夏休み終わりの一仕事
NOVA「長かった夏も、もうすぐ終わりと思うと、喜びが込み上げてくるぜ」
晶華「そんなに夏が嫌いなんだ」
NOVA「夏が嫌いなんじゃない。ニチアサのSHTが順調に見られずに、週回遅れ気分になるのがイヤだったんだ。それも、ようやく明日に解除される。いや、ゼンカイジャーはまだ週回遅れなんだが、それでも、とにかく明日の放送で、この2週のもやもや気分がスッキリすると思うと、生きてるって感じになれるってもんだ」
翔花「そんなにニチアサが大事ってこと?」
NOVA「当たり前だ。ニチアサSHTのためなら、女房を質に入れても構わない」
晶華「女房なんていないくせに……」
NOVA「そりゃそうだ。女房がいたら、こんなことはとても言えないさ」
晶華「娘を質に入れたりは?」
NOVA「しない。当たり前だろう? 俺は花粉症ガールと契約する時に、恋人や妻よりも娘を選んだ男だぜ。たとえ、女房を質に入れても、娘を売り飛ばすことは絶対にしない」
翔花「もしも、娘とSHTのどっちが大事と聞かれたら?」
NOVA「娘と一緒に楽しむSHTが最高で、その楽しみを奪う輩は全力全開でぶっ飛ばす、と言うのが本音だ。本当を言えば、朝日放送に『SHTを放送しなければ、甲子園をぶっ飛ばすぞ』と脅迫電話を入れようか、という妄想にも駆られたが、そんなことをすれば、全国の高校野球ファンが悲しむだろうし、SHTの看板にも傷がつくだろうし、特撮マニアが世間からバカにされるし、何よりも『そんなことをして警察のお世話になれば、結局、それでSHTを見るのに支障をきたす可能性が大きい』というところまで想像力を巡らせた結果、短絡的で頭の悪いテロ行為は頭の片隅だけに留めて、ブログの小ネタ程度に残しておいて、人を傷つけず自分が辛抱強く我慢すればいい、ということで今に至ったわけだ。まあ、俺と同じように考えた関西の特撮ファンが何人いるかは知らんが、臥薪嘗胆に耐えた全関西のライダーファン、戦隊ファンの同志の思いが明日にはずいぶん満たされるわけで」
晶華「まあ、NOVAちゃんにとって、私たちはニチアサSHTに負けず劣らず大事ということが分かって何よりだわ。娘を質に入れてもSHTを見るなんて言われなくて良かったし」
NOVA「と言うか、妄想娘をどうやって質に入れるんだ?」
晶華「その辺は、妄想の質屋さんでも創作して、何とかするのが作家ってもんでしょ?」
NOVA「お前、そんなに質屋に売られたいのか?」
晶華「そんなわけないでしょう!? バカなことを言ってないと、妖精郷のキャラ成長タイムに移るわよ」
NOVA「ああ。2ヶ月ぶりのキャラ成長タイムを頑張って、それから明日のSHT延期分を迎えるぜ。それが俺の生きる道!」
カシュミーラの成長
晶華「とりあえずは、いつもの通り能力値成長ダイスを振るところからスタートね。1と6が出たから、器用と精神なんだけど、精神にするわ。MPも大事だし。
「経験点は、3500点増えたんだけど、3000点消費してフェンサー8レベルにしておくわ。お金は2800ガメルもらったけど、今回は使わずに貯めておくわね。
「それとミリィのレベルが上がったので、一応、ペガサス・ノマちゃんの強さも上げておいたわ。妖精郷からは外に連れて来れないんだけど。ところで、ペガサスもウォーホースも7レベルで成長が頭打ちなのよね。レベル8からは、レジェンドホースとか、より強い飛行騎獣とかを見繕う必要があるんだけど、お金との兼ね合いがあるから、次のプレイ時に考えるようにするわ。とりあえず、ノーマルホースじゃ、これからの戦闘に耐えられないってことで。
「あと、今回新しく名誉点500点をもらったけど、何に使ったらいいかよく分からないので、これも次のプレイ時に考えるようにするわ」
NOVA「妖精郷から帰還したことで、いきなり『都市レベルの有名人』の一歩手前になったからな」
晶華「たぶん、リオン様の小説が売れたからよ。読者の人たちは、カシュミーラのことを実在の人物と思わずに、フィクションのキャラクターだと思っているはず」
NOVA「それでも、今回初めて名誉点が手に入ったことで、パーティーネームを決めたり、名誉点アイテムの購入なんかもできるようになったので、また考えておいて」
●カシュミーラ・ミルモワール(ミリィ)
エルフの森羅妖精剣士(冒険者レベル8)
信条:栄光(肯定)、希望(肯定)
矜恃:恩義を忘れず、借りは必ず返す。
冒険者技能:フェアリーテイマー6レベル、フェンサー8レベル、セージ1レベル、スカウト7レベル、ライダー5レベル、ドルイド3レベル(残り経験点1546点)
一般技能:ノーブル2レベル、ウェザーマン1レベル、ハンター1レベル、ジュエラー1レベル
所持金:3995ガメル、245MM
名誉点:500点
器用22+2、敏捷18、筋力8、生命13、知力22+2、精神19
HP37、MP46
技巧11、運動10、観察11、探索12、先制10、知識6、魔物知識9
生命抵抗10、精神抵抗11
妖精魔法魔力10、森羅魔法魔力7
戦闘特技:《魔法拡大/数》《魔力撃》《マルチアクション》《変幻自在》《トレジャーハント》《ファストアクション》
騎芸:【攻撃阻害】【高所攻撃】【タンデム】【騎獣強化】【人馬一体】
種族特徴:〈暗視〉〈剣の加護(優しき水:強化)〉
習得言語:エルフ語、交易共通語、妖精語会話、汎用蛮族語会話
武器:ダガー(命中12、威力3、追加ダメージ+9(騎乗時+10)、クリティカル値9)
クォータースタッフ(命中13、威力14、追加ダメージ+9(騎乗時+10)、クリティカル値11)
防具:クロースアーマー&バックラー(回避11(盾使用で12)、防護点2(杖使用時3))
所持品:冒険者セット、アウェイクポーション、保存食15日分、ヒーリングポーション×2、魔香草×6、救命草×4、スカウト用ツール、手鏡、着替え(一週間分)、水着、騎乗契約証、宿り木の棒杖、アンチドーテポーション、魔晶石5点×2
妖精の宝石:ピクシー、ドライアード、エインセル
乗り手の歌:ユニコーン
イベントアイテム:妖精の透明薬
頭:ネコ耳カチューシャ
顔:ひらめき眼鏡(見識、探索+1)
耳:妖精使いの宝石(風)
首:妖精使いの宝石(光)
背中:ウェポンホルダー
右手:宗匠の腕輪(器用+2)
左手:叡智の腕輪(知力+2)
腰:宝石ケース(炎、土、水、闇)
(妖精魔法は8レベルまで対応)
騎獣データ(ペガサス:ノマ(光の翼モード)、ビッグホーン装備)
HP51、MP29
蹄の命中10、打撃点2D+8+1、回避9、防護点6
生命抵抗9、精神抵抗9
特殊能力:飛行(命中・回避+1)、毒・病気無効
騎獣データ(ホース:ノマ、ビッグホーン装備)
HP34、MP11
蹄の命中7、打撃点2D+3+1、回避6、防護点4
生命抵抗7、精神抵抗6
エマの成長
翔花「では、次にわたしの番ね。能力値成長は1と2で、2の敏捷を選ぶ。16になったので、腕輪を買うと、ボーナスブレイクって奴?」
NOVA「そうなるな」
翔花「だったら、今回の収入2800ガメルから1000ガメルを支払って、疾風の腕輪を購入します。これで敏捷ボーナスも3点になって強くなった実感が」
NOVA「経験点は3550点が加算だな。ピンゾロ1回分、他よりも50点多い」
翔花「全部で4510点かあ。あと500点あれば、ファイター9レベルにできたのに」
NOVA「エマはそれよりもプリーストを上げるべきじゃないのか?」
翔花「どうして?」
NOVA「どうしてって言われると、GMが強制力を働かせているようで気が引けるんだが、イベント展開条件の一つに、アステリア神官レベルが10以上というのがあるからな。お前にアステリア神官を任せたのも、その条件を満たすためという理由が大きい」
翔花「なるほど。シナリオ都合という奴ね。だったら、仕方ないのでプリーストを上げるわ」
NOVA「仕方ないって言うなよ。8レベルのプリーストは破壊力抜群の神の拳、【ゴッドフィスト】を使えるんだぞ」
翔花「それは、神さまを召喚して殴ってくれるの?」
NOVA「いわゆる、真マジンガーZのロケットパンチ、いや、ビッグバンパンチみたいなものだな」
翔花「ええと、輝くアステリアの名の元にって言ったら、エマが神の拳に変形して体当たりをするってこと?」
NOVA「いや、それは少し違う気がする(汗)。変な例えをして悪かった」
翔花「まあ、いいわ。アステリア様は古代神だから拳の威力も大きくて、40なのね。威力40の攻撃魔法が使えるのなら、プリースト8レベルを選択しない手はないわ」
NOVA「アステリアだったら、プリキュアのこの必殺技のイメージの方が近いかもな」
翔花「《マルチアクション》を使えば、剣で攻撃した後、神さまが殴ってくれるわけね。いかにも必殺技って感じだし、神の代理戦士って雰囲気を出せそう」
NOVA「気に入ってくれたようで何よりだ」
翔花「それと、余った500点の経験点で、エンハンサー技能を買います。練技はもちろん【マッスルベアー】。武器攻撃のダメージを手軽に上げるには、これが何よりも有効と見た」
NOVA「その選択は間違っちゃいないな。とりわけ、《薙ぎ払い》で複数相手に殴れるんだから、ダメージの底上げは効果が大きい」
翔花「《魔力撃》があれば、魔力分10点をダメージに上乗せして強いのは分かるけど、《マルチアクション》や《薙ぎ払い》と併用できないのよね。だったら、別の方法でダメージアップを追求するんだから」
●エマ・ショーカ・ローズワース
ヴァルキリー(アルヴ)の聖騎士(冒険者レベル8)
信条:栄光(肯定)、努力(肯定)
矜恃:自分たちの生命、利益を優先する
冒険者技能:ファイター8レベル、プリースト(アステリア)8レベル、ライダー6レベル、マギテック1レベル、セージ2レベル、レンジャー1レベル、エンハンサー1レベル(残り経験点10点)
所持金:10630ガメル
名誉点:500点
穢れ:1点
器用18、敏捷16+2、筋力18、生命20、知力15、精神18
HP59、MP45
技巧4、運動4、観察3、知識4、魔物知識8
生命抵抗11、精神抵抗11
神聖魔法魔力10、魔動機術魔力3
戦闘特技:《魔法拡大/数》《薙ぎ払い》《マルチアクション》《MP軽減/プリースト》《タフネス》
騎芸:【高所攻撃】【タンデム】【騎獣強化】【チャージ】【人馬一体】【特殊能力解放】
練技:【マッスルベアー】
種族特徴:〈戦乙女の光羽〉〈戦乙女の祝福:強化〉〈暗視〉〈吸精:強化〉(後ろ2つはアルヴの性質)
習得言語:地方語、交易共通語、妖精語会話、ノスフェラトウ語会話
武器:ファルシオン(命中11、威力28、追加ダメージ+11(騎乗時+12)、クリティカル値10)
防具:チェインメイル(回避10、防護点6)
所持品:冒険者セット、保存食7日分、聖印(アステリア)、マギスフィア(小)、疾風の腕輪
NOVA「じゃあ、名誉点の使用は、また後で考えるってことで、今回はここまでだ」
(当記事 完)