Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

鉄華団とGGGの話(DD第2章パート4その1)

スパロボ30の合間に寄り道

 

NOVA「前回、スパロボ30の記事を書いている最中に、DDで新パートが配信されたって話をしたな。結局、30の物語に多少ともリンクしているようなのでプレイしてみたんだ」

晶華「また、記事書きがややこしくなるような進め方をするんだから」

NOVA「30は現在67話だ。と言っても、ストーリーミッションの合間に遺跡ミッションを入れているせいで、実質は3話分進めただけなんだが」

翔花「遺跡ミッションって?」

NOVA「少数の味方機で、限られたターン数で条件を満たすことで、強化パーツが得られるミニミッションだな。3ターン以内に敵を全滅させろとか、援護防御で守られた敵ボスを落とせとか、HP1万以上の敵を一撃で落とせとか、序盤だと割と無理難題をおっしゃってくれる。敵のレベルも簡単なもので15、難しいもので25とかで、最初のレベル1桁の頃に挑んでギャーッてなったのも10日ほど前の思い出だ」

晶華「今は?」

NOVA「最高レベル42、最低レベル30まで育ったからな。遺跡の敵が雑魚に感じるようになっている。なお、俺の初遺跡は10話にヤンゴンだった。レベル15の敵6体ほどを、たった3機で3ターン以内に全滅させろって内容だったが、サイバスターのマップ兵器サイフラッシュがなければ無理だったろう。

「次に宇宙のベロッソス宙域ってところを探索したのが18話。その後は遺跡攻略は後回しにして来たんだが、48話からボチボチ進めている。ストーリーミッションの際にマップ移動して、そこに遺跡と戦線ミッションがあれば、ついでに攻略しているって感じだな」

翔花「戦線ミッションって?」

NOVA「敵が世界各地で暴れていて、地元の連邦軍などの部隊が苦戦している。そこに遊撃部隊の我がドライクロイツが助っ人しに行って、経験点やら資金などを稼ぐ繰り返し受注可能なミッションだな。戦線で戦っているゲストキャラとの会話があったり、ちょっとしたストーリーも楽しめる。南米ではステルバーのシュワルツさんがいて、ゲッターチームの竜馬さんと憎まれ口を叩き合ったりな」

NOVA「今回はステルバーは仲間にならないんだが、いわゆるゲスト的な顔見せって奴だな。あと、ゲッターチームの武蔵も生きていて、どこかで出会えるらしいんだが、自分はまだ出会っていない。戦線ミッションもまだ4つしかクリアしてないからな」

翔花「遺跡ミッションと戦線ミッションは、ストーリーには大きく関係しなくて、報酬目当てのおまけ扱いってことね」

NOVA「そういうことだ。まあ、攻略サイトなら敵データとか報酬アイテムとかの情報は大事だが、うちはストーリー感想および、つれづれなるままの蘊蓄雑談ブログだからな。遺跡と戦線はゲーム的には面白くても、ストーリー性が薄いわけだ。

「それでもまあ、個人的に面白いネタとしては、盾神の遺産というのが3つあって、58話で最終章を迎えたんだが、舞台はローマ、入手アイテムが超合金Zだったりする。うぉい、一体何で、ローマの古代遺跡で超合金Zが発見されるんだよ!? ってのが、誰でも考えつきそうな(=分かりやすい)定番ツッコミポイントとも思うが、マニアはそんなことで、いちいち驚かない。ツッコミ入れてから、納得できる解説を加えるところまでが通の道だ」

晶華「ツッコミだけじゃ、猿でもできるもんね」

NOVA「ツッコミは、ボクシングで言うところのジャブだからな。だったら、いくつも連打しないと決め技とは言えない。ここから、自分の先制ツッコミに逆ツッコミを入れて、華麗なフィニッシュを決めるのが、一人ツッコミ→ツッコミ返し→アウフヘーベンという三連撃だな」

翔花「なるほど。スペシャル・トリプルツッコミ・ローリングサンダーだね」

NOVA「いや、それは違う。トリプルツッコミは3回ツッコミを入れるだけで、勢いだけの単調なパターン攻撃でしかない。しかし、アウフヘーベンは、自分のツッコミに別の側面から光を照らして、より立体的な返し技と言えよう。おかしな点を見つけるのがツッコミで、そのおかしな点にも作品世界ならではの理論があることを考察するのがSF脳。そこまでの考察を語り描くのが作家芸というものだ」

晶華「普通に考えたらおかしいんだけど、こういう視点で考えたら、納得できるんじゃない? と自分のツッコミ(問題提起)に異なる見解を示すのがアイデアってこと?」

NOVA「大体、マジンガーの世界って、元々からして荒唐無稽なんだよ。INFINITYの物語も、日本の富士山の裾野の地下にミケーネの超古代文明の遺跡が発見されるという大きな嘘から始まるからな。日本にミケーネの遺跡があるなら、古代ローマの遺跡に超合金Zがあっても不思議ではない。何しろ、マジンガーZはゼウス神の遺物を元に製作されたんだし」

晶華「それは真マジンガーさんの設定であって、東映アニメ版やINFINITY版とは違う世界だったはず」

翔花「マジンガーさんもゲッターさんみたいに複数時空がややこしく入り混じっているのね」

NOVA「アニメだと大きく4つだな。元祖の東映アニメ版、マジンカイザー版、真マジンガー版、そして東映アニメの続編で大人になった兜甲児が見られるINFINITY版。他にも、コミックのマジンサーガとかZマジンガーとかがあって、その一部の要素がアニメにも流入している。マジンサーガは兜甲児がマジンガーZに変身する超能力アクション物だし、Zマジンガーで初めてゼウス神の設定が加わった」

NOVA「マジンガーにせよ、デビルマンにせよ、原作者の永井さん自身が好き勝手に設定をアレンジした新作を描いているからなあ。しかも、それぞれが未完で中途半端な終わり方をしている。これから壮大な戦いが行われるだろうってところで、広げた風呂敷をたたまずにネタだけ提供して第一部完。第二部はありませんって流れだ」

晶華「で、後日、それを元にしたアニメとかゲームとかの展開があって、マニアが蘊蓄語りするわけね」

NOVA「とにかく、来年はマジンガー50周年だからな。何かの新作が出てきても不思議じゃない。いや、出ない方が不思議じゃないかってぐらいメモリアルな年なんだ。まあ、デビルマン50周年でもあるので、そっちを推す可能性もあるわけだが」

 

62話から67話まで(スパロボ30)

 

NOVA「さて、前回はアムロさんがνガンダムを手に入れたんだが、62話の遺跡ミッションの後で、63話にDLCミッションで南米ジャブローへ赴くことになった」

NOVA「このシナリオは、哀戦士の歌をBGMに、初代ガンダムに乗ったアムロと、兜甲児と流竜馬がジャブロー攻略戦を懐古しながら、ジオン残党のズゴック軍団と戦いまくる話になるわけだな。もう懐古のための懐古話なんだが、ゲッターチームのネタが笑えた。ジャブローの地下空間では空戦用のゲッター1が使いにくくて、地下移動が得意なドリルメカのゲッター2が大活躍とか、ジオンのドリルメカ・アッグとのドリル対決とか、水陸両用MS対ゲッター3とか、スパロボならではのネタ会話がいろいろ」

NOVA「神隼人曰く、まさかジオンがドリルメカを作るとは思わなかったが、ドリルの扱いでは俺に一日の長があったってことだ、とか。車弁慶曰く、重心の低いジオンの水陸両用MSとゲッター3(武蔵先輩)の夢の柔道対決は是非とも見たかったとか」

NOVA「続いてサンティアゴでの黄金探しを経た後の65話は、ザンスカールのバイク戦艦がギリシャアテネを蹂躙しに来るシナリオだ」

晶華「アテネがピンチ。ということは聖闘士さんの出番ね」

NOVA「いや、スパロボ聖闘士星矢はいないが、同じ声のアムロさんに頑張ってもらうことになった。とは言え、物語のメインはVガンのウッソとオリファーさん、そしてガンXソードのヴァンさんだ。ウッソの母親のミューラさんが見下げ果てた先輩のピピニーデンに人質に取られ、オリファーさんがホワイトアークで特攻しようと決意したところを、覚醒したヴァンさんが卓越した居合いの技を駆使して、ウッソの母親を救出してVガンの悲劇のフラグを叩き斬った形になる。ヴァンさん凄いとなる一編だ」

NOVA「最後に、ヨーロッパ戦線でベターマンと共闘して覇界王の眷属であるゼロロボを撃退した後の67話で、マジェプリとマジンガーのコラボシナリオをプレイした。マジェプリが学んだ兵士養成学校のグランツェーレ都市学園を防衛する任務で、自分も戦士として幼少期から戦闘訓練を受け、大人になったら教官役となったグレートマジンガーの剣鉄也さんが、学園を守るために猛奮闘する話だ。確かに過酷な訓練の日々だったが、それが今の自分を築き上げた大切な思い出だ。ここの生徒たちにとっても、この学園は辛い記憶だけではない大切な思い出の場所でもあるのだから、それを破壊することはこの剣鉄也が絶対に許さん、という勢いだね」

NOVA「だけど、鉄也が学園を守るためにボロボロになるところまでがドクターヘルの計画どおりなんだな。地獄大元帥として出現したドクターヘルが鉄也を捕まえて、さらに光子力研究所で解析途中のINFINITYを奪いとり、世界の脅威としてINFINITYを起動させようとする原作映画どおりの展開だな」

晶華「INFINITYの起動には、マジンガーパイロットが必要ということね」

NOVA「ということで、今回の30攻略話はここまでだ。次に本来の記事タイトルどおりDD話に移る」

 

鉄華団、地球へ(DD第2章パート4の1話)

 

NOVA「さて、パート3の記事はこちらになる」

晶華「ヴァルヴレイヴさんが中心のパートね。咲森学園のピンチに3機のヴァルヴレイヴが起動したんだけど、敵のカインさんに2号機が奪われてしまう話だった」

NOVA「学園の防衛と、2号機が奪われるのは、偶然、30の話につながってしまったな」

翔花「なお、この後、NOVAちゃんは第一章の最終話で、逆襲のシャアの話を堪能してから、ゲッターアークさんのイベントをプレイしたのよね」

NOVA「ああ。そしてパート4にはユニコーンガンダムバンシィが出ると予想したんだが、外してしまったなあ。いや、ワールド2なのは当たりなんだが、まさかベターマンガオガイガーから新ロボが来るとは思わなかった」

晶華「30とリンクするような感じね」

NOVA「パート4のメインストーリーは、オルフェンズとベターマンガオガイガー。それにボルテスとエヴァとオリジナルのディーダリオンみたいだが、オルフェンズとボルテスは、30のDLCにも追加される予定なので、DDが相当に30を意識している現状なのは明らかだ。だったら、リアルタイムでつながる話はつなげた記事を書くのも一興だって気になった」

翔花「だから、30から寄り道してDDをかじっているわけだ」

NOVA「DDでベターマンガオガイガーのTV本編の話を展開し、30で続編の話になる。30をやってベターマンのオリジナルストーリーが気になった人は、DDで紹介してくれるし、DDでベターマンとガガガを推すことで30の販促効果にもつながる。見事な同時展開だと感心したね」

晶華「でも、先に鉄華団でしょ?」

NOVA「ああ。これまでは咲森学園のボディガード的な仕事をやって来た鉄華団だが、ついに地球への降下を決める。そこへ襲撃して来るのが、地球外縁軌道統制統合艦隊のカルタ・イシューさんだ。オルフェンズ19話の『願いの重力』を再現したシナリオだね。商人モンタークに偽装したマクギリスの正体がチョコの人だとミカヅキにバレたり、地球の有力者の蒔苗さんが失脚して亡命するなどの原作話を消化しつつ、戦闘シナリオでの敵はガエリオガンダム・キマリスだな。大気圏突入の最中に、彼の襲撃を切り抜ける話だ。クロスオーバーとしては、レイズナー鉄華団の一員として、大気圏突入前にシャトルに戻れなくなったバルバトスを救出する展開ぐらいか。こうして、鉄華団はようやく地上に降りるんだな、残念ながら」

翔花「何で残念なのよ」

NOVA「地上に降りたら、ビスケットが死んじゃうじゃないか。しかも、彼の死の元凶になったカルタさんが出てきたし。次にオルフェンズの話が進むと、ビスケットが死ぬことを危惧するぜ」

翔花「スパロボマジックで助かったりは?」

NOVA「どうだろうな。フミタンが原作どおり死んじゃったからなあ。途中の順番は前後したが、ヴァルヴレイヴもオルフェンズも割と原作アニメに忠実にストーリー再現しているような流れだ。悲劇のシーンでは、他の作品世界のキャラがあまり関与できない状況にして」

 

ビッグボルフォッグと覚醒人(パート4の2話)

 

NOVA「さて、鉄華団の地上降下を支援した後、ブライトさんたちは自分たちの世界のワールド2に戻って、それぞれの機体のメンテナンスをすることになったんだな。なお、第2章では、パート1がワールド3(SEED)、パート2がワールド1(マジンカイザー)とワールド6(鋼鉄神ジーグとか)、パート3がワールド4(ヴァルヴレイヴ)を中心とした話だったので、次はワールド2だろうと予想したのは間違いなかったんだが、ワールド2は作品数が多いからなあ」

晶華「宇宙世紀ガンダムさんと、真ゲッターさんと、ボルテスさんと、エヴァさんと、ガオガイガーさんだっけ?」

NOVA「ああ。それでビッグボルフォッグが新機体だな」

NOVA「それと、マイクがガオガイガーの召喚武装として登場する」

NOVA「2話のストーリーは、まだ少年だった頃の護くんが華ちゃんといるところに、ベターマンの主人公の蛍汰と知り合う流れで、30のキャラの若い頃が見られる形だ。そこに真ゲッターのインベーダーが襲来してきて、ビッグボルフォッグが救出に出現したり、マイクが変形前のコスモロボ形態で現れてインベーダーに体当たりするも、あっさり弾き飛ばされてヒューンと飛んで行くお約束のギャグ演出があったり、蛍汰が覚醒人のパイロット(デュアルカインド)に認められる展開があったりと、いろいろ盛り沢山なストーリー展開。だけど、実際のゲームでやってることはただの雑魚インベーダー退治でしかない。まあ、30に比べるとゲーム性は単調なので、こちらはストーリーを楽しめってことだな」

翔花「でも、ベターマンってよく分からないのよね。どういう話?」

NOVA「ロボット物というよりは、SFバイオホラー・オカルトアニメだな。1999年に深夜アニメとして放送され、アルジャーノンという奇病が蔓延するガオガイガーの裏世界を舞台とした話。主人公の蛍汰はミリタリーオタク、ロボオタクな高校生で、調査用のロボット覚醒人を操縦しながら、アルジャーノンの引き起こす怪事件を追っていく役どころだな。そして、出現する魔物に対して、自らも怪物に変身して倒していく謎の超人ヒーローがラミア。彼とその仲間たち(ソムニウムという異種族)は人間からは『人を越えた者ベターマン』と呼称されるが、スパロボCOMPACT3では味方ユニットとして操作できないんだな」

晶華「つまり、飛影さんみたいなものね」

NOVA「経験値&資金泥棒の仲間だな。公式HPはこちらになる」

NOVA「そんなわけで、プレイヤーはベターマンではなく、小型ロボの覚醒人を操作する形なんだが、30では大型化した覚醒人V2になって、持ち前の回避率の高さはなくなった」

晶華「リアル系のロボットがスーパー系になった感じね」

NOVA「別に回避・運動性の高さだけがリアル系の特徴ではないけどな。Gガンのマスターアジアをリアル系という者は誰もいまい」

晶華「今はマスターアジアの話じゃなくて、ロボの覚醒人の話でしょう。とにかく、DDの覚醒人1号と30の覚醒人V2は別の性能を持った機体ってことでOK?」

NOVA「感覚的には、覚醒人1号が近接戦メインの機体で、覚醒人V2は飛び道具の方が多いデータだな。まあ、何ぶん、仲間になったばかりで細かい使い勝手はこれからと言ったところだが、同じマップで仲間になったボルフォッグと比べると、回避で劣り、硬さで勝る感じだ」

翔花「とにかく、DDではベターマンが旬になったってことね」

NOVA「まあ、顔見せ1話だけで、すぐにエヴァシナリオに入るがな。続きはまた次回にて」

(当記事 完)