2024初のスパロボ記事
NOVA「とりあえず、キラの新型機だ」
NOVA「ちなみに前の機体はこれで……」
NOVA「こちらが最初の機体」
NOVA「まあ、いつものように武装の関係で、俺のストフリはまだまだ弱い。前のフリーダムの方が強いのが実情だ」
晶華「シン君のインパルスもそろそろ賞味期限切れが近くない?」
NOVA「シンのインパルスがキラのフリーダムを撃墜したのが物語上の最盛期だからな。その次は、デスティニーに乗り換えてアスランのグフを落とすのがデビュー戦」
翔花「近い日に、デスティニーさんも来るってことね」
NOVA「デスティニーは確実に来るだろうけど、俺としてはルナマリア用のインパルスが実装されるかが気がかりだな。マーベルのダンバインはユニット使用できず、イベント用のアイコンか合体攻撃の演出のみの登場だし」
晶華「NOVAちゃんは、ルナマリアさんのファンだ、と」
NOVA「いや、アスランといっしょに脱出したときの髪を下ろした妹メイリンのファンなんだが、彼女はパイロットじゃないからな。Gジェネだと、非パイロットでもMSに乗せれるけど」
晶華「メイリンさんの話は、またアスランさんの脱出イベントまで話が進んだときに聞くわ。今はインパルスさんVSフリーダムさんの話に専念しましょう」
アズラエルの陰謀とステラの死(?)
NOVA「さて、前回のパート8では、種Dの話は8話から26話までを一気に進めた、と009たちが語っていたが、厳密には30話までだった」
翔花「ナインちゃんとKPちゃんが間違えてたってこと?」
NOVA「DDでは、種Dの物語を大きく割愛し、要所要所を抽出し、再構成している面がある。26話ではガイアガンダムに乗っていたステラが撃墜され、シンに救出されるんだが、その後、強化人間として薬物処置された彼女の延命処置のために、やむなくネオたちのところに返すのが30話。そこまでの話は前回、進んでいたんだな」
晶華「じゃあ、今回は31話からのストーリーってことね」
NOVA「大筋はな。ただ、細部は補足しないといけない。戦闘シーンでは28話がポイントになるが、ここがDDでは大きく改変されている。アニメ28話のポイントは大きく3つあるが、クレタ沖でのミネルバVS連合&オーブの戦いに、アークエンジェルが介入した戦場で次のイベントが発生する」
1.アウルのアビスガンダムがシンによって撃墜される(アウル死亡)
2.アスランのセイバーガンダムがキラによって撃墜される(アスランは脱出)
3.シンの恩人トダカ一佐の乗艦が、そうと気付かないシンによって撃沈される
NOVA「これらのインパクトある重大イベントが、DDでは全て起こらないことになった。トダカ一佐の件は割愛されて幸いだったが、とにかく以上の3点が描写されていないために、009たちは28話まではまだ進んでいないと判断したんだろうな」
晶華「ふうん。アスランさんのセイバーガンダムもまだ健在、と」
NOVA「個人的には好きな機体なんだけどな、セイバー。ただ、スパロボでは登場回数の少ない不遇な機体だ」
NOVA「DDでは、背景アイコンのみの登場だけど、原作アニメと違ってまだ健在なので、きっとグフの代わりに、デスティニーの初陣で撃墜されるものだと思っている」
翔花「それって何話?」
NOVA「ああ、デスティニー初陣はアニメの37話だ。ストフリ登場は39話からなので、実はDDではストフリが前倒しで登場していることになるわけで」
晶華「物語の前後関係も再構成されているわけね」
NOVA「あと、スティングのカオスガンダムと、アウルのアビスガンダムが今回、敵ユニットとして、しっかり戦闘アニメも含めて実装された。まあ、出て来たと思ったら、その回で撃退されて、アウルは死んでしまうわけだが」
翔花「カオスガンダムさんと、アビスガンダムさんが実装されたのはいいけど、ガイアガンダムさんが実装されなかったのはモヤモヤするわね」
NOVA「バルトフェルドさんが将来に乗って、背景ユニットとして出て来たら御の字ってところだな。ともあれ、今回の話は種D31話から32話がまず描かれる。ステラがデストロイガンダムに乗って、ベルリンで暴れ回る回。そこで出撃したカオスとアビスも撃墜される激しい乱戦になったわけだが、ポイントはデストロイのステラを救出するために、カミーユとフォウが頑張る展開だな。デストロイVSサイコガンダムというのがクロスオーバーのポイントだと言えよう」
NOVA「で、原作アニメと違って、うまくステラが救出されそうになったんだけど、そこにアズラエルが率いるお邪魔部隊ディスコード・ディフューザーが介入して、キラがデストロイを無力化するタイミングで、デストロイを撃破したかのような偽装工作を施すわけだ」
翔花「どうやって?」
NOVA「高度なステルス機能を備えたフルメタのガウルンが伏兵となって、隠密状態からデストロイを仕留めた。キラの攻撃に合わせる形で」
晶華「それで、シン君がキラさんに怒りをぶつける形ね」
NOVA「ただ、どうもテンカワ・アキトのブラックサレナがステラを救出しているような伏線が張られているんだな。そして、死にかけのステラをGGGの医療技術で治療するかのような会話が展開される。もしかして、ステラがGストーンの力で強化サイボーグとして再登場するかもしれない」
晶華「いやいや。治療はされても、サイボーグってことはないでしょう?」
NOVA「う〜ん、さすがにそこまでのクロスオーバーはないか。だけど、ステラがサイボーグになって、ジーグヘッドに変形して、鋼鉄スタージーグになる展開は萌えない?」
翔花「それで萌えるのは、NOVAちゃんだけだと思う」
NOVA「う〜ん、せっかくクロッシングパイロットがあるんだから、ステラでなくても、誰か別のパイロットをジーグヘッドにするネタがあってもいいと思うんだ。アムロさんとか」
晶華「同じ声でも、アムロさんがジーグになるのは……ギャグネタにしかならないので、公式採用されないと思うな」
NOVA「ともあれ、将来シンを仲間にするには、ステラ生還が必要なフラグだと思うな。そのための伏線は撒かれていると思いつつ、今はまだぼかしている段階で明言はされていないから、シンは原作どおりキラのフリーダムを撃墜する流れになるわけだ」
対決!インパルスVSフリーダム
NOVA「原作アニメでは、ステラの復讐に燃えるシンがキラのフリーダムを撃墜するのは34話。ベルリンの後日の話だが、DDではアズラエルの介入によって、連続イベントとして処理される。自軍はキラとアークエンジェルを支援しようとするけど、アズラエルたちが妨害してくるので、シンとキラの一騎討ちは邪魔されずに原作アニメどおりに展開するんだな」
晶華「つまり、フリーダムさんは大破したけど、キラさんは奇跡的に生還した、と」
NOVA「SEED世界では、キラと言い、ムウ・ラ・フラガと言い、どう見ても死んでるだろうという描写の後でも、セーフティ・シャッターとか無理やりな理屈で奇跡の生還というケースが何度か見られるからな」
翔花「そう言えば、フラガさんも記憶喪失のネオ・ロアノークとしてアークエンジェルに回収されたのね」
NOVA「これで生還してるなら、オルフェンズでオルガやミカヅキや鉄華団の面々が生還しても(スパロボでは)許されるだろうな」
晶華「と言うか、原作では死んでいたフレイさんも、DDでは生きてなかった?」
NOVA「ナタルさんも健在で、アズラエルと因縁っぽい口論をしていたな。で、ディスコード何ちゃらのおかげで、種Dは原作同様の悲劇を無事に展開できたわけだ」
翔花「ええと、自軍のディバイン・ドゥアーズが原作の悲劇をハッピー改変するために行動していて、敵陣のディスコード・ディフューザーが『不協和音を奏でる』と言いながら、原作アニメの展開を守るべく行動していたってこと?」
NOVA「今回の話ではそうなるな。つまり、原作至上派からは、『原作ストーリーを守るために歴史改変を阻止する秩序の味方』として解釈することも可能、と」
晶華「悲劇の運命を乗り越えるために戦うのがディバイン・ドゥアーズで、歴史改変を阻止するために結成されたのがディスコード・ディフューザー?」
NOVA「そう考えると、敵側の理というものが見えてくる気もするが、問題はアズラエル以外のキャラが、秩序のために戦っているようには到底見えない悪役ぞろいだってことだな」
そしてストライクフリーダム
NOVA「フリーダムが撃退されたあと、物語は一時的に『鋼鉄神ジーグ』の方に切り替わる。それはそれで面白い展開なんだが、次回の記事に回すことにする。そして、パート9の終盤に、今回の目玉であるストライクフリーダム登場イベントが、ダンバインのショウとマーベルのドラマと絡める形で展開されるわけだ」
NOVA「アニメではストフリに乗り換える前に、キラがストライクルージュに乗って宇宙のエターナルに向かうイベントとか39話にはあるわけだが、DDでは割愛されて、宇宙のエターナルが地球連合ならぬディスコード何ちゃらに襲撃されて、それを守るためのビルバイン&ダンバインなどのドラマと、キラのストフリ活躍に置き換わっている」
晶華「その間の35話から38話の展開(アスランさんがミネルバを脱出しようとして、シン君のデスティニーに撃墜される)は次回に先送りされた、と」
NOVA「そんなわけで、デスティニー登場は、次のパート10の目玉だろうな、と考える次第だ。そして、その次辺りにインフィニットジャスティス、と」
翔花「だけど、最新のライジングフリーダムさんと、イモータルジャスティスさんが来るのは当分先の話ね」
NOVA「スパロボに来るのはいつになるだろうな」
(当記事 完)