Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

DK4話「ライダーへの挑戦」感想

 カニライダーが、原作と違ってボルキャンサーにむさぼり食われるのではなく、アドベント空間という「次元のはざまの牢獄」に飛ばされた(ベントされた)わけですね。
 こちらも、4話めで物語の基本設定が語られた形……ということで、カノンと対比させると、「物語の基本設定(異世界ベンタラとかモンスターとか)を知っているレン」と「基本設定(オンバケとかイパダダとか)は知らないけど、自分の不可解な心情描写の原因を知っているカノン」が、その情報を質問者(キットと先輩)に伝えることで、視聴者にも知らしめる重要回と。


 やはり大きく違うのは、レンやキットがライダーバトルという物語の根幹要素にしっかり絡んでいるのに対し、カノンや先輩はただの一般人でしかなく、アクション部分は彼女たちの知らないところで展開されているということ。
 で、ドラゴンナイトの一般人代表としては、マヤヤン(笑)がいるわけですが、彼女は積極的にベンタラの謎を追いかけて行く立場で、まあ、そのうち彼女自身も仮面ライダーに……って、それ以上はフライング情報だと杉田さんも慌てて口を閉ざしておりました。


 この回のポイントは、当然、インサイザーVSウイングナイトの対決を通じて、キット(それから視聴者)にライダーバトルの結末を示すこと。これで、キットもこのバトルが遊びでないことを悟り、足を洗おうか、と悩む姿も見せます。


 もう一つのポイントは、マヤヤンの先輩の「いけすかない女記者」ミシェルの登場。エリート意識を振りかざして、マヤヤンを小バカにし、一方で真実には気付かない「無能な上役」……と見せかけて、と、これもフライング情報ですな。何だか、意外な展開が多すぎる感じのドラゴンナイトです。


 地上波恒例の杉田コーナーは、オープニングの13人ライダー登場画面に合わせて、全員を紹介していく流れですが、キット、レンの後でマヤが出て来る登場シーンで「仮面ライダーマヤ……おっと、これは違う。フライングだ」と言ってしまったわけで。
 ちなみに、13人ライダーと言いつつ、本編では「仮面ライダーは12人いる」としか言ってないんですね。13人目は黒龍騎(リュウガ)改めオニクスか、それともオーディン改めラスでしょうが。なお、13人の中にオルタナティブは含まれておりません。何となく、カーレンジャーのVRVマスターっぽい役どころかな、と思っております。


 次回は、ゾルダことトルクの登場。
 詐欺師ってことで、声は「ぼくに釣られてみる?」の人というのが、何ともお似合いかと。