時空魔術師の指示
晶華「パグマイア出張に行ったままのNOVAちゃんから、私たちにメッセージが届いたよ」
シロ「こっちはアリナ様からのメッセージだ。マッスル太郎のリプレイが第3部終了したらしい」
晶華「へえ。だったら、こっちも頑張ってスパロボDDの第1章パート2の残りを終わらせないといけないわね。これから頑張ってクリアするつもり」
シロ「というか、日ごろからコツコツプレイをしておけよ」
晶華「私はNOVAちゃんと違って、コツコツマメに何かをするってことが苦手なのよ。思いついたときに、一気にガーッと派手に行くスタイルなんだし、計画性なんてかけらもないのが売りなんだから」
シロ「そんなことを売りにするな」
リトル「それで、時空魔術師さまからは何と言ってきたんですかぁ?」
晶華「備忘録的に、TRPG関連の新作情報をいろいろ貼りつけておけ……だって。自分でやればいいのに」
シロ「向こうではできない事情があるんだろう」
晶華「ああ、そう言えば、アステロイド監視所では、アマゾンの商品画像の貼り付けができないみたいね。楽天市場のはできるのに。それと、YouTube動画の貼り付けもできないから、そういう向こうでできないことはこちらでサポートしないと」
シロ「まあ、コンパーニュでもできるんだが、そうなると、コンパーニュばかりに記事が偏るからな」
晶華「そうね。とうとう、この4月に累計アクセス数が、メインブログのこちらよりも、コンパーニュの方が追い抜いたみたい。なかなかやるわね、コンパーニュ」
シロ「これもアリナ様の力量だな」
晶華「マッスル太郎人気に負けないように、こっちも何か考えないと。何だか、お笑い芸人として腹筋崩壊太郎さんに人気を奪われた或人社長になった気分」
シロ「というか、お前がスパロボDDのマメなプレイを怠って、記事をさぼりがちだから、こうなったんじゃないか? ケイPがスパクロ番をしていた時には、こんなことはなかったぞ」
晶華「いなくなって分かるKPちゃんの価値ってことね。だけど、それを言ったら、シーちゃんだって同じじゃない? 今ここにいるのは私とシーちゃんとリウ君なんだから、ここの人気がコンパーニュ以下なのは、私たち3人のせいってことで、どうして私一人だけを責めてくるのか分からないんですけど」
シロ「曲がりなりにも、今ここのリーダーはお前なんだからな。リーダーが責任を負うのは常識だ」
晶華「だからって、リーダーだけに文句を言って、批判だらけの野党に政治は任せられないわ。国民みんなが苦しんでいる状況だったら、文句をダラダラ言ってリーダー批判を繰り返すだけじゃなくて、自分たちも国難を打開するために協力できるところは協力する姿勢を見せないと、足を引っ張る邪魔物でしかないわ」
シロ「何の話をしてるんだ、何の? こっちはリーダーがサボりがちで、仕事をしないことに対して、もっと働けと言っているだけなんだ。やってる仕事に文句を付けているわけじゃないだろうが」
晶華「ところで、シーちゃんのところにはマスクは届いた?」
シロ「ああ、これだな」
晶華「そのマスクじゃないし」
リトル「だったら、これですかぁ?」
晶華「違うでしょう。マスクと言えば、こういうのよ」
シロ「最近は、手作りマスクが流行しているみたいだな」
晶華「だけど、マスクと言えば、やはりこの人たちを忘れてはいけないと思うの」
シロ「ああ、確かにマスクと言えば、ヒーローやライバル、超人レスラー、それに忍者のたしなみ。マスクを着けて、臨戦態勢というのが今の時代の趨勢かもしれないな」
リトル「って、マスクの話じゃなくて、TRPGの話をしないとですぅ」
まずは雑誌
晶華「NOVAちゃんが今後の発売予定で、まず気にしていたのはこの雑誌よね」
シロ「4ヶ月に1度、年3回という変わったペースだが、次号は5月8日発売だそうだ」
リトル「ゴールデンウィークが終わってからですぅ」
晶華「この雑誌の発売を目処にいろいろ買いに行けばいい感じかしら」
シロ「雑誌は情報価値が高いので、優先度が高いよな。その他のTRPGサプリメントも物欲を掻き立てられるけど、今のコロナ禍では経済的な状況の悪化も想定されるので、不要不急の趣味商品購入は控えた方が賢明かもしれん」
晶華「う〜ん、新作サプリメントが出たら、すぐに欲しくなって勢いで買っちゃうのがNOVAちゃんだと思うけど。これがTRPGマニアの心意気だとか言って」
シロ「そういう後先考えずに無駄遣いするのをバカだと言うんだぞ」
晶華「『バカで結構。俺はTRPGバカだと言われたら本望だ』と言っちゃうのがNOVAちゃんらしさってものね」
シロ「そうなのか? 『臥薪嘗胆。今すぐは買えなくても、きっと後で喜んで買える時は必ず来る。それを信じて、今はただ耐え忍ぶのみ。うおーーー、待ってろ。いつか必ず手に入れてやる』と言う人だと思うんだが」
晶華「あなたにNOVAちゃんの何が分かると言うの?」
シロ「お前だって、新星さまを後先考えないバカのように見くびっているんじゃないか? ボクは、あの人は『もっと深い計略に基づいて行動する策士』だと考えているぞ」
晶華「見くびってなんかいないわよ。NOVAちゃんは『思い立ったが吉日。今、買わねば、一生後悔するかも知れん。俺の魂が、今がその時だ、と叫んでいる』との想いで、ロードス新刊のためにいくつものお店をハシゴして回るほどのロードスファンなんだから」
シロ「今期の新刊にロードスサプリメントはあるのか?」
晶華「うっ、ないけど」
リトル「何があるんですかぁ?」
晶華「これを見て」
SNE関連の発売予定
シロ「発売予定の商品はいろいろあるが、その中のどれに注目すればいいんだ?」
晶華「まずはソード・ワールド関連かな。こちらはもう出てるけど、5月にはボックスセットが出るそうよ」
リトル「ボックスセットって、どんなのですかぁ?」
晶華「アマゾンで商品画像はまだ出てないけど、これの続編になるみたい」
シロ「続編ということは、先に前作を買うべきじゃないか?」
晶華「買ってるわよ。いつ、買ってないって言ったのよ?」
シロ「だったら、今すぐ、ボクたちでプレイしたらどうかな? スタートセットをここにいるメンツ3人でプレイすれば、マッスル太郎のリプレイ記事にだって対抗できるかもしれない」
晶華「それは無理ね」
シロ「どうしてだよ」
晶華「発売後1年を経過していないシナリオの公開リプレイは、ネタバレして商品価値を下げると見なされるので、SNEさんや富士見書房さんが禁止しているし、NOVAちゃんも愛好者としてのマナーは守りたいからだって」
シロ「だったら、公開リプレイにしなければいいんだな。内輪でこっそりプレイして、感想書くぐらいなら?」
晶華「それはいいかも。今だと、一つネタがあるしね」
リトル「どんなネタですかぁ?」
晶華「『星をつかむ迷宮』の主人公戦士の名前がアルトっていうの」
シロ「つまり、アルトじゃないと〜を文字どおりプレイできるわけだな。マッスル太郎に対抗できるのは、このアルトだけだってノリで、スタートセットのリプレイを始める企画はどうだ?」
晶華「発売後1年ルールだったら10月になってるので、ゼロワンが終わっているはず(コロナの影響で放送スケジュールが延長しなければ)。どっちにしろ、スタートセットはキャラが自由に作れずに固定されているから、キャラ作りを面倒くさいと感じる初心者は楽しめても、自分で好きに作って育てたい経験者には若干物足りないかもしれないわね」
リトル「リウは初心者ですぅ」
晶華「だったら、まずはスタートセット付属のソロシナリオをプレイして、ルールを把握しなさい」
シロ「偉そうに。お前だって、ソード・ワールド初心者じゃないか」
晶華「NOVAちゃんと一緒にキャラを作ったことはあるもん。ゴブリンスレイヤーRPGだって経験済みだもん。ズブの素人のリウ君と一緒にしないで」
シロ「だけど、3人いたらスタートセットはプレイできるかもな」
晶華「誰がGMをすると言うのよ?」
シロ「やろうと思えば、ボクができるぞ。アリナ様に鍛えられたからな」
晶華「じゃあ、今から、私とリウ君の二人パーティーでやりましょう」
シロ「今は商品紹介しろよ」
晶華「ええ? 仕方ないわね。じゃあ、次はこれ?」
晶華「AFFのモンスターサプリメント第2弾よ」
リトル「第1弾はどんなのですかぁ?」
晶華「こっちね」
モンスター事典――奈落の底から―― (アドバンスト・ファイティング・ファンタジー第2版シリーズ)
- 作者:スティーブ・ジャクソン,イアン・リビングストン
- 発売日: 2019/02/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
晶華「ワールドガイドの『タイタン』と同様、昔、社会思想社さんから文庫版で出ていた作品が新版で出たんだけど、昔の本を持ってるNOVAちゃんは新版を未購入だったわけね。で、今回ようやく完全新作として続編が出るので、追加ルール集の『ヒーローズ・コンパニオン』と共に楽しみにしていたのよ」
シロ「で、そのAFFのプレイ予定はあるのか?」
晶華「ないわよ。だけど、読み物としても楽しむから、とNOVAちゃんは言ってたわ」
リトル「ゲームのデータ本なんかを、読むだけで楽しめるのですかぁ?」
晶華「さあ。私にはよく分からないけど、世の中には作らないで箱を積んでるだけのプラモデルを買って、購入欲と収集欲を満たしてニヤニヤしてる模型マニアもいるみたいだし、買ったけど着ない服をクローゼットに入れている人もいるし、持ってるだけで満足ってことじゃないかしら。
「だけど、そんな人たちでも、いつかプレイしたいとか、いつか組み立てたいとか、いつか着こなしたいとか、その未来のいつかを夢見て、今日を生きていると思えば、未来の夢を感じさせる想像の源泉にお金を払っていると言えなくもないわね」
SNE以外のRPG
晶華「その他の会社のRPGのうち、特にNOVAちゃんが注目しているメジャーなところは、以下の3社だと思う」
シロ「日本で売れているTRPGは、1番がソード・ワールドで、2番がクトゥルフって聞いたんだけど、クトゥルフ神話RPG(CoC)の公式サイトはないんだな」
晶華「そうね。一応、昔はホビージャパン社さんが、今はエンターブレイン社さんがサポートしているけど、こちらの商品紹介も情報が古いみたいだし」
シロ「今は、こちらでホラーテーマで検索する方が、面白いクトゥルフ情報が得られたりする程だ」
晶華「ああ、このサイトでは、ゴブスレの動画リプレイや、ロードスリプレイもやっていたわね」
シロ「ゴブスレリプレイは先日、最終回になったそうだ」
晶華「へえ、終わったんだ。感想はまたコンパーニュでするかなあ。私もまたチェックしようっと」
シロ「今しろよ」
晶華「仕方ないわね。(動画を見て)戦闘シーンがだいぶ飛ばされているわね。細かいダイス判定を割愛して、結果だけ流している感じ。ゲームとしての1番の盛り上がりどころを飛ばして、キャラの掛け合いや迷走する姿の方に重点を置いているみたい。作り手のセンスかもしれないし、動画リプレイの特徴かもしれないけど、バトルでのキャラの活躍やドラマ性よりも、初心者キャラのドジさや互いへのツッコミを売りにしているというか」
リトル「ボス風のロックイーターって、どれぐらい強いんですかねぇ」
シロ「ルールブックによれば、レベル4で生命力33らしい」
晶華「私やNOVAちゃんたちがコンパーニュで苦労して倒したホブゴブリンがレベル3で生命力20だと考えると、レベル1パーティーが相手するには、結構な強敵ってことじゃない」
シロ「ボクはゴブスレTRPGをプレイしていないから、よく分からないんだけど、ゲンブの蜥蜴用心棒が楯を砕かれたりしたら、大分、愕然とするんじゃないかなあ」
晶華「このリプレイを参考にして、初心者パーティーにいきなりロックイーターをぶつけるようなGMが増えないことを願うわ」
(当記事 完)