Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

ダークタワーと必殺仕事人

一筆啓上、つながりが見えた

 

晶華「ねえねえ、NOVAちゃん」

NOVA「何だ? まだ、ダークタワーの最終巻第2部は読み終わってないぞ」

晶華「いや、そうじゃなくて、今日は雑談したいの」

NOVA「いつも雑談してるじゃないか」

晶華「NOVAちゃんが読んだ本やプレイしたゲームの話をして、私たちが聞き役に励むのって、雑談って言わないわ。アシスタントガールの仕事をしているだけじゃない?」

NOVA「それもそうか。よし、今日は気合いを入れて、雑談に励むぞ」

晶華「雑談に気合いなんて必要なの?」

NOVA「どんな時でも全力全開。それがゼンカイ脳ってもんだ」

晶華「年が明けたら、ゼンカイ脳の時代も終わりよ」

NOVA「そうだな。キラメイた後で、ゼンカイ脳になって、次は何だ?」

翔花「フフフ、NOVAちゃん。『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』って名前が、一部の世間では噂されているわ」

NOVA「……暴太郎? 何それ(・・)」

翔花「そんなの、わたしが知るか! 噂によると、昔話の桃太郎モチーフで、ドンモモタロウがイヌやサルやキジのブラザーと共に戦うそうよ」

晶華「それって、これ?」

NOVA「キジは女性キャラ、シスターじゃないのか? ヒロインはどうなってるんだ?」

翔花「噂によると、オニシスターとか……」

NOVA「何で、よりによってヒロインがオニなんだ? せめて、カグヤシスターとか、モモシスターとか、もっと可愛い系のネーミングを付けてあげろよ」

翔花「……わたしに文句を言われても」

NOVA「にわかに信じがたい設定だが。ムムム、俺もこの辺で戦隊から卒業する時期が来ているのかもしれん」

晶華「何ですって? 特撮サイトを始めて20年越えの自他共に認める特撮マニアのNOVAちゃんが、戦隊からの卒業? もしかして、このまま闇堕ちしちゃうかも!?」

NOVA「いや、だってよ。キラメイジャーの時は、『キラメキ? まあ、女の子っぽいけど悪い言葉じゃないよなあ。よし、俺もキラメイジャーみたいに輝く男を目指すぜ。令和の光、Shinyだ!』ってノレたわけだし、ゼンカイジャーの時は、『うおー、全力全開だあ。渡辺宙明先生キター!』ってノリノリで番組開始前から応援できたんだが、暴太郎戦隊ドンブラザーズってネーミングのどこを応援したらいいんだ?」

晶華「よっしゃあ、いっちょ暴れたろうぜ……って気分には?」

NOVA「それこそ、闇堕ち街道まっしぐらなノリじゃねえか。ドンとか、ブラザーズとか、マフィアか何かか? ドンブラコ〜とか、そういうノリ? その昔、超電子バイオマンの初期企画が昔話ヒーロー戦隊とかだったらしいが、俺、『ドンブラザーズを期待してます』って言うのがまことに恥ずかしいんだけど?」

翔花「だったら、戦隊らしく、最後にジャーって付けるのは?」

NOVA「ドンブラ……って、もっと恥ずかしくなるじゃねえか。とにかく、俺が東映上層部の役員だったら、そのネーミングにボツを言い渡したくなるぐらい、大丈夫か、これ? と不安全開になるタイトルだ」

翔花「そう言えば、ゼンカイザーBLACKってキャラも登場するって噂が……」

NOVA「何で、ゼンカイザーまで黒堕ちしてるんだよ? もしかして、鬼とか悪魔とか暴れたろうとか、みんなで悪事に走ろう系のスーパーヴィラン戦隊か? 海賊とか快盗とかピカレスク系の戦隊を発展させて、閉塞した時代をヒャッハーって暴走する戦隊なのか? 戦隊も堕ちたものだぜって言いたい」

晶華「とにかく、NOVAちゃんが驚天動地しちゃって、正気度判定して一時的狂気で凶暴化、覇界のオーラに飲み込まれそうなタイトルってことね」

NOVA「……まあ、物を見てみないことにはツッコミも入れられないんだが、俺が特撮サイトの管理人じゃなければ、人知れず視聴を打ち切るかもしれない破壊力のあるタイトルと言えるが、必殺シリーズにおける『必殺からくり人』や『翔べ! 必殺うらごろし』レベルの何それタイトルなわけで、それらの作品が独特の味があって話題に出すのも面白いという前例があるから、ネタ作品として笑ってみてやるぐらいの気持ちはあるわけだよ。ゼンカイ脳の先にあるドンブラ脳の領域を見てみたくはないか?」

晶華「ドンブラ脳って意味不明なんですけど?」

NOVA「まあ、俺も仕事で疲れているのか、今は何を口走るか分からないほど刺激的なタイトルなので、もう少し冷静に受け止められるようになるまで、この話は触れないでおこう。それより、晶華、雑談をするんじゃなかったのか?」

 

晶華「うん、ダークタワーの話に関して、あれから、ちょっとつながったりしたんだ〜」

 

陰鬱なリーダー像から、仕事人に期待するもの

 

晶華「前にNOVAちゃん、こういうことを言っていたわよね」

晶華「ローランドさんがヒイロさんなら、エディさんはデュオさん?」

NOVA「性格的にはそうだが、同年齢じゃないからな。仕事人に例えるなら、ローランドがコメディアンの顔を持たない中村主水で、エディがコメディアン要素を引き継いだ秀かな」

晶華「それって、全然性格が違うじゃない?」

NOVA「寡黙なチームリーダーと、陽気な若者の例えだと、何がいいかなあ」

翔花「陽気な若者はよくいるけど、寡黙なリーダーってあまりいないわね」

晶華「コメディアンの顔を持たない中村主水って、もしかして今の仕事人の渡辺小五郎さんじゃない? 前にNOVAちゃん、こんな記事も書いていたし」

NOVA「おお、そこにつなげて来たか。確かに言われてみれば、その通り。ローランドが小五郎で、エディが涼次だと考えれば、キャラ配置としてはしっくり来るような気もする。よく、記事を見つけて来たな」

晶華「来年の年明け仕事人に備えて、予習もしておきたかったしね」

NOVA「しかし、番組がプッシュしてるネタが、見事に俺には刺さらないというか、今回の話はNOVA的にここが注目ポイントってのが見出せないでいるんだよな。強いて言えば、前回の2020から脚本家が変わって、2作めの今回は瓦屋の陣八郎さんが復帰してくれている。陣八郎とリュウのコンビをどう描いてくれるかには期待してもいいかもな」

翔花「2020の時は、わたしがここにいなかったんだよね。だから、よく分かっていないんだけど、アシスタントガールとして、しっかり勉強したいと思います」

晶華「前回は『新生塾』ってネタだけで、NOVAちゃんのツボだったんだけど、今回の『晩来』とか『世直組』ってどう思う?」

NOVA「これが寺田脚本だったら、兄弟のどちらかが悪堕ちして裏切る可能性を警戒するんだけどな。西田脚本の特徴はまだつかんでいないので、どんでん返しを期待したらいいのか、それとも兄か弟のどちらかが殺されて、もう一方が仇討ちのために一回だけのサプライズ仕事人になるとか、そういう展開もあってもいいかもしれないな」

翔花「確かに、まさかの新仕事人? ってサプライズは、まさかの新ライダー? 門田ヒロミさんがデモンズに変身するなんて……って言うぐらい、燃える展開かも」

NOVA「前回、リュウが植木職人のバイトをして、植木バサミの二刀流でアクションしていたのは好評価だから、今回も違うアクションスタイルを見せてくれればいいかなあ。瓦屋さんと一緒にソバ屋の屋台仕事をするみたいだから、それに合わせた技とか?」

晶華「ソバ屋がどうやって戦うのよ?」

NOVA「屋台でひき殺すとか?」

晶華「そういうキャラじゃないでしょ」

NOVA「屋台なら、ソバ屋よりもおでん屋の腰骨外しを思い出すんだがな。ソバ屋の店持ちなら、ヒゲ剃り用のカミソリってのも思い出すが、リュウの殺し技は地味というか、つまらないという印象が先立つわけで。役者さんは動けるみたいだから、普通に格好いいアクションを見せてくれたらそれでいいのに、今だに完成に漕ぎ着けないというか」

翔花「あまり期待せずに見たら、意外と面白かったというぐらいが吉かもね」

NOVA「ダークホースとしては、世直し組の須賀健太が一応、特撮経験者なわけで、ライダー映画の新イナズマンや魔戒法師の若者だったりするんだな。裏切ってアクションする敵役ぐらいになることを期待する」

翔花「裏切りを期待して、どうするのよ?」

NOVA「いやいや、アクションを期待しているわけで。ただの善人だったら、アクションしない被害者その1にしかなれないじゃないか。アクションする若手悪役の枠に入ってくれるなら、それが見せ場として楽しみたいわけで。昔は、ウルトラ役者とかが悪人役としてゲスト出演してくれたわけだし。仕事人になれないなら、特撮役者に何を期待すればいいんだ?」

翔花「そりゃ、演技力とか?」

NOVA「特技が剣道とアクロバットの動ける役者なんだから、それを活かせる役で魅せて欲しいわけだよ。アクションする敵と対峙する味方キャラのバトルシーンだけで、時代劇のクライマックスが引き締まると思うし、年一回あるかどうかのスペシャル番組で、それぐらいのサービスをしてくれてもいいんじゃないか、と熱望するね」

(当記事 完)