Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

大魔神カノン14話「霞音」感想

 オープニングの歌詞と映像が代わって、エンディングも変更。全体的に明るくなった感じです。
 話数的に2クール目だからだと思いますが、タイミング的には裏番組の『もやしもん』に対抗したのかも?
 ストーリー内容としては、依代の幸太郎から逃げ出したイパダダが地方に行って、サワモリさんとハシタカさんが追跡の途上、各地のオンバケと連携。
 一方で、カノンは歌について、まだ悩み続けてる最中。


 幸太郎からイパダダが抜け出たことで、完全にカノンとの接点がなくなり、カノンのドラマと、アクション要素が別展開。以前から、絡みそうで絡まなかった二つの要素ですが、ここまで離れると、そういう期待は全くできなくなったな、と。
 自分的には、アクションとドラマがうまく絡んでくれる作品が好みですけど、カノンはそういう作品ではない、と諦めました。だったら、アクションはアクション、ドラマはドラマで別物として楽しむべきかな、と現在悟り中。

オンバケ編

 ということで、イパダダを追いかけて、都会から地方に出たサワモリさんたち。
 新たなオンバケ、探知能力を持った貨幣妖怪のドウカンさんや、ユモンジさんと合流したところ。まあ、新オンバケの紹介編という一面。

ラーメン屋編

 ラーメン屋の「大ちゃん」に残っているのは、ジュウゾウ爺と子供、タイヘイとトモスケ、それにイケチヨ姐さん。
 イケチヨ姐さんは、イパダダの依代だった幸太郎の治療で、子守歌みたいなの歌ってます。う〜ん、美女に解放されるとは、幸太郎、何だか役得やのう。
 タイヘイは、今週、雑誌編集のために妖怪マンガ家のところに出向いて……って、そりゃ別のドラマだ(爆)。いやまあ、オンバケが、オバケマンガの編集をするというのも何かの縁かと。
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 ……話改め、タイヘイは、カノンとサキちゃんの接触を邪魔する、NOVA的には「余計なことをするな」的役どころ。
 まあ、試しに歌ってみたカノンの祈り歌について、「何だか違う」と批評したり、落ち込むカノンを「お姫様だっこ」して、オンバケパワーで高いところにジャンプしたり、いろいろドラマっぽいことやってるんだけどね。


 なお、前回出ていた若松さんは、今回登場せず。一時的なゲストなのか、セミレギュラーなのか、現状不明。一応、「若松との交流で、カノンは『人間にも信用できる人がいる』ことを知った」と、ナレーションは言ってましたが、だったら、バイトの先輩とかが親身になってくれたことは、信用に値しないのですかね。つくづく難儀な娘だ、カノンって。

サキ編

 今回のNOVA的主役は、やっぱり彼女。
 今回、彼女の苗字が「上原」と判明しました。「上原サキ」か。思ったより普通の名前ですな。
 で、幸太郎が行方不明になったため、ライブの客に謝ったり、苦労人モードの彼女。でも、「幸太郎の盗作の噂」が広がりつつあるので、マネージャーから、「幸太郎を外して、お前がバンドのリーダーをやったら?」と示唆されるなど、下剋上モード発動? 


 そんなサキは、バンド活動に乗り切れず、大学の部室で自分の過去とか、バンドの歴史など振り返っていたりすると、バンドの過去日記なんかを見つけて、そこで「カノンの書いた詩」を発見。
 幸太郎からははっきり聞けなかった盗作の事実も確信し、カノンに謝るべく、会おうとしたら、タイヘイに邪魔されて、待ちぼうけを食わされるんですね。


 その後、いろいろあって、ようやくカノンと接触に成功します。うん、この辺は効率がいいです。タイヘイなんか、カノンと接触を果たすまでに何話も費やしたんだもんな。
 サキちゃんは、妨害があっても、その話のうちに接触成功。
 そして、カノンに歌の件で土下座までした後、「自分と組んでバンド活動しないか」と提案します。その理由は、「カノンの詩が気に入ったから」。どれだけ気に入ったかと言えば、その詩に自分が曲まで付けて、歌ってみせるくらい。
 この展開には、NOVAも予想外で驚きましたが、ドラマとしては拍手ものです。今から、話がバンド物になるの?
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 やはり、カノンに視点を当てるより、サキ視点の方が、ドラマがテンポ良く進んで面白いなあ、と思います。


 で、カノンは、すぐに返事できず、どうしようか迷うモード。
 次回、カノンの親父さんの「渡辺いっけい」さんとか出たり、イパダダが火炎モードになったり、いろいろ面白そうな展開だったりします。
 よきかなよきかな。