トラスト*1、この回の主役と思いきや、あまり目だってなかったじゃん。
かろうじて分かったのは、「ブラッド・バレットという名前」「『試練に勝つ』が口癖で、正々堂々としたバトルを好む」「バトルクラブ大会という競技と思い込んで、ライダーバトルに参戦」……という情報ぐらい。
盛大に語ろうと思ったけれど、ネタバレになりそうな背景情報は、次週に回します。
代わりに、今回まだ登場してないメタルゲラスでも張り付け。
さらにトラスト話ですが、日本のライダー・ガイとは性格が違いすぎるという意見もちらほら、と。
共通しているのは、「ゲーム感覚で戦いに参加している」ってことですか。ただし、そのゲームがトラストの場合は格闘競技系の肉体派、ガイの場合はコンピューター関係の心理派と、方向性が違います。
元々、ガイのキャラデザインがいかにも武闘派な感じで、繊細な感じの変身者・芝浦淳とはイメージが違うという話もあったり、ガイとライアの設定が初期企画とは入れ替わってしまったという裏話もあったりしたのですが、
今回のトラストは、いかにも、その初期設定に即したキャラって感じで、いいなあ、と。
落としたWN(ナイト)のカードデッキを返した辺りもフェアプレー精神でして、真司からカードデッキを奪って脅したガイとは対照的。
さて、今回は一連の「ドリューがキットをだまして、レンと仲違いにさせるエピソード」の完結編。
そのきっかけは、ライダー同士の不毛な戦いを止めようとしているキットに対して、ドリューが構わずキャモを攻撃して、ベントしたこと。キャモの方が、キットの話を聞いて退こうとしたのが意外。
結果的に、ベントされるキャモの姿が、トラストの戦意を喪失させ(こんなの聞いてない)、キットがドリューと決定的に訣別するきっかけに。
正直、ドリューって、口は上手いけど、頭は良くないっぽいですな。同じ詐欺師でもウラタロスとは異なります。北岡センセと比べても、クールなイヤミ系じゃなくて、言動がストレートに感情的。
騙したキットを利用して、さらに……って考えるほど、器用でもないのがドリューです。その場だけ騙して、長期的な戦略までは考えないってか。
で、同じ口八丁キャラだったら、ゼビたんの方が一枚も二枚も上手ですな。たぶんゼビたんから見たら、「自分と同じような策士」と思って、期待してスカウトしてみたら、とんだ小物と判明して、ダメだこりゃ、と思ってるのではないでしょうか。
本性を現してキットに襲い掛かるドリューに対して、WNがファイナルベント。かろうじて逃げ延びるドリュー。この辺は、しぶとい。
助けてもらったことで、ようやくレンと仲直りするキット。
こうして、最初の祭りバトルは終了。
ちなみに、今週のマヤヤンとゼビたん。どちらも基本的に観戦モードでした。
特にマヤヤン、トレントからの電話にも出ずに、バトルに夢中。心配しているトレント君が気の毒でなりません。
しかも、マヤヤン。バトルを盛り上げるために、キットを電話で召喚してますし。もう、バトルマニアに見えて仕方ありません。そのうち、見てるだけじゃ我慢できず、自分も参戦……って、いやいや、それは先の話ってことで。
杉田コーナー。
ドリューと、JTCと、ブラッドと、ゼビたん人間体のキャラ紹介。
あのう、グラントさんは? お亡くなりになったキャラにも、最後に触れてあげましょうよ。
ともあれ、ドリューに対しては、「トルク」でダジャレネタ連発。「キットを手玉にとるク」とか、「とる」関係の後で、「ミルク」とか言いたい放題。
JTCに対しては、本名の「ジェイムズ・トレイドモア」を紹介して、だったら「C」は何? と振ってみる。で、「C」は「Cawaii(かわいい)」のCだと強弁。さらに「カッコイイ」でもOKだそうだ。さすが、自キャラに対してはヨイショしてます。でも、「C」だったら普通に英語で、「Cute」「Cool」でもよかったのでは?
ブラッドに対しては、「サイ」関係のダジャレ連発。でも、いちいち覚えてなかったり(苦笑)。
ゼビたんは、「いろいろなコスプレで、ライダーをスカウトするのが趣味」とツッコミ。「本国では、次に、どんなコスプレを披露するか、期待しているファンもいたとか、いないとか……っていねえよ!」とツッコミ入れていますが、それがいるんですよ、ここに(笑)。