Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

神と悪魔の地獄城決戦(DD第2章パート2)

10月になったので

 

NOVA「気分転換で、第2章の続きだ」

晶華「また気分転換? それって気まぐれって言わない?」

NOVA「それで、第2章をプレイしてみて思ったんだが、1章よりもクロスオーバー・シナリオが面白くなっている感じだな」

晶華「新しい話が前よりも面白くなっているのはいいことね」

NOVA「うむ。1章はどちらかと言えば、原作再現か原作省略って感じで、2章になると原作を膨らませて、クロスオーバー的に改変した展開が増えてきた感じだな。このスパロボ独自のアレンジ具合がワクワクするし、原作の悲劇の繰り返しだけを見せられても、ゲームとしては何だかなあって気になる。せっかく異世界から助っ人が集合しているのだから、原作の悲劇に救いがもたらされましたってIF展開があると、ゲームに費やした労力が報われたって気分になるわけだ」

翔花「それで2章パート2の目玉は?」

NOVA「鋼鉄神ジーグだな」

翔花「鋼鉄ジーグさんの続編ね」

NOVA「しかもTVアニメ版の続編じゃなくて、コミック版の続編らしい。言わば、東映アニメ版の元祖ゲッターロボおよびゲッターGと、ゲッターロボアークが共演したみたいなものか。一応、時代設定が鋼鉄神の方は西暦2025年で、最初の鋼鉄ジーグの50年後という設定だ」

翔花「すると、あと4年後ね」

NOVA「本当だ。割とすぐって感じだな。鋼鉄神の放送は2007年で、来年が15周年だけど、放送当時は2025年なんてまだまだ先って感覚だったんだろうなあ」

晶華「鋼鉄神さんがスパロボに出たのは、2009年のKと2010年のL以来なので、10年以上も経ってからの再登場ってことね」

NOVA「スパロボでも数多くのクロスオーバーはあるが、並行世界の同一人物が共演することになったのは、今回が初の快挙ということになる。ビッグシューターパイロットのミッチーこと卯月美和さんと、50年後のビルドベース司令となった老女バージョンの珠城美和さんが出会うことで、同一人物が初共演した形になる」

翔花「すると、将来、TVアニメ版の一文字號さんと、真ゲッター版のゴウさんと、ネオゲッター版の號さんと、アーク版のタラク乗りの號さんの共演もあり?」

NOVA「號よりも先に、竜馬とか隼人とか武蔵とかの別バージョン共演を見たいところだ」

晶華「TVアニメ版のデビルマンさんと、原作マンガ版のデビルマンさんと、実写映画版のハッピーバースデイ・デビルマンさんの共演も夢じゃない?」

NOVA「いや、実写版は来なくていい。そいつだけは、お呼びじゃない」

  

ワールド1のスパロボ祭り(2ー2の1〜4話)

 

NOVA「第2章パート1はSEEDの物語が終結し、ラストにギアス外伝のアキトの物語をちらっと触れてはみたものの、自軍との接触はなしで、物語としては顔見せだけで本格的な合流は先送りになった感だな。そしてパート2は昭和トピアことワールド1を舞台に、ヴァラエティ豊かな物語が展開される。第一話はデビルマンのジンメン戦だ」

晶華「ああ、あの女の子を食べて、背中の甲羅に人面疽を浮かび上がらせるカメのデーモンね」

NOVA「デビルマンの鬱ストーリーの一つなんだが、ここで素晴らしいスパロボ改変が見られた。ディーダリオンの不思議パワーとゲッター線によって、食われた人たちの遺伝子情報が浄化されて再生可能になったんだ。つまり、明くんの知り合いの女の子サッちゃんも無事に復活を遂げた次第」

翔花「さすがはゲッターさんね。かつては東方不敗さんを生き返らせたって聞くし」

NOVA「ゲッターと言えば、弁慶さんとブライトさんの会話が面白いな。DDの弁慶さんは車少佐という肩書きで、ブライトやアムロミサトさんと共に部隊の中核としてラー・カイラムのブリッジにいるんだが、かつてブライトの補佐をしたリュウ・ホセイさんの話題が出て来て、『リュウには大変、助けてもらった。頼りがいのある男だったよ。そう言えば、車少佐はリュウに似ているな。体格も、それに声も』というネタ」

晶華「体格は太めの巨漢ってことね。声は?」

NOVA「真ゲッター版の弁慶は、飯塚昭三さんだ」

翔花「弁慶さんって、味方パイロットで飯塚キャラが使える珍しい例じゃない?」

NOVA「普通はこっちだもんなあ」

NOVA「飯塚さんネタを深めると話がどんどん寄り道脱線する可能性があるので、これぐらいにしておいて、2話めは鋼鉄ジーグだ。女王ヒミカの呪術でジーグが合体不能にされたのを、グランゾートたちが力を合わせて魔動力で状況打開を図った話。クロスオーバーとして秀逸なエピソードだな」

翔花「うん、やっぱりヒーローは助け合いだものね」

NOVA「そして、3話めはダンバイン。ドクターヘルの陽動作戦で、オーラバトラー部隊がアメリカに現れる。自軍が駆けつける前に、アメリカを一人で守るために戦うトッドの姿が格好いい」

晶華「今回は、トッドさん、味方になってくれるのかな?」

NOVA「さあ、どうだろう? ガラリアが先に散ったからなあ。とにかく、ただの敵ではないように描かれているのは間違いない。続く4話で、モスクワに出現したガルーダをコンVで倒すシナリオだが、ここまでがドクターヘルの陽動作戦で、ついに5話めで彼の本拠地である地獄城が日本近海に出現しての決戦回となる」

 

魔神皇帝VS地獄王(2ー2の5話)

 

NOVA「さて、物語としては、ここが一つのクライマックスだけど、OVAマジンカイザーの最終話。ドクターヘルとの最終決戦だ。OVAはこの後、『死闘!暗黒大将軍』に続くので、カイザーの物語が完全に終わったわけじゃないけれど、一つの区切りが付いたと言えよう。ただし、ドクターヘルには逃げられたけど」

晶華「すると、地獄大元帥になって再登場するかもしれないわね」

NOVA「地獄大元帥OVA版には出て来なくて、元のグレートマジンガー由来だけどな。まあ、今作のマジンカイザーはただのOVA版だけでなく、スパロボα版の設定を一部取り入れているみたいだが」

翔花「マジンカイザーさんに別バージョンの設定があるの?」

NOVA「大きく3種類あるぞ。SKLを除いて、兜甲児が操縦するタイプだけでもな。スパロボF完結編に登場したのが最初で、時代は1998年の世紀末。ここではマジンガーZをパワーアップさせるために、ゲッター線を浴びせて誕生した機体とされている」

翔花「すると、これも一種のゲッターロボなのね。ゲッターマジンガーと言うべきかしら」

NOVA「続くα(2000年)では、ゲッター線でのパワーアップ設定はオミットされた。光子力研究所の第7格納庫に封印されたプロトマジンガーが自己修復・自己再生機能によって進化した機体とされている」

晶華「それってデビルガンダムっぽいわね」

NOVA「まあ、マジンカイザーの別名にデビルマジンガーってのもあるからな。ゴッドマジンガーは別機体だけど、とにかくマジンカイザーの設定に、神とか悪魔ってのは最初から用意されているんだな。それを言えば、元祖のマジンガーZにも『神にも悪魔にもなれる無敵のスーパーロボット』というキャッチフレーズがあって、マジンカイザーは『神をも悪魔をも倒せる究極のスーパーロボット』という風にバージョンアップしたわけだが」

翔花「神や悪魔ってのは、マジンガーさんに通じるキーワードってことね」

NOVA「文字どおりの魔神だな。α版のマジンカイザーは、胸の文字が『魔』『神』『Z』の3種類に変化して、それぞれの状態にモードチェンジできるようになっている。『魔』は暴走形態で、頭部のパイルダーなしに自律的に動く。目的は、マジンガーが敵に奪われて悪のロボットに化した際に、それを止める役割とか、またゲッターが暴走した時に目覚めて止めるとか、とにかく何かの危機に際して目覚める抑止機構として搭載されているが、人が制御できないので、やり過ぎてしまう傾向がある」

翔花「悪意で動くわけじゃないけど、強大な力すぎて、自分勝手に暴れてしまう、と」

NOVA「そして、パイルダーオンして人の頭脳を加えた通常状態が『Z』モードだな。これがスパロボで普通に使えるマジンカイザーだ」

晶華「胸のZは俺たちの約束♪ ってことね」

NOVA「そして、最後の『神』モードはリミッターを解除して、究極の力を放つことができる。これはゲームでの最強技カイザーノヴァを発動する際に見られるとの設定だが、戦闘中に胸の字が神に変わる演出は今のところないようだ」

NOVA「それから、2001年に作られたOVAマジンカイザーのシリーズがあって、αシリーズのカイザーも機体デザインが途中でOVA版に変わっている」

翔花「どう違うの?」

NOVA「一番分かりやすいのは、胸のZ入りの丸いパーツだな。最初はカラータイマー的な丸パーツだけど、OVA版はそこからファイナルカイザーブレードが出てくるので大型化して、丸の左右に突起が伸びている」

HG マジンカイザー(INFINITISM) 1/144スケール 色分け済みプラモデル

NOVA「他には、肘や膝などの関節部が金色になっているな。この関節部が金色ってのは、フリーダムとストライクフリーダムの違いにもなっていて、当時のマニアはそういうところで機体を見分けるらしい。なお、こっちがOVA版じゃない方な」

NOVA「武装的には、肩から2本のショルダースライサーが出て来るのがオリジナル版で、胸から巨大なファイナルカイザーブレードが出て来るのがOVA版。まあ、OVA版も肩から2本のカイザーブレードが出て来るようにはなったんだけどな。そして、カイザーノヴァはゲームでしか使わない」

晶華「あと、戦闘BGMもいろいろね。最初に作られたのがズババンで有名な『マジンカイザー』で、スパロボではこれが一番メジャーって感じね」

NOVA「OVA版では無印の最終決戦を飾った挿入歌『マジンカイザーのテーマ』と、暗黒大将軍との戦いで流れた挿入歌『魔神見参!!』があって、前者はGCやXO、後者はJやWで使われている。今回は、ストーリーが地獄城決戦なので『マジンカイザーのテーマ』が一番ふさわしいと思うな」

NOVA「他に、マジンカイザー系の曲としては『マジンカイザーのバラード』も名曲だが、水木さんの原曲でなく、カラオケしかないのが残念」

NOVA「水木さんのマジンガー系バラードはいろいろ名曲があるが、2つほど挙げると、こうなるな」

翔花「思い出のシーンにかかる曲なのね」

NOVA「ああ、こういう名シーンを彩る挿入歌をカラオケで歌える連れとは、いい酒が飲めそうだな。主題歌はファンなら歌えることも多いが、挿入歌を歌えるとなれば、相応のマニア認定できるからな。例えば、こういうの」

晶華「ドクターヘルさんの歌を嬉々として歌う人と、いい酒が飲める人って相当に限られていると思うけど?」

NOVA「まあ、キカイダーで言えば、ハカイダーの歌を歌う人は多いけど、プロフェッサー・ギルの歌をリクエストする人は比較的少数派だもんな。誰かがカラオケで入れると、分かっている人は笑いながら合唱したくなる」

晶華「マジンガーさんの話をしているのに、どうしてキカイダーさんの話が出てくるのよ?」

NOVA「そりゃ、どっちも同じ72年の作品で、来年が50周年。同じ渡辺宙明さん作曲で、全力全開にもつながってくる。ハカイダーマジンカイザーでハカイザーだったりするんじゃないか?」

翔花「そうなの?」

NOVA「いや、そう純粋に、真面目に受け止められても困るんだが。とにかく、ハカイダーと言えば飯塚昭三氏で、飯塚さんはマジンカイザーOVAでも暗黒大将軍の声を担当しているんだよ」

NOVA「この戦闘テーマを聞いて、グレートマジンガー宇宙刑事ゴーダンナーがイメージできたら、まあ、普通に宙明さんについて語ることができるだろうな」

晶華「これは明らかに宇宙刑事さんでしょ?」

NOVA「まあな。アルベガスとかの可能性も指摘してみるが」

NOVA「これこそマジンガー風味だな。まあ、今後、ゼンカイジャーのバトルが激化すると、この系の音楽も採用される可能性は大だが」

翔花「ああ、そうか。全力全開さんと、マジンガー系は音楽つながりしているということね」

NOVA「そうなんだ。OP主題歌だけじゃ分からないけどな。宙明音楽という点で、マジンガー鋼鉄ジーグ、それにゲッターロボ號がつながっている」

晶華「で、無駄に話を際限なく広げようとしているけど、要はドクターヘルさんが無駄に世界中に戦火を広げながら攻めて来たから、マジンカイザーさんの封印された力であるファイナルカイザーブレードを解放して、あしゅら男爵さんの操る地獄王ゴードンさんを叩き斬って、一つの悪は滅びた、めでたしめでたしってことでしょ?」

NOVA「ああ、何とかあしゅら男爵を改心させて、味方にしようかと思ったんだけど、説得コマンドが出なかったので、泣く泣く撃退した次第だ」

翔花「どうして、そこまであしゅら男爵に執着するのよ?」

NOVA「だって、スパクロだったら地獄王ゴードンを仲間にできたんだぞ。世界を救うために、あしゅらとも共闘できたというのに、DDでは残念ながらそれができない。実は生きていたあしゅら男爵を目玉ユニットとして使えたらいいのにな」

晶華「どうして、DDの地獄城決戦の話をしているのに、今は亡きスパクロの期間限定イベントを貼り付けているのよ?」

NOVA「いや、ロボットガールズの世界なら、みなが笑顔で過ごせるんじゃないかと思ってな」

 

そして新たな世界にて(2ー2の6、7話)

 

NOVA「とにかく、世界征服を狙うドクターヘルの地下帝国を、異世界の協力者の助けも借りて撃退したわけだな」

晶華「別に、DDにはロボットガールズは参戦していないけどね」

NOVA「まあ、スパクロほどの自由度の高さは、DDにはないけどな。今のところは」

翔花「でも、スパクロのプロデューサーさんが今はDDのプロデューサーをしているんでしょ?」

NOVA「だから、全力全開と、鋼鉄神と、ゲッターアークが参戦できたのかもしれないが、とにかくハーザが次の異世界ワールド6への門を開けてくれた」

晶華「ワールド6と言えば、グランゾートさんとワタルさんと獣神ライガーさんの世界よね」

NOVA「ここも一つじゃないっぽいんだけどな。グランゾート獣神ライガーの世界が同じで、ワタルも同じ世界の小学生だったけど、創界山の世界に救世主として召喚されていた。また、それとは別にダルタニアスの世界があって、今回、開かれたゲートはザール星間連合が地球を攻めてきた世界で、そこで鋼鉄神の方のジーグも目覚めるわけだ」

翔花「獣神ライガーを呼ぶのが剣(けん)くんで、ダルタニアスが剣人さんで、新ジーグが剣児さん。名前がかぶっている感じでややこしいみたいね」

NOVA「字だけなら、グレートマジンガーの剣鉄也(つるぎ・てつや)もいるし、ケンならボルテスチームのリーダーが剛健一だ。他に、ケンと名のつくヒーローだと、ウルトラの父とか科学忍者隊とかガイスラッガーとか様々だ」

晶華「どうせなら、スパロボ関係者で探しましょうよ」

NOVA「今のブライトさんの声優、成田剣さんか?」

晶華「どうして、マニアックな方向に行くのよ?」

NOVA「マニアアピールしたいからじゃないか。この人は黄金勇者ゴルドランの声もしているな。ジェイデッカーに続いて出演して欲しいものだ」

翔花「ケンと付くロボット乗りかあ。ゴッドシグマのキラケンさんとか?」

晶華「サブパイロットじゃなくて、主役限定よ」

翔花「う〜ん、いろいろ探してみたけど、熱血最強ゴウザウラーの拳一くんしか見つからない」

NOVA「ファイバードのケンタ君はダメかな」

晶華「それを入れていいなら、ゴーショーグンにもケン太くんがいるんだけど」

NOVA「作品によっては、ロボットや、そのパイロットよりも少年が主人公って内容があるからな。ドラえもんにとってののび太くんみたいに、エクスカイザーの主人公はコウタ少年だし、ダ・ガーンの主人公も星史だし、ジェイデッカーの主人公も勇太だろう。当然、鉄人28号の主人公は正太郎くん」

翔花「ところで、ロボット乗りはともかく、仮面ライダーさんでケンという名前の人は誰かいる?」

NOVA「仮面ライダー剣がいるじゃないか」

翔花「剣崎さんは苗字であって、名前じゃないから却下」

NOVA「主役ライダーには一人もいないのか。如月弦太朗のゲンが惜しい。脇役だと、仮面ライダーエスパーダ他の富加宮賢人ぐらいか。なるほど、ケンという名前(苗字ではなく)を持つ主役ライダーはいないという命題は真のようだ」

晶華「ウルトラマンはトリガーさんがケンゴだし、戦隊だったら……ゴーグルレッドさんが赤間健一さんかあ。メンバーの中には結構いるしね。ブラックマスクのケンタさんとか、ファイブブルーの星川健さんとか」

翔花「メガレッドの伊達健太さんもいるわ」

NOVA「あと、ゲキチョッパーの久津ケンか。うん、それなりにいるのは分かった。それだけに、ライダーの中にケンという名前の人物が一人しかいないのは意外だな。では、逆にヒーロー名に多いのは、どんな名かな?」

晶華「ライダーだと、○太郎という名前が多そうね。南光太郎さんに始まって、野上良太郎、左翔太郎、如月弦太朗と太郎シリーズが結構ある」

翔花「弦太朗さんだけは、朗の字が月入りだけどね」

NOVA「翔花!」

翔花「何よ?」

NOVA「お前、漢字の郎と朗の字が区別ついたんだな」

翔花「そりゃ、見たら分かるから。それより、太郎シリーズなのにライダーになれなかった人が、ファイズの啓太郎さんと、剣の虎太郎さんと、あと一人、誰かいないかしら?」

NOVA「Xライダーのお父さんとか、エグゼイドの恭太郎先生とか。まあ、どうでもいい話だ。とにかく、鋼鉄神ジーグの主人公、草薙剣児の名前から、ずいぶん脱線寄り道したなあ」

翔花「ケンジと言えば、明日香健二、ミドレンジャーさんね」

NOVA「もう、寄り道はいいって。それよりも、ここで大事なのは、バイク乗り魂の道だ。剣児の乗る雷鋼馬がジーグに合体するためのスーパーバイクということで、コンVの豹馬に目をつけられて、昭和バイク乗り連合にスカウトされることとなった」

晶華「昭和って、鋼鉄神は昭和じゃないでしょう?」

NOVA「うむ。2025年設定だから、おそらく令和バイク乗りだな」

晶華「放送時期が平成なんだから、平成バイク乗りじゃないの?」

NOVA「まあ、何はともあれ、近年稀に見るバイクがロボに合体するのに必要なメカなんだよなあ、鋼鉄神の方の新ジーグって。だから、バイクの話で盛り上がるんだよ。やはり、共通の趣味を持つと友人関係は会話が捗るなあ。逆に、そういう会話の接点がないと、一体、何を話していいか分からない。趣味話って、自分がハマり込んでいるものについて、話の引き出しをいっぱい持っていることをアピールするのが大事であって、クロスオーバーと言っても、相手の懐に飛び込むための話題の引き出しが面白かったりするんだな、と感じた」

翔花「異なる世界のキャラクターでも、共通話題を通じて話を弾ませることってあるものね」

NOVA「DDでは、バイクとかモータースポーツの話で、一つの友人関係が成立したからなあ。以前に鋼鉄ジーグが登場したときは、サイボーグ凱との接点とか、厳しい父親絡みでグレートマジンガーの剣鉄也との接点が多かったけど、兜甲児とはそれほどでもない。鋼鉄神の方では兜甲児との接点が多かったけど、あくまで歴戦の先輩戦士と新人で対等の友人とは程遠い。今作では、甲児と豹馬がバイク仲間という縁から、バイクの話題が盛り上がっているんだな」

晶華「他には?」

NOVA「初代ジーグの司馬宙との関係は、まだ濃く描かれていない。鋼鉄神の世界にも行方不明の司馬宙がいるから、この辺の関係は大人たちが腫れ物を触るように手探りな情報開示と関係模索が行われている段階で、ハニワ幻人ならぬハニワ幻神と小競り合いをしたところから、話が膨らむのはこれからって感じだな。何せ、ダルタニアスの世界に来たところだし。で、続きはヴァルヴレイヴの世界に行く予定だし」

翔花「その前に、1章のパート12をプレイするのでしょ?」

NOVA「ああ、パート12→2章パート3→パート13という順で、目下のDDメインストーリーを終わらせようと思う」

(当記事 完)