ゼンカイジャーの異世界巡り(スパロボ編)
NOVA「TV本編でも母を訪ねてトピア巡りをするようだが、それよりも先にスパロボDDでガオガイガーの世界に紛れ込んだ機界戦隊の話を楽しんでいる最中だ」
翔花「何、その半分こロボットは? キカイダーさん?」
NOVA「いや、ゼンカイオーと超竜神の合体パターンがよく似ているというネタがあってな。氷竜と炎竜のシンパレート値が兄弟ゲンカで上がらずに合体できない状況を、ジュランとガオーンが『俺たちは仲が悪くても合体できるぜ。まあ、介人に無理やり合体させられたりもするんだけどよ。それより、こういうのはもっと大雑把でいいんだよ。共通の目的があるんだったら、細かい意見の違いなんて気にするな』ってアドバイスをすることで、ガオガイガーのピンチに超竜神が合体(シンメトリカル・ドッキング)を果たすとか、
「ガオーンがギャレオンとライオンロボ会話するとか、いろいろ小ネタが面白いなあ、と思っている」
晶華「なるほど。だったら、アキカイザーもハルカイザーと合体できるかもしれないわね」
翔花「え? 合体攻撃はありだけど、合体まではしないわよ」
晶華「どうしてよ? お姉ちゃんは私のことが嫌いなの?」
翔花「だって、わたしたちは合体ロボットじゃないし。それに兄弟合体はあるけど、姉妹合体ってある?」
晶華「あるわよ」
翔花「あるんだ」
晶華「お姉ちゃんが光竜で、私が闇竜で、シンメトリカル・ドッキングをしましょ」
翔花「う〜ん、アキちゃんは私の分身みたいなものだし、合体しても元のオリジナル粉杉翔花に戻るだけだと思うけどな。一度、分身したものが再合体して、元の二人に戻れたりするのかしら? どちらかの人格が壊れちゃったりしない?」
NOVA「ジェイデッカーでは、デッカードとデュークでそういう話があったなあ。とにかく、今のお前たちが合体するのは危険だと思う」
晶華「どうして?」
NOVA「レベル格差が大きいからな。神霊候補としての修行を経た1号翔花と、ジャンプしないとパワー不足でスイカが割れない2号晶華じゃあ、強さのバランスが悪すぎる。こういうのはデリケートな力のコントロールが必要だから、2つのバランスが悪ければ、某極大消滅呪文と同じで、上手くいかないと思われ」
翔花「それに、花粉症ガール2人が合体しても、強くなれるとは限らないわ。第一、今はこれといった敵もいないんだから、合体の必然性がないと思うし。それより、わたしたちは今後に備えて、連携を上手く考えるべきだと思う」
晶華「連携ね。まあ、それでもいいか。今年は2人で1人の仮面ライダーの時代じゃなくて、1人で2人の方が旬だものね。2人で1人の方は、来年のアニメの方に期待しましょう」
機界昇華で奇々怪界
NOVA「姉妹合体の話はこれでお終いにして、ゼンカイオーと勇者王のコラボ話に戻るユウシャオー」
晶華「ユウシャオーワルドが出現したの?」
NOVA「いや、今回はゼンカイジャーの世界が侵略されたのじゃなくて、ガオガイガーの世界で機界四天王のピッツァがESウィンドウという転移ゲートを開いたら、機界戦隊ゼンカイジャーの面々が召喚されて、何だかノリで機界昇華に手を貸してくれって話になって、ゾンダーとゼンカイジャーが手を組んだんだな」
晶華「それって、ガオガイガーVSゼンカイジャーになってしまうじゃない?」
NOVA「そうなんだ。ゼンカイオーもGGGによってゾンダーロボを表すEI26認定されて、後で登録解除されることになる。ガオガイガー劇中での正式なEI26はピッツァが変身したロボだからな」
翔花「勇者王VS全界王になるはずだったのが、仲直りしたのね」
NOVA「ああ。ゾンダーロボが街を壊そうとするのを、ガオガイガーが身を盾にして庇ったので、介人たちもどちらが正義か理解したんだな。まあ、ガオガイガーもどちらかと言えば、黒が主体の悪役っぽいデザインなので、介人たちが誤解したのも分かるわけだが」
晶華「確かに肩の新幹線がなければ、全体的にゴツゴツしていて、敵キャラっぽいデザインよね。少なくとも、戦隊ロボのカラーリングからは程遠いわ」
NOVA「これがジェネシックになると、もっと悪役っぽいんだけどな」
翔花「最強の破壊神に進化するロボかあ。戦隊の世界観だと、悪者に見えるのは間違いなさそう」
NOVA「だけど、街を守ったガオガイガーを見て、自分たちも街を守ることで、晴れて誤解が解けて、共闘する流れになるんだな。介人曰く、『機界昇華なんて言うから、てっきり味方だと騙されてしまったよ』とのことだが」
翔花「うん。機界昇華なんて言われたら、わたしも騙されると思うわ。まるでメカ花粉症ガールみたいだし」
晶華「メカお姉ちゃんか。そうね、メカショウカとメカアッキーだったら合体できるかも。ゼンカイジュウギアを召喚して、メカになって合体したら、メカショウカッキー……ダメね、このネーミングじゃあ。火を消す道具みたいで(ブツブツ)」
NOVA「おい、晶華。お前、さっきから何をぶつくさ言ってるんだ? 姉と合体したがる妹なんて、そんなふしだらな娘に育てた覚えはないぞ」
晶華「じゃあ、私は誰と合体したらいいの? お姉ちゃんにはシロ先輩ってパートナーがいるけど、私にはパートナー的なキャラがいないし。私に恋心を寄せるようなキャラが一人もいないように思えるのは気のせい?」
NOVA「……そう言えば、そうだな。翔花はいろいろなキャラにちやほやされているのに、妹の晶華に同等の恋愛感情っぽい想いを抱くキャラはいない……というか、日常で俺とおしゃべりしているアシスタントガールをやってたら、恋愛エピソードなんて描いてる余裕はないだろう」
晶華「まあ、NOVAちゃんにラブコメなんて期待していないけど、花粉症ガールの物語って何だかお姉ちゃんばかりが贔屓されている気がするから、私にも恋バナの一つぐらいあってもいいんじゃないかと思っただけ」
NOVA「晶華の恋バナねえ。お前が好きなのは、どういうタイプなんだ?」
晶華「そんなの決まってるじゃない。NOVAちゃんよ」
NOVA「父親とか、姉以外でだ。家族以外にもっと目を向けろよ」
晶華「だったら、メガネをかけていて、博識で、内に情熱を秘めていて……」
NOVA「すると、ゼンカイジャーのブルーンだな。今回、ブルーンとマジーヌは、ゾンダーに捕まってしまって、出番が少ないみたいだ。このまま、ゾンダーメタルを埋め込まれて敵になったりしないか気掛かりなんだが、早く続きをプレイしたいぜ」
晶華「だったら、早くプレイしなさいよ」
NOVA「そうする」
晶華(ここで、私も誘ってくれたら嬉しいんだけどな)
NOVA「おい、晶華。お前も付き合えよな。これもアシスタントガールの仕事だと思って」
晶華(……仕事かあ。まあ、いいわ)「やれやれ、仕方ないわね。NOVAちゃんは私がいなかったら……」
NOVA「もちろん、翔花、お前もだ」
翔花「わ〜い♪」
晶華(……ま、そういうことか。でも、ここで無邪気に、すかさず喜べるのが、お姉ちゃんの愛されポイントね。よけいなことを考えずに、私も見習わないと)
NOVA「ということで今回は短めだが、当記事 完だ。ゼンカイ勇者王トピアが俺を待っているってことで」