを期待されている最先端のジャンルを推進するでもなく、トップがブレーキをかけるような状況は、変えて欲しいなあと思う。それこそ、進次郎さんみたいな若手を置くところじゃないかな」
晶華「何だか、珍しく政治ネタになっちゃってるね。仕切り直した方がいいのかも」
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