当ブログも、今年の2月で5周年を迎えます。
で、何か、もう少し書き込みを増やすためのネタはないかなあ、と考えてみて結論。50音で思いつく言葉で、エッセイ記事を書いてみる。
これだと、その場の思いつきで記事を書きつつ、一応、連載みたいに継続した形にもなりますね。
で、物は試し、ということで、「あ」は何になるかな、と自分の脳内の星の本棚を検索。すると、「アンドロメダ」とか「アンドロイド」とか「アマゾンライダー」とか「アールエックス78」とか「アルベガス」とか「アルマジロング」とか「赤影参上」とか、いろいろ出てきたけど、手頃な記事になりそうなものということで「アンデッド」を選定。
アンデッドモンスターの系譜
アンデッドといえば、『仮面ライダー剣』の怪人種族名、というのが、近年の特撮ファンの連想ですが、
自分がこの言葉を最初に知ったのは、ファンタジーRPGのD&Dですね。
直訳すると、「不死怪物」ということになるんですけど、死体から生き返った「亡者」という訳が適切だと、自分は考えます。近年は「リビングデッド(いわゆるゾンビ)」が代表ですけど、他にも「ヴァンパイア」「マミィ(ミイラ男)」「ゴースト」など、いろいろ語るネタが豊富なカテゴリーですが、手当たり次第だと整合性がないので、ここはD&Dに頼ります。
アンデッドは、悪霊の系譜でもありますので、聖職者である僧侶(クレリック)に「ターニング・アンデッド(悪霊退散)」されちゃうわけですが、
レベルごとにどんなアンデッドをターンできるか、表が用意されていて、クレリックのプレイヤーはその表を書き写すだけで、アンデッドモンスターの名前や強さを自然に覚えられるようになっています。
昔のファンタジーRPGゲーマーには、大体、D&Dのモンスター観が基本になっていて、モンスターの強さのランクも、それが焼き付いています。
で、栄えある最弱モンスターは……
スケルトン
ええと、「骸骨」ですね。ちなみに、「スケルトン」という語呂は「透ける」という音感もあって、「骨格以外にも、中身が見えるアイテム」という意味が近年、多用されがち。また、そういう名前のパズルや、スポーツもあったりします。
この骸骨、自分にとっては他人に思えません。ええと、自分は痩せていて色白だったこともあり、「ホネ」「ガリ」という有り難くない仇名をもらった幼少期もあって、
しかも、当時「ホネホネロック」という歌がポンキッキで流行したもんですから、しょっちゅうネタにされて、泣いていました。いやあ、子供は残酷だから、一度ウケると、何度もしつこく歌い続けるんですね。
まあ、そういう逆境をバネにして、人間は強くなる。そのうち、「ホネホネダンス」を研究して、持ち芸にするぐらいには成長するんですけどね。
しかも、その後、「髑髏をトレードマークにした格好いいヒーロー」が現れます。
「ドクロの旗はオレの旗♪」という歌詞に、必要以上に感情移入することもできます。
今年は、戦隊も「海賊」ということで、ドクロネタもいろいろ盛り上がれそう。
他にも、海賊をいろいろ並べてみると、
あ、骨から、海賊に話が広がっている。
骨に話を戻すと、今はこれを忘れちゃいけません。
そもそも、仮面ライダーの原点も「ドクロ」じゃん、と後から知って、思わず歓喜してしまった自分(笑)。骨って仇名も、格好いいジャン、と感じてしまうわけで、災い転じて福と為すプラス思考に成熟したわけですね。
で、最後に「骨」といえば、思いつくお方。
自分の趣味の原点も、もしかすると幼少期の仇名が「骨」だったことに由来するのかもしれない、と思いつつ。
PS:何だか「スケルトン」だけで、お腹いっぱい。しばらく、「アンデッド」だけでネタにできそうですな。次は、「ゾンビ」を予定。