Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

妖精郷、第4部の後始末成長2(SWフェアリーガーデン4−12.75)

聞いて驚いた宇宙海賊キター

 

 

ケイP『宇宙海賊の時代ふたたび来たッピー!』

NOVA「いやあ、驚いたなあ。去年の8月からキャプテン・マークス絡みで散々、海賊ネタを話していたら、今年ツーカイザーが出てきて、世界海賊キターって空気になって、ヨホホイとかで騒いでいたら、今度は奴らが帰ってくるって話だもんなあ」

ケイP『これも、おらが海賊をプッシュしてきた賜物だッピ』

009『海賊をプッシュしたのは、イチロー兄さんではなく、ジロー兄さんだったけどな』

NOVA「去年の夏は、海賊もシンカリオンもほぼ賞味期限が切れたネタだったんだよ。だけど、妖精郷のキャラとして遊んでいるうちに、時代が一巡りしてこっちに追い付いてきたような感慨を覚えている。まるで、難波重工のスパイがここにもいるようだ」

009『何だ、そりゃ?』

NOVA「いや、仮面ライダービルドと、うちのサイトの特撮掲示板絡みの話なんだがな。掲示板で誰かが話題にしたネタがあると、近い将来、そのネタが公式で実現するということが何度かあって、難波重工という名の東映スタッフがうちの掲示板をチェックしているのか、それとも書いたことが実現するようなドリムノートなのか、あるいは特撮追っかけの年季の入った猛者たちの集まりだから時代の空気をしっかりつかんでいるのか、たまたま偶然の発生率が上昇する特異点現象なのか、理由は定かではないが、とりあえず妄想から出たマコト兄ちゃんって感じだな」

009『言葉の意味はよく分からんが、あんたの周りでは予想願望妄想が本当になる可能性が高くて、とにかく凄いってことだな』

ケイP『マコト兄ちゃんと言えば、これもニュースだッピ』

NOVA「マコト兄ちゃんことリヨンが帰ってきたりしたのも驚きだが、カノンちゃんが眼魔界の王となっていたアラン様と結婚して女王さまになっていて、しかもカノンスペクターに変身までするという展開に、妹萌えここに極まれりって感じになっている」

晶華「妹キャラにして女王さまなんて、まるで私ね。カノンって名前もカフンに似ているし」

009『つまり、このブログには、あんたの願望実現機能でも付いていると言うのか?』

NOVA「俺の言葉の半分は妄言だぜ。……ということは、裏を返せば、半分は本当だったり、近い将来、実現する可能性があるということを意味している。だからこその言霊魔術ってことなんだ」

009『単に時流を上手くつかんでいるだけ……と言った方が、よほど信憑性が高い言い草だが、予知予言とは違うのか?』

NOVA「いや、違うだろう。俺は単に、俺が面白いと考えるネタを書いているだけだ。世の中の方が勝手に付いて来て、俺を楽しませてくれるだけなんだから、逆に言えば、俺を楽しませる=時流に乗れてラッキーになれるってことじゃないか?」

009『そこまで自信満々に断言できるってのも凄いが、そう考えられる方が、世の中、楽しく生きられそうだな』

NOVA「問題は、何が実現するのか、俺にもよく分かっていなくて、いっぱい書いたことの中から、その一部がたまたま当たっただけ、と考えることもできるわけだ。あるいは俺がファンとして長年追っかけ続けているから、俺が面白いと思うものは制作スタッフも似たようなセンスで面白いと感じて、しかも作り手と俺の世代が近いから上手く噛み合うのかもしれんし。ただ、俺が自画自賛するのは、『下手な鉄砲、数撃ちゃ当たると言っても、実際に数を撃つためには、それだけの弾、つまり話のネタを書き続けないといけない』ってことなんだよ」

ケイP『弾を撃ち続けるのも、気力体力や愛、夢、好奇心など想いの力が必要ってことだッピ』

NOVA「命中精度がどれだけかは自分でも定かではないが、トライ&エラーや試行錯誤は好きな言葉だからな。当たるも八卦、外れるも八卦ってことで、楽しい願望を書き綴ることが俺のファンタジーと言っておく。それと、メガネンジャー的には、こちらも旬が訪れているので、貼っておこう」

 

  

キャプテン・マークスの成長

 

ケイP『密度の濃い特撮前置き雑談はこれぐらいにして、本題のキャラ成長行くッピよ。能力値成長は4と6が出たので、4の生命力を選ぶと24になって、ボーナスが1増えたッピ。

『経験点は4396点貯まったので、今回は3000点消費して、マギテックを7レベルに上げたッピ』

NOVA「ファイターじゃないんだ」

ケイP『エマお嬢さまがファイター8レベルに上げたので、おらまで8レベルになると、パーティーの平均レベルが四捨五入して8になるので、冒険の難易度が向上するッピよ。上げるなら、ミリィさんやリオンさんも同時に8レベルになるタイミングを見計らうのが賢明な判断ッピ』

翔花「それじゃあ、わたしがまるで空気の読めない子みたいじゃない」

NOVA「読んだのか、空気?」

翔花「いいえ、全然。自分の成長のことしか考えていなかったわ」

ケイP『翔花ママはそれでいいのです。主役は空気を読むのではなく、作るもの。主役として場を引っ張り、盛り立てるように動いてくれるなら、それに合わせて空気を調整するのがサポートキャラの仕事。空気を作るのも、空気を読んで合わせるのも大切な役割だッピ。リーダーは空気を作り、フォロー役は空気をつかんで、そろえる。その代わり、空気を作るなら、率先して皆を引っ張る責任を果たすべし。これがマスターNOVAから学んだ人間性、社交の心得だッピ』

NOVA「まあ、そうだな。言わば、企画主とかホスト役は、自分のスタンスを明確に定め、集団の方針を提示し、自分の言動に責任を負うべし。他人を自分のしたいことに巻き込むのなら、積極的なリーダーシップが求められるし、サポートメンバーの要望に応じられる力量や情熱、そして覚悟を常にアピールしなければならない。もちろん、性格が消極的で、自己主張が弱く、周囲の要望を集めて実現させるのに力を注ぐ調整型のリーダーもいるが、企画を回そうと思えば、自分なりのリーダー像を模索しないといけないのだろうな」

晶華「リーダーの理想と、ダメな例は?」

NOVA「理想は、自分とチームの行動方針が大きくブレないことだな。企画を立ち上げる以上は、リーダーが何よりもその企画に情熱を注いでいる姿を見せないと、そもそも信用が得られない。企画を立ち上げた際、幸運にも付いて来てくれる人がいた場合、リーダーは他人を巻き込んでいるんだから、企画を裏切るようなマネをすること自体、人間性への信頼を失うことになる。仮に、自分がその企画を動かすだけの器じゃないと自覚したなら、恥をしのんで、その事実を打ち明けるなり、企画の終了、あるいは引き継ぎまでは責任を負うのが理想だし、一度、信頼を失ってしまえば、同じメンツからは二度と企画を任されることはない」

翔花「でも、企画が失敗することだってあるよね」

NOVA「失敗の原因は様々で、リーダーのせいとばかりは言えないことも多いんだけど、最終的な責任はリーダーが負う。失敗を見極め、企画の終了を宣言し、損切りまで考えて、極力、参加メンバーに不満が残らないように手を尽くす。説明責任もきちんと果たす。幕引きまでしっかり果たして、企画そのものは失敗に終わっても、メンバーの不満は和らげ、リーダーとしての信頼を維持すること自体は可能。誰よりも熱心に働いている姿を見れば、『試合では負けても、このキャプテンと一緒なら楽しくプレイできた』と思えたりもするし、リーダーに何よりも必要なのは、明るさとかバイタリティー、情熱だと考える」

晶華「でも、クールなリーダーもいるよね」

NOVA「クールさと情熱は両立できるぞ。クールは思考スタイルで、冷静に物事に対処できるということだ。情熱は思考スタイルではなく、ヤル気、負けん気、情念というハートの有り様で、クールキャラだって内なる情念は人一倍強いケースだって十分考えられる。久々の座標軸4分類で分けると、こうなる」

 

  1. クールかつ情熱的:ゲッターチームの神隼人。あるいはアオレンジャー。サブリーダーになったり、リーダー不在時のまとめ役ができる。
  2. クールだが情熱が欠如:単なる冷めた奴。ニヒルとも言う。周囲が頑張っていても、自分には関係ないさ、とうそぶく。面倒なことはしない。初期のガンダムカイ・シデンとか、チームに参加前の一匹狼キャラに多く見られる。大体は、過去の事件で心に傷を持ち、それが解消されたり、目標を見出すことで1に化けたりもする。
  3. クールじゃないが情熱的:いわゆる単純バカ。猪突猛進の熱血漢主人公タイプだが、未熟で危なっかしい。2と3は仲が悪いが、お互いに感化し合える良いバディーになれることが多い(フィクションの定番)。
  4. クールじゃなくて情熱もない:知性も情熱もないモブキャラ。他人の提案に従うだけで、主体性そのものが薄い。ただ、2のクールさに憧れたり、3の情熱に火を付けられたりして、良い追従者から成長するケースは考えられる。なお、フィクションでは「あいつは何て凄いんだ」と驚き解説役を任されて、意外と読者に感情移入させる視点キャラの役割を当てられることもあって、名のあるモブとして欠かせない役割を果たすことも。

 

NOVA「なお、クールは思考スタイルの問題で、必ずしも有能を意味しているわけではない。冷静で的確な判断をしているのに、主人公の持つ理屈を無視した勢いとか幸運パワーで押し負けて、『バカな。こんなことがあるはずがない』と狼狽えるキャラもいたり、『こんなことは認められん。奴の力の秘密、必ずあばいて見せる』と主人公のストーカーになったり、『今回はたまたま運が良かっただけだ。それが実力だと思うなよ。この次に会ったときは覚悟しておけ』と上から目線を崩さないとか、言動はクールなんだけど負け続けるというキャラも多く、メッキが剥がれることで人間性が露になって、人気キャラになることも多い。負けクール、残念クールというのも一つのジャンルだと思うよ」

009『セリフだけクールっぽく見せかけても、話の中身はメチャクチャというケースもあるな』

NOVA「マッドサイエンティストにありがちだな。フフフ笑いから、テンションが上がるとヒャーハハハとか奇声を上げだすとか、自分の理論に酔い始めるタイプ」

晶華「NOVAちゃんじゃない」

NOVA「俺!? さすがに奇声を発して高笑いはしないと思うが。まあ、昔やろうとしたら、先にやってたゲーム作家の友野さんとかぶるから遠慮して断念したという過去があって、他人の芸風をマネても二番煎じじゃウケないから、どういう芸風で行こうかと考えているうちに、チャンスを失ったりもしたわけだが」

009『それが今では寄り道脱線芸人に成り果てて……』

 

ケイP『本当に寄り道脱線芸人だッピ。キャラの成長タイムのはずなのに』

NOVA「花粉症ガールが割り込んで来るから悪い。娘は俺の寄り道脱線回路を刺激するからな。とにかく、ケイPは空気の読める従者魂を発揮して、8レベルに成長するのを控えたって話だな」

ケイP『寄り道脱線しつつも話の流れは把握しているのが、マスターの凄いところだッピ。とにかく、今はバイク変形という技を習得したので、マギテック7レベルになると、新たに【オートモビルⅡ】という術が使えるようになる。すなわち、より強い高性能魔動バイクに進化したッピよ』

NOVA「あ、悪い。最後のダンジョンは騎獣不可なんだわ。もちろん、バイクも無理だから」

ケイP『何と。すると高性能魔動バイクのお披露目は……』

NOVA「第2シーズンの楽しみにってことだな」

ケイP『シクシク(涙目)』

 

NOVA「気を取り直して、買い物にしようぜ」

ケイP『8700ガメルもらえたんだな。だったら3000ガメルで〈ブラックベルト〉を買って、防護点1アップだッピ』

NOVA「ところで、今、気付いたんだが、盾を攻撃に使ったら、その分の防護点は加算されないんだったな。前回のゴブリンハイキング戦では、余分に4点くらっていた計算になる」

ケイP『たかだか4点。大差ないッピよ』

NOVA「まあ、あの局面ではそうだったが、一応、間違いなので、次からは気を付けてくれ」

ケイP『了解だッピ。さらに2000ガメルで〈アイソアーマスク〉を購入。これは防護点をさらに1点加える一方で、同じ乱戦エリアの味方に飛んでくる遠隔攻撃を自分に引き寄せる効果だッピ』

NOVA「戦闘特技の《かばう》は、魔法からの攻撃はかばえないんだが、それは単体攻撃魔法も引きつけるからなあ。HPや防護点の低いキャラにとってはデメリットにしかならないが、キャプテンぐらい頑丈だと、メリットが大きい。というか、どれだけ固くなるんだよ」

ケイP『エマお嬢さまに祝福されて、練技【ビートルスキン】も使うと、防護点16だッピ。盾を攻撃に使っても防護点14』

NOVA「かばう系の重戦士はいかに防護点を高めるかが肝心だからな。あとは鎧を対銃弾仕様にして、魔法への耐性も高めたりすれば、無敵の守護神になれるってか」

ケイP『これぞ、味方を守るいたわりの精神だッピ』 

●キャプテン・マークス

 

ルーンフォークの戦士魔動機士(冒険者レベル7)

 

信条:財力(否定)、復讐(肯定)

矜恃:どんなときも礼節を失わない

 

冒険者技能:ファイター7レベル、マギテック7レベル、レンジャー6レベル、エンハンサー6レベル(残り経験点1436)

一般技能:セイラー3レベル、ナビゲーター2レベル

所持金:4355ガメル、315MM

 

器用18、敏捷17+1、筋力18+2、生命力24、知力12、精神10
HP60MP31

技巧9、運動9、観察8、知識0

生命抵抗11、精神抵抗8

魔動機術魔力9

戦闘特技:《かばうII》《魔力撃》《ガーディアンI》《タフネス》《サバイバビリティ》《防具習熟A/盾》

練技:【マッスルベアー】【ビートルスキン】【メディテーション】【スケイルレギンス】【ワイドウィング】【ジャイアントアーム】

種族特徴:〈暗視〉〈HP変換・強化〉

習得言語:魔動機文明語、交易共通語、(妖精語会話)

 

武器:ヘビーアックス(命中10、威力25/両手使用時35、追加ダメージ+10、C値11)

  スパイクシールド(命中8、威力13、追加ダメージ+10、C値10)
防具:チェインメイル&スパイクシールド(回避10、防護点11/盾攻撃時9

所持品:冒険者セット、アウェイクポーション、保存食15日分、ヒーリングポーション、救命草×3、着替え(一週間分)、魔香草×5、アンチドーテポーション

 

顔:妖精のメガネ

首:マギスフィア(小)

背中:マギスフィア(大)

右手:怪力の腕輪

左手:俊足の指輪

腰:ブラックベルト(防護点+1)

その他:アイソアーマスク(防護点+1、遠距離攻撃誘引)

 

サイバ☆リオンの成長

 

009『最後に、ぼくだな。ところでShinyさんよ。先程からの寄り道タイムで、あんたは自分がいかにリーダー向きかを誇っているかのように聞こえたんだが、そうなのか?』

NOVA「10年前のNOVA2009は、そういう意識がなかったんだろうな。だが、まあ、規模は小さいとは言え、自営業で頑張ったり、掲示板管理で試行錯誤をしたり、あれこれ苦労を重ねているうちに、俺なりにリーダーシップとは何かを考えたりもしたさ。その結果、俺が得た結論は、

『自分が楽しいと考えること、大切だと考えることを自己主張する師匠キャラ、精神的リーダーなら務まるかも』とか、

『独りで抱え込むぐらい真面目な責任感なら誰にも負けないかもしれないけど、それでチームの空気が重くなったり、肝心のリーダーがつぶれたら何にもならないので、適度にチャランポランで行くのも正義』とか、

『周囲の人間を評価し、イヤミになり過ぎないような言葉で伝える』とか、

『ダメな人間の改善すべき点を、歯に絹着せずに指摘するけど、それは相手がそうしてくれと望んだ時だけ』とか、まあ、いろいろあって、今に来ている。

「一応、ラーリオス企画は原案者がリーダーシップを発揮せずに、俺が尻拭いした形だから、同じ過ちを繰り返さないためには今後どうすればいいか、ぐらいは考えたわけだし、俺にとっては、花粉症ガール企画が失敗した先行企画を引き継いだ感覚はある」

009『ラーリオス企画は失敗したのか(愕然)』

NOVA「ああ、そうか。2009年の俺は、そこに情熱を注ぎ込んでいたもんな。この場合、何が成功で、何が失敗かの詳細分析は必要だが、作品として未完に終わったのは大成功とは言えまい。さらに原案者の成長という内的目標も、現状を考えると失敗としか言えないな。原案者の企画目的が『みんなで力を合わせて、オリジナル特撮ヒーロー小説を楽しく作ろう』って提案どおりだったとしたら、原案者が一番『みんなで力を合わせることのできない自己中ぶり、社交の未熟さを露呈してしまった』時点で、周りの人間が楽しむことは無理だったという結論になる」

009『ぼくは執筆の上手い下手さをことさら問題にするつもりはなかったんだけどな。一つのテーマでそれぞれの創作観やらヒーロー愛を語ったりして、楽しい時間を持てたら、それで良かったと思うし、自分の昔とった杵柄が役に立てばいいかな、とか、そんなところだ』

NOVA「結局のところ、原案者の執筆技術的な問題だけじゃなくて、肉体的にも、メンタル的にも、ハードな創作活動に耐えられる状況じゃなかったし、自分の好きな作品であっても面白い語りをできるほどのコミュニケーション能力も未成熟。そして、仮に社交能力の経験が薄くても、対面でないインターネットの文字世界では冗舌になれる者、逆にリモートよりもオフラインの方がコミュニケーションが得意な者とかいる中で、『ネットでは無遠慮で自己中な要求を重ね、リアルでは遠慮しがちなもじもじモードで話が続かない。どっちでも会話のキャッチボールが続かない』ということで、それでも内面でいろいろ考えていることはあるんだろうし、だけど、それを独り善がりな形でしか表現できない。うん、まるで世紀末の未熟な俺を見ているような感じだな」

009『だから、妙に感情移入したんだな』

NOVA「そりゃ、若い頃の自分が頑張っているような姿を見たら、応援したくなるだろう。だけど、それは俺の思い入れ過多な錯覚だった。若い頃の俺も迷い、傷つき、上手く自分を表現できない不甲斐なさに涙を流したり、荒れたり、アップダウンの激しい気性で自己コントロールがなかなかできない時期があったし、空気が読めたかというと衝動的なこともあった20代だった。それでも、好きなことには本気で飛び込んで、一途に追っかける面があって、クールを目指しながら単純バカで浅はかな面も多く、客観思考しているつもりが空回りしていた」

009『はいはい。平成初期の自己紹介乙』

NOVA「ホビー館初期は、そういう自分の反省懐古から始まり、クウガを見て五代雄介に憧れたり、その後、氷川さんの不器用な生真面目ぶりとか、ギルスの激情に感情移入したりしながら、一方で北条透のキャラを面白いと思ったり、平成ライダーを追っかけながら、感想記事をあれこれ書いたりしていたな。そうしているうちに、自分の主催する掲示板に興味を示して、感想書いてくれる客人が現れて、いろいろな人の特撮愛、ヒーロー愛に接して、いいなあ、と感じたりした。自分の想いしか見えていないところに、曲がりなりにも管理人として責任を感じるようになったりして、時にはトラブルが発生しつつも、頑張って乗り越えてきた。

クウガのみんなの笑顔は最初から共感できたけど、アギトのみんなの居場所を守るというのは放送当時は、よく実感できずにいた。でも、気がつけば、掲示板とかブログとかが居場所みたいになっているんだよな。少なくとも、ホビー館は自分のホームページ、家みたいな感覚だし、サイト構築中心だった時期は、他のサイト主さんそれぞれの思い入れとか時に語り合ったりして、それぞれが自分の好きなものを自分の居場所でアピールし合う中で、上手く関係性を紡ぎ上げていく時間があった」

009『それが平成中期だな』

NOVA「だけど、リアルの自転車事故で左脚を骨折して、仕事も続けられる状況じゃなくなって居場所の一つを失ったとき(2006年末)に、ネットでのサイト運営だけが自分の居場所になっていた頃合いで、うちの掲示板にラーリオス企画の原案者が現れたんだな。タイミング的には事故から半年近く経って、何とか松葉杖なしに歩けるぐらいにはなっていた頃、自営の仕事を立ち上げようとエネルギー充填した段階だ。鬱屈していた何かを発散しようという心意気があったから、誰かの前向きな気持ちに便乗しようってモードにはなれたんだな」

009『ああ、そこまではぼくにも分かる。自分の世界に降りかかる刺激があって、そこにどう応じるかで一念発起したくなる瞬間がな』

NOVA「そして、結果だけを客観的に見れば、ラーリオス企画そのものは作品としてのゴールには辿り着けなかったとしても、俺にとっては頑張っただけの成果、というか経験と人間関係の新しい土台にはなったんだよな。俺の人生の中で、その企画がなければ得られなかったものはいろいろあるわけだし、その点で原案者には感謝しているのは間違いない。ただ、原案者がそれで何を得たのかな、と考えると、俺ほどの思い入れが原案者にないな、と感じて寂しさを覚えたのが2018年の春だな。そこで共通の土台を確認し、大切に考えられなかった点で、この人間関係にもう発展性はないな、と思った次第」

009『彼がそういう人間だとは思わなかったな』

NOVA「創作志望だから、自分の作品への思い入れは強固なものを持っていると思い込んでいたんだが、おそらく俺にとってのラーリオスは原案者のものだという意識が消えなかったのに対し、向こうとしては自分の作品ではない、NOVAに譲って捨て去った、もう振り返らないぐらいの気持ちだと察する。

「あるいは、原案者の記憶保持力とか、思い入れを示す表現力とか、感情移入能力とかが淡白なのかもしれないし、俺とは異なる創作観とかあるのだろうけど、そういうのはここではなく、原案者のブログで濃厚に語ってくれれば俺は感じ入りながら読むかもしれない。小説作品そのものよりは、エッセイ風に料理したそっちに興味があるが、まあ、たぶん、ここで直接ぶつけられても異物だろうから、素直に受け止められる想いじゃないだろうな。相当、鬱屈も抱えているだろうし、人に読ませても問題ないほど昇華するには時間も掛かるだろう。

「それでも、俺が一番読みたいのは、『原案者のラーリオス時期の懐古話とか、そこから今の創作への想いとか』だな。当然、俺よりも濃い文章を書けることは期待していないが、もっと短い淡々とした想いでも構わないので、それぐらいはリクエストするし、そういう記事だったら喜んで読むことは約束する。まあ、本人が書きたくないものを強要する気はないが」

009『そんなことは原案者にメールで直接言えばいいだろう? コメントを拒絶しているんだから、もう読んでるとも限らないだろうし』

NOVA「大丈夫。難波重工のスパイがいれば、ここで書いたことは伝わるはずさ」

009『そいつは妄言だな』

NOVA「半分ぐらいはな(ニヤリ)」

 

009『さて、寄り道脱線のネタをまいて悪かったな。ここからキャラ成長に切り替えるぞ。能力値成長は1と6。当然、6の精神を選ぶ。魔法使いが今さら器用さを選んでも仕方あるまい』

NOVA「小説家には、人間関係の器用さも求められるぞ。編集さんとの関係然り、読者さんとの関係然り、作家仲間との関係然り」

009『能力値の手先の器用さとは、何の関係もないだろうが』

NOVA「いや、今の時代、キータイプの素早さは執筆スピードにストレートに影響する。手先が極端に不器用だと、執筆もままならない」

009『言われてみれば確かに。だが、ソード・ワールドの世界では羊皮紙に手書きだからキータイプは関係ないだろう』

NOVA「魔動機文明時代なら、キータイプだったのだろうな。サイバのご先祖のミッドウーノさんは、魔動機文明時代の作家なので、製本印刷された本がいっぱい出回った。だけど、その技術は現在、失われたために、サイバ☆リオンは手書きで小説を書かないといけない。印刷技術のない時代に有名作家になるのは大変だろうな」

009『う〜ん、だったら戯曲脚本で、舞台芸術を目指すとするか。あるいは吟遊詩人に物語を流布してもらう方が現実的かもしれん。自分の本をどうラクシアにアピールするかは、ラクシアに帰還後に考えないといけないな』

NOVA「現実の歴史で考えるなら、やはり権力者である王侯貴族の間で伝われば、時代を越えて読み継がれるが、民間伝承の類に留まれば、後世の研究者に発掘されるまでは無名のままに終わる可能性が大だな」

009『妖精の間でだけ語り伝えられる、文字どおりのフェアリーテイル(おとぎ話)になる可能性もあるか。妖精使いの女王のお供が、不死鳥の剣士と、機械製の海賊船長と、魔法使いとかは、本当におとぎ話でありそうだ』

 

NOVA「経験点は3460点加算で4266点だが、ソーサラーとコンジャラーのどちらかを7レベルにできるぞ」

009『ここでセージを8レベルにすると、空気の読めない子扱いされそうだな。さすがにイチロー兄さんの気遣いを無下にするほど、傍若無人なマネはしたくないので、ソーサラーかコンジャラーを選ぶんだけど、10レベルの【フライト】を目指したいから、真っ直ぐソーサラーを上げておこうと思う』

NOVA「お金は8700ガメル加算だが?」

009『まとまったお金が手に入ったので、〈とんがり帽子〉〈ひらめき眼鏡〉〈幸運のお守り〉の3つを買って、9000ガメルを使った』

NOVA「順に解説してくれるか?」

009『まず、帽子は魔物知識判定を+1してくれる。眼鏡は見識と探索を+1だな。これで、実質、セージを1レベル上げたのと同じ効果と言える。お守りは戦利品判定の出目を+1してくれるので、セージの《鋭い目》と合わせて+2だ。パーティーの知恵袋としての能力をますます高めた形になる。知識および鑑識眼は小説を書く上でも大切な資質だからな。ろくに物を知らない小説家、好奇心の欠如した小説家は、ぼくの辞書ではあり得ない』

NOVA「まあ、誰にだって得意ジャンルと不得意ジャンルはあるだろうがな」

009『ところで、今にして見ると、3レベル持っているシューター技能が全く無駄なように思えるのだが? 何のために覚えたんだ?』

NOVA「そりゃ、レベルが低いうちはMPも少ないから節約したいと思ったのと、弓の威力が魔法よりも高い時期があったんだよ。筋力をあと2点上げて、ヘビーボウに買い換えれば威力27になって、まだまだ弓が魔法の威力を凌駕するぞ」

009『ソード・ワールドの弓では、複数相手の連射ができないからなあ。防護点でダメージを減らされる欠点も考えると、弓を使うぐらいなら、マギテックと組み合わせて、ガンを使う方が実用的に思える』

NOVA「サイバ☆リオンの名前の元ネタに、シティハンターの冴羽獠を意識してもいて、ガン使いへの道も検討していたんだけど、小説家キャラで知識メインという路線になったので、あれもこれもという方向性を断念した次第。マギテックシューターはまた別の機会に試したいと思っている」 

●サイバ☆リオン

 

人間の軍師魔法使い(冒険者レベル7)

 

信条:運命(肯定)、勇気(肯定)

執着:魅力的な異性を無視できない

 

冒険者技能:ソーサラー7レベル、コンジャラー6レベル、セージ7レベル、シューター3レベル、ウォーリーダー2レベル、レンジャー2レベル、アルケミスト1レベル(残り経験点1266)

一般技能:オーサー3レベル、ライブラリアン2レベル

所持金:1435ガメル、915MM

 

器用19、敏捷18、筋力15、生命力14、知力21、精神22

HP35、MP61

技巧5、運動5、観察5、探索6、先制5、知識11

生命抵抗9、精神抵抗10

真語魔法魔力10、操霊魔法魔力9

戦闘特技:《ターゲッティング》《魔法拡大/数》《魔法収束》《魔法制御》《鋭い目》《弱点看破》

鼓咆:【軍師の知略】【怒涛の攻陣I】

賦術:【インスタントウェポン】

種族特徴:〈剣の加護(運命変転・強化)〉

習得言語:ザルツ語、交易共通語、魔法文明語、汎用蛮族語、魔動機文明語、魔神語会話、神紀文明語読文(妖精語会話)、エルフ語会話、妖魔語会話、ドラゴン語会話

 

武器:ロングボウ(命中6、威力22、追加ダメージ+5、C値10)
防具:ソフトレザー(回避0、防護点3)

所持品:冒険者セット、矢弾(12本、7本)、アウェイクポーション、保存食16日分、ヒーリングポーション、魔香草×6、救命草×4、羽根ペン、インク、白紙の本、着替え(一週間分)、白のマテリアルカード5枚(B級)、ぬいぐるみ、アンチドーテポーション、美肌草×2、呼応石×5

妖精鉱:風精鉱、土精鉱×2、闇精鉱

妖精の宝石:シルフ、パック

イベントアイテム:サカサマガエルの彫像

 

頭:とんがり帽子

顔:ひらめき眼鏡

耳:(妖精イヤー。装備ではない)

首:軍師徽章

背中:矢筒

腰:矢筒

右手:発動体の指輪 

左手:アルケミーキット 

その他:幸運のお守り

バージル(ストローバード)のデータ

 

HP22

くちばし命中5、ダメージ2D+1

回避5、防護点0

雷撃:特殊能力行使4、ダメージ2D+3、

 対精神抵抗でダメージ半減

特殊能力:飛行(近接戦で命中・回避+1)

弱点:炎で+3ダメージ

 

★シャッテ(猫ファミリア)のデータ

 

HP:サイバと共有、MP7

爪命中3、ダメージ2D

回避3、防護点1

特殊能力:サイバに暗視能力を与える

(当記事 完)