今回は、気特対のオブザーバーの数学者・案野悠里の登場編。
彼女と、ヒロイン藤澤さくらの世代差ギャップを交えた交流話になるのですが、自分としては、ミカヅキさんの出番が少なめだったのが不満要素。
どうも、さくらの考えていることがまだ良く分かっておらず、感情移入には至っていないので、ドラマ的には、良く分からないままというのが実感。
Mは一応出ましたが、サイズの小さいMM0に該当するので、気象庁ではなく、環境省の担当になるという設定が披露。
要するに、気象庁は「地震や台風などの大規模災害」に対処するもので、巨大な怪獣もそういう扱い。
一方で、「サイズの小さいのは、熊とか野生の獣に準じる扱い」で、環境省の管轄になる。
巨大生物と思われた「山の中に出現する未知の怪奇的存在」の謎を追うストーリーで、山で遭難したさくらと案野さんを中心に、バックアップするミカヅキさんたちの姿を描いた物語ですが、結局、良く分からないまま、ハッピーエンドで終わってしまったと実感。
まあ、見るこちらが、仕事で疲れていたので、この話の面白さを認識できなかったということかもしれませんが。
やはり、「山に入って、古代から伝承されている謎の生き物を追う」って話なら、こういうのを期待するじゃないですか。
怪獣が出て、自衛隊でドンパチって話を期待すると、「MM9」はそういう話じゃないということを再確認しつつ。