晶華ののんびりプレイ
晶華「あれから2話だけ進めたよ」
シロ「こっちも、スパクロでガンヘッド&フルメタイベントを頑張っている最中だ」
晶華「どんな話?」
シロ「『ガンヘッド』の物語は、人類に反抗した人工知能カイロン5が支配するアイランド8JOのロボット建造施設で、機械部品のトレジャーハントを目論む主人公ブルックリンを含むアウトロー集団Bバンカーが、機械の襲撃を切り抜けながら有人兵器に改造したガンヘッド507号機を駆って、サバイバルと打倒カイロンのために戦う内容だ」
晶華「軍隊じゃなくて、アウトロー集団が主人公なの?」
シロ「そうだな。主人公のブルックリンは、高嶋政宏の演じる大阪出身の日本人で、ブルックリンは偽名というか仇名だな。彼はコクピット恐怖症で軍を脱退したメカニックで、トレジャーハンターなんだけど、生き残るために軍の特殊部隊と共闘することになるんだけど、その特殊部隊がスパクロでは、フルメタのミスリルということになる」
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晶華「ガンヘッドは、戦車が人型に変形するメカ、ということは要するにこれね」
シロ「ヒーローロボとは違う無骨なデザインで、この作品がヒットすれば、日本のミリタリーSF界にも新風を巻き起こすかもしれなかったんだが、結局、90年代のロボは子供向きのSDガンダムや合体変形ギミックの勇者ロボが主流になって、無骨なのは脇メカとして細々と系譜を辿ることになる」
晶華「だけど、こういうミリタリーロボの系譜は、90年代からは、アニメよりもゲームの方に舞台を移したと思うんだけど」
リトル「最近のロボットバトルゲームだと、こういうのですか」
シロ「アナログRPGだと、こういう系譜もあったなあ」
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- 作者:小太刀 右京(チーム・バレルロール),F.E.A.R.
- 発売日: 2014/10/17
- メディア: Kindle版
晶華「結局、ミリタリーロボだとフルメタルパニックに帰結するみたいね」
シロ「ガンダムだと、キャラの個性が付きすぎるからなあ。昔は、いろいろRPG作品もあったんだけど」
晶華「だけど、ロボットバトルを描くには、キャラ主体のTRPGよりも、ボードの上でドンパチをやり合うシミュレーションゲームの方が向いていると思うわ」
シロ「結局、スパロボもRPGのようにキャラ育成ができる一方で、マップ上で戦術を駆使するゲームとして続いてきたわけだしな」
リトル「スパクロはまた違うゲーム性ですぅ」
シロ「確かに、マップはあまり関係ないか」
晶華「どちらかと言えば、キャラの育成とコレクションがメインだと思う」
シロ「とにかく、今回の記事はDDメインだろう? 前置きはこれぐらいにしよう」
3話はガオガイガーメイン
晶華「1、2話はエヴァメインだったけど、3話からはガオガイガーさんにスポットが当たるの」
シロ「ユニットで使えるのは、ガオガイガーと超竜神だったよな」
晶華「うん。第3話では、ボルフォッグさんも登場するんだけど、あくまで物語で護くんのボディガードとして行動するだけで、ユニットとしては使えないわ。そのうち、ビッグボルフォッグとして参入するかもしれないけど、まだまだ先の話ね」
シロ「忍者ロボとして、ボルフォッグの参戦は期待したいけどな」
晶華「だけど、DDで登場しても、分身も使えないし、避けてもくれない残念仕様のボルフォッグさんになるだけだと思うの」
シロ「避けない忍者か。そりゃダメだな」
晶華「それに、ボルフォッグさんの持つ多彩な忍術がDDでは表現しきれないから、期待するだけ無駄だと思うの」
リトル「晶華さん、辛辣ですぅ」
晶華「もちろん、必殺技が複数使えるようになったので、少しずつ進化しているのは分かるけど、SSR必殺技を入手していない機体の弱さがかえって目立つようになったわ。マジンガーさんやディーダリオンさんは安心して使えるけど、ガオガイガーさんが弱いのが現状よ。一応、ドリルニーとブロウクンマグナムで何とかクリアはできたけど、ヘル・アンド・ヘブンの使えないガオガイガーさんは現状、戦力外ってところね」
スーパーロボット大戦DD ガオガイガー 全武装 プラズマホールド | Gaogaigar
シロ「だけど、プラズマホールドは珍しい武装だな」
晶華「まあ、本家スパロボでは見られない新鮮なバトル映像を見せてくれるなら、楽しめるんだけど、それもガシャで当てないとどうしようもないわけで」
シロ「スマホゲームの宿命って奴だな。で、ストーリー的にはどうなんだ?」
晶華「ゾンダーが護くんを狙って襲撃してきたので、護衛のボルフォッグさんの活躍で急場を凌ぎ、助っ人に我らが勇者王ガオガイガーさんが出て来るんだけど、まだまだ弱いので大ピンチ。そこをマジンガーさんたちが救援に駆けつけて、何とか切り抜けたってところね」
シロ「そんなにガオガイガーは弱いのか?」
晶華「だって、マジンガーさんやディーダリオンがゾンダーの攻撃を受けても10ダメージで済むのに、ガオガイガーさんが食らうと1000ダメージよ。桁が2つも違うなんて、プロテクトシェードはちゃんと機能してるの? 勇者王の名が廃るわ」
シロ「育成していないと、そういうものか」
晶華「結局、必殺技を複数装備できるように改変されたのはいいんだけど、それによって持つものと持たざるものの戦力格差が広がった感じね。ガオガイガーが主役だからガオガイガーを活躍させようと思っても、育てていなければそれも難しい。結局、マジンガーさんが大ダメージを与えて削り、とどめをこそこそドリルニーって感じ」
シロ「他に、ストーリー的に面白いネタは?」
晶華「面白いかどうかは微妙だけど、素粒子ZOでゾンダー化した人間がさらに素粒子ZOを撒き散らすという話を聞いて、『まるでパンデミックだな』という感想が出て、タイムリーかなと思ったり」
シロ「それは確かに笑えないな。2011年の津波直後のバルディオスネタとか、Zシリーズの界震ネタに匹敵する時事ネタというべきか」
4話はゲッターとガオガイガーのコラボ
晶華「で、3話はガオガイガーオンリーのシナリオで、クロスオーバーの面白さはなかったんだけど、4話はそこそこ当たりね。凱さんの憧れのヒーローがブラックゲッターの流竜馬さんなんだけど、この世界の竜馬さんは隼人さんに裏切られた事情でやさぐれてしまっていて、非常にギスギスしてしまっているの」
シロ「ああ、真ゲッターで隼人と和解する前の竜馬なのか。そりゃあ、ギスギスするな」
晶華「ボルテスチームの皆さんは、ゲッターチームの連携の凄さを聞いて、是非とも参考にしたいと言うんだけど、竜馬さんは『それは昔の話だ。今は絆などクソ食らえだ』って感じで荒れまくったり」
シロ「そこにインベーダーが襲撃してきて、竜馬が暴走するんだな」
晶華「ええ、よく分かるわね」
シロ「もちろんさ。一人暴走してピンチになって、そこを仲間に助けられて、絆を深めるのは王道ストーリーだからな」
晶華「とにかく、インベーダーは早乙女研究所跡に大量発生して、そこに隼人さんのタワーも出現、竜馬さんはインベーダーともども隼人もぶっ潰すと息巻いているわけ」
リトル「隼人さんのタワーって、インベーダーに敵対する味方陣営ですぅ」
晶華「本来の真ゲッターだと、先に號さん、渓さん、凱さんの真ゲッターチームが活躍していて、そこに月から竜馬さんのブラックゲッターが駆けつけてくる話なんだけど、DDではまだ真ゲッターさんが起動していないようで、いろいろとストーリーの細部が異なっている感じ。一応、タワーには真ゲッター3のパイロットになる凱さんが乗り合わせていて、顔見せ段階ね。それと、Zガンダムのカイさんも乗っていて、隼人さんにインタビューしていたら、インベーダー襲撃に巻き込まれた民間人ジャーナリストって形で登場したわ」
リトル「ガオガイガーの凱さんと、真ゲッターの凱さんと、ガンダムのカイさんが居合わせて、紛らわしいですぅ」
シロ「それを言うなら、ゲッターチームにもガンダムにもハヤトがいるし、同名ネタはいろいろ出てきそうだな」
晶華「とにかく、インベーダー相手にぶち切れた竜馬さんが単独突撃したら、敵側のゲッタードラゴンの奇襲を受けてピンチ。そこに割って入ったのがガオガイガーさんなの」
竜馬『バカが。どうして俺なんかを庇いやがった』
凱『俺の知ってるヒーローは仲間のピンチに身を呈して庇いましたよ。……そして、仲間と協力して、敵に必ず勝ってみせた。隼人さんとの間に何があったかは知りませんが、今だけでも昔の竜馬さんに戻ってくれませんか』
竜馬『お前……。分かった。隼人に背中を預けることはできないが、お前にだったら背中を預けたっていい。一緒にインベーダーを倒すぞ』
晶華「こうして、ブラックゲッターさんとガオガイガーさんの連携で、インベーダーをやっつけるストーリーなのよね。ただ、実際のゲームだと、その2機は鍛え足りないので、マジンガーさんとディーダリオンさんが相手を削って、とどめだけ任せる形。ブラックゲッターさんでゲッタードラゴンを倒し、ガオガイガーさんでインベーダーを倒せば、★がもらえる仕様ね。ただ、育成不足で10000点ダメージがどうしても与えられそうにないので、パーフェクトは取れなかったけど」
シロ「必殺技に熱血を掛ければ何とかなるんじゃないか?」
晶華「だから、熱血を覚えていないのよ。最大で8000点ダメージってところ。機体改造やパイロット育成とかで攻撃力を高めればいいのだろうけど、そこまで延々とプレイはしてないしね」
シロ「それでも、シナリオはクリアしたわけだな」
晶華「ええ。真ドラゴンの中から謎のメッセージが竜馬さんに伝えられ、インベーダーは撤退。竜馬さんと隼人さんは、真ドラゴンの謎が判明するまでは休戦という形で、収まったわ。そして、カイさんからブライトさんに与えられた情報が、いよいよ宇宙のシャアが行動するらしいというもの」
リトル「次はガンダムの話ですぅ」
晶華「あと3話分をクリアすればPart2が終わるので、頑張ってそこを目指してみるわ」
(当記事 完)