ワールド2への帰還
NOVA「全力全開なDDプレイ記事も、第一章のそろそろ半分まで来たなあ」
晶華「他の記事を一切なげうって、DDだけに専念しちゃっているのね」
NOVA「新記事を書けば、読者数も増える。これはよくあることなんだけど、昨日は記事書きしていないのに、コンパーニュの方のアクセスが一気に膨れ上がって、あれ? と思った」
翔花「魔神ハンターの物語に期待している読者さんがそれだけ多いってことかしら」
NOVA「連休効果ってこともあるのだろうが、魔神ハンター記事も早く第3部を完結させたいと思いつつ、それよりも今はDDに夢中になっているんだよ。全力全開効果と、それからサキさんに加えて、ゲッターがアークの終了前に、こっちが真ゲッターを入手したいという切実な事情ができた」
晶華「その野望もまもなく達成できるってことね」
NOVA「その前に、ここまでの物語を総括しておこう。スパロボDDは近年のスパロボでは定番の多元宇宙巡りを突き詰めた作品となっている。最初から4つの異なるワールドを示して、自分の好きな作品群を堪能できる仕様だが、結局は全ての世界を順に攻略できるようになっている。俺は昭和好きなのでワールド1を最初に回り、それから新規参戦作品の多いワールド4で新鮮さを味わった。続いてα色の濃い、スパロボ定番の宇宙世紀ガンダムメインの多様性に満ちたワールド2。最後にSEEDとOOを中心にした比較的最近のZ色の濃いワールド3を巡った次第」
晶華「その後、ワールド5とワールド6が新しく加わったのね」
NOVA「DDが始まったのは2019年の夏で、新しくワールド5が加わったのは同年末。それからワールド6が加わったのは、1年以上が経過した2021年春だな。タイミング的には、スパロボ30周年を祝う辺り」
翔花「ワールドが1つ増えると、参戦作品が4つから5つぐらい増える感じね」
NOVA「新たに加わったワールドは、序章だけなら低難易度で最初からプレイできる。ただし、メインストーリーに合流するのは、だいぶ話を進めないといけない」
晶華「ワールド5が加わったのは、一章パート4の話で……」
翔花「ワールド6が加わるのは、一章がパート13で終わった直後の予定ね」
NOVA「話を戻して、序章の終わりにワールド1〜4のメンツが時空跳躍に巻き込まれて、ゼーガペインの世界に来てしまうのが一章パート1だ」
晶華「ゼーガペインさんの世界は一応、ワールド4なんだけど、鉄華団やヴァルヴレイヴさんの世界とは別なのね」
NOVA「ある意味、一番特異な世界観だからな。グリッドマンのヴァーチャルワールドみたいなもので、生身の人間が情報データ化されて各地のサーバーに保存されており、架空世界で平和な学園生活を営んでいる設定。だけど、現実世界ではガルズオルムという侵略者の脅威にさらされていて、そこでは幻体というグラフィック投影体として、世界の真実に覚醒したメンバーが戦いに参加する話だ。スパロボでも、幻体として他の世界の面々と接触する形。スパクロで初登場した時は、よく分かっていなかったが、そこからDDで物語が掘り下げられた形になる。一章パート1はゼーガ初心者の入門編としても非常に楽しめた」
翔花「そしてパート2で、ワールド2に帰還した、と」
NOVA「誰にとっても異常な世界であるゼーガの架空世界から、普通の生身世界に帰還して、ロンド・ベル司令のブライトさんを中心に、多元世界の秘密を解く……前に、いろいろな侵略者に対処する件でバタバタしていた物語だな」
晶華「結果的に、シャアさんのフィフスルナ落としを食い止めて、ワールド1に転移したってことね。ただ、フィフスルナ阻止作戦の途中でプレイが長らく中断していた、と」
ワールド2のおさらい
NOVA「過去記事は順に以下の通りだ」
NOVA「ワールド2に続いて、今パートと関連性の強いパート1とパート2の過去記事も」
NOVA「ところで、スパロボのカテゴリーも記事数がずいぶん多くなったので、新たにスパロボDDだけで、カテゴリーを作ることにした。DDの過去記事を調べる際に、スパロボだけだと調べにくいからな。ついでに今は亡きスパクロも、スパロボXΩカテゴリーを作ったら71記事分だな。ソシャゲの場合は、一作のプレイが比較的長期間に渡るので、後からストーリーを追うのに便利だろうと思った次第」
翔花「スパロボカテゴリーだけだと、最新ニュースとか、旬のネタとか、旧作回顧とか、ただの寄り道脱線小ネタとかまちまちだけど、これで検索性がアップした、と」
晶華「とにかく、DDはパート2の最終話前でプレイが長らく止まっていたから、改めて流れを辿ってみるのも一興ね」
NOVA「DDのテーマである時空跳躍も、パート2までは割と思いがけない事故に巻き込まれましたって話だったのに比べ、パート3からは意図的にゲートの調査を進める形で各世界を順に巡る展開になる。それぞれの世界から切り離されたメンツを元の世界に送り届ける流れでもあるな」
翔花「今はどういうメンツになってるの?」
NOVA「ワールド1からは、グレートの鉄也さんとコンVの5人が調査活動に出向していて、甲児くんのマジンガー、鋼鉄ジーグ、デビルマン、ビルバインが待機。ワールド3の面々は全員が帰還して、ワールド4からはゼーガペインのオケアノスと、ヴァルヴレイヴ4号機のサキさんが来ている」
晶華「サキさんはモジュール77に待機しているはずでしょ」
NOVA「いや、うちのチームではサキさんも連れて来たんだよ。代わりに鉄也さんを昭弘のトレーナーとして置いて来た」
晶華「そんな、勝手に公式ストーリーをねじ曲げないように」
NOVA「まあ、ストーリー上は別れても、ゲームの上では普通に使える仕様だからな。強制離脱にはならない」
晶華「でも、この先の展開では、ロックオンさんが原作みたいに死んでしまうようね」
NOVA「その後は双子の弟が跡を継ぐ予定だけどな。原作で死ぬキャラがゲームで離脱する仕様だと、ミカヅキも昭弘もハルトも育てる気にはなりにくいし」
翔花「それだと、ダンバインのショウさんや、デビルマンの明さんだって死んじゃうわよ」
NOVA「まあ、サイコガンダムのフォウが生きているんだから、パイロットの方は何とかなると思うんだけどな。気になるのは、ロックオンの弟が出て来た際に、兄貴の育成した分は弟にも受け継がれるのかってこと」
晶華「育成が無駄にならないかは気になるところね」
NOVA「それを言うなら、機体の改造も後継機に引き継がれるのかどうかだな。ブラックゲッターを改造すれば、真ゲッターも強くなるのかどうか気にしつつ、パート6に挑むわけだ」
ワールド5の面々
NOVA「さて、ワールド3と4のメンバーが別れたので、今もいるのはワールド2中心に、ゼーガペイン関係と、ワールド5のメンツということになる。ヒイロとテンカワ・アキトは無口キャラなので、主に会話に参加するのは、すぐに馴染む万丈さんと、宇宙開発公団のGGGに関心のある大介さんと、学生代表のアルドノア・ゼロの面々だな。とりわけ、伊奈帆とキョウがSFオタク話をしているのが新鮮で楽しかったり。オケアノスのステルス機能であるペルシダーモードについての蘊蓄とか」
晶華「ウルトラマンに出てくる地底戦車よね」
NOVA「マニアックな特撮ファンだと、まず、そういう話になるよな。だけど、伊奈帆曰く、ドリル付き車両は鉄モグラであって、ペルシダーは地底世界の名前らしい。いや、俺は元ネタ小説を読んでないけど、言われたら確かにその通りだ。2人のマニアックな会話に拍手しつつ、そこにGGGの火麻参謀が『お前ら、ドリルガオーの話でもしてるのか』とボケたツッコミを入れつつ、ドリル談義がマニアックに楽しめた。そこにゲッター2の神隼人がいないのが残念だ」
翔花「GGGとオケアノスと面白い絡みができそうね」
NOVA「90年代以降のSFメカでありがちなステルス機能の話とかでも盛り上がるわけで。SEEDのミラージュ・コロイドとか、どこの世界でもああいう技術があるんだな、とか」
晶華「昭和トピアにはないけどね」
NOVA「昭和での透明化は、敵宇宙人の特殊能力や妖術・忍術の類だからな」
インベーダーを追って(パート6の1話)
NOVA「クロスオーバー会話はさておき、物語を辿ると、まず1話はゲートを通って、ワールド4から2へ帰還する話。邪魔する雑魚インベーダーを退治するだけなんだが、インベーダーは弱い癖に命中力はバカ高く、運動性マックス改造のサキさん機でも命中率0%にはならないという。1発だけ当てられて、侵食されなかったのが幸いというか」
ダブル超電磁ロボの話(パート6の2話)
NOVA「2話めはボルテスメインの物語で、コンVとの比較談義が面白い。スパロボαで初共演したときは、この2体は兄弟機みたいな設定だったが、今回は異世界の出自なので、似ているけど異なる技術体系だという話になった。まあ、そうだよな。DDのボルテスは、モビルスーツ・ジェガンの発展改造って設定だし」
晶華「確かにワールド1にはMSっていないもんね」
NOVA「それで、この回はボルテスの定番シナリオ、獣士ナマズンゴによる反超電磁ビームで合体が破られるという展開なんだが、コンVは技術体系が違うので通用しないって話。だから、コンVがボルテスを守って孤軍奮闘するってシナリオなんだ」
翔花「味方は助けに来ないの?」
NOVA「前半マップでは来ない。だからコンVを鍛えていないと、なかなか難しい。まあ、うちは幸い、コンVが強かったおかげで危機を免れたんだがな」
ウルトラマグコンとゾンダリアン(パート6の3話)
NOVA「そして、3話は反超電磁ビームに対抗するウルトラマグコンの話と、ガオガイガーの話を同時並行で描くんだが、別々の戦場なのに出撃する機体は同じなので、物語的には妙なことになっている」
翔花「どういうこと?」
NOVA「北海道でゾンダリアンと戦っていたガオガイガーやゼンカイオー、カーミラが直後にビッグファルコンで戦っているボルテスを救援に来るわけだ」
晶華「ビッグファルコンってどこにあるの?」
NOVA「大鳥島というだけで、どこにあるかは明言した資料がないな」
晶華「だったら北海道の近くにあっても不思議じゃないわね」
NOVA「う〜ん、あまり高緯度の島には思えんのだが、まあいい。GGGの移動技術やディーダリオンの転移能力があれば、すぐに駆けつけることも可能だろう。ともあれ、ガオガイガーの話とボルテスの話が、コラボではないのだが、二つを並行させて一シナリオでまとめている。まあ、どっちも重要な話ではあるが、新鮮味は薄い感じだ」
翔花「でも、ボルテスさんが大活躍するのよね」
NOVA「いや、うちのボルテスはボアザン円盤にも勝てないぐらい弱い」
翔花「何よ、それ?」
NOVA「いや、まあ、νガンダムほど弱くはないんだが、戦闘力1万7000強じゃ、★5個の難易度には付いて来れないんだよな。戦闘力2万越えで初めてまともな勝負になるという頃合いだ。敵の能力もインフレしたもんだぜ」
晶華「1万7000だと、パート3だったらまだ通用していたのね」
NOVA「今だと、マジンガーが通用するかも怪しいな。多分、ゼンカイオーがいなければ、攻略を続けているとは思えない。おまけにボアザン円盤は射程3なので、ボルテスでは射程外攻撃できないし、スピードも速いので、うかうかしていると周りを取り囲まれて集中攻撃で大ダメージを受ける。獣士よりも円盤の方が手強く感じるほどだ」
翔花「しょせんはMSジェガンさんの強化型ね。スーパーロボットの頑丈さは備わっていないみたい」
NOVA「改造が追いついていないんだな。さすがにコンVみたいに、SSR武装が当たるようなラッキーは続かないだろうし、それよりも重要なのは、次の真ゲッターだ。果たして真ゲッターの強さは俺の期待に応えてくれるかな」
(当記事 完)