ええと、サブタイトルの言い回しだと、「味方です」って結論が決まってるんだけどね。
「敵か味方か」って言われて、「敵でした」ってケースは何かあったでしょうか?
あ、これがレンではなく、ドリューのことを差すという可能性もあるなあ。
だったら敵だ。
ともあれ、今回でドリューの嘘が判明するのかな? と思ったら、まだ引っ張るみたいですね。
ドリューに不信感を持っているのはマヤヤンの方で、キットはレンと距離を置いて、ドリューとの共闘の道をいったん選択と。
さて、キットの親父が隔離された病院。
前回の話を見た段階では、自分、あの病院の管理者が、ゼイビアックスことゼビたんだと思ってたのですが、どうやらゼビたんは「ライフエナジー」を吸い取るまでしかタッチしておらず、病院の管理は国家公安のお仕事っぽい。
ええと、ベンタラ事件が人々に知れ渡って、パニックが生じるのを防止するため、異常な被害者を隔離しているということですか。
で、キットの目的が、「親父さんを探す」から「親父さんを回復させる」にシフト。
そのためには、「ゼイビアックスとウイングナイトを倒さなければいけない」とドリューが教えます。ええと、もっともらしい嘘をつくには、一部の真実を混ぜると効果的だそうです。さすがは、天才詐欺師、嘘の基本をよく承知で。
ちなみに、「相手の信じたくなる嘘」というのも効果的。キットの場合は、「親父さんに回復して欲しい」わけですから、「こうしたら、親父さんは回復するよ」って嘘には騙されやすい、と。
一方のレン。ガぜール2体と、変身せずに対等以上に渡り合う。すごいや。
って、言うか、変身したほうが苦戦しているように見えるんですけど(笑)。
レンに不信感を示すキットですが、親父さんの回復について、レンは素っ気なく「今となっては、もう無理だ」と一番信じたくない情報を打ち明けます。そりゃ、キットとしては、レンを信用したくても、信じるわけにはいきませんね。日本の「ナンセンスな誤解で、対立関係に陥ってしまうドタバタ展開」よりも、上手い脚本だ。
何で、ドリューを信じるんだよ? ってツッコミも、これでは生じません。いや、ツッコンでもいいけど、視聴者視点じゃなければ、キットの立場でドリューを疑う理由がありませんから。
レンを信じないキットですが、ガゼール戦では何だかんだ言って共闘して、それぞれの敵を撃退。この辺は、日本の映像をうまく使い回しています。
今週のゼビたん。自分のウソが順調なのを嬉々として報告しているドリューに、「調子に乗るなよ」とクギを刺します。ごもっとも。上司の仕事は、飴とムチ。
今週のマヤヤン。キットが親父さんに面会する許可を警察から得るために、せっかくの特ダネ情報を極秘にすることを決意。仲間の2人にも、そう頼みます。この辺、何でもかんでも状況を引っ掻き回す、うざいマスコミキャラじゃないことが分かって、好印象。
良識派のマヤヤンは、レンも擁護します。うん、主人公が揺れているときは、こういう気遣いできる一般人キャラが配置されると、視聴者的には安心して視聴できると実感。
今週の杉田コーナー。
今回は声優対談ってことで、キット役の鈴木達央&レン役の松田悟志氏のおしゃべりが聞けます。会話内容は、雑誌記事で読んだことがありますな。でも、実際に聞くと「松田氏の関西弁」が印象的でした。ドラマの役だと、関西弁しゃべる松田氏キャラは、珍しいですから。
で、この記事書くために、松田氏についてWikiで確認すると、おお、『龍馬伝』の土方歳三役で出演予定ですか。これで、「電王・良太郎」と「G3・氷川」に次いで、3人目ですな。ますます楽しみが。
ちなみに、沖田総司の方は、明日夢くんです。「仮面ライダー・新撰組」が実現。
PS:松田さんといえば、もう一人。斬鬼さん&次狼さんの松田賢二さんが、次回「仮面ライダーキャモ(ベルデ)」で登場。こりゃまた、楽しみだ。