今日で9月も終わり
NOVA「だけど、DDはもう少しだけ続けないとな」
翔花「残り4パートね。1週間頑張れば終わると思うけど」
NOVA「ああ。しかし、その後は、10月6日からゲッターノワールの期間限定復刻が行われて、10月11日にはアークのイベントが始まるという、正にゲッタートピアな状況になるわけだ」
晶華「つまり、このブログもゲッター線の濃度が高まって、地獄の釜が開いたりするわけね」
NOVA「アニメのアークが終わったと思ったら、2週間も経たずにゲームのアークが始まるというゲッター祭りだな」
翔花「ゲッターの戦いは終わらない。ところでゲッターには、ゲッター翔って機体があるって聞いたけど?」
NOVA「ゲッター號の2号機だな。スパロボには未登場だ。似て非なる機体がネオゲッター2だけど、ゲッター翔はマジンガーのヒロイン機みたいに胸からミサイルを発射する。一方、ネオゲッター2はプラズマソードを使う」
NOVA「昔はネオゲッターの登場のせいで、ゲッターロボ號が黒歴史だったが、近年はネオゲッターの方が黒歴史化しつつあって、ゲッターロボ號の復権が行われつつあるようだ。まあ、號にしても、ネオゲッターにしても、機体はゲッター線ではなくてプラズマエネルギーで動くので、ゲッターの進化の歴史には入れてもらえない外様の機体扱いだな」
晶華「でも、アーク様のアニメ化で、タラクさんとか、聖ドラゴンさんとか、巨大ゲッター1さんとかスパロボでも登場するかもしれないわね」
NOVA「う〜ん、アークやタラクは出ると思うけど、聖ドラゴンはどうだろうなあ。あと、巨大ゲッター1はどちらかと言えば、アークのラスボスじゃないのかな。この辺はスパロボで、どう解釈されるかを待ち望みたいところだ」
翔花「ところで、今回のメインはゲッターさんじゃないわよね」
NOVA「いや、ゲッターの話も絡んでくるけどな」
揺れるイントゥ・ザ・ブルー(パート11の1、2話)
NOVA「前回、世界の敵となったトレミーの一時避難のために、SEED世界に向かったラー・カイラム。そこでミスリルと連絡をとって、フルメタル原作のシージャック事件を解決するのが最初の2話だな」
NOVA「元々、母艦のデ・ダナンは潜水艦で、海でしか使えなくて、一部のマップでしか使えない期間限定戦艦だったんだけど、第3次スパロボZから宇宙航行できるように改造されたんだよな。おかげでテッサ艦長もゲスト出演じゃなく、レギュラーとして育成可能になったわけだ」
晶華「でも、DDではそういう魔改造はされていないよね」
NOVA「今のところはな。とりあえず、ガウルンによるシージャックはダナンの中の事件なので、自軍は手出しができない。できるのは、ガウルンが遊び半分でザフトに攻撃したので、ダナンに襲いかかるザフトのMSから防衛してやることぐらいだ。そうこうしているうちに、かなめのウィスパードの能力によるテッサとの連携で、ダナンのコントロールを奪い返すのは原作どおり。その後は、戦闘シーンになって、ようやくガウルンを始末して完了、と」
オーブからの脱出(パート11の3、4話)
NOVA「そして、SEEDの補完シナリオだけど、たったの2話でオーブはあっさり陥落するんだな」
翔花「でも、アスランさんだって、味方に加わってくれるんでしょ?」
NOVA「まあな。キラとの合体攻撃演出はDDで初めての快挙らしいが、俺はSEEDのファンじゃないので、今後に期待するのみだ」
晶華「どんな合体攻撃が欲しいの?」
NOVA「無難なところで、Wマジンガーとか、W超電磁ロボとかが来るんだろうけど、今作ではWジーグが考えられるし、ライガーとドルガも期待したいな。やはり、新鮮な組み合わせが見たいところだ。ソレスタル・ビーイングのマイスター合体攻撃なんかは見たいと思う」
翔花「デビルマンさんと、デビルマシンと言われたマジンカイザーさんの合体攻撃はどう? 人の心と魔の力の合わせ技とか」
NOVA「ちょっと見たい気がする」
晶華「ところで、ガンダムSEEDの話のはずなのに、主役はマジンガーさんなの?」
NOVA「そんなはずがあるか。主役は真ゲッターだ」
晶華「何でよ?」
NOVA「だって、オーブを襲撃するために、インベーダーがいっぱい出て来たんだよ。オーブを攻めて来たのは地球連合のはずなのに、自軍が戦ったのはインベーダーとか、フルメタのテロリストASばかりで、物語はSEEDなのに、バトルはもっぱらインベーダー狩りばかりしていた気がする」
晶華「カラミティさんたちは?」
NOVA「アズラエル理事曰く、調整が遅れたので出せないらしい。代わりに、インベーダーとかテロリストに連絡をとって来てもらったようだ。アズラエルさんも顔の広い男みたいだからな」
晶華「テロリストはともかく、インベーダーとどうやって連絡するのよ?」
NOVA「早乙女博士が生きていたんだ。だから、SEEDの感動物語をやっている直後に、ゲッターチームが早乙女博士とやり合ったりして、SEEDトピアがたちどころにゲッタートピアに侵食されてしまったのが、この話ということになるな」
翔花「さすがはゲッター線の恐ろしさってところね」
NOVA「まあ、早乙女博士が健在だということや、陰でアズラエルを支援していたらしいことは、第2章のパート1で判明していたから、それ自体はサプライズでもなかったんだが、ここまでインベーダーがいっぱい出張ってくるとは思ってもいなかったんだよ。これもきっとアークエンジェルの呪いかもな。アークだけに」
NOVA「そんなわけで、SEEDの補完だと思っていたオーブ攻防戦は、実は早乙女博士率いるインベーダーの襲来で、物語がゲッター線に乗っ取られそうになった挙句、オーブの首長であったウズミさんが未来の希望の種子を若者に託して、国ごと自爆して果てるという凄惨なストーリーだったわけだよ」
晶華「まあ、インベーダーに侵食されたら仕方ないわね。ところで、オーブ出身のシン・アスカさんが避難中に妹のマユちゃんと死に別れるのって、この場面よね」
NOVA「これだけインベーダーが大量に湧いて出たのだから、マユちゃんもインベーダーに取り憑かれてもおかしくはないよな。だから、シン・アスカが打倒インベーダーを誓って、ゲッターチームの一員になるクロスオーバー作品、その名もゲッターロボ・デスティニーが始まっても不思議じゃない」
翔花「シンさんが操るシン・ゲッターロボかあ。庵野監督を呼んで来ないと」
NOVA「シンと付けば全部、庵野監督につなげようとするなよ」
続いてゼーガペインの世界(パート11の5〜7話)
晶華「というか、オーブ攻防戦からデスティニーの話につなげるのはいいとして、無理やりゲッターさんと絡めるのはどうかと思うんだけど」
NOVA「だったら気分を取り直して、異世界へ飛ぼう。オーブを辛くも脱出したアークエンジェルと随行艦のクサナギは、連合やザフトの目を逃れるために、ラー・カイラムに付き合って他の世界へ向かうことになった。まず、次の目的がゼーガペインの世界なので、ワールド5に置いて来たオケアノスを回収するために、ベガ星の円盤獣たちと戦うのが5話め」
晶華「円盤獣に似たMSってこれよね」
NOVA「その昔、デュークフリードに『出たな、円盤獣』って言われちゃうんだよな。まあ、当時のDCは、MSもメカザウルスも機械獣も円盤獣も分け隔てなく使っていたから、円盤から変形する機体を見れば、円盤獣と思うのはやむを得ないだろう」
翔花「とにかく、ワールド5で円盤獣を倒して、デューカリオンと遭遇。オケアノスを返してもらって、それからワールド4のゼーガ世界へ向かった、と」
NOVA「そしたら、突然、暗黒の戦士アビスとシンがアンチゼーガに乗って出現して、ゼーガペインの光装甲を破って、アルティールを撃墜したんだよ」
晶華「アビスとシン?」
NOVA「いや、だからデスティニーは関係なくて」
翔花「この話の流れだと、どうしてもデスティニーさんが出てくるわよ」
NOVA「確かに過酷な運命にあるゼーガペインだが、とりあえずアビスとシンはガルズオルムの精鋭戦士カップルな。前にゼーガペインのデータをハッキングしたことがあって、それから対抗兵器のアンチゼーガを作り出した。おかげでカミナギ・リョーコのデータが破損して、復元できなくなったわけだ。せっかく、パート9で彼女が覚醒したのに、パート11で壊れちゃうなんて」
晶華「原作アニメでもそうみたいね。アルティールさんの中にのみデータが残されていたので、機体の中で復元できるようにはなったんだけど、日常生活を送ることができなくなったって」
NOVA「元々はキョウが守りたいと思った日常の象徴だったんだけどな。彼女が覚醒して、戦場で共にいられると思ったら、彼女が日常を喪失してしまうなんて、なかなかの悲劇だ」
翔花「うん、日常って大事だと思う。わたしはずっとNOVAちゃんとの日常の営みを求めていて、最近ようやくバトルとか修行とか異世界での封印から解放されて、日常アシスタントガールでいられるようになったんだから」
NOVA「まあ、今はスパロボDD三昧だから、俺にとってはバトルの中の日常って感じだけどな。しかも、ゲッター線がこれからも戦えって言ってるし」
晶華「でも、ゼーガペインさんの世界って、いろいろ衝撃的よね。舞浜高校のデータって夏までしか作られていなくて、夏休みが終わったら、もう一度リセットして1学期からやり直すなんて」
NOVA「秋を迎えられない世界なんだ。それって俺にとってはキツい設定だ」
晶華「アキカイザーのいない世界って、私もキツいわよ」
NOVA「うん、秋だからこそ、新しい仮面ライダーやスパロボを堪能できるってものだからな」
翔花「ゼーガペインさんの物語も、いよいよクライマックスが近づいて来たってことね」
NOVA「全26話中16話ぐらいまで来ているから、3分の2が終わったって感じだな。スパクロだと断片的な物語で語られるだけだったから、理解が不十分な感じだったけど、だいぶ物語が一本の筋として、つながったように思っている」
(当記事 完)