さて、本腰です。
明日に書こうかと思ってましたが、明日は明日で書くネタが掲示板の方にできるので、宿題はちゃっちゃと片付けましょう。勢いがあるうちが華ってことで。

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ゾンビの歴史2(80年代)
先ほどは、基礎知識としてロメロ監督のチェックだけで済ませましたが、「ゾンビ映画の歴史」を語るとなると、他にもネタは多数ですね。
メジャーどころを思いつくだけ挙げるにしても、『サンゲリア(79年)』『地獄の門(80年)』『ビヨンド(81年)』といったルチオ・フルチ監督作品、『ゾンゲリア(81年)』、『死霊のはらわた(81年)』、『ゾンバイオ 死霊のしたたり(85年)』、『バタリアン(85年)』など、80年代はスプラッタームービーブームなどもあって、ゾンビ映画は一つの黄金時代を築いておりました。
全部語っていきますと、ここがホラー映画サイトになってしまい、収拾がつかなくなりますので割愛します。まあ、総括するなら、この時期、ホラーに限らず、SFX技術がいろいろ進化して、特殊メイクとかゴア描写などが多彩になった結果ということですね。
自分は90年代前半に、こういう作品を他の特撮作品やアニメといっしょにレンタルビデオで見まくっておりました。また、『バタリアン』なんかはテレビ放送で見たなあ、とか、ほぼ同じ頃合いに『ターミネーター』も見た記憶とか、『必殺シリーズ』とか、『平成ゴジラシリーズ』とか、『スパロボ』とか、80年代後半〜90年代前半は、いろいろ雑多に楽しんでいた青春時代だなあ、と懐古できます。
まあ、その前に、80年代のゾンビを語るなら、この人も忘れちゃいけませんね。


「スリラー」のミュージックビデオは、83年ですか。やっぱり、この時期がホラー映画の一つの頂点期になるんでしょうね。
ゾンビの歴史3(90年代)
90年代になると、ホラーはリメイクブームになるのかな。
『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 死霊創世記』が、1990年。
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ラストのオチは、「68年に比べて、女性が強くなったなあ」というもの。
当時、『ターミネーター2(91年)』にハマって、SFに目が行っていた自分としては、新作ホラーは少し物足りない、と思ったりしていた時期でもあります。まあ、その分、旧作をレンタルビデオでたっぷり見ていたわけですが。
ある意味、ホラー映画の終焉を象徴するのが『13日の金曜日』シリーズ。
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1980年に第1作が公開されて以来、80年代を通じて、次々と新作が作られたわけですが、第9作『ジェイソンの命日(93年)』で一度終了。
一応、ジェイソンをゾンビに分類すべきかどうかは微妙ですが。分類できなくもないけど、もう「ジェイソン」という固有名詞で一つのキャラクターとなってますからね。
90年代前半に廃れそうになっていたホラー映画の復権は、ゲームというジャンルで行われます。それが現在のゾンビ人気に通じる『バイオハザード』。


96年の第1作で新たな「ホラー風味のガンアクション物」というジャンルを開拓し、98年の第2作で物語の世界観を、一つの屋敷から都市に拡張。キャラクターのコスチュームなども、ただの地味な隊員服であった1作めより、萌え要素を高め、クレアの人気が上昇。
その後、99年の3作目で、1作目のヒロイン・ジルを再度、主人公として登用。この段階で、「ゾンビと戦うヒロイン」路線を固めたように見えます。まあ、4や5でレオンやクリスら男性主人公の復権も為されるわけですけど。
ゾンビの歴史4(00年代)
ゲームという分野で復活したゾンビ物。
このブームが、映画に逆輸入という形で、新たなブームを起こしたのが21世紀の流れと言えるかな。
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新たなバトルヒロイン・アリスを用意し、元のゲームの世界観を一部踏襲しつつ(登場キャラなどのリンクあり)、違う物語、違う世界観に発展している本作。
1作目が02年、2作目が04年、3作目が07年、4作目が10年と順調に作られ、もう21世紀のホラー・アクション映画史を語る上では外せないシリーズと言えます。まあ、回が進むにつれて、ゾンビの怖さがなくなっていくというホラーとしては致命的な状況にあるわけですけど(苦笑)。
ゲームを元にしたホラー映画という点では、『ハウス・オブ・ザ・デッド(03年)』、『同2(05年)』、『SIREN(06年)』、『サイレントヒル(06年)』も挙げておきますか。
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正統派のゾンビ映画という意味では、原典のリメイク作は外せないのですけど、
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果たして、肉体強化されて、すごい速さで走るゾンビを正統派と言っていいのかどうか。
ま、ゾンビも時代に合わせて、進化するということですね。
正統派ということにこだわるなら、そもそも「食人」「感染」という特殊能力を得たロメロゾンビからして、「そんなのゾンビじゃねえ。あれは、リビング・デッドという別怪物だ〜」と言うマニアもいるでしょうし。
そういう観点から考えると、21世紀のスタンダードゾンビは、マニア的には「ランニング・デッド」と言うべきか。ちなみに「running」という英単語には、「現在流行の」という意味がありまして、納得できる言い回しだと思います。