Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

大魔神カノン8話「渦音」感想

 今回の主役は、カノンじゃなくて、彼女の後任のバンドボーカルの娘っこ(サキ)。カノンに負けず歌が好きだった彼女が、自分の歌「To The Top」の原曲がカノンの祈り歌のパクリだと知って、歌うのをやめようという話。
 それでも、ファンの熱い思いに応えて、歌い続けることを決意する感動的な話です……って、あれ? 何かが違う?


 じっさいは、「他人の歌を歌うのをやめようと思ったんだけど、周囲の期待に流されちゃって、本意ではない歌を歌うことを選び、しかも、その時の喝采を心地よく思いながらも、自己嫌悪にさいなまれる」話です。
 つまり、「人前では上手く振る舞っているけど、本心は別のところにあって……」となかなか複雑な心情ですな。カノン本人のドラマよりも、こっちの方がいいです。決めた、自分にとっての主人公はカノンではなく、サキだ。
 来週は、大魔神カノンではなく、大魔神サキというタイトルでブログを書くことを宣言……って、あれ? 来週、放送休み? 仕方ないなあ。


 そもそも、このサキって娘、かわいそうなんですよ。名前だけで、苗字が分からない。「麻宮」でも、「貴島」でも、「虹野」でも、何でもいいから、苗字つけてあげましょうよ。
 あ、もしかすると、サキは苗字からとった呼称かもしれないな。「咲村」とか「大崎」とか「巫崎」とか……って最後のはカノンの苗字だ。
 とにかく、こんな手抜きな扱いを受けているキャラだと思いきや、何だかスポットが当たってきている? 
 うむ、これはカノン以外のサブヒロインに注目する方がいいのかもしれないな。しかも、この話の流れだったら、幸太郎に取り付いたイパダダが、「心の闇」を抱えたサキの方に依り代を変えて……って展開も期待できます(割と悪堕ちネタ好き^^;)。


 ……ということで、うじうじして話を進めてくれないカノンに代わって、サキさんがイパダダと契約して、「心の闇を晴らしてみせます」みたいな話になることを妄想して、今回のカノン感想は終わり。


 え? カノンは結局、何をしたって?
 タイヘイに対して、「私が歌えないのは、歌を盗られたと他人のせいにしていたけれど、本当は自分が人を信じられないから」と心情吐露。で、うじうじしているカノンを、タイヘイが強引にラーメン屋に連れて行って、そこでオンバケたちが激励宴会をするって話。
 ちなみに、オンバケはまだ正体を明かしていないので、それが分かったときに、カノンがどんな反応をするかなあ。


PS:次回「夏音」は、何だか祭りチックなギャグ回? これで空気が変わったりする?